几帳面を自己PRで魅力的に伝える4つのポイント!例文5選で解説
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最終更新日:2023年12月20日
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新卒就活のエントリーシート(ES)や面接で頻出の質問である自己PR。どのような強みやエピソードを使ってアピールするか迷う就活生も多いと思います。
本記事では実際に企業の本選考で選考を通過したエントリーシート(ES)も紹介し、「几帳面」という性格を強みとしてアピールするための工夫や注意点について解説していきます。
「几帳面」という強みは自己PRで企業から評価される強みの一つです。しかし、几帳面という性格がネガティブな印象を採用担当者に与えないような工夫が必要です。
本記事の内容を参考に自己PRで「几帳面」という性格を魅力的な強みとしてアピールしていただければと思います。
- 本記事の構成
- 「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文5選
「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(1):NTTデータ・カスタマサービス
「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(2):京セラ
「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(3):オリエントコーポレーション
「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(4):東京地下鉄(東京メトロ)
「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(5):豊田自動織機 - 「几帳面」という強みはアピールできるのか?
企業から評価される「几帳面」とは何か
伝え方に注意が必要 - 「几帳面」を自己PRする際の注意点
「几帳面」を生かして成果を上げたエピソードを用いる
「几帳面」がネガティブな要素にならないように気を付ける
「几帳面」を別の表現に言い換える
企業への貢献を説明する - 「几帳面」をアピールする自己PRの書き方
「几帳面」が生かされたエピソードを選ぶ
「結論→エピソード→企業への貢献」の順で自己PRを書く - まとめ
「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文
まず最初に、実際に自己PRで「几帳面」をアピールして選考を通過した就活生のエントリシート(ES)を紹介していきます。
「几帳面」という表現を使わずにエピソードの中で几帳面さをアピールしている例文もありますので、言い換え表現の参考にしてみてください。
「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(1):NTTデータ・カスタマサービス
設問:あなたの自己PRについてお答えください。(500文字以下)
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「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(2):京セラ
設問:自己PRを記入してください。(250字以内)
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「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(3):オリエントコーポレーション
設問:自己PRを自由に入力してください。(200文字以上450文字以下)
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「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(4):東京地下鉄(東京メトロ)
設問: あなたの強みとそれが生かされたエピソードを教えて下さい。(400字以内)
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「几帳面」をアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(5):豊田自動織機
設問:あなたの自己PRをしてください
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→自己PRでは、複数のエピソードを用いることでアピールしたい強みに再現性があることを証明することができます。
「几帳面」は自己PRできる強みなのか?
几帳面という性格は、新卒就活の自己PRで評価を得られる強みなのでしょうか?
結論から言えば、几帳面な性格は高く評価されるといえます。本節では、「几帳面」という強みがなぜ企業から評価されるのかについて解説します。
企業から評価される「几帳面」とは何か
几帳面な性格は企業の採用担当者にどのような印象を与えるのでしょうか。
- 慎重でミスが少ない
- 仕事を丁寧に行う
- 時間や仕事の管理を正確に行える
こうした能力は企業が従業員に求める強みであり、就活において高く評価されるでしょう。なぜなら、丁寧な仕事ぶりやスケジュールの正確な管理は、上司・同僚や社外の取引先・顧客からの信用を得る上で非常に重要だからです。
