二極化時代のキャリア戦略:「なぜ、東大卒のエリートは日系大企業を去るのか?」

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最終更新日:2023年09月29日

二極化時代のキャリア戦略:「なぜ、東大卒のエリートは日系大企業を去るのか?」
本記事はコンコードエグゼクティブグループのPR記事になります。

本記事は、総合商社や外資系コンサルなどのハイクラス人材のキャリアコンサルティングを行っているコンコードエグゼクティブグループの代表渡辺氏による寄稿です。

日々多くの学生・社会人のキャリア相談に乗っている氏から見た、日本のキャリア観の変遷を伝えています。

◆コンコードエグゼクティブグループの19卒向け採用エントリーはこちらから

 

年収1800万円vs400万円の衝撃

先日、衝撃的なニュースが流れました。グーグルが人工知能の研究している東大院生をリクルーティングしているという話です。衝撃的なのは、そのオファー条件。新入社員に年収1800万円を提示したのです。ちなみに、名門大卒の学生が就職を熱望する丸の内界隈の大企業に入ると年収は約400万です。

しかも、そのような大企業に入社して、年収が1800万円に到達するのは、順調に行っても、多くの人は40代~50代で到達できるかどうかといったところです。場合によっては一生到達できないケースもあるでしょう。大企業に入社したからと言って、仕事が楽なわけではありません。それなのにこれほど大きな差がついてしまうのです。

長い間、日本社会は「横並び」だと言われてきました。しかし、そのような時代は終わり、キャリアによって圧倒的な差がつく「二極化」が既に始まっているのです。

名門大卒のエリートたちが、日系大企業を去る3つの理由

弊社のご相談者は、東大、京大などの旧七帝大、一橋、東工大、早大、慶大、有名海外大やMBAといった名門大卒の方が全体の約6割を占めます。また、相談者の多くが勤務するのは、財閥系の商社、メガバンク、トヨタやパナソニックなどの日本を代表するメーカー、財務省や経産省などの官庁、NTTグループやJRといった安定した超一流企業です。
なぜ、安定した大企業に勤めているエリートが、続々と転職を考えるようになっているのでしょうか?

理由①:収入があまり高くない

“年収1000万円”と聞くと、皆さんはどう感じますか?
メガバンクでは30代前半で到達し、大手メーカーでは40歳程度で到達する水準です。

講演で学生の皆さんに質問すると、「ビジネスエリートの証!」、「これだけもらえれば、もう十分です」といった反応が大半です。中には「使い切れない」という意見まで飛び出します(笑)。

しかし、現実の生活はそれほど楽ではないのです。例えば、あなたが男性で、奥さんと二人の子供を養い、自宅を自分で用意しなければならない場合を考えてみましょう。年収1000万円だと、税金等を引いた手取りは700~800万円。教育費や生活費を引くと、月々のローン返済可能額は20万円くらいでしょうか。家族4人で暮らすので、80㎡くらいの部屋が欲しいと思えば、都心のオフィスから離れたところに、6000万円程度のマンションを35年ローンで購入するといった生活設計になります。もちろん、定年まで仕事を辞めることは出来ません。

これが年収1000万円の現実です。
いかがでしょう?イメージしていたエリートの人生とちょっと違いますよね。

実際に社会人として生活をはじめ、家族を養いはじめると、思っていた以上にお金がかかることを実感します。ビジネスエリートの皆さんが、実力や努力に見合った収入が得られる道はないかと模索しはじめる理由の一つはここにあります。

理由②:仕事があまり面白くない

あなたが文系出身で、日系大手メーカーで内定を獲得したとします。入社後、どのような仕事をするでしょうか?営業でしょうか、経理でしょうか、あるいは人事でしょうか。

実は多くの日系大手企業が、新卒で応募する場合、何の仕事をするか分からないまま入社を決定しなければなりません。勿論、その後の配属先も、自分で決めることは出来ません。このような会社に入ってしまうと、自分でキャリアを選択することができず、運が悪ければ、苦手なことや嫌いなことを一生やっていかなければなりません。これはとても辛いことです。

