【例文7選付】「誠実さ」を自己PRでアピール!書き方や注意点までを徹底解説
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最終更新日:2023年12月13日
自己PRで比較的よく用いられる「誠実さ」という強み。
誠実さという強みや自身の性格をアピールポイントとして志望企業の内定を目指そうと考えている就活生も少なくないかと思います。
就職活動の自己PRにおいて「誠実さ」強みを用いることはよくありますが、その「誠実さ」という強みを自己PR上で伝える際に気を付けなければならないことも多くあります。
そこで本記事では、「誠実さ」という強みを自己PRでアピールしている大手企業選考通過者のES例文を掲載し「誠実さ」という強みや就活生の性格をどのように自己PR内でアピールすれば、企業に評価される自己PRになるかを解説していきます。
- 本記事の構成
- 「誠実さ」という強みをアピールした自己PR例文 7選
└「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(1) 全国信用協同組合連合会
└「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(2) セントラル硝子
└「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(3) 武田薬品工業
└「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(4) 損害保険ジャパン
└「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(5) サントリーシステムテクノロジー
└「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(6) ジャステック
└「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(7) 国際協力機構(JICA) - そもそも「誠実さ」とは何なのか
- 具体的に「誠実さ」がある人ってどんな人?
└責任感が強く信頼度が高い人
└役割を全うできる人 - 「誠実さ」を自己PRで企業にアピールする際のメリット
└途中で投げ出したりせず最後まで責任を持って仕事を成し遂げる人だと思われる
└感情に流されず、賢明な決断ができる人だと思われる - 「誠実さ」という強みを自己PRでアピールする際の注意点
└面接の際にも姿勢や言葉遣いにも「誠実さ」をアピールできるよう気をつける
└「誠実さ」をアピールする具体的なエピソードを用いる
└;客観的な視点での「誠実さ」を入れる - 「誠実さ」という強みを自己PRでアピールする際の書き方
「誠実さ」という強みをアピールした自己PR例文7選
最初に、実際に大手企業の選考に通過した「誠実さ」という強みを自己PRにした例文を見ていきましょう。
就活生の皆さんは下記の実際の例文を、自分の文章作りの参考にしてみてください。
「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(1) 全国信用協同組合連合会
自己PRをお願いします。(400文字以内)
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「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(2) セントラル硝子
ご自身の長所や得意科目、学生時代に力を入れて取り組んだことなど自由に記入下さい。【自己PR】(800文字以内)
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「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(3) 武田薬品工業
自己PR(300文字)
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「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(4) 損害保険ジャパン
自己PR ※ 必ず、以下の4つのキーワードのうち、1つ以上を用いて入力してください。(400字以内) 【キーワード】 リーダーシップ 誠実 行動力 挑戦
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「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(5) サントリーシステムテクノロジー
自己PR
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「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(6) ジャステック
自己PRを入力してください。(300文字以下)
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「誠実さ」の強みをアピールした自己PR例文(7) 国際協力機構(JICA)
自己PRを記述してください。(400字以内)
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そもそも「誠実さ」とは何なのか
「誠実さ」という強みの自己PRの書き方をお伝えする前に、まずはここでそもそも自己PRや就活における「誠実さ」とは何なのかについて考察していきます。
「誠実さ」の理解をきちんとしておかないと自己PRがあいまいになってしまう可能性もあるので、普段何気なく使っている「誠実さ」という言葉にはどのような意味があるか今一度確認しましょう。
それでは実際に「誠実さ」という言葉の意味を調べてみましょう。
『weblio辞書』によると「誠実さ」は以下のような意味となります。
「誠実さ」の意味
嘘いつわりがなく、心の底から思って事に当たるさま。実直でまじめなさま。または、その度合い。【引用】weblio国語辞書(誠実さ)
特に、“嘘いつわりがない”という部分と“実直でまじめなさま”という部分に注目しましょう。この部分は何か皆さんが持っているエピソードに絡められるのではないでしょうか?
