【大手web広告代理店比較】各社の特徴や動向の違いとは|サイバーエージェント・デジタルホールディングス・電通デジタル・セプテーニ・DAC・アイレップ

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最終更新日:2023年07月04日

企業研究

※本記事は2023年7月に公開された記事になります。

毎年多くの就活生が志望する広告業界。なかでも近頃目覚ましい成長を遂げているweb広告業界は就活生からの人気が高まっています。

しかし、「なんとなくweb広告代理店で働きたいけど、まだ各社の違いが分からない。」という就活生も多いのではないでしょうか?

広告業界は人気業界であるため、漠然としたイメージのままではESや面接選考を突破することは難しいかもしれません。漠然としたまま入社できたとしても、入社後のイメージギャップで早期離職が起きやすい業界でもあります。

そこで本記事では、「そもそもweb広告代理店とは?」といった基本的な内容から、大手web広告代理店各社の特徴や選考情報などについて、web広告業界で就活し、大手web広告代理店から内定獲得した24卒unistyleインターン生が解説していきます。

本選考とインターンの締め切り情報

web広告代理店とは

web広告代理店とは

web広告代理店とは、総合広告代理店のようにテレビや新聞、ラジオ、雑誌などの4マス媒体ではなく、デジタル広告(webサイト、SNS等)を中心に取り扱う代理店のことです。広告✕IT技術を活用し、広義ではデジタルマーケティング業界とも呼ばれます。

インターネットが誕生してから生まれた業界なので歴史がまだ浅く、業界トッププレイヤーの企業も設立20~30年ほど。規模感に関わらず業界全体的に人材の流動性が高く(転職等が盛ん)、務めている方の平均年齢が低めです。

2021年にはコロナ禍の追い風もあって、広告費におけるweb広告の市場が4マス広告市場を上回り、まだまだ成長が見込める業界と言えるでしょう。

業界内を大まかに分けると以下のようになります。

web広告業界地図

それぞれの機能ごとに会社がくっきり分かれているわけではなく複数の機能を持った企業も存在し、今回紹介する企業の多くもweb広告代理店以外の機能を持っています。

また企業規模に関わらず企業の買収・合併が盛んだったり、GoogleやFacebookの仕様変更や最新のテクノロジーの影響をダイレクトに受けるなど非常に変化の激しい業界でもあります。

大手web広告代理店の比較・解説

大手web広告代理店各社を比較・解説します!

各企業の概要(特徴・社風・求める人物像など)を紹介

つづいては各社の比較をしていきます。

選考時に「なぜうちか?」という質問は必ずといっていいほど問われます。

ですが、web広告代理店は各社がどういった事業・業務を行っているのか、競合他社との違いはなにかが分かりづらい業界であると言えます。

本記事ではweb広告代理店の中でも下記の8社を取り上げ、特徴・社風・求める人物像といった観点から考察していきます。

  • 【独立系】
  • サイバーエージェント
  • デジタルホールディングス(オプト)
  • 【電通系】
  • 電通デジタル
  • セプテーニ
  • 【博報堂系】
  • デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)
  • アイレップ

独立系

大手web広告代理店(1) サイバーエージェント

  • 企業名:株式会社サイバーエージェント (CyberAgent, Inc.)
  • 代表者:代表取締役社長 藤田 晋
  • 発足:1998年3月18日
  • 資本金:7,239百万円(2022年9月末現在)
  • 従業員数:連結 5,139 名(2022年現在)
  • 参考:https://www.cyberagent.co.jp/

株式会社サイバーエージェントは、「21世紀を代表する会社」を目指すあらゆる種類のオンライン広告を手がけている日本最大のweb広告代理店です。

1.サイバーエージェントの特徴(強み・注力分野・他社との違い)

創業以来、インターネットに特化した広告事業を展開し、競争が絶えないweb広告代理店業界において、現在でも圧倒的なシェアを保ちながら成長し続けています。

2020年5月20日の東京株式市場では、サイバーエージェントの時価総額が終値ベースで電通グループを初めて一時的に逆転しました。

サイバーエージェントはweb広告、メディア、ゲームの3つの主幹事業に加え、エンタメテック、AI、DX、スタートアップの7つの事業軸を展開しています。

メディアではABEMAなどが有名で、「FIFA ワールドカップ カタール 2022」の全試合放映で話題を呼んだり、ゲームではウマ娘、グランブルファンタジーなどの複数のタイトルをヒットに導いてきました。

国内でまだスマホが一般化していないタイミングで"スマホに特化した広告代理事業"を開始し、今ほどネット動画が普及していないタイミングでのインターネットテレビ局”AbemaTV(現ABEMA)の設立”など、時代の流行を先読みして事業展開を進めてきました。

