宅建士資格は就活に有利?不動産デベロッパーとして働くために必要な資格まとめ
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最終更新日:2022年02月02日
デベロッパー業界完全攻略記事まとめ
1.デベロッパー業界の仕組み(仕事内容や魅力、やりがいについて)
2.大手デベロッパー各社の比較
3.デベロッパー業界の今後の課題や動向
4.デベロッパー業界で年収が高い企業ランキング
5.デベロッパー業界で必要な資格
6.デベロッパー業界の業界研究にオススメの本
7.デベロッパー業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり)
競争率の高いデベロッパー業界で少しでも有利に就活を進めるために、資格を取得しようと思っている就活生は多いのではないでしょうか。
デベロッパーとして働くうえで必要となる資格の代表的なものとして「宅地建物取引士」があります。入社前にこのような資格をもっていることが就活を有利に進めることにつながるか、疑問に思っている方もいると思います。
この記事では、デベロッパーという職業で必要とされている資格と、就活での必要性について紹介します。
- 本記事のコンテンツ
- デベロッパー業界における資格の必要性
- デベロッパーになるうえで必要な資格:宅地建物取引士
- 宅建士以外でデベロッパーとして働く際に有利になる資格
- デベロッパー就活に役立つ資格とは
- デベロッパー業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介
- まとめ
デベロッパー業界における資格の必要性
デベロッパーという業界は、何か専門の資格がなければ働けないわけではありません。しかし、デベロッパー業界において資格とは、働くための条件ではありませんが、所持していることで自身の価値を向上させるものであるといえます。
また、名乗るために必須の資格がないことから、個人の能力を図る目安として、資格が用いられることもあります。
大規模開発などのプロジェクトを行う際には、不動産に関する知識を十分に持っていることで、「この人の発言は不動産の知識が伴っている」と組織内で発言権を得ることができます。その際に、不動産の関連資格を持っていることで、その人の知識を裏付けることができます。
このように、デベロッパー業界では、資格が必須でないからこそ、無資格の周囲と差をつけ自己価値を向上させるために資格を獲得することが多いようです。
デベロッパーになるうえで必要な資格:宅地建物取引士
総合デベロッパーとして働くために、どのような資格が必要なのでしょうか。ここでは、デベロッパーとして働く際必ず求められる資格について説明します。
宅地建物取引士(宅建士)
宅地建物取引士とは、不動産取引の専門家を示す資格です。総合デベロッパーの仕事は、不動産を総合的に取り扱うものであり、不動産業界全般の広範な知識が必要となります。
そのため、デベロッパーの業務を円滑に行うには、その人が不動産のスペシャリストである必要があるといえます。
また、宅地建物取引士(宅建士)という資格については既に知っている方も多いかと思いますが、就活生の方が気になるのが「宅地建物取引士(宅建士)の資格を持っていると採用に有利になるの?」という観点でしょう。
そこでその真偽について、六大デベロッパーの一角である森ビルの採用HPをもとに考察してみます。
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宅建士以外でデベロッパーとして働く際に有利になる資格
宅建士のほかにも、デベロッパーとして働くうえで有利になる資格が多く存在します。
就活で直接用いる資格ではありませんが、将来デベロッパーとして働く際に必要になることもあるということを理解しておくことで、デベロッパー業界について具体的なイメージを抱くことができます。
再開発プランナー
再開発プランナーとは、国内唯一の都市再開発の専門家資格です。都市再開発を進めるには、再開発に関する専門知識と経験を有していることが不可欠となります。この資格は学科試験と実務経験を問う実技試験からなり、受験資格として再開発に関係する業務経験が求められています。
また、再開発プランナーの資格を保有し、さらに五年間の実務経験があると、再開発コーディネーターという資格を受験する権利を得ることができます。
再開発コーディネーターは再開発プランナーよりも大手六大デベロッパーをはじめとした総合デベロッパー各社は、ほとんどが再開発コーディネーター協会という組織に所属しており、再開発コーディネーターの資格を持つ社員が働いています。
再開発プランナーと再開発コーディネーターの資格に関しては、デベロッパーとして働くうえで必須の資格ではありませんが、自分の社内価値を挙げることに役立つといえます。
デベロッパー就活に役立つ資格とは
ここまでデベロッパーとして働くうえで必要な資格を挙げてきました。どれも必須というわけではなく、デベロッパー就活をするうえで資格を用いて有利に選考を進めることには直接つながらないと思った方も多いと思います。
そこで、デベロッパー就活をするうえで、評価を受けやすい資格を紹介します。
デベロッパー就活で役立つ資格:TOEIC
デベロッパー業界では海外事業を展開している企業が多いため、英語をはじめとした語学系の資格を所持していることで企業から必要とされやすくなるといえます。
しかしながら、人気業界であるデベロッパー業界には、高レベルの学生が集います。そのため、語学資格で就活を有利に進めるには、TOEICであれば800点以上のハイスコアを所持している必要があるでしょう。
現在語学に自信がないという方は、無理に資格獲得に励むよりも、自己PRの練習などを行い、面接での評価を高めたほうがいいかもしれません。
面接の対策に関しては、【就活の面接対策】頻出質問例から練習・準備方法までを解説にて詳細に解説しています。
デベロッパー業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介
unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。
実際にデベロッパー業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。
下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。
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まとめ
本記事では、デベロッパーになるうえで必要な資格について解説しました。
就活において、上記の資格が必須というわけではありませんが、デベロッパーの仕事をしていくうえで、宅地建物取引士は必要な資格になってきます。いずれ取得する資格であるということを意識して、基本的な知識を頭に入れておくことが就活に役立つかもしれません。
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4.デベロッパー業界で年収が高い企業ランキング
5.デベロッパー業界で必要な資格
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7.デベロッパー業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり)
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1.不動産業界の仕組み(開発、流通、管理)と業種(住宅、マンション、ビル、住宅設備)について
2.不動産業界の仕事内容
3.不動産業界の今後の課題や動向
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5.不動産業界で年収が高い企業ランキング
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