【ES例文4選付き】就活における自分史をESに書く方法を紹介
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記事公開日:2023年5月18日
- 本記事の構成
- 自分史とは
-
自分史を作成するメリット
∟過去の出来事を整理することができる
∟自分自身をより深く理解できる -
就活における自分史の書き方
∟自己分析をする
∟年代別に印象的なエピソードを書き出す
∟当時のモチベーション・思い・考えを書き出す
∟経験から学んだことを書き出す
∟全体の流れを見てまとめる -
自分史のテンプレートと記入例
∟自分史のテンプレート
∟自分史の記入例 -
企業は自分史のどこを見ている?
∟過去の経験
∟人柄・能力
∟企業との相性 -
就活における自分史を書く際のポイント・注意点
∟なぜそれに取り組んだのかを振り返る
∟取り組みの過程でどのような努力をしたのかを振り返る
∟出来事はなるべく多く書く
∟弱み・短所などのネガティブな部分も考える
∟作ることを目的にしない
∟事実を書く -
自分史を就活で活用する方法
∟就活の軸を決める際の判断材料にする
∟志望動機や自己PRの作成に活かす -
三井物産選考通過者の自分史ES例文4選
∟三井物産選考通過者の自分史ES例文(1)
∟三井物産選考通過者の自分史ES例文(2)
∟三井物産選考通過者の自分史ES例文(3)
∟三井物産選考通過者の自分史ES例文(4) - まとめ
自分史とは
自分史とは、簡単に言うと「自分の過去から現在に至るまでの経験を、時系列にまとめた年表」のようなものです。
これまで生きてきた中で努力してきたことや、人生のターニングポイントとなる出来事を振り返るものなので、難しく捉える必要はありません。
就活で提出を求められるタイミング
就活において、自分史が必要になる主なタイミングは以下の2つです。
- 選考に参加する予定の企業から自分史の提出を求められたとき
- 自己分析をするとき
自分史を作成するメリット
ここからは、自分史を作成する2つのメリットを紹介します。
過去の出来事を整理できる
過去の経験を言語化して整理することは、就活の自己分析における強固な土台となります。エピソードに説得力が生まれるため、面接でも自信を持ってアピールできるようになるはずです。
しかし、日常生活の中で、あらためて自分の人生を振り返る機会はそう多くありません。自分史づくりを通じて、幼少期から現在までの出来事を時系列で書き出すことは、眠っていた記憶を呼び覚ます絶好のきっかけになります。
最初はぼんやりとしていた記憶も、具体的に書き出すことで鮮明になり、頭の中を整理できます。その過程で、過去の経験が今の自分にどう影響しているかを客観的に捉えられるようになり、無意識の中にあった大切な思いにも気づけるはずです。
自分自身をより深く理解できる
自分史を作成する大きな目的は、自己分析を通じて「自分を深く理解すること」です。幼少期から現在までの経験や当時の思いを網羅的に振り返ることで、人生全体に共通する自分の行動パターンや考え方が見えてきます。
「どんなときに力を発揮できるか」「どんな環境が心地よいか」といった特徴が整理されると、自身の深掘りが進み、軸となる価値観(自分らしさ)に気づくきっかけになります。
過去の経験から自分の強み・弱み、そして価値観を言語化できれば、企業選びの軸が明確になり、入社後のミスマッチを防ぐことが可能です。自分への理解が深まることで、エントリーシートや面接でも説得力のあるアピールができるようになり、未来の進路に悩んだときの強力な指針となるでしょう。
就活における自分史の書き方
就活における自分史の書き方は以下の通りです。
1. 自己分析をする
2. 年代別に印象的なエピソードを書き出す
3. 当時のモチベーション・思い・考えを書き出す
4. 経験から学んだことを書き出す
5. 全体の流れを見てまとめる
1. 自己分析をする
自分史を書き始める前にまず自己分析をしましょう。
自己分析にも様々な方法があります。unistyleの以下の自己分析攻略記事を参考に自己分析をしてみてください。
2. 年代別に印象的なエピソードを書き出す
自分史を書く場合、【幼少期】【小学生時代】【中学時代】【高校時代】【大学時代】と時代別に書き出してみると分かりやすいです。
自己分析で自分の強みやコアが分かったところで、それを補足できるようなエピソードを探しましょう。