今後はABEMAで培ったノウハウ・技術を活かしたエンタメテックや、2022年にコンテンツスタジオ「BABEL LABEL」を買収しオリジナルコンテンツの創出を進めていることから、より一層エンタメ事業に注力していく姿が伺えます。

2.サイバーエージェントの社風

新卒1年目でマネージャーに就任する人もいるほどの高い裁量とチャレンジ精神のある企業です。

仕事をするにあたってワクワクできるかどうか、仕事を楽しめているかどうかも重要だと考えており、仕事を全力で楽しんでいる人が多いところや、目標や夢を明確に持っている人が多いと言われています。

チームで大きい壁を乗り越えることが好きな人や、一人ひとりの成長に全力で向き合う人が多いので、”個"がどうなりたいかというよりは、会社や社会をどうしていきたいかという人たちが多いことが魅力の1つと言えます。

また、サイバーエージェントは「実力主義型終身雇用」「”挑戦と安心”はセット」という考え方を公表しています。

年功序列の禁止など実力主義の評価制度を取り入れている一方、入社したからには長く活躍する環境を実現するという環境を目指していることがよくわかります。

それに加え、「ポジションが人を育てる」という考え方があり、子会社の社長に若手を積極的に抜擢することで若手の成長を促しています。

3.サイバーエージェントの求める人物像・新卒採用について

「素直で良い人」「能力の高さではなく一緒に働きたい人」の二点を採用したい人物像として挙げています。

「21世紀を代表する会社」という大きいビジョンに対して、”ベンチャー精神”を持ち、仲間とともに会社を大きくしていきたいという人が向いているでしょう。

実際にunistyleの内定者選考レポートから、「将来何をしたいのか、どんな人物を目指していたいのかなどの壮大な夢を語ることが求められた。」とあり、その将来に対してなぜサイバーエージェントなのかを説明できるようにしておきましょう。

また選考フローが、エントリー→GD→集団面接→個人面接→1dayジョブ→人事面接2回→役員面接→内定 と非常に長めの選考があるのも特徴の1つです。

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サイバーエージェント内定者ES

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大手web広告代理店(2) デジタルホールディングス(オプト)

  • 企業名:株式会社デジタルホールディングス
  • 代表者:代表取締役社長 野内 敦
  • 発足:1994年3月4日
  • 資本金:82億12百万円(2022年12月末現在)
  • 従業員数:1,022名(連結:2022年12月現在)
  • 参考:https://digital-holdings.co.jp/

三大web広告代理店(サイバーエージェント・オプト・セプテーニ)の一角です。2020年7月に社名を「株式会社オプトホールディング」から「株式会社デジタルホールディングス」に変更しています。

1.デジタルホールディングスの特徴(強み・注力分野・他社との違い)

2000年に日本初のネット広告の効果測定システムのリリースを皮切りに急成長を遂げた同社。

現在デジタルホールディングスは大きく分けて広告事業、デジタルシフト事業、金融投資事業(ベンチャーキャピタル)の3つの事業を展開しています。

デジタルホールディングスが他の大手web広告代理店と異なるポイントは社名の変更にも現れている通り、web広告代理店からDX/IXの企業への変革に挑戦しているところです。(IX=産業変革(Industrial Transformation)

web広告だけでなく、マーケティングのDXに関わりたい方におすすめの企業と言えるでしょう。

過去に電通と提携していましたが2017年に解消しており、人事の方に伺ったところによると、今後も独立系の企業として営業活動を行っていくそうです。

2.デジタルホールディングスの社風

会社が変革期の真っ只中でもあることからチャレンジ精神が高く、新卒2年目で社内公募制度に参加でき、自らの意志で挑戦する自主性を重んじる社風です。

さらに「一人一人が社長(社員の幸せ=自立)」という価値観があり、勤務地関係なく国内のどこでも働ける制度や、コアタイムなしのフルフレックス、副業可能など、自由度の高い側面もあります。

また創業から「先義後利」(貢献すれば利益は後から自然とついてくる)という価値観もあり、誠実・実直な社員の方が多くクライアントファーストな姿勢も伺えます。

3.デジタルホールディングスの求める人物像・新卒採用について

採用メッセージに「殻破って、型破れ」とあり、好奇心とチャレンジ精神が旺盛な人が求める人物像として挙げています。

「先義後利」という価値観から、素直で利他的な人柄をアピールすると、カルチャーフィットの観点で評価されるでしょう。

また、初期配属の8~9割がオプト(広告事業)ですが、会社全体としてDX/IXに注力していこうとしているので、web広告以外のデジタルマーケティングに関心があることも示すと良いでしょう。

実際に内定者も、素直さとキャリアの方向性のマッチ度が最終面接官に評価されていました。

選考に関しては私自身の実体験にはなりますが、他社と比較してグループディスカッションや各回の面接のフィードバックを丁寧に行っていただいたり、1次面接通過後にリクルーターの人事の方が付き面談等を調整してくれるところから、人に向き合う選考だと感じました。