 

また、下積み期間が長いことも大きな問題です。例えば、経営者を目指すのであれば、「現場を知るべきだ」という理由で、2、3年間も電話営業をしたり、銀行の支店で何年間も自転車に乗って営業したりすることに、それほど意味が無いことは容易に想像がつくでしょう。若いうちから経営戦略の立案や組織変革の経験を積んだ方が、効率が良いのは当然のことです。

目指すキャリアとのギャップがあまりに大きい環境であれば、「仕事内容が面白くない」、「自分の目指すキャリアへ近づくことができない」という理由で、エリートたちが会社を離れていくのは、決して単なるわがままではなく、むしろ自然なことだと言えます。

理由③:雇用があまり安定していない

かつては雇用安定神話があった日本の大企業も、現代ではその神話は大きく崩れています。

よく知られているように、日本を代表する大手メーカーでも、大規模なリストラを行うようになっています。直近の事例では、東芝も大きく経営基盤が揺らいでいます。

 

このような危機にさらされているのは、製造業だけではありません。ITやAI(人工知能)産業が既存業界に参入していくことで、市場そのものが消滅してしまうほどのインパクトを与えることはどの業界でも珍しくなくなりました。例えば、フィンテックによって、決済・送金・口座管理等のサービスを奪われることになれば、学生に人気があるメガバンクもその事業や雇用形態を大きく変更せざるを得ないでしょう。

また、所属する企業が吸収合併されることで、リストラをされないまでも、不利なキャリアとなることは、珍しい話ではありません。そもそもメガバンクも、約20年前までは13行も存在していた都市銀行が、合併を繰り返した組織です。合併時には多くの方が、外部にキャリアを求めて転職活動をしていました。

 

このように「日系大企業=安定」という方程式は既に成立しなくなっており、大企業へ入社した名門大卒の先輩たちは、将来に不安を抱えるようになっているのです。

「自分の好きなことで 社会にインパクトをもたらし、恵まれた収入も得る」若いビジネスパーソンが急増

一方で「自分の好きなことで、社会にインパクトをもたらし、恵まれた収入も得る」という充実したキャリアを歩むビジネスパーソンがいま急増しています。

 

情熱を持って取り組んできたテーマで起業する人、自分の好きなサービスを展開するグローバルカンパニーで経営幹部として活躍する人、コンサルティングファームやファンドの幹部として日本企業の支援に奮闘する人、さらには若くして資産を築いた後にその資金を元手に社会貢献事業を興す人など様々です。弊社のご相談者の皆さんも、培った経験やスキルを活用して、ご自身が好きな領域で大活躍されています。収入面でも恵まれており、20代や30代でこのような活躍をしながら、数千万円もの年収を得ている人が珍しくありません。経営者ともなれば、億単位の収入となっている方もいらっしゃいます。

 

10年来のお付き合いをしているあるご相談者の事例をご紹介します。この方は、新卒で財閥系大手企業に入社しました。しかし、経営者になることを目指し、一念発起して、20代半ばで戦略系コンサルティングファームへ転身しました。7年ほど活躍して、準パートナークラスとなりました。年収は、2000~3000万円程度となります。現在は念願が叶い、30代半ばという若さで、ある大手企業の経営幹部として、グローバル戦略をリードされています。このように、しっかりとしたキャリアを設計すると10年程度で大きく人生が変わるケースが数多く見られます。

 

なお、戦略系コンサルティングファームばかりが、特別に年収が高い訳ではありません。総合系コンサルと言われる採用枠も大きいコンサルティングファームでも、30代後半から40代前半でパートナークラスに就任し、年収が3000~5000万円程度となる方は珍しくありません。コンサル以外にも、外資系の製薬会社や大手IT企業でも、30代で2000万円台の年収となる方がたくさんいます。