今の自分は過去の自分の積み重ねによってできていると言っても過言ではありません。
自分らしさや自分の強みを象徴できるようなエピソードを書き出してみましょう。
下書きの時点ではまだ企業に見せるわけではないため、就活では使えないと思うことやくだらないと思うエピソードでもたくさん書き出してみることをおすすめします。
仮にエピソード自体は使えないとしても、その些細なエピソードには自身の価値観が滲み出ているかもしれません。
3. 当時のモチベーション・思い・考えを書き出す
過去の出来事を書く際には、その当時のモチベーション・思い・考えなども併せて書くようにしましょう。
例えば「第一志望の○○大学に不合格となったが、高校1年生の頃から絶対に○○大学で△△を学びたいと思っていたので浪人を決意した」といった感じです。
この場合は、なぜ○○大学でなければならないのか、△△という学問に興味を持ったきっかけは何だったのかなど深掘りの余地があります。そのように1つ1つの過去の行動に対し「なぜ?」と考えることも必要です。
就活では、過去の事実以上になぜその出来事に取り組んだのかという思いが重要になります。
余談ですが、モチベーションや感情の動きを表すには「モチベーショングラフ」を書くという方法もあります。
自分史とモチベーショングラフを組み合わせることでより自分のことを知ることができると思います。
4. 経験から学んだことを書き出す
過去の出来事や感じた思いを書いたあとは、それらの経験から学んだことを書き出してみましょう。
例えば「体育会○○部の試合で負けが続いたことがあり、心が折れそうになった。そんな時でも周りにいる仲間に励まされて部活を続けることができた。つらいことがあっても、周囲の応援や協力があれば諦めずに続けられると学んだ。」
といった具合です。
書いたことを振り返り、出来事を通じてどのような学びがあったかを併記しておきましょう。
5. 全体の流れを見てまとめる
上記を全て書き終えたら、全体を見た上で提出するための自分史をまとめます。
書き出した出来事の中から、年代にかかわらず自分のコアとなっている考え方や価値観が表れているエピソードを抽出しましょう。
選んだエピソードの中から共通点を探しておくと一貫性が生まれるため良いと思います。
面接で特に話したい、自分のターニングポイントとなるようなエピソードを選んでもOKです。
余裕がある方は、書いた自分史を他の人に見せて意見を聞くと、新たな発見があるかもしれません。
自分史のテンプレートと記入例
自分史のテンプレートと記入例を紹介します。
自分史のテンプレート
今までの経験を時代別に振り返り、書き出していきます。 縦軸には「幼少期」「小学生時代」「中学時代」「高校時代」「大学時代」、横軸には「経験や出来事」「当時の思いや考え」「経験から学んだこと」などの項目を入れ表にしていくことで効率よく振り返ることができます。 自分史を作成する際には以下のテンプレートをご活用ください。
自分史の記入例
総合商社「三井物産」の選考通過者ES例文を参考に記入例を紹介します。
♦小学校以前
(0歳) 〇〇市に生まれる
(小1)ピアノを習い始める。初めての習い事であったため、嬉しくてピアニストになりたいと言い出す。
(小3)学校の器楽部に入り、トランペットを始める。合奏することが楽しくて、毎日トランペットのことを考えていた。
(小4)〇〇市に引っ越す。引越先の学校に器楽部が無かったため、音楽に対するモチベーションが下がる。ピアノをやめる。始めは〇〇弁が全然聞き取れず、悔しい思いをしたが、1年間で流暢に話せるようになった。学校のクラブ活動で茶道に出会う。
(小5)ハリーポッターにハマり、寝ても覚めても本を読みまくる。読書が大好きで、学校の年間読書冊数ランキングで1位を取った。茶道クラブで〇〇城のお茶会に参加する。
♦中学時代
2009年4月〇〇中学校に入学
(中1)吹奏楽部に入部するも、部活内の派閥やイジメ問題が気になり、1年で退部。
(中2)茶道部に入部。美味しいお菓子とお茶に癒されていた。脊柱側弯症(背骨がS字に曲がり、放置すると死に至る病気)であることが発覚。
(中3)脊柱側弯症の手術を受ける(手術によって完治し、現在日常生活に全く支障なし)。4時間以上かかる大手術であった。人の命を助ける医師の姿を近くで感じ、医師になることを決意する。その後、受験勉強をし、第一志望の高校に合格する。
♦高校時代
2012年4月 〇〇高校に入学