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電通系

大手web広告代理店(3) 電通デジタル

  • 企業名:株式会社電通デジタル
  • 代表者:代表取締役社長 執行役員 瀧本 恒
  • 発足:2016年7月1日
  • 資本金:4億4250万円
  • 従業員数:2,164名(2022年4月1日時点)
  • 参考:https://www.dentsudigital.co.jp/

電通の主要子会社のひとつで、グループにおけるデジタルマーケティング専門会社としてのポジションを確立しています。

1.電通デジタルの特徴(強み・注力分野・他社との違い)

他のweb広告代理店と比較して取り扱う領域が広く、またコンサル色が強い企業であり、BX(ビジネストランスフォーメーション)やサービスデザインの領域にも力を入れています。実際に大手総合コンサル企業と併願して受ける就活生も多いようです。

競合他社よりも立ち上げからの年数が浅い同社ですが、電通本体やISID(電通国際情報サービス)との協業や電通アイソバーとの合併などを経て急速に規模を拡大しています。

電通グループのもつ豊富なデータ・ノウハウをフル活用できること、ISID等との協業によって戦略策定から開発・実装まで一気通貫で支援できるのが電通デジタル最大の強みと言えるでしょう。

なお、私が電通デジタルの社員さんに伺ったところ、セプテーニやCARTAホールディングスとの協業はあまりないようです。

2.電通デジタルの社風

立ち上げ年数が浅いことから中途社員の割合が高く、未経験での採用も積極的に行っているため、様々なバックグラウンドを持った多様性のある社風です。

また標準労働時間が7時間で全社的に残業を減らす取り組みが行われており、他のweb広告代理店と比べて比較的ホワイトに働ける環境が就活生から人気を博しています。

3.電通デジタルの求める人物像・新卒採用について

他のweb広告代理店と比べてコンサルティング色がやや強めの企業なので、論理的思考力やプレゼン力が求められるでしょう。加えて顧客基点での提案が求められるので、生活者視点やデジタルマーケティングの興味関心のある人が求められるでしょう。

またコース別採用を行っており、一次面接から希望したコースの選択理由について問われることがあるのが特徴です。

実際に私が受けた選考でも、コースの選択理由や気になるマーケティングキャンペーンとその課題・解決策について問われたり、最終面接でプレゼンを行うので準備や対策は必須です。(24卒選考)

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電通デジタル内定者ES

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大手web広告代理店(4) セプテーニ

  • 企業名:株式会社セプテーニ・ホールディングス(SEPTENI HOLDINGS CO., LTD.)
  • 代表者: 代表取締役 佐藤 光紀
  • 発足:1990年10月
  • 資本金:18,428百万円
  • 従業員数:連結1,600 名(正社員、2022年9月末現在)
  • 参考:https://www.septeni.co.jp/

三大web広告代理店の一角であるセプテーニは、独立系企業でしたが2022年に電通グループ傘下に入りました。

1.セプテーニの特徴(強み・注力分野・他社との違い)

元々は人材系の会社として創業した同社ですが、広告事業に転換したのちインターネット産業の成長とともに急成長を遂げました。

web広告の事業に加えてメディアプラットフォーム事業も展開しており、なかでもマンガアプリ「GANMA!」を筆頭としたマンガコンテンツ事業がセプテーニの強みとなっています。

今後は広告事業では電通グループの協業を深め、広告以外の事業ではマンガに加えてアニメ・ウェブトゥーンやスポーツ等のエンタメに注力していくとのことです。

2.セプテーニの社風

「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」をミッションとして掲げていたり、様々な表彰制度があることから、チャレンジ精神と賞賛の文化が根強い企業だと伺えます。

また採用や人材育成に独特の考え方を持っており、社内の人材データベースとAIに基づいて相性を算出することで、人間の主観を排除した合理的な方法で採用や配属決定を行っているのが特徴です。

クリエイティビティとテクノロジーに重きをおいている社風と言えるでしょう。

3.セプテーニの求める人物像・新卒採用について

企業独自の適性検査と人材データベースを中心に相性を測っており、一般的なエントリーシートや企業研究、志望動機などの対策がかなりしづらいのが特徴です。

他社と比較して「マッチング」の観点が非常に強い選考で、ある意味最初の適性検査が1番鬼門とも言えます。

なお適性検査はフィードバックが送られるため、通過した場合は適性検査の結果と一貫性のある言動を選考中に心がけましょう。

実際にunistyleの内定者選考レポートによると、人事面談で事前に受けた性格テストと相違がないか、幼少期からの深掘りで見られるとのことです。

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セプテーニ内定者ES

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博報堂系

大手web広告代理店(5) デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)