日系大企業の中で悩むエリートの皆さんから見ると、びっくりするような話でしょう。現代は、キャリア設計次第で、このような生き方を選ぶことが出来るようになっているので、エリートの皆さんもわざわざ大企業にしがみつく必要はないと考えるようになっているのです。

人生を飛躍させる二つの方法

様々なキャリア設計法がありますが、代表的なものは以下の二つです。

 

一つ目は高度な専門性を持つ「専門家人材」になるという方法です。当然、ある仕事において、一流の人と二流の人では生み出す価値が違いますよね。その仕事について詳しい人や問題解決できる人は企業で高い評価を得られ、転職市場でも引く手あまたです。もし、所属している企業での待遇や仕事内容に納得がいかない場合は、良い条件を用意してくれる企業へ転職することが可能です。自分が選んだ専門領域の仕事を任されるので、日々の会社生活も充実したものになります。

 

二つ目は、「経営者人材」になるという方法です。経営者人材とは、企業や事業部の戦略や問題解決策を立案し、組織をリードする人材です。この人材の貢献によって、企業全体の収益が上下しまうので、非常に大きなインパクトがあります。そのため、企業は給料を高く払ってでも、優秀な人を採用する必要がある必要があります。特に、経営者人材の価値をよく理解しているグローバルカンパニーや成長企業などでは、数千万円から億単位の報酬を用意して、優秀な経営者人材をスカウトしようとしています。

 

このように、人生を大きく飛躍させるための手段として、「専門家人材」や「経営者人材」のキャリアを歩むことは大変有力です。
では、どのようにすれば、このようなキャリアを築くことができるのでしょうか?

専門家人材となるには、会計事務所のようなプロフェッショナルファームや職種別採用を行っている外資系企業を選択する方法があります。例えば、P&Gでは職種別に採用を行っており、人事職として採用されれば、人事のプロとして育てられます。経理や営業といった他職種にアサインされることはありません。このため、自分の専門能力を磨き上げることに安心して注力できます。

 

新卒で経営者人材を目指す方法としては、戦略コンサルタントとして経営戦略立案や組織変革等を経験した後に、事業会社の経営幹部を目指すというキャリアがよく知られています。最近では、インターネット系企業の経営企画部門などに入って、重要度が増すネットビジネスに精通した経営者を目指したり、起業家を目指したりするというキャリア設計も大変有力になっています。

このように、新卒でも専門家人材や経営者人材を目指すことは十分に可能です。むしろ、ポテンシャル採用をしてくれる新卒時の方が、よりスムーズに目指すことが可能だと言えます。

「キャリアの高速道路」を突っ走る

喩えるなら、ひと昔前のキャリアは「一般道」しかありませんでした。年功序列で詰まっている道を、上司・先輩の後について一歩、一歩進んでいく以外に選択肢がなかったのです。

しかし、現代では至る所に「キャリアの高速道路」が通っています。若くして経営者としての経験を積むことができる会社や実力に応じて高い報酬を用意する外資系企業など、名門大卒のエリートの皆さんにとって、魅力的な機会が急増しました。一般道を進む人を尻目にあっという間に、経営者や専門家になることができます。そういう生き方に関心がある人は、ぜひこのようなキャリアを活用してもらいたいと思います。

 

もちろん、日系大企業のキャリアも素晴らしいですし、そのような組織でしか成し遂げられないこともあります。特に規模の大きなビジネスに関わりたいと考える方にとっては、魅力的なキャリアであり続けるでしょう。しかし、前述のように雇用が不安定になってきているため、どのような会社にいる人でも、転職せざるを得なくなる可能性が高い時代になっています。そのため、 転職できるように備えておく ということは必要になります。

現代は、キャリア戦略次第でとても大きな差がつく 二極化時代 となっています。読者の皆さんには、このような時代の変化を踏まえて、就活に真剣に取り組み、ぜひ幸せなキャリアを手にして頂きたいと思います。

photo by Susanne Nilsson
photo by Roman Boed

【著者紹介】

渡辺 秀和(わたなべ ひでかず)

