志望動機が「成長」はNG?企業の本音と高評価される成長の語り方とは
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最終更新日:2024年01月22日
今回は就職活動生にありがちな「成長したい」という志望動機について掘り下げて考えていきます。
志望動機が「成長したい」では通用しない企業
企業の採用担当者の方と話をしていると、「成長したい」という志望動機を語りすぎる人については自分の会社と合っていないかもしれないと評価を下げることもあるようです。これは企業によって異なり、「成長したい」という強い意志がある人を積極的に採用したい企業もあれば、前述のように「成長したい」といったように志望動機が自分にベクトルが向いている人の評価は下げるという企業もあります。
「成長したい」という志望動機が通用しない企業については、自分自身が成長したいということよりも、社会に対してどういった価値を提供したいのかという点についての考えを知りたいようです。
自分が志望している企業がどちらのタイプの企業かについては、明示されているわけでもなく、また面接官によって考え方も変わりそうなことでもあるため、どちらでも評価されるように考えておくのがよいでしょう。以下では「成長したい」という志望動機で評価されるために、具体的にどうすればよいのか説明していきます。
自分なりの成長の定義を語る
「成長したい」という言葉は就職活動においてマジックワード的に使われており、「成長したい」といって内定した人がいるからその通りに使ってしまっている人も多いのではないでしょうか?
「成長したい」だけであれば、どのような職場であってもそれなりに成長することはできるでしょう。
例えば、ドラッグストアで販売員として店頭に立ったとしても、効率的なレジ対応、商品配置の適切な方法などを学ぶ中で成長はできるでしょう(もちろん多くの就活生がいう「成長」には当てはまらないかもしれませんが)。
このように「成長したい」という言葉だけでは、どんな成長がしたいのか、成長した結果としてどんなことがしたいのかが見えてきません。「成長したい」という志望動機を語るのであれば、少なくともどのように成長したいのか、成長して何がしたいのかを語れるようにしておきましょう。
自分なりの成長の定義と志望企業での働き方を結びつける
その上で志望動機では、自分なりの成長の定義と志望企業での働き方を結びつけることができるとより相手に伝わりやすいでしょう。
例えば下記のような内容になります。
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どちらの例も自分自身の経験からどんな人になりたいかを定めて話ができていると感じるでしょう。
単に「成長したい」というだけではなく、成長の定義となぜそういう人になりたいのか、その上で志望企業でどう活かせるのかまだ話ができると、「成長したい」という志望動機でも高く評価されるように思います。
最後に
「成長したい」という欲求については自然なものである反面、具体的にどうなりたいかをイメージしておかなければ「成長」という目標を達成することも難しいでしょう。ややもすると、成長したいという若者の気持ちを利用して不当に働かせてしまう企業も存在します。
自分自身がどのように成長したいのか、その上で志望企業における仕事はどう結びついているのか常に具体的に考えることで、志望動機で評価される可能性が高くなるだけでなく、主体的に仕事選びができるようになると思います。
世間のイメージや何となくの雰囲気で語ることなく、具体的なイメージに落としこむためにも様々な情報をインプットするように心掛けていただければと思います。
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