企業での仕事においては、多くの関係者とやり取りを重ねたり複数の仕事を同時に並行して進めたりする場面があります。仕事の中で多くの情報を整理し、ミスなく生産性の高い仕事を進める上で几帳面な性格は有利に働くでしょう。
したがって企業が評価する「几帳面」とは、仕事を正確かつ円滑に進める上で役立つ性格・素養だといえるでしょう。
伝え方に注意が必要
ただし、「几帳面」に限らず強みは言い換えれば短所にもなってしまうことがあります。例えば几帳面という強みの場合、次のようなネガティブな印象を企業の採用担当者に与える可能性があります。
- 完璧主義で必要以上に細かい部分を気にする
- 几帳面すぎて仕事を進めるのが遅い
- 神経質な人物で親しみにくい
以上のような性格は仕事上の関係者との信頼関係を構築し円滑に仕事を進める上で不利に働きます。したがって、「几帳面」という強みを自己PRでアピールする際には、このようなネガティブな印象を企業の採用担当者に与えないよう注意が必要です。
経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました。
そのアンケート結果を見ると、企業が学生に特に期待する資質として、回答企業の約8割が「主体性」「チームワーク」「リーダーシップ」「協調性」を挙げています。そのほかにも、「課題設定・解決能力」「論理的思考能力」「創造力」も上位に並んでいます。
「企業からどのような資質が求められているのか」を正しく認識したうえで、自己PRを考えるようにしましょう。
「几帳面」を自己PRでアピールする際の注意点
ここからは、「几帳面」という性格を強みとして自己PRを作成する際に注意すべきポイントについて解説していきます。
先述の通り、「几帳面」をアピールする際にネガティブな印象を与えないように気を付ける必要がありますが、そのためにはどのような点に気を付ければ良いのでしょうか。
- 「几帳面」を生かして成果を上げたエピソードを使う
- 「几帳面」がネガティブな要素にならないような書き方をする
- 「几帳面」を別の表現に言い換える
- 企業への貢献を説明する
「几帳面」を生かして成果を上げたエピソードを使う
一つ目のポイントは、「几帳面」という強みが生かされたエピソードを使うことです。こうしたエピソードを用いて自己PRすることによって、「几帳面」という強みに信ぴょう性が生まれます。
この際注意したいのは、「几帳面」が成果に結びついたという点です。先ほども述べたように、企業が評価する「几帳面」とは丁寧な仕事ぶりやミスが少ないなど仕事で成果を上げる上で役に立つ能力を意味します。
したがって、自己PRで「几帳面」をアピールする際にも、入社後の活躍がイメージできるように「几帳面」が何らかの成果を上げる上で役に立ったというエピソードで説明するようにしましょう。
このような成果をアピールする際には、定量的な指標や他者からの評価を用いるのがポイントです。例えば以下のようなものが挙げられます。
- 試験の点数や売り上げなど、数字(定量的な指標)が向上したエピソード
- アルバイト先の上司・同僚や顧客、大学の教員など第三者から高い評価を得たエピソード
自己PRで「几帳面」を強みとしてアピールする時には「几帳面」と仕事が結びつくようにエピソードを使って「几帳面」という強みを裏付けましょう。
「几帳面」がネガティブな要素にならないような書き方をする
「几帳面」という強みは、「完璧主義で確認を繰り返すため仕事が遅い」「過度に神経質である」といったマイナスの印象を与えるリスクがあります。
したがって、自己PRでは「几帳面」のネガティブな側面が表面化しないようにエピソードを説明する必要があります。具体的には、以下のように読み取れる記述を避けて自己PRを展開しましょう。
- 神経質で几帳面な性格が原因で人間関係に悪影響を及ぼした
- 完璧主義で仕事や取り組みに時間がかかったり非効率な方法をとったりした
「几帳面」のような強みの場合には特に強みやエピソードの説明に気を付けるのが重要です。
「几帳面」を別の表現に言い換える
自己PRでただ「私は几帳面です」というだけでは強みを分かりやすく具体的に伝えにくくなってしまいます。「几帳面」に限らず、強みは補足する言葉で説明したりエピソードに合わせて別の表現に言い換えるのが有効です。
「几帳面」という強みの場合、以下のような言い換え表現が考えられるでしょう。
- どんなことでも手を抜かず一つ一つのことに真面目に誠実に取り組む
- 細かいところに気が付く
- 物事に丁寧に取り組める
- 計画的に物事に取り組める
直接的に「几帳面」という言葉を用いなくても、エピソードの説明などで「几帳面」という強みを採用担当者に伝えられるような書き方をすることが可能です。本記事の後半ではそうした言い換え表現を用いたエントリーシート(ES)例文も紹介していますので、参考にしてみてください。
企業への貢献を説明する
「几帳面」に限らず、自己PRでは自身のアピールしたい強みが志望企業での仕事でどのように役立つのかを指摘するのが重要です。なぜなら、優れた強みを持っていてもそれが企業での仕事に貢献するものでなければ意味がないからです。
したがって、自己PRの最後の部分では志望企業のビジネスモデルや働き方に言及しつつ、働く上で強みをどのように活かせるかを述べるのが理想的です。
「几帳面」という強みをアピールする場合にも、志望企業での業務のどういった局面で几帳面な性格がプラスに働くのかを具体的にするのがポイントです。