一橋大学商学部卒業。三和総合研究所(現 MURC) 戦略コンサルティング部門にて同社最年少マネージャーとして活躍。株式会社ムービン・ストラテジック・キャリアで5年連続No.1キャリアコンサルタントとなる実績をあげ、2005年よりパートナーに就任。2008年、株式会社コンコードエグゼクティブグループを設立し、代表取締役社長CEOに就任。日本一のキャリアコンサルタントを決定する「日本ヘッドハンター大賞」の​​コンサルティング部門で​初代​MVPを受賞。コンサルティング業界、ファンド、事業会社幹部、起業家などへ1000人を越える相談者の転身を支援。
著書『ビジネスエリートへのキャリア戦略』(ダイヤモンド社)
 

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商社が求める自己PR|アルバイト編 商社が求める自己PR|アルバイト編 こんにちは。14卒、総合商社に内々定した者です。就職活動での自己PRにおいて、所属部活での全国大会出場、長期留学といった分かりやすいエピソードがなく悩む方は多いと思います。しかし、どの会社においても100%、学生時代に頑張ったこと、自己PRは聞かれます。その際、非体育会、サークル無所属、非帰国子女で、秀でた実績や語学力のなかった僕の場合、面接においてどの様なアピールの行ったかについて書いていきたいと思います。これから就職活動を控える、同様の悩みを抱えた方の少しでも参考になれば幸いです。本記事のコンテンツ・実績ではなく取り組みや自身の考え方をアピールする・どれだけ効果的に相手に伝えられるか・私のケース・終わりに実績ではなく取り組みや自身の考え方をアピールする自己PRを考えるに当たって、まず自身が学生生活に取り組んだ事で、出来るだけ長く取り組み、自信を持って頑張ったと言える事をいくつか考えました。これは、人それぞれアルバイト、サークル、ボランティア、インターンシップ、ゼミ活動など探せば何でもあり、また、何でも良いと思います。その上で、自身の各活動でそれぞれ、始めたきっかけ、失敗の経験、その際の対応、周囲との協力、その結果やそこから学んだ事などを順に考えていきました。アルバイトにしても、サークル活動、ボランティアにしても、始めたきっかけや、複数人での活動における失敗や改善の努力などは必ずあると思います。それらを深く掘り下げることで、その人が、その組織においてどんな立場であったかに関わらず、その人の考え方や、周囲に対してどのような働き掛け方をする人なのか、失敗した時にどのような姿勢をとれる人なのかといった事は、部活動などでなくとも、十分人に伝えられるものとなると思います。私の場合は、一つの経験でリーダーとして学んだ事が、他の経験での足手まといのような立場だった場合に生きたなど、立場が異なっていても一貫した考え方を持ち行動を起こせる、といった様に複数の経験を関連させ話すなどの工夫をしていました。派手で珍しい経験や秀でた活動がない分、そのような工夫を心掛けていました。また、分かりやすい実績がない分、短期とは言え留学していたならTOEICでは高得点を取る、アルバイトでも関連する資格を取るなど、出来るだけ具体的なアピールが出来るよう工夫しました。参考:あなたの志望動機が共感されないのは自分の経験に根ざしていないから?どれだけ効果的に相手に伝えられるか取り組んできたことを洗い出し、それを深く掘り下げ自身の人間性、強みを明確化する、同様に、それをどの様に相手に伝えるかも重要だと思います。派手さのない経験で、相手に伝えるべきゴール(企業側が求める人物像)に辿り着くためには、やはり一工夫が必要です。私の場合は、やはり先ほどと同じく個々の経験での一連のストーリーを意識すること、また、それを如何に相手側に掘り下げてもらえるかを工夫しました。具体的な実績がない分、自身のアピールする強みに説得力を持たせるために、自分から話す事は常に簡潔にし、続けて(事前に想定した)質問がされるような話し方を心掛けました。そこから相手にどんどん掘り下げて貰うことで、相手側が納得してくれるよう工夫しました。そうすることで、派手さのない活動でも、いくつか話す中で、自身の一貫した考え方、強みが相手に効果的に伝わると思います。