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志望度が低い企業の面接のススメ|アピールすべきは忠誠心ではない?

志望度が低い企業の面接のススメ|アピールすべきは忠誠心ではない?

掲載開始日:2016年05月09日
最終更新日:2018年07月23日

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unistyleでは企業選びの軸をはっきりさせた上で、関係する業界はたくさん受けるよう推奨しています。

例えば、「日本の地位向上に貢献したい」といった企業選びの軸を大事にしているのであれば、総合商社、海運、メーカー、エネルギーなど様々な業界を受けましょうといった形になります。

志望動機のフレームワークで詳しく説明していますが、基本的には「仕事で成し遂げたいこと+企業選びの軸+きっかけとなる経験」がしっかりと整理できていれば、その部分を固定することで別の企業を受けることは可能です。

企業選びの軸を始め、志望動機に関する全般的な解説は以下記事で網羅されていますので必ず参考にしてみて下さい。

参考:内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク

そうはいっても、たくさんの企業を受けるとなると、個別の企業研究・業界研究が追いつかず、全然調べていないのであれば面接に行く意味がないのではと思ってしまう人もいるのではないでしょうか。

今回は志望度がそこまで高くなく、業界研究していない企業を受ける際のポイントについて説明したいと思います。

忠誠心の高さよりも優秀さを重要視している

志望動機の業界研究・企業研究をしっかりしないと内定をもらえないのではないかと考えている人が多く、そういう人の多くは「御社が第一志望です」というための材料探しのことを企業研究と捉えている節があります。企業研究を通して、企業のことを知り尽くし、企業への忠誠心を見せることで評価してもらおうという考え方が根底にあるのでしょう。

しかし、企業は忠誠心だけで評価しているわけではなく、その人材が優秀かどうか、志向性が自社とマッチしているかどうかを確認しています。

多くの企業は、説明も出来ないのに第一志望だと答える学生を評価しません。やみくもに「第一志望です」と取りあえず答えるよりもしっかりとその企業の働き方のメリット・デメリットを冷静に比較しておくことが重要になるでしょう。参考記事では面接でも聞かれる頻度の多い質問の一つのキャリアビジョンについての内定者回答を提示しますので是非参考にしてみて下さい。

参考:媚を売るのは辞めよう!「御社じゃなくてもいいんです」というのが最高の志望動機

リクルートのように志望動機はまったく聞かずに、「選社軸(企業選びの軸と同義)」を掘り下げて聞くことで志向性を判断するケースも存在します。東京海上もあまり志望動機を聞かずに学生時代の経験をとことん深く掘り下げて尋ねる面接をすることで有名です。

以下は16卒のリクルート内定者がリクルート志望者が読むべき記事30をまとめたものですのでリクルート志望者は是非参考にしてみて下さい。

参考:リクルート志望者が読むべきunistyleの記事30選

業界・企業研究をしなくてはならないと思っている人の多くは、「御社が第一志望です」と答えるための材料探しに必死になりすぎています。そうではなくて、面接でも自分がどんな志向性、企業選びの軸を持った上で受けに来たのかを示すことで十分評価されるでしょう。

志望度の高い会社であれば、もちろん「第一志望です」と答えられる状態にしておくのがよいかもしれませんが、そこまで志望度は高くないけど自分の企業選びの軸とマッチしていそうだなと思うぐらいの企業であれば、細かい業界研究・企業研究は諦めて、第一志望の業界で話している企業選びの軸と合致していると思った点について話すぐらいでよいでしょう。

面接を受ける前の基本方針

志望度の高くない企業の面接においては、企業に対する「忠誠心」の項目はある程度諦めて、志向性や自分自身の能力の部分で勝負する必要があるでしょう。もちろん忠誠心を高く評価している企業においては落ちてしまうこともあるでしょうが、もともと志望度も高くなかったのだから切り替えて次の面接に備えましょう。

それでは志望度の高くない業界の面接を受ける際の基本方針を列挙した上で、個別にそれぞれ解説したいと思います。

基本方針一覧

①学生時代頑張ったこと・自己PRは第一志望業界のものを使い回す
②最終面接前までの面接では正直に第一志望ではないことを伝える
③面接の場で業界研究を行う
④最終面接前にはじめて業界・企業研究を行う
⑤最終面接について

①学生時代頑張ったこと・自己PRは第一志望業界のものを使い回す

これはあまり説明の必要がないかもしれませんが、学生時代の経験や自己PRについては第一志望業界で話そうとしている内容を転用すればよいでしょう。基本的に企業が求めている能力というのは重なっており、三菱商事や電通が欲しい人材はトヨタもDeNAもほしいということです。

どんな自己PRをすればよいかということについては下記のコラムを参考にしてください。

人気企業に内定する学生がエントリーシートに書いていることには一定の共通項があります。参考記事では、人気企業内定者が共通してアピールしていた企業が求めている「強み」を5つ、学生時代の経験も合わせて紹介していますので参考にしてみて下さい。

参考:人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み

②最終面接前までの面接では正直に第一志望ではないことを伝える

真面目な人ほど、志望度が高くない企業でも「第一志望」だということを伝えなくてはと考えてしまいがちです。そういった真面目な人ほど、あまり業界研究していないために浅い知識でそれらしい志望動機を話そうとしてしまい、ボロが出てしまう傾向にあります。

