不動産業界とは?業種ごとの仕組みをわかりやすく解説

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最終更新日:2025年03月13日

不動産業界とは?業種ごとの仕組みをわかりやすく解説

不動産業界の志望動機や自己PRを作成する前に業界研究として、不動産業界の仕組みを理解しておく必要があります。

本記事では不動産業界の仕組みから業種、職種までわかりやすく解説しているので、志望している就活生は業界研究の一環として、本記事を読んでみてください。

不動産業界は土地や建物に関わる業界のことであり、大きく分けると「開発」「流通」「管理」の3つに分類することができます。以下でそれぞれの仕事内容ついて詳しく解説していきます。

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不動産業界の仕事:開発(デベロッパー)

不動産業界の仕組み不動産業界の開発(デベロッパー)の仕事はマンションや商業施設、オフィスビルなどの企画です。

立地条件や人口密度などあらゆる要素を考慮して土地を仕入れます。土地を仕入れる際は自分で土地を所有している人に土地を使わせてもらえないかを交渉しに行きます。

交渉が成立したら、設計図作成や建設の業務を外部の専門業者に委託し、ようやく一つの建物が完成します。

つまり、不動産業界の開発(デベロッパー)の仕組みとしては、土地の仕入れから建物を完成させるまでの一連の仕事を手掛けていると言えます。

代表的な企業

・三井不動産
・東急不動産
・野村不動産
・東京建物

・三菱地所
・森ビル

不動産業界の仕事:流通

不動産業界の仕組み不動産業界の流通は主に不動産仲介事業と不動産販売代理の2つに分類することができます。

不動産仲介事業の仕組み

不動産仲介事業は、一戸建て住宅やマンション、アパート、土地などの賃貸や売買を仲介する仕事です。不動産の持ち主の「売りたい・貸したい」という要望とお客様の「買いたい・借りたい」といった双方の要望をマッチングしています。

仲介だけでなく、賃貸や売却希望の不動産を探す仕事も行います。売却希望を担当する場合は、依頼物件の売却価格の査定や広告宣伝、購入希望者への紹介なども担当します。

また、不動産の持ち主の情報を持っているため、土地を買いたいデベロッパーへの情報提供を行うこともあります。

不動産販売代理の仕組み

不動産販売代理は不動産の持ち主から販売を委託され、広告活動や販売といった営業活動を行います。

具体的には広告を見て問い合わせしてきた方へ物件の案内をしたり、住宅展示のイベントを開催して展示場に来た方への営業活動を行っています。

不動産仲介事業では、不動産の提供側と不動産の利用側、双方から手数料が発生しますが、不動産販売代理事業では、売主への手数料しか発生しません。

代表的な企業

・三井不動産リアルティ

・住友不動産販売

・東急リバブル

・アパマンショップ

不動産業界の仕事:管理

不動産業界の仕組み管理では不動産オーナーが持っている物件の管理を担当し、ビルや商業施設、住宅などが効率よく活用されるためのサポートを行います。

管理業務は建物や設備のメンテナンス、入居者対応、空室時の集客、清掃、トラブルの対応などと様々あり、不動産のオーナーだけで全ての管理業務を行うのは非常に大変です。そのため、不動産管理会社がオーナーに代わって、これらの管理業務を手がけています。

‌また、会社が保有する建物に限らず、街の公共施設の管理や運営まで担当する会社もあるそうです。

代表的な企業

・三井不動産レジデンシャルサービス
・東急コミュニティー
・株式会社レジデンシャルサービス

ここまでで仕組みについて紹介しましたが、不動産業界といっても、マンションに特化している企業、住宅に特化している企業などと様々です。

そのためここからは不動産業界の中にもどのような業種があるのかについて紹介します。

不動産業界の業種 

不動産業界の業種不動産業界には様々な業種が存在します。それぞれの仕事内容を知った上で自分にはどの業種が合っているのかを考えてみましょう。

本記事では、不動産業界の中でも「住宅・マンション・ビル・住宅設備」の4業界を取り上げ、それぞれの仕事内容・職種等を紹介していきます。

住宅業界

住宅業界は、住宅の売買をしています。具体的には戸建て・マンションの販売、それ以外にも物件の買い取りや賃貸物件の斡旋を行っています。実際に自分で造るのではなく、建主と専門職の人を繋げる仲介という役割も担...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

マンション業界

マンション業界の仕事は、マンションの企画・設計・施工・販売・管理を行います。
マンションの企画をする際は自ら用地を探すか、仲介業者に依頼して用地情報を入右手します。
またマンションは中高層建物であり、...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

ビル業界

ビル業界もマンション業界と同様に自ら用地を探すか仲介業者に依頼して用地情報を入手します。
駅近や人通りの多い通りは優良テナントを集めやすいため、価格としては高額ですが、どうにか予算内で仕入れる必要があ...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

住宅設備業界

住宅を構成する設備の企画、設計、生産、施工、メンテナンスまでを一貫して担当します。取り扱っている設備は企業によって様々ですが、一例として以下のような設備を取り扱っています。
設備一例
●厨房設備
●調...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

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最後に

不動産業界の仕組み本記事では不動産業界の仕組みや業種、職種について解説してきました。

不動産業界には様々な仕事が存在し、業種によって担当する仕事内容も異なってくるため、不動産業界の中でも自分が成し遂げたいことができる仕事は何なのかを考えてみてください。

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