企業研究はいつから始める?タイミングと時間を就活スケジュールに沿って解説

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最終更新日:2025年05月20日

企業研究とは?行う目的は?


企業研究とは、就職や転職先となる企業に関する情報収集・分析を行うことです。

なぜ企業研究を行う必要があるのかというと、「自分が入社したい企業(=志望する企業)かを判断するため」「採用担当者が納得する志望動機・自己PRを作成するため」という2つの目的があるためです。

企業研究を行う目的について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

企業研究はいつから行うべきか


企業研究を行うタイミングは就活生によって異なります。

というのも、選考が早くから行われる外資系企業やベンチャー企業と経団連のスケジュールに沿って動く大手企業とでは、本選考が始まる時期が異なるからです。

とは言え、いずれの就活生にしろ少なくとも本選考が始まるまでには行っておくべきというのは確かでしょう。

以下では、選考が始まるまでに行うべきことをまとめ、「選考が早くスタートする企業」と「大手企業」の選考スケジュールを比較しながら、いつから企業研究を行うべきかを考えていきます。

選考前に準備すべきこと

本選考が始まるまでに何を準備しておくべきかと考えた際、やるべきことは企業研究だけではありません。

大まかではありますが、やるべきこととして以下のようなものがあります。

  • 自己分析
  • 業界研究
  • 企業研究
  • OB/OG訪問
  • Webテスト対策
  • インターンへの応募・参加など

これらすべてを本選考が始まるまでに行わなければ行けないわけですが、全て行うには大量に時間が必要です。

そのため、事前に自分が選考を受ける企業の本選考がいつから始まるのかを、把握しておかなければなりません。

以下で、選考が早い企業と経団連の定めるスケジュールに則って動く大手企業の就活スケジュールを紹介します。

選考が早く行われる企業の就活スケジュール

外資系投資銀行やコンサルティングファームのような選考が早く開始される企業の場合、大学3年の9~10月頃から選考が開始されることがほとんどです。

下記で、選考が早く行われる企業の就活スケジュールを図にしてまとめてみました。

もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

大手企業の選考スケジュール

大手企業の選考であれば、経団連により、3月に情報解禁、6月から面接開始、そして内定を出していいのが10月と定めれています。

下記で、一般的な大手企業の就活スケジュールを図にしてまとめてみました。


参考
【27卒向け】日系大手志望者の就...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

結局、いつから企業研究を行えばいいの?

これまで紹介してきた内容を踏まえると、結論「企業研究はできるだけ早く、遅くとも9月・2月までに終わらるべき」という回答になります。

ここまでに述べてきたように選考開始時期は企業によって異なりますが、選考が早くから行われる企業の場合は9月までに、大手企業であれば3月までに終わることを前提として、逆算し取り掛かかりましょう。

ただ、企業研究に関しては自己分析・業界研究を行った後に行うのが理想です。企業に関しては数に限りがないので、すべての企業を研究することは不可能だと考えられます。

ある程度取捨選択して行えるよう、自己分析と業界研究を行った後に取り組むようにしてみてください。

企業研究にどのくらい時間をかけるべきか


これにも明確な基準はありません。

将来に関わることでもあるので、行きたい企業があるのであれば徹底的にいつから何時間と制限を設けず納得できるまで行いましょう。

ただ、「どのくらい時間を時間をかけるか」よりも「どんな目的を持って、何を把握するのか」を意識してください。

冒頭でもお伝えしたように、企業研究を行う目的は「自分が入社したい企業(=志望する企業)かを判断するため」「採用担当者が納得する志望動機・自己PRを作成するため」です。

企業研究を100時間かけてやったとしても、中身が意味のないものであれば選考を突破することはできません。それよりも、1、2時間であっても上記の目的を達成するための企業研究を行い、自分の軸と合っている企業を見つけられることのほうが大事なのです。

その目的を達成するために、企業研究で社風や特徴・強み・働き方等について詳しく調べ、自己分析で見つけた企業選びの軸と合わせてみましょう。

詳しいやり方は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。

また、志望する企業がまだない場合や、志望する業界の企業を幅広く調べたい場合であれば、1社に時間をかけていると効率が悪いので、1社ごとに何分~何時間とある程度の目安を決め取りかかることをオススメします。

最後に


本記事では、企業研究はいつからやればいいのかについて、就活スケジュールや本選考までに準備すべきことと合わせて解説してきました。

明確に「いつからやるべき」と言い切ることはできませんが、企業研究は納得の行く就活を行うために必要不可欠なものです。

限られた時間の中で、効率的に行うためにも、企業研究にどのくらい時間をかけられるか考えておきましょう。

企業研究を行う重要性を理解した上で、取り組んでいただければと思います。

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