一次面接や二次面接で志望動機を聞かれた際には、企業選びの軸+きっかけとなる経験+他に受けている業界を交えながら、正直第一志望ではないことも伝えてしまっていいでしょう。下記のような内容で話をして評価されず、落とされてしまうのであれば諦めてしまってよいと思います。

(総合商社が第一志望で、銀行を受けている想定)

面接官:「志望動機について教えて下さい」

 

学生:「「自分の考えや行動が価値の源泉になる仕事」がしたいと考えて、御社を含めて幅広い業界を受けています。

 

(企業選びの軸)学生時代のアルバイトやサークルにおいて、自ら周囲の人に積極的に提案して状況を改善してきた経験から、モノや技術を通してというよりは、その人自身の考えや行動が価値になる仕事をしていきたいと思うようになりました。

 

(きっかけとなる経験)そのため、銀行業界だけでなく、証券や保険などの金融業界、総合商社やコンサルティング会社、ITベンチャー含めて幅広く受けています。

 

(他に受けている業界)正直、銀行業界が第一志望かどうかまだ悩んでいる段階ですが、面接を通して理解を深めていければと思っています。(第一志望か迷っていることを伝える)」

総合商社が第一志望の学生をイメージして内容を考えていますが、一次面接や二次面接ではここまで答えることができれば十分でしょう。これで忠誠心がないと評価されるのであれば、素直に諦めることができるのではないでしょうか。

③面接の逆質問で業界研究を行う

さて志望動機については上記の通り、伝えればいいのですが、せっかく面接に行ったのですからその機会を利用して業界・企業研究を深めるとよいでしょう。

採用面接ではその企業でも優秀な人材が出てくることが多く、そうした社員の方に話を聞ける機会は貴重です。面接では多くの場合、逆質問の時間があります。その時間を利用して、下記のような質問をしてみると、あなたのことを優秀だと判断してくれた面接官であればかなり親身に答えてくれるでしょう。

(総合商社が第一志望で、銀行を受けている想定)

面接官:「それでは最後に何か質問はありますか?」


学生:「志望動機に関して、私自身、「自分の考えや行動が価値の源泉になる仕事」がしたいと考えて様々な企業を受けています。

 

総合商社であれば、自社のネットワークを用いて新しいビジネスの仕組みを作ることができる、コンサルティング業界であれば、自分の考えをダイレクトに顧客企業の経営陣に対して伝えることが魅力であるとOB訪問等を通して伺いました。

 

銀行では「自分の考えや行動が価値の源泉になる仕事」の具体的な例があれば、教えていただきたいと思っています。」

このような質問ができるのであれば、下手に第一志望だと伝えて、その理由を答えることができないよりも気に入ってもらえる可能性は高いでしょう。上記の質問は例ですが、なるべく業界や企業研究が深まる質問をしていくのがよいと思います。

以下記事は面接で闇雲に御社を第一志望と答えずに、正直に考えを伝えた結果通過した実体験を綴っていますので是非ご覧ください。

参考:「御社が第一志望かはわかりません!」面接で嘘をつかずに正直に答えたら通過した。

④最終面接前にはじめて業界・企業研究を行う

上記のように、面接の逆質問である程度、質問ができればだいぶ業界研究、企業研究が進むのではないでしょうか。その上で、最終面接まで進めたのであれば、ある程度、第一志望群の企業と同じ程度には業界研究、企業研究をしておきましょう。

もちろん最終面接だからといって、「御社が第一志望だ」と伝えるための情報収集になってしまうのではなく、自分がやりたいことやなりたい自分に近づける業界・企業なのか含めて企業研究していただければと思います。

⑤最終面接について

最終面接で、内定をもらうために第一志望だと伝えるのか、それでも迷っていると伝えるのかは下記のコラムを見ながら判断してみてください。既に内定がある状況なのか、まだ内定がなくどうしてもその企業で内定をもらっておきたいのかによっても伝える内容が変わるでしょう。

最終面接では、ある程度、入社意思があるかどうかを重視する企業も多くあると思われます。そのため最終面接では本当に入ってもいいと思えるかどうか踏まえながら、内定をもらうべきかどうか考えてみるようにしましょう。

もちろんまだ内定がない状況であれば内定をもらえるようにある程度の入社意思は見せてもいいかもしれません。

以下記事は第一志望出ない企業の内定承諾をするリスクとリターンや内定辞退の仕方などが綴られていますので是非参考にしてみて下さい。

参考:第一志望じゃない業界の内定承諾におけるリスクと内定辞退の礼儀

最終面接で第一志望だと伝えて内定をもらうと、その後内定辞退をしづらくなったり、拘束を受けて本命企業の面接に行けないリスクもあります。その部分も踏まえながら、最終的にどうするか考えてみてください。

最後に

就職活動のアドバイスでは、ある程度受ける業界・企業を絞って受けるべきというアドバイスが多いように思います。

しかし、unistyleでは上記の通り、ある程度企業を選ぶ軸がはっきりしているのであれば、当てはまりそうな企業は上記のようにあまり手間をかけずにどんどん受けていくことをお奨めしています。もちろん面接解禁日には面接が集中するためにタイムマネジメントが必要になりますが、解禁前に面接している企業については上記のようにしてどんどん受けながら、自分の考えをまとめていきましょう。

複数内定をもらうことで、本当に自分が仕事や人生に求めていることが見えてくることがあります。様々な業界、企業、働き方に触れながら考えを深めてもらえれば幸いです。

photo by Martin Thomas

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