自己PR・学生時代頑張ったことはどのように評価されているのか?私のケース最後に、以上の事を意識した上で私自身が具体的にどのように自己PRをしたかについて少し触れたいと思います。まず、私の場合は学生時代の取り組みとして、主に服飾店でのアルバイト、短期留学の経験について話していました。そして、そのどちらの取り組みにおいても一貫して、自身が周囲に主体的に働きかけられる人間であること、高い目標に向け継続的に努力を続けられる人間であることの2点を伝えようと意識していました。また、取り組みの実績ではなく、すべての場面において自身が何を考え、何を目指した上で、具体的にどのような行動を起こしたかという事を伝えることを意識するのも有効だと思います。私の場合は、アルバイトでは、リーダーとして店全体の売上を伸ばすという目標の下、周囲のモチベーションを高めるために自身が主体的に行動を起こしたこと(先に述べた資格取得など)留学については、1度目の短期留学での挫折から、2度目の短期留学では、よりレベルの高い大学を目標とし努力したことその留学先での他国学生とのグループワークにおいて足手まといの立場であったが、アルバイトの経験で学んだ事から、チームで結果を出すために、リーダーとは異なる立場から周囲に積極的に働き掛けチームに貢献したことと言った様に、自身の考えで各エピソードを再構成し、そこに一貫性を持たせる事で、相手に伝わる(納得させる)自己PRとなるように工夫をしていました。また、各取り組みのきっかけからも、自身の一貫した性格や考え方を伝える事ができると思います。私を例にすれば、服飾店でのアルバイトを始めたのは、服が好きだからではなく自身の働きが具体的な数字で見えることに魅力を感じたから短期留学を決意したのは日本への海外留学生と話しレベルの差を実感し悔しい思いをしたから趣味に関しても小学生時代に習っていたが下手くそで辞めてしまった事を、その悔しさから大学から再開したといった様に一貫性を持って複数のエピソードを伝える手段を採用しました。そこを意識すれば、例え大きな実績を残した経験でなくとも、それらはその人の魅力的なアピールポイントとなり、相手に伝えるべきゴール(企業が求める人物像)にたどり着けるのではないかと思います。終わりに長々と秀でた実績のない学生の自己PRについて書いてきましたが、個人的には、結局、一部の例外的学生を除いて、学生時代の経験はそこまでどの学生も大差ないものだと思います。そして、だからこそ実績ではなく、取り組んできた事を通じて形成された、自身の人間性を伝えることが重要となってくるのだと思います。少なくとも僕はそう信じています!笑実際、私の様な平凡な学生にもチャンスは開かれていました。体育会の学生も長期留学経験者の学生も誰もが難関企業?から内定を貰える訳ではなく、その取り組みや経験から学べることが比較的、企業の求めるものと近く、それを理解している人が内定を貰えるのだと思います。この事を頭の片隅にでも置いて、自己PRを考える際にお役に立てていただければ幸いです。photobysebaso 120,070 views
社会と触れ合う第一歩に!アットホームで熱い職員に聞く、北陸学院大学流就職支援 社会と触れ合う第一歩に!アットホームで熱い職員に聞く、北陸学院大学流就職支援 本記事は北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係の紹介記事になります。北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係の職員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。こんな方にオススメ・北陸学院大学に通っていて教学・学生支援センター学生支援係の実績や取り組みを知りたい学生・受験する大学を探している高校生本記事の構成北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係とは「とにかく、学生一人ひとりの力になりたい!」学生支援係の熱い想い万全な寄り添い体制で県内・県外就職を全力サポートニーズに合わせた就職支援の賜物|2023年度就職率100%低学年から社会に触れる機会を提供したい高校生に伝えたい。