→自己PRの締めの部分の書き方について具体的に解説しています。自己PRの締めでは企業の求める人物像を踏まえつつ、強みを業務の中でどのように活かすのか具体的に述べるのがポイントです。選考通過者のエントリーシート(ES)例文も掲載されているので、書き方に迷ったら参考にしていただければと思います。
「几帳面」をアピールする自己PRの書き方
ここまでで自己PRで「几帳面」という強みをアピールする際に特に気を付けたいポイントについて述べてきました。ここからは実際に「几帳面」をアピールする自己PRを書く手順について解説していきます。
「几帳面」が生かされたエピソードを選ぶ
先述の通り、自己PRで「几帳面」をアピールする時は几帳面な性格が何か成果を上げる上で役に立ったエピソードを用いるのが効果的です。したがって、自己PRを実際に考えるにあたってはまずそうしたエピソードがないか探してみましょう。
この時注意したいのは、あくまでも成果に結びついたエピソードを用いるということです。例えば「アルバイトにおいて几帳面な性格が生かされミスが少なかった」といったエピソードの伝え方をしても、エントリーシート(ES)や面接で高い評価を得るのは難しいということです。
上記の例であれば、「几帳面でミスが少ない→業務の効率化に貢献→売り上げなどの数値が向上した」のように、組織での業務や目標達成に貢献したという説明の仕方の方が採用担当者から高評価を得られるでしょう。
したがって、エピソードを選ぶ際には「几帳面」が目標や成果を上げる際に役立ったかという点に注意しましょう。
「結論→エピソード→企業への貢献」の順で自己PRを書く
エピソードが決まったら、実際に自己PRを組み立てていきます。
そもそも、「几帳面」という強みに限らず自己PRには採用担当者に分かりやすく強み(=アピールポイント)とその根拠を伝えるためのフレームワークが存在します。
自己PRを書く際に押さえるべきポイント(1)結論:
結論(=アピールしたい強み)を最初に述べることで、採用担当者は就活生の強みが何なのかをイメージしながら読み進めることができます。
(2)強みが形成されたきっかけ:
強みがどのようなきっかけで形成されたのかを説明することで、就活生のキャラクターを明確に示すことができます。
(3)エピソード:
強みを裏付けるようなエピソードを紹介します。エピソードを紹介するときは(1)課題・目標、(2)努力・工夫などの具体的な取り組み、(3)成果という3つの要素を盛り込みましょう。成果については点数や順位などの数字を用いると分かりやすく伝わります。
(4)強みを発揮するための方法論:
アピールする強みが紹介されているエピソードの中だけで発揮されるような再現性の低いものでは入社後の活躍が見込めません。エピソードを通じて学んだ教訓や、強みを発揮するために意識していることを述べることで、強みがどのような場面・状況でも発揮できる(=再現性が高い)ことをアピールできます。
(5)企業への貢献:
魅力的な強みを持っていたとしても、それが志望している企業で活かされる強みでなければ意味がありません。アピールする強みが志望している企業での仕事においてどのように活かされるのか述べることで、適切に企業研究ができていることもアピールすることができます。
制限字数などを考えるとこれらすべての要素を含むのは難しいですが、少なくとも結論・エピソード・企業への貢献は自己PRに含むことが重要です。
「几帳面」という強みをアピールする場合にも、このフレームワークに沿って書くことで採用担当者に効果的に強みを伝えることができます。
→この記事では、どのような強みでも共通する自己PRの作り方を詳しく解説しています。エントリーシート(ES)も多数掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
以上を踏まえて、次の手順で自己PRを完成させていきましょう。
→自己PRの具体的な書き方の手順について解説しています。エントリーシートの字数制限別の書き方や例文も紹介しているので、自己PRを書くために内容の取捨選択をする際に非常に参考になる記事となっています。
まとめ
本記事では「几帳面」をアピールする自己PRの作り方について解説しました。
「几帳面」が企業での業務に役立つ強みであることをアピールするためには、「几帳面」が成果を上げたり目標を達成したりといったことに貢献したというエピソードを用いるのが重要です。
こうしたエピソードがうまく見つけられないという就活生は、次の記事も参考にしてみてください。
→「自己PRでアピールできる強みやエピソードがない!」という事態の原因から、強み・エピソードの探し方まで解説しています。
1.新卒就活の自己PRとは-種類別例文19選と共にNG自己PR例も紹介-
2.自己PRすることがない!強みの見つけ方から回答例まで解説
3.【例文35選】新卒就活で高評価を得る自己PRの書き方・伝え方を徹底解説
4.文字数別で自己PRの書き方と例文を解説‐100字/200字/400字/500字/600字/800字‐
5.自己PRの書き出しで押さえるポイントは4つ!ー例文8選付きで解説ー
6.自己PRの締め方はどうするべき?書く際のポイントからES例文までを紹介
7.【例文31選】自己PR例文を経験・強み・職種別に紹介。面接で高評価を得るための伝え方とは?
8.【業界別】エントリーシートの自己PRの書き方とES例文を紹介
9.【強み別例文付き】面接で自己PRを魅力的に伝えるには?
10.【自己PR】面接で必ず聞かれる9の質問と回答ポイントを解説