  • 企業名:デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
  • 代表者:代表取締役社長 田中 雄三
  • 発足:1996年12月2日
  • 資本金:4,031百万円
  • 従業員数:1,915名(単体、2023年4月時点)
  • 参考:https://www.dac.co.jp/

博報堂を含む7社の共同出資により設立し、2018年の博報堂DYグループの完全子会社となりました。

1.デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)の特徴(強み・注力分野・他社との違い)

メディアレップ(媒体と代理店を繋ぐ役割)に強みがある企業であり、プロモーションサービスやアドテクノロジー事業を展開しています。

web広告業界における時価総額はサイバーエージェントエージェントに次ぐ業界2位を誇り、web広告領域において博報堂グループの中核をなす企業であると言えます。

DAC・博報堂DYメディアパートナーズ・博報堂の3社から集結した戦略組織「博報堂デジタルイニシアティブ」やアイレップとの連携など、グループ内での協業も多いことが特徴です。

2.デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)の社風

グループの中核であり博報堂本体との連携も多いことから、比較的に博報堂の社風に似ており、「生活者発想」でクライアントファーストな社風と言えるでしょう。

規模は大きいものの人材の流動性が高い業界なため、数年前から社内異動がしやすくなっていると社員の方から伺いました。

また私自身や同じく選考を受けた方に聞いて感じたこととして、雰囲気が明るくフラットでコミュニケーション力の高い社員の方が多く、ザ・広告という印象でした。

3.デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)の求める人物像・新卒採用について

社内外の連携・協業が多いことから、巻き込み力やコミュニケーション力の高い人が求められるでしょう。

選考については録画面接がフローに組まれていることが多いことが特徴です。録画面接においては、短い時間で自己紹介や意欲、人間性などをアピールする必要があります。

そのため、自己表現や印象づけの能力が重視されていると伺うことができ、組織の社風や文化とも関連しているのかもしれません。

またunistyleの内定者選考レポートによると、過去の面接で「どの会社にでも入れるなら、どの会社に入りたいですか?」という質問があり、志望理由に芯が通っているか、入社に対する意思や将来のビジョンが重要視されていると言えます。

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録画面接については以下の記事も参考にしてみて下さい。

 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)選考通過者ES

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大手web広告代理店(6) アイレップ

  • 企業名:株式会社 アイレップ
  • 代表者:代表取締役社長CEO 小坂 洋人
  • 発足:1997年11月
  • 資本金:5億5,064万円
  • 従業員数:1,192名(連結、2023年3月末現在)
  • 参考:https://www.irep.co.jp/

2010年にDACの連結子会社となり、2018年にDACとともに博報堂DYグループの傘下に入りました。

1.アイレップの特徴(強み・注力分野・他社との違い)

博報堂DYグループの筆頭web広告代理店であり、DACとの連携が強い企業です。DACとの違いが分かりづらい印象ですが、アイレップはより広告主向き合いのポジションにあります。(DACはメディア寄り)

運用型広告の実績・ノウハウは日本トップクラスであり、広告運用に興味がある方にとても適した環境と言えます。また博報堂譲りのクリエイティブにも強みがある企業です。

web広告をメインに幅広い手法を持っており、今後はグループのアセットを活用してマス✕デジタルの広告・施策展開に注力していくとのことです。

2.アイレップの社風

社風はDACと似ていて、クライアントファーストな姿勢と様々な職種を経験できることが特徴です。

加えて千人規模でありながらボトムアップな風潮が強い企業であり、1年目でイベント企画の提案や2年目で運用と営業を掛け持つなど、手を挙げれば様々な挑戦ができます。

主体性を持って働きたい方に適していると言えるでしょう。

3.アイレップの求める人物像・新卒採用について

過去の面接で自己PRをテーマにしたプレゼンや、「嫉妬する人物の特徴とその理由について」問われていたり、23卒内定者の知り合いに聞いたところ、選考時に自責傾向か見られていたとのことで、スキルよりも人柄重視の採用を行っていると伺えます。

加えてDACと同様に、社内外の連携・協業が多いことから、巻き込み力やコミュニケーション力の高い人が求められるでしょう。

またunistyleの選考レポートによると、やはりクライアントファーストの考え方を社員の方々がとても大切にしているとのこと。自身の体験と組み合わせて「クライアントの為に行動する」事をアピールして面接に臨むことを心掛けたそう。

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最後に

広告業界の企業研究

本記事ではweb広告代理店の大手企業を独立系、電通系、博報堂系の3つに分けて紹介しました。

社員や内定者の方々から伺った話やIRをベースに企業の特徴を解説しましたが、変化の激しい業界であるため、様々な情報を取り入れ続け、適切に理解した上でESや面接に臨みましょう。

また、こちらの動画では広告業界の業界研究を解説しています。ぜひご覧ください。

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