(高1)頭の良い友人が沢山でき、青春を謳歌した。茶道部に入部。毎日学校に行くのが楽しくて仕方がなかった。医学部を目指し、勉強を始めた。
(高2)理系クラスになり、さらに頭の良い友人が増え、良い影響を受けた。英語の勉強のために洋書を読み始めた。茶道部で副部長になり、お茶会の準備の指揮をとった。
(高3)受験勉強に没頭した。しかし医学部受験に失敗し、浪人する。
(浪人)予備校に通いながら勉強するも、またしても医学部に落ち、医師になることを諦める。それまでの人生で一番悩み、精神的にもかなり追い詰められ、とても辛かった。
♦大学以降
2016年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科に入学
(大1)医学部でない学部についてあまり考えたことがなかったため、情報系の授業や経営について考える授業など、出会うもの全てが新しかった。医師になる以外にも様々な進路があるのだと、この時気付いた。
(大2)周りの友人たちが遊んでいて勉強をあまりしていないところを見て、流されてはいけないと思い、勉学に励む。大学の勉強以外に、今後に役立つ英語と会計の勉強をしようと決意し、TOEIC900点取得、日商簿記2級取得を目標に定める。英語については、テストの点数にこだわるだけでなく、生きた英語を身につけたいと思い、洋書を読みまくった。Harry Potterシリーズや、ミステリーの女王Agatha Christieの本も英語で全部読んだ。その結果、留学無しで、TOEIC940点を取ることができた。今では、自分の好きなジャンルの本を英語で楽しめるようになった。簿記については、3級の試験は1度で受かったものの、2級の試験は2回落ち、挫けそうになった。しかし過去問演習が足りないことに気づき、過去問に積極的に取り組んだ。その結果、3回目の受験で合格することができた。
(大3)所属している茶道同好会で副部長となった。同好会はこの年に創立15周年を迎えたが、部員不足と資金不足が原因で廃部の危機に瀕していた。私は、15年続いてきた同好会を何とか今後も存続出来るように、副部長として、問題を解決しようと決意し、自ら行動を起こした。具体的には、4月に茶会を開くことで、新入部員を獲得し、OBや外部のお客様から金銭的支援をしていただいた。前年は新入部員が4名、寄付金は0円であったが、今年度は茶会終了後、計12名からの新規入部の連絡、およびOBや外部のお客様から25万円の寄付を頂いた。同時に、本同好会の継続的な活動の道筋が立った。
(大4)「教育×破壊的イノベーション-教育現場を抜本的に改革する-」という本を読み、幼児教育に興味を持ち、卒論のテーマとした。
(現在(修士1年))貧困問題や環境問題を解決したいと考えるようになる。どうすれば人々の意識を変えて行動を促せるのか、というところに興味を持ち始め、大学院での研究テーマを「エシカル消費」に決め、研究中。同時に、世界の問題をビジネスを通して解決したいという軸を持って就職活動中。
選考通過者本選考ES:23卒三井物産(総合職)
では実際に、就活において企業は自分史の何を見ているのでしょうか。
就活における自分史で見られるポイント
就活における自分史で企業が見ているポイントは主に3つあります。
- 過去の経験
- 人柄・能力
- 企業との相性
過去の経験
文字通り、「過去に何をしてきたのか」という経験を知りたいと思っています。しかしこれは単純に過去の出来事の内容やレベルを知りたいというわけではありません。
「○○で全国大会出場」のような人に自慢できる輝かしい経歴や「東京都世田谷区出身」のような事実のみを聞きたいわけではありません。生い立ちや生き方はその後の人生に大きく左右すると考えられます。
そのため、過去の経験の中でも自身のターニングポイントとなるような出来事や、自発的に何かアクションを起こしたこと、強い思いとともに行動したことなど、自身のコアとなる価値観が出来上がったエピソードをアピールできると良いでしょう。
受動的なエピソードもNGではありませんが、主体的に動いたエピソードの方が企業から評価されやすくなるかもしれません。
人柄・能力
経験同様、その人がどのような人柄や能力の持ち主かも評価されるポイントとなります。
企業はその人が過去の経験を通じてどのような人格が形成され、どのような能力を身に着けたのかを知りたいと思っています。
事実を書きつつ、どのような思いで物事に取り組んでいたのかを併せてアピールするようにしましょう。
