【回答例付】面接で「あなたを採用するメリットは何か」と聞かれた際の答え方

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最終更新日:2024年05月20日

「面接であなたを採用するメリットを聞くのは、どのような意図があるのだろうか?」

「面接であなたを採用するメリットを答える際のポイントって何かある?」

上記のような悩みや疑問を持っている就活生は少なくないと思います。

そこで本記事では、そんな悩み・疑問を抱いている就活生に向け、「あなたを採用するメリットは何か」という質問に答える際のポイント、回答例、NG回答例などを解説していきます。

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企業が面接で「あなたを採用するメリットは何か」と聞く意図

採用するメリットを企業が聞く意図

企業はなぜ、面接の場で「あなたを採用するメリットは何か」という質問をするのでしょうか?

ここでは企業が「あなたを採用するメリットは何か」と聞く意図を2つ紹介します。

  • 自分自身を理解できているかを把握するため
  • 業界研究・企業研究ができているか見るため 

自分自身を理解できているかを把握するため

企業が「あなたを採用するメリットは何か」を聞く1つ目の意図は、就活生が自分自身を理解できているかを確認することです。

そのため就活生は、自分のことを理解した上で採用のメリットを伝えることができなければ面接官に刺さる回答を作ることができません。

面接は就活生が企業に対して自分を売り込む場でもあります。そのため、自分自身の強みや能力を理解していなければ内定をもらうことは難しくなるでしょう。

自己分析にまだ自信のない就活生は、下記の関連記事を参考に自己分析に取り組んでみて下さい。

業界研究・企業研究ができているか見るため

企業が「あなたを採用するメリットは何か」を聞く2つ目の意図は、業界研究・企業研究ができているかを確認することです。

業界・企業の方向性や特色に合わない自身の強みをメリットとして述べてもあまり意味がありません。

企業側は業界研究・企業研究がしっかりとできているかを知ることで、その就活生の入社への熱意を感じ取ることができます。逆に、業界・企業研究ができていない場合は熱意が足りないと判断されてしまうこともあるので注意しましょう。

また、企業としては内定を辞退されることが一番避けたいことなので、必然的に熱意のある/必ず入社してくれそうな就活生を選ぶはずです。

そのため、面接では内定を出したらうちに来てくれそうといかに思わせるかが重要になってきます。

面接で「あなたを採用するメリットは何か」という質問に答える際のポイント

採用のメリットを面接官にうまく伝えるには

続いては「あなたを採用するメリットは何か」という質問に答える際のポイントを説明します。

伝え方によってはネガティブな印象を与えてしまう可能性もあるため、答える際には以下の2つのポイントを意識するようにしましょう。

回答ポイント(1)会社の求める人物像を意識する

「あなたを採用するメリットは何か」という質問に対する回答において重要なことは、企業が求める人物像を把握し、自分の強みと結びつけた回答を作ることです。

就活は恋愛によく例えられるように、就活生と企業とのマッチングが重要です。そのため、就活生は企業の求める人物像を把握した上でそれに沿った自分の強みを表現する必要があります。

企業が求める人物像に自分が当てはまるとアピールすることができれば、必然的に企業から内定が出やすくなるでしょう。

回答ポイント(2)入社後どう活躍できるかを具体的に述べる

当然ですが、ただ単に「御社に貢献できます」というアピールだけでは説得力がありません。どのような業務の中で、自分がどのように会社にメリットをもたらすことができるかを明確にする必要があります。

一例ですが、以下のように具体的にメリットを伝えることでより説得力のある回答になります。

具体例
・持ち前の発想力は御社の商品開発部門でアイデア出しの際に活かすことができる
・長期インターン先で培った営業力は御社の営業職においても力を発揮することができる

具体的なメリットを伝えることにより、面接官は入社後のイメージがつきやすくなります。

面接で「あなたを採用するメリットは何か」と聞かれた際の回答例

選考通過者のES例文

続いては、実際の回答例を紹介します。

本記事では大手飲料メーカーであるアサヒビールの選考に合格した3名の例文を掲載しています。

ES例文ではありますが、面接での回答に通ずる点も多々あるかと思いますので、是非参考にしていただければと思います。

選考通過者のES例文:アサヒビール合格者

あなたを採用すると、会社にはどんなメリットがあると思いますか?(全角300文字以内)

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面接で「あなたを採用するメリットは何か」と聞かれた際のNG回答例

やってはいけないNG回答例

ここでは、「採用するメリットは何か」という質問に回答する際に注意したい点を紹介します。

NGなのはどのような答え方なのかを知り、実際の面接にて活かしてみてください。

NG回答例(1)会社の業務や社風に合わないことを伝える

面接において会社の業務や社風に関係のない強みなどを言ってしまうと、当然ながら評価はされません。

そのため、面接に臨むにあたりその業界・企業を調べ上げた上で、その特色に沿った回答をすることを心掛けましょう。

下記にNG回答例を載せておきますので、こちらを参考に回答をブラッシュアップしてください。

NG回答例
営業職
┗パソコンの活用など、事務的な作業をすることが得意です。
マーケティング職
┗データ等を分析をすることはあまり好きではありませんが、元気さと明るさでは誰にも負けません。

NG回答例(2)ただ自分の強みを押し付けるだけ

自分自身を採用するメリットということで、自分の強みを押し付けてしまいがちですが、それだけでは企業から高い評価を得ることはできません。

採用するメリットを伝える際は、企業の方向性や特色に沿ったメリットを企業側に提示する必要があります。

つまり、企業側の理解を深めないまま一方的に自分の強みを述べたとしても、その強みがその業界や企業で全く需要のないものである場合、意味がないということです。

単に自分の強みを押し付けるだけでなく、具体的にどう貢献できるのかをアピールしましょう。

最後に

最後に

本記事では、「あなたを採用するメリットは何か」という質問に対する回答対策を紹介しました。

企業が面接で「あなたを採用するメリットは何か」を聞くことの本質を理解し、しっかりとその理由を答えられるようにしましょう。

また、面接で頻出の質問に関する対策記事を下記に掲載していますので、こちらも参考にして今後の就職活動にお役立てください。

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