「圧倒的に近い距離からサポートします!」「食わず嫌いにならないで」学生に向けたメッセージ取材後記北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係とは取材した方のプロフィール山口さん教学・学生支援センター学生支援係課長。平岡さん教学・学生支援センター学生支援係主任。北陸学院大学とはどんな大学?石川県金沢市にキャンパスを構えています。1885年(明治18年)キリスト教信仰に基づく女子教育を目的に創設されました。2008年から大学が創設され、男女共学になりました。教育学部(幼児教育学科・初等中等教育学科)・健康科学部(栄養学科)・社会学部(社会学科)の3学部4学科で構成され、2025年に設立140年を迎える歴史の深い大学です。地域からは「ミッション」と呼ばれ親しまれています。教学・学生支援センター学生支援係とは?学生の進路、就職などのサポートに留まらず、学生生活全般を担当しており、学生の皆さんが充実した大学生活を送るために全力で応援するチームです。「とにかく、学生一人ひとりの力になりたい!」学生支援係の熱い想い学生支援係の目指す姿学生支援係はどのようなことを目的としている部署ですか。平岡さん:入学した学生たちに安心した学生生活を送ってもらえるようにサポートすること。また将来のキャリアプランを学生自身が考えられるようにサポートする部署だと思っています。就職した後もなりたい姿を思い描けるように実際に学生と接するときどのような想いで接していますか。平岡さん:この大学を選んでくれたという感謝の想いで、とにかく力になりたいと思いながら接しています。学生一人ひとりに「ちゃんと見てもらえているんだ」と、思ってもらえるようにこれからも接していきたいと思いますね。学生からしたらそのような想いをもって接していただけるのはありがたいですね。山口さん:まずは、安心して大学生活を満喫してほしいなって思っています。自分がそうであったように大学生活を楽しむことがすごく大切だと思いますね。「学び」も「遊び」も振り返った時に大学生活が一番充実していた!と思ってもらいたいです。その中で、我々は学生が思い描いたキャリアプランをしっかりと実現できるようにサポートしたいと思っています。就職して終わりではなく、就職した後を含めて、自身の将来のなりたい姿を思い描けるような学生に成長してほしいと思ってアドバイスを送っています。万全な寄り添い体制で県内・県外就職を全力サポートキャリア形成スケジュール(北陸学院大学HPより拝借)就職支援の特徴県内就職者数及び県内就職率の現状学生支援係ではどのような方向性で就職支援を行っているのでしょうか?山口さん:本学の特徴は、県内出身者の割合が全体で89%と非常に高い!ことです。しかも、73%くらいの学生が県内で就職しますので、地元志向が強い学生のニーズにこたえるために、石川県と協定を結んで、県内定着に向けて学生をサポートしています。高い県内定着率が特徴なんですね!山口さん:石川県と協定を結んでいるだけではなくて、お隣の福井県とも協定を結んでいたりするんですよ。県外での就職を目指す学生へのサポートもしっかりと整えていくことで、全ての学生のニーズにこたえるようにしています。就職全般に関するスキルや最新の就活情報をタイムリーに提供できる環境を整えることで、様々な業界・業種、大手企業から地元企業まで就職を希望する学生を応援していこうと思っています。様々な就職支援取り組み実際に北陸学院大学の特徴的な取り組みについて、いくつかお話していただいたので以下に紹介します。「石川で働く!」魅力を伝える交流会採用担当者と語る会地元管理栄養士「やりがい/魅力」発見講座キャンパス内のデジタルサイネージ「石川で働く!」魅力を伝える交流会・実施時期10月、11月・概要身近な社会人である卒業生が在学生に対して、自社の紹介や仕事のやりがい、県内で働く魅力を伝える。採用担当者と語る会・実施時期12月・概要石川県内に就職した卒業生や石川県内の企業の採用担当者を招き、業界ごとにどのような学生を求めているのかを伝える。