新卒はポテンシャル採用が多いので、「簿記2級」や「宅地建物取引士」などの物理的な能力・資格が重視される場合は少ないですが、もし何か特筆すべき能力がある場合や志望する職種に直結する場合はアピールできると良いかもしれません。
皆さんの中には自分史とは別に、就職活動を行う上で「リーダーシップ」や「計画力」などアピールしたい強みを考えている人も多いと思います。
自分史はその強みが形成された背景を伝えるチャンスです。アピールしたい強みにまつわるエピソード・背景が書かれていると、一貫性が生まれると思います。
企業との相性
自分史では企業との相性も見られています。企業は内定を出す上で、自社と就活生の相性を考えます。
特に自分史は自分の生い立ちや生き様を表すものであり、企業はより就活生の素の部分を知ることができます。
自分のアピールしたい点を中心に書くのはもちろんのこと、企業の求めている人物像について今一度調べ、自分史を通じて伝わる自分の像とマッチしているかを確認しましょう。
就活における自分史を書く際のポイント・注意点
自分史を書く際のポイントや注意点を6つ紹介します。作成を始める前に、ぜひ参考にしてみてください。
- なぜそれに取り組んだのかを振り返る
- 取り組みの過程でどのような努力をしたのかを振り返る
- 出来事はなるべく多く書く
- 弱み・短所などのネガティブな部分も考える
- 作ることを目的にしない
- 事実を書く
なぜそれに取り組んだのかを振り返る
習い事、部活動、インターンシップなど全ての物事には始めたきっかけが存在するはずです。
取り組み始めた理由を明確に示すことで、目的意識を持って行動ができる人という印象を与えることができる上、自分の意思や価値観を伝えることができます。
例えば「小4の頃、システムエンジニアの父親に「将来はITの時代になるから今のうちにパソコンに慣れた方がいいよ」と言われパソコン教室に通い始めた。」
といった具合です。
皆さんの中には「親のすすめで始めた」「姉がやっていたから自分も」など、必ずしも自分の意思で全てを始めたわけではない人もいるかと思います。
それでも、必ず理由はあると思います。
始めたきっかけは親のすすめであったとしても、それに夢中になれたのは自分の思いや考えがあったからかもしれません。自分より先に何かを始めた姉に、密かに憧れがあったのかもしれません。
受動的なエピソードの中にも、能動的な部分がないかを振り返ってみましょう。
取り組みの過程でどのような努力をしたのかを振り返る
自分史は形式上、「優勝した」など取り組みの最終的な結果を書くことが多いと思います。
もちろん結果も大事ですが、それと同等に重要なのが「取り組みの過程でした努力」です。
物事に対してどのように取り組むのか、取り組みの中で起きた問題やトラブルにどう対応したのかなど、様々な観点からその人を見ることができます。
企業は、過去の話を聞いて、その人が今後会社でどのように活躍してくれるかを想像することになります。
ESの文字数の都合上詳しい過程が書けないという方も、面接で詳細を聞かれた際に答えられるように準備しておきましょう。
出来事はなるべく多く書く
自分史を作るときは、記憶にある限りの出来事をできるだけたくさんリストアップするのがコツです。細かく振り返ることで、実は自分の人生に大きな影響を与えたターニングポイントだったと気づくケースもあります。
最初から「これは書かなくていいや」と判断せずに、まずは頭に浮かんだ出来事をすべて書き出してみることから始めましょう。
弱み・短所などのネガティブな部分も考える
就活の場では弱みや短所に加え、挫折経験や失敗談など「ネガティブな経験」を問われることがあります。そのような質問に的確に答えるためには自己分析の段階でネガティブな部分も考えておいた方がよいでしょう。
弱みを認識した上でどう行動しているか、弱みを強みでどうカバーしているかを伝えることで自分をしっかりコントロールできているというアピールになります。
作ることを目的にしない
自分史を作成するためには時間が必要です。また過去の経験や、モチベーションの変化を思い出したりと労力を要するため、自分史の作成が完了して満足してしまう人もいるでしょう。しかし自分史は自己分析をするために作成していることを忘れないようにしましょう。
自分史を作成した際には、費やした時間を無駄にしないためにも、自己分析をしやすいように必ず”言語化”まで行うようにましょう。
事実を書く