「誠実さ」という強みで勝負したいと思っている就活生の皆さんは、ぜひ自分の今までの人生を振り返ってみて“嘘いつわりがない様”や“実直でまじめな行動”が何かプラスに働いた経験があれば書き出して、自己PRを作る準備をしていくことをおすすめします。
また、面接では「他にエピソードはない?」と1つの強みに対して複数個のエピソードを求められることもあるので、思いついたエピソードなどは1つに限らず複数個書き留めておくのもおすすめです。
具体的に「誠実さ」がある人ってどんな人?
上記で「誠実さ」とは何なのか根本的な意味がわかったと思いますが、具体的に「誠実さ」がある人ってどんな人なのでしょうか。
ぜひ自分の「誠実さ」という強みで自己PRをしたい、戦いたいという人は具体的な「誠実さ」がある人物について知り「誠実さ」についての理解を深めましょう。そのうえで、自己PRや今後の選考の対策をしてみてください。
もちろん「誠実さ」がある人物は色んな見方がありますがここでは2つの特徴をお伝えしたいと思います。
責任感が強く信頼度が高い人
まず“責任感が強く信頼度が高い人”は「誠実さ」がある人物といえるでしょう。
どんな仕事や組織でも物事を自分事化して、責任を持って取り組める人は人は“実直でまじめである”という印象を持つので、上記で記載した「誠実」という言葉の意味にも当てはまっており「誠実さ」があるといえるでしょう。
また、そのような行動を普段から周りの人からの信頼度も自ずと高くなるため「信頼度が高い」というのも「誠実さ」がある人の特徴の1つでしょう。
また信頼をされている人物は、その本人が実感すればするほど「周りからの信頼に応えたい」と思い、さらに自分の行動にに責任感を持つということもあります。
役割を全うできる人
“役割を全うできる人”も「誠実さ」がある人物の特徴の1つです。
これも上記の“責任感が強く信頼度が高い人”と似ていますが、“役割を全うできる人”は“実直でまじめである”という特徴に当てはまり「誠実さ」があると言えます。
社会に出たら、どの人も仕事を任されることがありますがその際に「指示があまりわからないから適当にやろう」や「手間がかかるからこの工程は適当でいいや」と仕事に妥協をしたり、役割サボってしまったりする人もいます。
そんな中、自分の任された仕事で求められていることや仕事自体のクオリティーを理解し、役割を全うしようと試みる人、それを完璧にできる人は「誠実さ」があるといえるでしょう。
「誠実さ」を自己PRで企業にアピールする際のメリット
続いては、自己PRで「誠実さ」を強みとしてアピールする際のメリットをご紹介します。
選考において、自分の強みを何にしようか考えている人や「誠実さ」を強みとするべきかと迷っている人はぜひこちらでメリットを見て決めてみてください。
途中で投げ出したりせず最後まで責任を持って仕事を成し遂げる人だと思われる
「誠実さ」がある就活生は“途中で投げ出したりせず最後まで責任を持って仕事を成し遂げる人だと思われる”という点でメリットがあります。
企業には沢山の仕事がありそれらを社員の皆で分担して企業全体としての利益を生みだそうとしているわけですが、その際に上記で記載した特徴のように「誠実さ」がある人ならば、1つ1つの仕事を必ず求めているレベルまで成し遂げてくれるだろうと思われるはずです。
逆に「誠実さ」がない人は、仕事を中途半端に行ってしまい商取先から怒られてしまったり、他の人の業務にも悪い影響を及ぼしてしまう可能性があったりする点で企業からデメリットだと思われるでしょう。
上司からしても企業からしても「安心して仕事を任せられる後輩」はとても大切な人材ので、企業の採用面接のタイミングで「誠実さ」をアピールする際のメリットといえます。
経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました。
そのアンケート結果を見ると、企業が学生に特に期待する資質として、回答企業の約8割が「主体性」「チームワーク」「リーダーシップ」「協調性」を挙げています。そのほかにも、「課題設定・解決能力」「論理的思考能力」「創造力」も上位に並んでいます。
