【例文3選】面接で「会社に貢献できること」を聞かれた時の適切な答え方
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最終更新日:2023年04月11日
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面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)
面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)
面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)
面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接・ケース面接・圧迫面接)
面接の練習(練習方法・ポイント)
面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)
面接質問集(大手企業の面接で実際に聞かれた質問を厳選して掲載)
「あなたが会社に貢献できることは何ですか?」
面接ではこのような質問をされることは少なくありません。
就活生の皆さんも同じような質問をされた経験があるかもしれませんが、企業はどのような意図で質問しているのでしょうか。
また、就活生はどのように回答をすれば良い印象を与えられるのでしょうか。
本記事では面接における「あなたが会社に貢献できること」の質問の意図や回答のポイント、実際の回答例文を紹介します。
- 本記事の構成
- 面接で「会社に貢献できること」を聞く意図
- 面接で「会社に貢献できること」を答える際のポイント
- 「会社に貢献できること」の面接回答例文3選
∟あなたが会社に貢献できることは?:シャープ
∟あなたが会社に貢献できることは?:日本航空(JAL)
∟あなたが会社に貢献できることは?:日本トランスオーシャン航空(JTA) - 終わりに
面接で「会社に貢献できること」を聞く意図
企業はなぜ、面接で「会社に貢献できること」を聞くのでしょうか。
企業によって多少の差はあるかと思いますが、主に下記の3つの意図に集約されると言われています。
- 仕事への意識を確認するため
- ビジョンや求める人材にマッチしているか確認するため
- 入社後の活躍をイメージするため
仕事への意識を確認するため
企業側は「会社に貢献できること」を聞くことで、就活生の仕事に対する意識を確認しています。
「会社に貢献できること」に明確に答えるためには、想像だけでなく、実際の業務や課題点を認識しておく必要があります。
そのため、「会社に貢献できること」に明確な回答ができる就活生は、熱心に企業研究をしている印象を与えられます。
社会人としての経験がない就活生が、自社についてどこまで調べ、イメージできているかで志望度を測っているといっても良いでしょう。
企業側に仕事への意識の高さを伝えるためにも、企業の業務内容や課題点などきちんと把握しておきましょう。
ビジョンや求める人材にマッチしているか確認するため
企業側は、就活生の「会社に貢献できること」への回答を通じて、就活生と企業の相性も確かめています。
企業によって社風や求める人物像は様々です。就活生のスキルや価値観が企業とマッチしているか確かめることで、今後企業で活躍できる人材かを見極めているのでしょう。
あらかじめ企業のビジョンや求める人物像を確認し、説得力のある回答を心がけましょう。
入社後の活躍をイメージするため
「会社に貢献できること」を聞く意図として、その後の活躍をイメージすることも挙げられます。
後ほど紹介しますが、「会社に貢献できること」への回答には、自身の経験や強みを踏まえることが望ましいとされています。
企業側は、回答に含まれる強みをもとに就活生がどこで活躍できるかなど、具体的にイメージしています。
自身の活躍がイメージしやすいよう、自分の強みとその強みが最も発揮される部署・業務内容についても調べておきましょう。
面接で「会社に貢献できること」を答える際のポイント
面接で「会社に貢献できること」を聞く意図を理解した上で、ここでは回答のポイントを3つ紹介したいと思います。
以下に挙げる3つのポイントは回答の際の流れにも当てはまりますので、ポイントを踏まえ、面接官に明確に伝えられるようにしましょう。
(1)自分の強みをどのように活かせるかを具体的に述べる
↓
(2)過去の経験を交えて伝える
↓
(3)入社後のビジョンを伝える
自分の強みをどのように活かせるかを具体的に述べる
「会社に貢献できること」への回答の際は、自身の強みを伝え、企業に必要な人材であることをアピールする必要があります。
ただ伝えるだけでなく、自身の強みをどの部署でどのように発揮できるかまで明確に伝えられると望ましいでしょう。
例えば、コミュニケーション能力や説得力に強みを持つ就活生であれば、バックオフィスよりも営業でその強みを発揮できると思います。
また、知らず知らずの内に自身の強みを押し売りしてしまうことは望ましくありません。企業のビジョンや求める人材に合う強みをアピールするようにしましょう。
自身の強みと強みを発揮できる環境を結び付けた回答を心がけましょう。
過去の経験を交えて伝える
過去の経験を交えて話すことで、説得力のある回答になります。
過去の経験を交えずに自身の強みを主張しても、企業側は納得感に欠けるでしょう。
自身の強みを培ったエピソードや、強みを発揮したエピソードを話すことで信憑性が増し、説得力のある回答になります。
また、入社後の活躍もイメージしやすくなるため、過去の経験を交えて回答することは重要でしょう。
入社後のビジョンを伝える
過去の経験だけでなく、入社後の展望についても話す必要があります。
入社後のビジョンを伝えることは、活躍がイメージしやすくなるだけでなく、熱意を伝えることにもつながります。
企業としても、入社をゴールとしている就活生よりも、入社後のビジョンを考えられている就活生に将来性や魅力を感じるでしょう。
企業側に熱意や将来性を伝えるためにも、現在の強みで貢献できることを話すと共に、入社後に身に付けたいスキルや、身に付けたスキルで更に貢献できることを話すようにしましょう。
入社後のビジョンについては、以下の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
【新卒】面接でキャリアプランを聞かれたら?適切な答え方・回答例を紹介
キャリアプランの書き方をエントリーシート(ES)例文付きで解説
面接で5年後の自分を聞かれた際の回答対策!回答例・深堀り質問も紹介
【業界別回答例10選】面接における「10年後の自分」の回答対策
「会社に貢献できること」の面接回答例文3選
これまで、「会社に貢献できること」を聞く意図や回答のポイントを解説してきましたが、ここでは実際に回答例文を紹介します。
大手企業内定者・選考通過者のエントリーシート例文にはなりますが、面接の回答としても参考になる部分が多々ありますので、お役立ていただければと思います。
内定者の回答例文(会社に貢献できることは?):シャープ
あなたはシャープをどんな会社にしたいですか?それに向けてあなたはどう貢献できますか?(400字以内)
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内定者の回答例文(会社に貢献できることは?):日本航空(JAL)
あなたが “JAL技術系” として入社した時に、JALが “世界で一番お客さまに選ばれ、愛される会社” になるために貢献できることを記述してください。
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選考通過者の回答例文(会社に貢献できることは?):日本トランスオーシャン航空(JTA)
日々の乗務以外で会社に貢献できることをあなたの強みを交えてお書きください
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終わりに
本記事では「会社に貢献できること」について、質問の意図や回答のポイント、回答例文を紹介しました。
回答の際には自身の強みを理解し、強みを発揮できる環境や今後の展望について具体的に述べることが重要です。
本記事で解説したポイントを踏まえ、明確な回答を心がけましょう。
また、unistyleでは面接の頻出質問に対する対策記事を下記にも掲載しているので、こちらも参考にし今後の就職活動にお役立てください。