リクルート志望者必見|自己PR・ガクチカ・志望動機・面接対策のポイント解説
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最終更新日:2024年05月17日
こんにちは、16卒のリクルート内定者です。
本日は私自身が就職活動をする中でunistyle記事で参考にしたもの、また加えて私自身がリクルートに内定し、その中で感じたことを書いた記事をまとめたいと思います。
今から就職活動を始めて、リクルートに興味がある、という方は是非参考にしていただければと思います。
リクルートの選考形態を知る
まずは上記で本選考の情報を確認すると良いと思います。
従来は各カンパニー毎に選考をする形でしたが、19卒以降の入社予定者を対象に、国内9社を統合して新卒採用を行う形となりました。これにより、応募作業の簡略化が行われています。
リクルートの選考で特徴的なのが面接ではないかと考えられます。
深堀が多くされる上に、時間も長く取られています。おそらく他の会社よりも長いのではないでしょうか?特に最終面接近くになると一人約1時間程度面接をしているようです。
基本的なベースとしては学生時代頑張ったことからの深堀が主に面接で聞かれることです。
リクルートの特徴を掴む
引用:リクルートホールディングスのESと採用HPから考えるリクルートホールディングスの求める人材
引用:リクルートスタッフィングの採用HP・面接から見るリクルートスタッフィングの求める人材
リクルートというと「起業家」「熱量のある営業マン」のような印象があるかと思いますが、それは各カンパニーによって異なると思っています。
採用HPは各カンパニー毎で語られている内容が異なっているので、受けるカンパニー毎に読み込むことをお勧めします。
基本的には「個人で努力して成果を上げていく」という力は前提だとは思いますが、それに加えて求められる力は若干異なるかと思います。
そういった微妙な違いを自分なりに定義することは、他の就活生と差をつける点で非常に重要かと思います。
→OB訪問の情報を基にしたリクルートの社風についてまとめた記事です。リクルートに対して理解が薄い方は参考にしてみて下さい。
→内定者がリクルートの懇親会にいって感じた内定者の雰囲気や社風についてまとめてあります。
→企業のサービスのプロダクトサイクルによって実は求められう人材は変遷しています。リクルートの事例で紹介していますので参考にしてみてください。
→リクルート内定者が入社前の集まりで感じた各カンパニーごとの人物像の違いをまとめています。
私自身のOB訪問をした経験や、内定してから感じた様々なことも記事にしているので、そこから自分なりの各カンパニー毎に求められている人材について考えていただければと思います。
もちろん、これは1人の内定者の意見なので、鵜呑みにしすぎるのは良くないと感じています。
必要なことは「リクルートのカンパニー毎には雰囲気や特徴が異なっている」ということを理解し、その上で自分なりに定義し準備することだと思います。
自己PR・学生時代頑張ったことをつくる
→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。
→自己PRの書き方について徹底的に解説した記事です。企業が自己PRを通じて知りたいことや、評価される自己PR例、論理的な構成にするためのフレームワークなどが書かれていますのでESを書く際に参考にしてみて下さい。
まずは自分自身の学生時代頑張ったこと・自己PRを上記エントリーを参考に作ってみましょう。
基本的にはこの学生時代頑張ったことを軸として面接は進んでいきます。
私の印象ですが一次面接等ではその頑張ったことへの工夫や発揮した人間性、困難などについて聞かれた記憶があります。
そういった問いに対しては以下の記事を参考にすると良いでしょう。
→ガクチカで深堀られる取組・工夫の評価項目や、評価された回答例をまとめています。
→ガクチカの一項目でもある目標や困難の評価項目や、回答例を示しています。
また二次面接以降では聞かれる内容がガラッと変わるように思います。「工夫」から「動機」を重視するようになっているように感じています。
具体的な質問でいうと「なんでそれをやろうと思ったの?」「その強みはいつからだろうね、それはなんでなんだっけ?」というような具合です。
私自身は下記記事等を参考に自分自身の経験を整理していました。
特に「自分自身の経験に根ざした動機」を自分の言葉にするために、自己分析、他己分析を重ねました。
多くの就活生は「大学での〜〜の経験から」と大学での経験で掘り下げが終わっていますが、内定者の多くは幼少期の原体験まで遡って、一貫した人間性をアピールしたように感じています。リクルートの内定を取る上でもっとも鬼門となるのはここだと私自身は感じています。