自分をよくみせるために事実ではないことを書いてしまうと、つじつまが合わなくなったり、自分に合う仕事や本当の自分の価値観がわからなくなってしまいます。自分史は過去の経験やその時の感情を書き出す際には事実だけを書くということを意識して行ってみてください。
自分史を就活で活用する方法
自分史を活用する方法を2つ紹介します。せっかく作成した自分史を最大限に活かせるよう、具体的な活用方法を押さえておきましょう。
就活の軸を決める際の判断材料にする
自分史を俯瞰(ふかん)して見つめ直すことは、就活の軸を明確にする上で非常に有効です。過去のモチベーションの変化や経験を振り返ることで、「何にやりがいを感じるか」「どんな環境で力を発揮できるか」という自分の特徴が見えてきます。
たとえば、チームで成果を上げた経験が多ければ「チームワークを重視する企業」というように、自分に合った企業選びの基準が作れます。この軸を基に企業を選ぶことで、入社後のミスマッチを防ぎ、自分らしく活躍できる職場に出会える可能性が高まります。
また、あらかじめ過去の経験が整理されているため、ES作成や面接の際にも、その軸に沿った具体的なエピソードをスムーズに引き出せるようになります。
志望動機や自己PRの作成に活かす
自分史は単に出来事を書き出すだけでなく、「なぜそれをやったのか」「そのとき大切にしていたことは何か」と深掘りしていくことで、自己PRや志望動機の強力な素材になります。
自己PRにおいては、過去の成功体験から強みを裏付ける具体的なエピソードが見つかります。身につけたスキルや価値観が整理されるため、入社後にどう活かせるかまで説得力をもってアピールできるようになります。
また志望動機を作成する際も、自分が情熱を注いできた経験を企業の理念と結びつけることで、熱意やマッチ度の高さを論理的に伝えることが可能です。
あらかじめ自分史に「自己PRや志望動機にどうつなげるか」という実践的な視点を加えてアウトプットしておけば、その後のES作成や面接準備をスムーズに進められるでしょう。
三井物産選考通過者の自分史ES例文4選

今回は、自分史の提出を求めることで有名な総合商社「三井物産」の選考通過者ES例文を紹介・解説します。
三井物産の志望者も、そうではない方も、先輩たちはどのようなことをESに書いていたのかを参考にしてみてください。
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三井物産選考通過者の自分史ES例文(1)

自分史 2,000 文字程度で記入してください。最大でも 2,500 文字以内でお願いします。
構成・ 文字数配分 自分史は、以下 4 つのパートに分けて構成してください。
また、全体の文字数に対する、其々のパートの文字数の比率の目安は以下の通りです。
小学校以前:10%程度、中学時代:20%程度、高校時代:30%程度、大学以降:40%程度
(設問はES例文(1)~(4)まで共通です)
【小学校卒業まで】
(0歳)長男として生まれる。
(3歳)スイミングを始めたが、水が苦手で最初の○○級で辞める。
(4歳)○○に入会。右脳教育が非常に楽しく、7年通うこととなる。
(小2)放課後は毎日公園で鬼ごっこに明け暮れる。友達に誘われ野球を始めようか迷うが、ある日打球が当たったことがトラウマとなり断念する。
(小5)家族で○○大学の学校祭に行った際、当時の学生が液体窒素等を使って遊ばせてくれ、頭が良くも気さくな所に憧れを抱く。
(小6)友達の姉とバドミントンをし、楽しさに衝撃を受ける。
【2013年4月○○中学校入学】
(中1)バドミントン部に入ろうとするが、女子のみの部であり入れないことを知る。諦められず顧問の先生に頼み、男子バドミントン部を新設してもらい、入部する。そこでただ楽しいとしか感じていなかったバドミントンが、ハードなスポーツであることを思い知る。以降引退まで、土日は部活が終わると地区体育館に直行し、閉館までプレーするようになる。
(中2)練習の甲斐があり、春の中体連地区大会にダブルスで入賞し、半年後の公式戦の第一シード権を得る。しかし直前に体育で手の指を骨折してしまい、棄権する。またダブルスのペアも同じタイミングでケガをし、悔しさから2人とも自暴自棄になり、練習を初めてサボる。少し部活を離れることでバドミントン愛に気付かされたため、数日後に復帰しできる範囲から練習を再開する。