「企業からどのような資質が求められているのか」を正しく認識したうえで、自己PRを考えるようにしましょう。
感情に流されず、賢明な決断ができる人だと思われる
「誠実さ」がある就活生は“感情に流されず、賢明な決断ができる人だと思われる”という点でメリットがあります。
なぜならば、社会人になると学生よりも自分1人だけで決断する場面、また重要かつ責任を伴う決断を求められることが多くなるため、“賢明な判断ができる人”は企業にとって重宝されるからです。
重要な場面で「誠実さ」を持ち合わせてる人ならば、自分の個人的な感情や私利私欲に惑わされず、企業にとってまた組織にとってどのような行動を取るべきかを考えられ、最善な行動で企業に利益を生むことができるでしょう。
企業は“企業に利益を与えてくる人”を求めているため、この“誠実さ”は就職活動の選考において評価されるはずです。
「誠実さ」という強みを自己PRでアピールする際のポイント
ここまで、「誠実さ」という強みの意味の確認や自己PRにするメリットをお伝えしてきましたが、実際に自己PRの内容を作る際や面接を受ける際にも気をつけるべきことがあります。
ぜひ、書きのポイントを押さえ今後の選考に役立ててみてください。
面接の際にも姿勢や言葉遣いにも「誠実さ」をアピールできるよう気をつける
ここでは就活生の方に面接の場面を想像して欲しいのですが、「誠実さ」を強みとしている就活生の言葉遣いや姿勢、髪型、服装などが悪かったら、企業の面接官はどのような印象を持つでしょうか。
きっとほとんどの面接官は「だらしない身なりで来ているから、この子の言っている“誠実さ”という強みは嘘っぽいと思ってしまうな~」「この子の“誠実”という強みの話を信じていいのかな」と「誠実さ」自体の信ぴょう性を疑ってしまうと思います。
面接官は自己PRの内容だけではなく“目でわかる情報も面接の評価に入れている”からです。
もちろん自己PRの強みの種類や就活生のやってきたことなど、内容に関することも大切になってきますが、それだけを評価したいならば企業の選考はエントリーシート(ES)だけで良いはずです。
企業の面接官は“就活生を実際の目で見た印象”と“就活生がESや面接で内容”をどちらも評価対象にしたいと思っているため、選考で面接も重要視されています。
この“企業の面接官は“目で見える情報も大切にする”ということは、もちろん「誠実さ」という強みに関する自己PRだけに通ずるわけではなく、他の強みにも当てはまります。
例えば、「明るい」や「周りを巻き込む」という強みを持っている就活生が小さな声でぼそぼそ話すような面接をしていたならば、その強みに関する信ぴょう性を疑われてしまいますし、「計画性がある」という就活生が当日面接に遅刻してしまったら、「計画性」は評価されないと思います。
以上より、自己PRの際には“面接の際にも姿勢や言葉遣いにも「誠実さ」を表す”ということを大切にしましょう。
「誠実さ」をアピールする具体的なエピソードを用いる
企業が自己PRを聞く意図でも伝えている通り、企業は就活生が話す自己PRを通して"あなた自身が入社した際にその企業にプラスの利益をもたらすことができる人物かどうか"を判断したいと考えています。
ただ「私は、誠実さです。」と伝えるのではなく、「誠実という性格」が元となり、どのような行動を起こし、どのような成果を上げたのかまで伝えることが大切です。
そうすれば、企業に自分の性格や行動指針を知ってもらえ、入社した際に活躍するとも判断されやすくなるはずです。
そのために意識するべきことは、強みを発揮するための「方法論」を語ることです。「方法論」を語ることで、自身の強みの再現性を、説得力がある形で伝えることができます。
例えば、「塾講師で生徒の成績を上げるために粘り強く行動をしました。」というよりも、「生徒の成績を上げるために、(1)全ての教科の弱点を洗い出して補助教材を作成すること(2)勉強のやる気を下げないように、会話の際には出来た箇所を常に褒めることを行いました。」と述べたほうが再現性やご自身の強みおよび性格が伝わりやすいでしょう。
また、自己PRで強みを語る際は、複数のエピソードを語ることも検討してみてください。