→面接においても非常に重要となる「動機」の評価項目と回答例をまとめています。
→自身の強みの原点を語ることにより、自己PRに説得力を持たせる方法をまとめています。
→複数のエピソードを用意し、自己PRの説得力を持たせる方法についてまとめています。
志望動機をつくる
→志望動機の書き方について徹底的に解説した記事です。志望動機のありがちなNGパターンや、論理的な内容にするためのフレームワークなどについて書かれていますのでESを書く際の参考にしてみて下さい。
これも自己PR・学生時代頑張ったことと同様にまずはフレームワークを元に作ってみましょう。
ここで注意しておきたいことが、リクルートでは直接的な志望動機ということはあまり聞かれないということです。
質問のされ方にもよりますが、私の場合だと「選社軸」「将来的にやりたいこと、成し遂げたい目標」などのような形で聞かれることが多かったように感じています。
ここは人によって千差万別な気がしています。実際に「教育格差をなくしたい」というような明確なものを持つ人から、「自分自身がこういう風に生きていきたい」という漠然とした人々まで様々です。
ただひとつ言えるのはその夢が「経験」に根ざしているか、という点だと考えています。下記記事を参考にしてください。
→将来会社でやりたいことをどのように考えていくかについて書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています。
→志望動機に説得力を持たせるためにに自身の経験を盛り込む重要性や、その際の注意点をまとめた記事です。志望動機に悩みを持つ方は参考になるでしょう。
→多くの企業は、説明も出来ないのに第一志望だと答える学生を評価しません。やみくもに「第一志望です」と取りあえず答えるよりもしっかりとその企業の働き方のメリット・デメリットを冷静に比較しておくことが重要になるでしょう。参考記事では面接でも聞かれる頻度の多い質問の一つのキャリアビジョンについての内定者回答を提示します。
面接対策をする
上記の点を確認した上で、自分なりの学生時代頑張ったこと、志望動機を作ることができたら、あとは面接の練習を重ねていきましょう。
先にも述べましたがリクルートでは「面接」が選考の大半を担っています。
まずは面接の基本事項です。当たり前のことが多く書かれているようですが、できていない人も多くいると思いますので下記エントリーを確認してください。
→実際の面接官との対話の中で心がけることがまとめてあります。どれも非常に重要な事項なので必ずお読み下さい。
また面接時に気をつけておきたいことは「等身大の自分を表現する」ということだと、選考を受けていて感じました。
私自身、あるリクルートの社員の方から「お前のそんな綺麗事なんて聞きたくないんだよ、本当はどう思ってんの?」と言われたことがありました。
また、内定先では最終面接でも、「第一志望とは言い切れない」ということを真摯に伝えていました。文化なのでしょうか、自分の本心を語らないと嫌われる、その人の意思を尊重する、そんな社風を感じています。
また嘘をつくのもオススメはしません。面接時間が長く様々な角度から「なんで?」ということをこれでもかというくらい聞かれるので、正直完璧な対策は難しいと感じています。
以下の記事を参考にしていただけると良いかと思います。
→多くの企業は、説明も出来ないのに第一志望だと答える学生を評価しません。やみくもに「第一志望です」と取りあえず答えるよりもしっかりとその企業の働き方のメリット・デメリットを冷静に比較しておくことが重要になるでしょう。参考記事では面接でも聞かれる頻度の多い質問の一つのキャリアビジョンについての内定者回答を提示します。
→面接で嘘をついたことが大きくデメリットとなった事例とその理由を紹介しています。面接を嘘で乗り切ろうとしているっ方は必ず一度読んでみて下さい。
→多くの就活生が嘘をつく質問ですが、あえて嘘をつかないことによって通過した例もありますので参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
リクルートの面接では経験やスペック以上に「一貫性」というものを深く問われているように感じていました。
社員の方とお話をしていても、幼少期の原体験を原動力として自分自身の強みを発揮している方が多いように感じています。
是非とも、リクルートに興味のある方は、自分自身の経験を棚卸しし、一貫性を持たせた上で、自分の強み、モチベーションの源泉などを自分の言葉で語れるようにしていただければと思います。