(中3)最後の中体連で準決勝負けし、全市大会出場を逃して引退する。全力は出せたが負けは負けであり、非常に悔しかった。引退後は受験を見据えたが、学年順位は上位な一方で副教科の内申点が低く、地元トップ校は不安なため準トップ校を目指す。無事受かり、入学する。
【2016年4月○○高等学校普通科入学】
(高1)トップ校に行けなかったことで入学当初は落ち込む。しかし友人に恵まれ校風も自分に合っていたことで、すぐに高校生活を満喫し出す。またバドミントン部に入るが、体育館の少なさや女子との格差がひどく、文句が出るときもあった。
(高2)幼いころより科学少年であったため物理や化学を選択するが、特に前者は宇宙の心理を体現していることが格好良く思え、意欲的に授業を受ける。部活では土壇場での勝負で強さを発揮するようになり、試合勝利後に感情が昂り泣くことを初めて経験した。またこの頃より朝練を自分たちで始め、コートの少なさを少しでもカバーしようした。修学旅行は○○に行き、行きの飛行機で寝られないほどは興奮した。メジャーな観光地であり日本語も通じやすいが、それでもそこは異国の地であり、将来は海外と関わって働きたいという考えがより強固なものとなった。
(高3)最後の高体連は必死に戦ったが途中で敗れ、○○大会には行けず悔しい思いをした。引退後には勉強に切り替え、まずは好きな英語を仕上げたく英検準一級に申し込んだが、受検当日に発熱し○○℃を記録する。しかし良くも悪くも粘り強い性格のため冷えピタを貼り会場に行き、なんとか合格する。また秋ごろに、勉強の興味が物理や化学から経済学に移ったため文転を決意する。時期の遅さから選択科目が変えられず、日本史を独学する必要があったが、友人と苦手な分野をサポートしあうことで効率よく学習を進められた。またあえて週に一度部活の朝練に行き、後輩指導という名目のもとでリフレッシュをした。そして3月に○○大学○○学部に合格する。友人や家族にも褒められ、非常に嬉しかった。
【2019年4月○○大学入学】
(大1)小学生の頃より憧れていた○○大に入り、気力一杯のもと大学生活スタート。バドミントン部には3回体験に行ったが、団体メンバーは幼いころからの経験者であるジュニアが多く、埋もれるくらいならとサークルに入った。3つあるバドミントンサークルの中で一番規模が小さく、自由度も高かったため好きなだけプレーすることができ、あっという間に常連メンバーになった。飲み会では1人だけアルハラをしてくる人がおり、自分は人の嫌がることはしたくないなと思った。また勉強面では英語の授業を免除させる資格があったが、自己研鑽のためにあえて厳しいと噂の講義を取った。思ったより大変で少し後悔もしたが、やり切った自分が少し誇りに思えた。
(大2)春にサークルの代表となったのだが、OBからサークルとしてお金を借りていたため、それを自分たちの代で返そうと意気込んだ。しかしコロナにより活動が出来なくなり、どうしようかと悩んでいた時、○○の疑いが発覚し入院することとなる。悪性であるか良性であるかは手術をした後でしか分からず、更に95%の確率で前者であることは知っていたため、人生最大の恐怖心を味わう。5年生存率という概念を意識した際に、その生々しさから不安で机の上が鼻水だらけになるまで泣いたが、気持ちを切り替えて入院する。結果としては奇跡的に良性であり、全く問題ないことが判明し、死の恐怖にとらわれず生きられることがこの上なく嬉しいと思った。この時より、文字通り健康に生きられることはこの上なくありがたいことだと考えるようになり、少し謙虚な人間となった。また秋以降はサークルが出来るようになり、こちらに注力していくこととなった。
(大3)サークルの1つ下の代が代表を引き継ぐことにあまり乗り気でなかったので、引き続き自分が代表をやることにした。同期との工夫によりじわじわと人数が増えていき、それにより赤字を脱却することが多くなった。最終的には黒字となり、先輩やOBから借りていたお金を返すことが出来た。そして下の代が代表をやってくれることになったので役職を受け渡し、それを機に就職活動に専念してきた。
選考通過者本選考ES:23卒三井物産(総合職)
2500字以内で自分史を書くという設問です。
エピソードに関して 文字数の比率の目安が記載されており、おおよそこれを守る必要があります。
字数に関しては以下にまとめたので目安として参考にしてみてください。
- 2500字の10%は250字
- 2500字の20%は500字
- 2500字の30%は750字