地元管理栄養士「やりがい/魅力」発見講座・実施時期11月(毎週)・対象健康科学部(栄養学科)・概要栄養士として働く方を招いた授業。管理栄養士の業界研究や、様々な業界における管理栄養士がどのように働き、どのような役割を持っていて働いているかを伝える。キャンパス内のデジタルサイネージ・概要県内企業の情報や、県内企業就職情報の伝達を目的としてキャンパス内に設置。石川県内の企業のインターンシップや求人情報や、様々なセミナーの周知を行う。「絶対にこれだけは利用してほしい」学生支援係オススメな取り組み学生にこれまで評判の良かった取り組みは何でしょうか?平岡さん:昨年度12月に開催した就活準備講座ですね。参加した学生は早期に就職が決まったり、県外や県内有名企業への内定につながっていました。実施後のアンケートでは、学生のほぼ全員が大満足だと回答していました。学生の声・学生支援係をもっともっと頼っていこうと思った。・自分では良いと思っていた強みよりも、もっといいものを見つけれたし、もっといい言い方も知れたので生かしていきたいです。・自分での気付きが得られたことと、客観的に相手にみてもらい意見をもらうことで就活の一つのやる気になりました。・三大質問の構成やグループディスカッションの進め方など、初めて聞く内容ばかりで大変参考になった。1日の内容がぎっしりで、大変だったが参加してよかった。すごい!!一人ひとりに向き合った支援が、高い満足度につながっているんですね。就職支援全体の満足度はどうなのでしょう?山口さん:2023年度卒業生を対象にした学生生活調査の結果では、大学全体の就職指導満足度が70%を超えています。その中で、私たち学生支援係の利用満足度は、よく利用しているという学生で100%、ときどき利用しているという学生で93%が満足とこたえてくれえいます。これは我々にとってうれしい数字です。特に学生支援係を利用している人の満足度が非常に高いんですね!学生がまだ認知していなかったり、これを使わないともったいない!という取り組みはありますか?山口さん:たくさん取り組みはありますが、就活成功の一番の近道は、学生支援係を使い倒すことだと思っています。学生支援係に来て、就活相談、エントリーシート添削、面接練習…なんでもいいので迷ったら相談に来ることだと思っています。実は学生支援係って、就職活動だけではなくて学生生活全般を支援しているんです。小規模な大学ならではなんですけど、大学1年生の頃から学生支援係の職員が個別面談を行っていて、就活から学生生活まで何でも話す機会を設けています。それもあって、大体学生の顔と名前が一致しているんですよ。だからお互いいつでも気軽に声掛けができる、その距離の近さが一番の特徴だと思っています。我々は学生が窓口に来てくれるのをいつでも楽しみに待っています。ニーズに合わせた就職支援の賜物|2023年度就職率100%2023年度卒業生実績(北陸学院大学HPより拝借)就職支援実績就職支援実績についてお聞かせいただけますか。​​​​​​​山口さん:2023年度の就職率はなんと100%です。本学の特徴である一人ひとりのニーズにあわせた就職支援が、結果として高い就職率につなげられていると思います。低学年から社会に触れる機会を提供したい就活全般に役立つ基礎力をつける!|2daysの就職セミナー本年度内でどのような就職支援活動を予定しているのかを教えてください。平岡さん:本学では「キャリアデザイン」という授業を設置していますので、年間を通じて自身のキャリアを考える機会を設けています。併せて学生支援主催のイベントを開催しています。前期では自己分析やグループワークの講座を行い、就職活動が本格化する後期には全学科の3年生対象にキャリアガイダンス、OBOG交流会、就職準備講座や採用担当者と語る会、2daysの就職セミナーを開催します。このような講座を開催し、就職への意欲を高めていきます。2日間をかけてどのような就活セミナーを行うのかが気になります!平岡さん:前段で行う、就職準備講座では学生が最強のエントリーシート、履歴書を作成できるように講座を行います。それを受けて、2dayではグループディスカッション、面接マナー、実践的な面接練習に取り組み、目の前に迫った選考に向け、万全の準備が整う講座となります。