1つの強みに対して複数のエピソードを語ることで、たまたまその場面で強みを発揮できただけなのではないということを、自分は本当に自己PRで伝えている性格で間違いないことを企業に説得力を持って伝えることができます。
客観的な視点での「誠実さ」を入れる
自己PRを作る際には必ず客観的な視点での「誠実さ」を入れるようにしましょう。
なぜならば、客観的な視点で受けた評価をエピソード内で盛り込むことで、面接やエントリーシート(ES)での「強み」の信ぴょう性を高められるためです。
例えば、“部活で2年間の「誠実な行動」が評価され、大学3年生の際に部長に任命された”や“塾講師のアルバイトで生徒に対する「誠実な対応」が評価され、保護者から手紙をもらった”などのエピソードでは第三者の実際の行動や言葉が入っており、自分の主観的な意見ではないため、「誠実さ」という強みの信ぴょう性を高めてくれるはずです。
就活生の皆さんは「誠実さ」という強みを自己PRでアピールする際には、ぜひその自分の行動の後に周りにどのような評価をされたか、周りから褒められたことはないかなども一緒に考えてみましょう。
またこの際の「客観的な視点」や「第三者の行動や言葉」は必ずしも、“部長に選ばれた”などといった結果が大きいものが良いというわけではないので、どんなに些細なことでも面接官にアピールできる事実ならば、自己PR内に入れるようにするべきです。
「誠実さ」という強みを自己PRでアピールする際の書き方
続いて「誠実さ」という強みをアピールするメリットやポイントをもとに、自己PRの書き方を説明していきます。
自己PRを書く際は、基本的に以下のフレームワークに沿って書くことで論理的な自己PRにすることができます。
上記の自己PRの書き方の図に記載してあるように、まず自己PRでは、最初に「私の強みは誠実なところです。」のように"結論(書き出し)"を簡潔に述べ、その結論の根拠となるエピソードを伝えます。この際、言い換え表現を用いて、自己PR内で強みをより具体的に分かりやすくを伝えることも有効です。
次に、課題・目標部分では、例えば「チームの優勝を目指した」「チームの関係性の不和を解決した」など、自分が何に対してチャレンジをしたのかを具体的に伝える必要があります。企業が自己PRを聞く意図の中でも、何に対して行動する動機があったのかという観点で人柄やその人物の性格をより伝えることができます。
そして、選考官が知りたい、就活生がどのような長所や性格、能力を持っているのかがより伝わるように、自己PRでは課題・目標に対して「どのような努力や工夫をし、どんな結果を出すことができたか」を書きましょう。
最後には、自分の強みおよび性格をを通して企業にどう貢献できるのかをアピールします。このような流れで自己PRを書き終わったら、必ず添削をするようにしましょう。友人や先輩などに実際に書いた自己PRの内容を添削してもらうのも1つの手です。
まとめ
本記事では自己PRで「誠実さ」という強みのアピールの仕方について解説してきました。
改めてになりますが、就活生の皆さんは自己PRは“自身が入社後に活躍できる人材であること”を示す必要があるという前提を必ず忘れないようにしてください。
また「誠実さ」という強みおよび性格をアピールする際には、“具体的なエピソードを用いる”や“面接の際にも誠実な姿に気を付ける”などの細部にわたるポイントも意識するようにぜひしていきましょう。
以下では、自己PRに関連する記事を一覧にしたものになっています。もっと詳しく自己PRについて学びたい人、「誠実さ」以外の強みや性格をアピールしたい人、自己PRの面接での聞かれ方を知りたい人、自己PRの例文を沢山見たい人など、様々な要望にかなうような記事がありますので、一緒に合わせてぜひご覧ください。
1.自己PRの基本知識(意味・強みの種類・自己紹介やガクチカとの違い)
2.自己PRが見つからない人の対処法
3.自己PRの書き方・書く際のポイントを解説
4.自己PRの書き方を文字数別に解説
5.自己PRの書き出しを解説
6.自己PRの締めを解説
7.自己PRのES例文集(強み別)
8.自己PRのES例文集(業界別)
9.面接での自己PRの伝え方
10.面接での自己PRにまつわる頻出質問集