【ES例文5選付き】ESや面接でこれまでの人生で行った大きな決断を伝える方法とは?

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最終更新日:2024年11月08日

「エントリーシート(ES)や面接で『大きな決断』について聞かれたけれど、何を書けば・話せばいいの?」

『人生最大の決断』と突然言われても、何も思いつかない」

皆さんの中にはこのような悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。「人生の中での大きな決断」はガクチカでも自己PRでもない独特な質問であるため、事前に考えておかないと突然答えることは難しいと思います。

本記事では、企業がエントリーシート(ES)や面接で「大きな決断」を聞く意図から「大きな決断」の書き方・伝え方、ポイントなどを解説します。

また、実際の内定者&選考通過者のエントリーシート(ES)も紹介しているので参考にしてみてください。

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企業が就活における「大きな決断」を問う意図

企業が就活における「大きな決断」を問う意図ESや面接でしばしば問われることのある「大きな決断」というテーマ。企業側にはどんな意図があって聞いているのでしょうか。企業が「大きな決断」について問う意図として2点を紹介します。

  • 就活生の価値観や判断軸を知りたい
  • 入社後に活躍できる可能性があるのかを知りたい

就活生の価値観や判断軸を知りたい

ESや面接で「大きな決断」について聞く最大の意図がこの「就活生の価値観や判断軸を知りたい」というものです。

大きな決断にはその人の価値観が表れます。世の中には慎重さという強みを持ち何事にも安定志向の人もいれば、とにかく難しいことに挑戦するのが好きな人もいます。

そのため、この質問をすることによって就活生の大まかな価値観や判断軸を知ることができます。

さらに皆さんが行っている「就職活動」自体も入社先を決めるための行為なので、人生の中の大きな決断になります。自分の大切にしている価値観や軸は就活にも大きな影響を及ぼすと考えられます。

そのため、企業は就活生の価値観や判断軸を知ることによって、自社の社風や雰囲気とマッチしているかを照らし合わせ、自社にふさわしい人材かを判断することができます。

入社後に活躍できる可能性があるのかを知りたい

企業が「大きな決断」を問うもう1つの理由として、「入社後に活躍できる可能性があるのかを知りたい」という意図があります。

過去に生まれ、その人の中で今も生きている価値観は今後何か心を動かされる出来事がない限り、変わることはありません。入社後もその価値観や判断軸を持ち続けると考えられます。

そのため、この質問をすることによって「入社後に活躍してくれそうか」「自社の仕事に向いている人材か」を見極めています。

就活における「大きな決断」の書き方・伝え方

就活における「大きな決断」の書き方・伝え方「大きな決断」を見つけ、それを分かりやすくESや面接で伝えるには2つの方法があります。

  • 自己分析をする
  • フレームワークに沿って書く・伝える

自己分析をする

「大きな決断」を見つけるのに最適な手段が「自己分析」です。自己分析をして過去を振り返り、大きな決断をした時のことをよく思い出してみましょう。

しかし皆さんの中には「人生の中で本当に大きな決断をしたことがない!」という方もいるのではないでしょうか。

そんな方は「大きな決断」にとらわれず、「小さな決断」でもいいので思い出してみましょう。

高校や大学に入学する、浪人する、留年する、休学する、留学する、上京するなどの進路に関わること以外にも、サークルに入る、アルバイトを始める・辞める・・・などこれまで皆さんは数多くの場面で選択を迫られ、判断を下してきたはずです。

「大きな決断をしたことがない」という方は「小さな決断」を探しましょう。「何も思い当たらない」という人は自己分析が足りていない可能性もあるので今一度自己分析をやり直してみましょう。

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フレームワークに沿って書く・伝える

「大きな決断」をESや面接で企業に伝えるするためには、フレームワークに沿って考える必要があります。今回は浪人を例に解説します。

「大きな決断」を伝える際のフレームワーク

(1)結論:「大きな決断」を一言で表す

例:浪人を決意したことです。

(2)「大きな決断」をするのエピソード

例:現役時代は第三志望の大学しか合格できず、悔しい思いをしました。

(3)「大きな決断」をした際のエピソード

例:親の反対もありましたが、どうしても第一志望にリベンジしたいという自分の気持ちに従い、浪人を決意しました。

(4)「大きな決断」をしたのエピソード

例:一浪の末、無事第一志望の大学に合格することができました。

(5)まとめ:「大きな決断」を経て学んだことや得た価値観

例:この経験から私は、挑戦を恐れない性格になりました。これからも向上心を大切にしたいと思っています。

このフレームワークはESでも面接でも活用することができます。まずは皆さんのアピールしたいエピソードをこちらのフレームワークに当てはめてみましょう。

就活における「大きな決断」を考える際のポイント

就活における「大きな決断」を考える際のポイント就活における「大きな決断」を考える際の2つのポイントを紹介します。

  • 企業の社風価値観に合っているかを確認する
  • 自らの価値観が伝わるようにする

企業の社風や価値観に合っているかを確認する

企業にはそれぞれ社風価値観があり、千差万別です。そのため、その企業に合った価値観や判断軸をアピールする必要があります。

まずは志望する企業について詳しく研究し、その企業がどのような社風なのかを調べましょう。そして、自分がアピールしたい内容がエントリー先の企業とマッチしているかを考えましょう。

例えば挑戦を大切にしているベンチャー企業で「何事も慎重に判断する」という判断軸をアピールしても、合っていないと思われる可能性があります。

他にもホテルや飲食店などお客様へのホスピタリティが求められる業界で「常に自分を最優先にしたい」という価値観をアピールしても、仕事に向いていないと思われる可能性があります。