中長期的にはどのような就職支援を行っていくのでしょうか?山口さん:一人ひとりにあったキャリア支援を推し進めていきます。あわせて学生自身が主体的に自分のキャリアを考えられるようにしたいですね。そのために低学年の早い時期から社会と触れ合う場面を作っていくと同時に、これまで以上に学生とのキャリアに関するコミュニケーション機会を増やしていきたいと考えています。引き続き地域社会や企業から「やっぱりミッションの学生いいネ!」と言われるような人材を一人でも多く輩出できるようチャレンジしていかなければとならないと思います。高校生に伝えたい。「圧倒的に近い距離からサポートします!」​​​​​​北陸学院大学の親身なキャリア支援高校生やその保護者向けに何か伝えたい内容はございますでしょうか?山口さん:何よりも教職員と学生の距離が近くて、なんでも相談できる環境があることが本学の魅力です。そして保護者の皆様との連携を含めて、一人ひとりに向き合ったサポートが出来ることが一番の強みです。これからの就職活動は、更に多様化、早期化など複雑になることが予想されます。我々は学生・保護者・教職員が一体となって、入学から卒業まで一貫した進路・就職支援を行っています。多彩な講座、密なコミュニケーションを通じて学生の「自分未来」実現を応援していきます。保護者に向けて行っている取り組みはあるのでしょうか?平岡さん:保護者向けとしては、年に1回保護者が集まる後援会を行っています。そこでは、大学の学び・就職状況・就活市場についてお伝えした上で、本学での就職支援について説明をしています。学生の就職活動が上手くいくよう、保護者とも連携してサポートする体制を整えています。高校生に向けて学習支援係から最後に一言高校生に向けて最後に一言お願いします!山口さん:何よりも教職員と学生の距離が近くて、なんでも相談できる環境があることが本学の魅力です。私たち学生支援係でも一人ひとりに寄り添う就職支援をモットーにきめ細やかな指導を行っています。学生の皆さんが納得できる進路を選択できるよう学生支援係を中心に教職員全員が全力でサポートします。一度オープンキャンパスにお越しいただくと、本学のアットホームさや教職員と学生のよい関係性が伝わると思いますので、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。「食わず嫌いにならないで」学生に向けたメッセージ最後に学生に向けてメッセージをお願いします!​​山口さん:とにかく「学生支援係に来てみて!」ってことですね。学生から見たら固いイメージがあるかもしれないんですけど、実はフレンドリーで温かい人が多いし、親身になって相談に乗ってくれます。食わず嫌いはもったいない、難しく考えずに気軽に足を運んでほしいです。学生の中には社会人と話すことを躊躇する人もいるかもしれませんが、その第一歩を踏み出せるのが学生支援係なのかもしれません。社会を経験する最初の入り口が学生支援係だと捉えて利用してもらうのもいいかと思います。私たちは皆さんのこれからの挑戦のサポートをしたいと思っています。充実した学生生活、満足できる就職活動を一緒に実現するために、皆さんが学生支援係に来てくれることを心よりお待ちしています。取材後記山の中の静かな環境でノンチャイムの授業を行っている北陸学院大学。学校の規模が大きすぎないからこそ、職員と学生の距離が近く、アットホームな校風であることが分かりました。一人ひとりに寄り添った親身な就職支援を。こんな熱い想いを持った職員の方々は、きっと学生の悩みに寄り添ってくれるはずです。是非、学生支援係に気軽に足を運び、進路選択や選考対策における悩みの解決に役立てていただけたらと思います。北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係についての詳細は以下のリンクから確認ください。北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係の詳細はこちら他大学の就職支援についての取材記事は以下のリンクからご確認ください。 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