- 2500字の40%は1000字
全体的にエピソードが絞られているため読みやすく、上手くまとめられています。バドミントン部の活動やサークル活動に尽力してきた人だということが分かりました。
小学校以前に関しては、習い事など数多くの経験をしていたことが分かります。また、大学祭へ足を運び興味を持ったことや初めてバドミントンに触れた時の話はのちのエピソードにも繋がる伏線となっているため、伝わりやすいと思います。
中学時代に関しては、バドミントン部でのケガや試合に負けるといった挫折を通し、成長したことが分かります。学年の中でも成績が良かったというエピソードから、部活動だけでなく学業にも力を入れていたのではないかという想像がつきます。
高校時代に関しては、バドミントン部の継続に加え修学旅行や文転、英検のエピソードも交えていることで、興味関心の幅が見えてくるようになりました。
修学旅行で異国の地を訪れたことで海外に興味を持ったというエピソードから、就活で総合商社を志望していることに少し繋がりが見える気がします。
現在志望している業界・企業に関する原体験や接した経験が過去にあれば、自分史に盛り込んでみましょう。現在との一貫性が生まれるはずです。
また、文転という大きな決断をするにあたり、具体的に何が自分をその気にさせたのかは気になるところです。
大学時代に関しては、講義やサークルに奮闘していたということが分かりました。あえて難しい講義に挑戦し、長い間サークルの代表を務めるなど、挑戦的でリーダー気質のある学生なのかと想像がつきます。
また病気を患ったことから自身の価値観が変わったこともオリジナリティがあって良いと思います。
例文の中には一部アルコールの話が出てきますが、一般的にアルコールやタバコ、ギャンブルなどの話は人事に良い印象を与えない可能性があるため、留意する必要があります。
三井物産選考通過者の自分史ES例文(2)

(1歳)家族の仕事の都合により、滋賀県から○○へ移住。
(5歳)外で走り回る少年というよりも、一人で絵を描くのが好きな内向的な性格の
少年だった。
(小2)学校No.1ストライカー...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
三井物産選考通過者の自分史ES例文(3)

(0歳)2人兄妹の長男としてドイツで生まれ、4歳まで過ごす。友達と毎日喧嘩をするやんちゃな子供だった。
(小3)親友の影響で始めた野球に熱中する。親友に負けまいと練習に励み、レギュラー...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
三井物産選考通過者の自分史ES例文(4)

(幼稚園)〇〇県に引っ越す。母親に勧められ水泳、エレクトーン、習字といった様々な習い事をはじめる。(小1)習字で表彰をいただく機会があり、大きな達成感を初めて...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
まとめ
本記事ではESに自分史を書く際のポイントや、自分史の書き方、選考通過者のES例文について解説してきました。
自分史はESの場合、他の設問に比べて上限文字数が多く、自分の過去について詳しく書くことができます。そのため自分の強みや性格、過去の成果をアピールする大きなチャンスと言っても過言ではありません。
また自分史は自己分析をする手法の1つです。ESでの提出が求められていない方も、自分史を書くことによって自身の強みやアピールポイントが見つかるかもしれません。
ESでの提出が求められている方も、そうではない方も、まずは1度書いてみてください。
総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介
本記事の読者の中には三井物産及び総合商社に興味のある方もいるのではないでしょうか。
unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。
実際に総合商社志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。
下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。
総合商社業界完全攻略記事一覧
下記の記事を読むと、今回紹介したES(自分史)対策以外にも、業界研究を進めることができます。