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自らの価値観が伝わるようにする

先述の通り、企業は就活生の価値観判断軸を知りたがっています。そのため、エピソードを通じて自らの価値観をアピールすることがとても重要です。

にもかかわらず、エピソードのみをアピールしようとしてしまう学生が時々見られます。エピソードだけでは学生の人柄が分かりません。

もちろん採用担当者はエピソードのみを見て・聞いて価値観や判断軸を察することはできます。しかし、誤った捉え方をされることもあるでしょう。そのため、やはり本人の言葉で価値観を示すことが最も重要です。

方法としては先ほど紹介したフレームワークの「まとめ」の部分で価値観をアピールするというやり方が最も簡単で、オススメです。それ以外にも「大きな決断」をした瞬間など、エピソードの随所でアピールするというやり方も効果的です。

就活における「大きな決断」を考える際の注意点

就活における「大きな決断」を考える際の注意点就活における「大きな決断」を考える際の注意点として2点を紹介します。

  • 再現性の高いエピソードを選ぶ
  • 決断の前後で起こった変化を明確にする

再現性の高いエピソードを選ぶ

「大きな決断」がアピールできるのなら、どんなエピソードでもいいというわけではありません。

ガクチカや自己PRも同様ですが、企業は学生のエピソードに対し再現性を求めています。そのため、再現性のあるエピソードを書くことで、入社後に活躍できる人間であることをアピールする必要があります。

「大きな決断」に関する再現性が低いエピソードの例として3点を例に挙げます。

・「3日でアルバイトを辞めた」
職を転々とすることは悪いこととは言い切れませんが、場合によっては「弊社に入社してもすぐにやめてしまうかもしれない」とマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。

・「キャッシュレス決済を始めた」
IT業界など一部の業界では評価される可能性がありますが、現代では何かしらのキャッシュレス決済を利用している人が非常に多く、これだけで個性をアピールすることは難しいでしょう。

・「ロングヘアをやめショートカットにした」
個人的には重大ニュースなのかもしれませんが、仕事上での再現性が低いため、オススメはできません。

 上記以外にも、お酒、タバコ、ギャンブル、整形などのエピソードもオススメはできません。

学生から挙がる質問の1つに「大きな決断をして失敗したエピソードはOKか?」というものがあります。これに対する答えは「OK」です。

自身の価値観や判断軸をしっかりとアピールできていれば、必ずしも成功したエピソードでなくても構いません。ただなぜ失敗したのか、その失敗を次はどう生かすかを伝える必要はあります。

決断の前後で起こった変化を明確にする

「大きな決断」をアピールする際には、決断の前後で起こった変化を明確にすることも重要です。

時々エピソードとして「大学での研究」を用いる学生がいますが、この場合アピールの仕方には注意が必要です。研究で何か「大きな決断」をする前後での変化を明確にする必要があるからです。

特に研究は、変化を示す際に専門用語を用いることもあると思いますが、それを誰が見ても分かる言葉で表現する必要があります。

専門用語まみれでは前後での変化を的確に伝えることができず、せっかくの素晴らしい研究の内容をアピールすることが難しいです。

研究以外のエピソードでも同じことが言えます。その決断がいかに自分にとって大きなものだったのか、その変化をアピールする必要があります。

ESの場合は第三者に添削してもらい、面接の場合は面接練習をし、分かりやすい説明ができているかを心掛けるようにしましょう。

学生から挙がる質問の1つに「就職活動に関する決断(例えば志望業界の変更)はOKか?」というものがあります。これに対する答えは「NGではない」です。

「大きな決断」が就職活動しかないと思う方もいるかもしれません。志望業界・職種の変更も確かに「大きな決断」には該当します。そのため、NGというわけではありません。

ではなぜ「OK」と言い切れないかといいますと、「現在進行形で完結したエピソードではない」ということが理由です。現在進行形であるため、先ほど紹介したフレームワークの「大きな決断をした後のエピソード」「学んだこと」に該当するものがありません。

そのため、まずは就職活動以外のエピソードを自己分析によって探してみましょう。

就活における「大きな決断」に関する内定者&選考通過者ES例文6選

就活における「大きな決断」に関する内定者&選考通過者ES例文6選ここからは、就活における「大きな決断」に関する内定者&選考通過者のES例文を紹介します。

就活における「大きな決断」に関するES例文(1)AGC内定者

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就活における「大きな決断」に関するES例文(2)三井不動産レジデンシャル選考通過者

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就活における「大きな決断」に関するES例文(3)商船三井選考通過者

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就活における「大きな決断」に関するES例文(4)商船三井選考通過者

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就活における「大きな決断」に関するES例文(5)損害保険ジャパン(損保ジャパン、旧損保ジャパン日本興亜)選考通過者

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就活における「大きな決断」に関するES例文(6)TBS選考通過者

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まとめ

就活における大きな決断まとめ本記事ではESや面接で「大きな決断」を伝えるポイント・注意点について解説しました。

「大きな決断」をアピールするためには入念な自己分析のもと、エピソードを探し出し、アピールする際には様々なポイントをおさえる必要があります。

そして本記事の内容を参考にしていただき、ES対策・面接対策・志望企業の選考突破に努めていただければと思います。

また、「ESや面接に関して悩みがある」「就活仲間がいないので誰かに相談したい」という悩みをお持ちの方にオススメなのが就職エージェントneoです。

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