志望動機の面接頻出質問14選!各質問の出題意図を踏まえた回答対策
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最終更新日:2025年11月14日
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- 質問(1)志望動機を教えて下さい
- 質問(2)将来の夢や成し遂げたいこと、キャリアビジョンについて教えて下さい
- 質問(3)5年後、10年後のビジョンについて教えて下さい
- 質問(4)企業選びの軸について教えて下さい
- 質問(5)他にはどのような業界を受けていますか?
- 質問(6)他業界ではなく、この業界を志望する理由について教えて下さい
- 質問(7)具体的に取り組みたい仕事について教えて下さい
- 質問(8)業界内でも当社の理由について教えて下さい
- 質問(9)当社の改善点について意見を下さい
- 質問(10)あなたにとって就職するとはどういうことですか?
- 質問(11)希望の配属先や部署に行けない場合はどうしますか?
- 質問(12)当社に落ちた場合はどうしますか?
- 質問(13)他社の選考状況について教えて下さい
- 質問(14)内定を出した場合、すぐに就職活動を辞めますか?
- 大手企業内定者の志望動機回答例
- まとめ
質問(1)志望動機を教えて下さい。

- 将来成し遂げたいこと
- きっかけとなる経験
- 企業選びの軸
- 他に受けている業界と他業界ではダメな理由
- 取り組みたい具体的な仕事内容
- 業界内でもこの会社の理由
オーソドックスな質問になりますが、こういった質問は最終面接に近づくにつれて聞かれる頻度が高くなると言われています。
志望動機を聞かれた場合には、基本的に以下の6つを聞かれていると認識しておくべきでしょう。
しかし、全てを答えてしまうとかなり長くなってしまいます。
そのため、面接官とのやり取りの中で始めにどこまで話すのか、どの項目は追加で質問してもらうのかを考えながら話す必要があります。それぞれの質問の意図については質問(2)以降で詳しく見ていきます。
参考:【新卒】志望動機の書き方・業界別例文6選|エントリーシート(ES)対策
→志望動機を書く際のフレームワークを紹介しています。こちらで解説されている考えに沿って書くことで、端的且つ論理的に志望動機を述べることが出来ます。
質問(2)将来の夢や成し遂げたいこと、キャリアビジョンについて教えて下さい。

あなたが掲げる将来の夢や成し遂げたいことと、会社があなたに将来期待する役割がズレていないかを確認するための質問です。
仮にあなたがいくら優秀だとしても、あなたがやりたいことと会社の目指すものが大きく異なる場合、入社後にミスマッチで辞めてしまう可能性があると面接官は考えます。あなたのキャリアビジョンと志望企業で働くことが将来的に一致することをしっかりと示せるようにしましょう。
また、その業界や企業でしか成し遂げられない夢や目標を伝えてしまうと、業界や会社に依存しすぎな印象を与え、視野の狭さを感じさせる可能性があります。
ある程度抽象的なキャリアビジョンとし、その業界や企業に就職する以外の他の達成方法も語れるようにしておくのが望ましいでしょう。
例文4選|ESの「成し遂げたいこと」の答え方で差をつけるためには
【就活】面接でのキャリアプランの答え方!職種別例文6選と作成のコツ
→将来やりたいことを面接の場でどのように伝えるかについて説明されています。内定者ESや回答例なども多く扱いながら解説しています。
質問(3)5年後、10年後のビジョンについて教えて下さい。

質問(2)で答えたような長期的ビジョン達成のため、5年や10年といった区切りでどのようなビジョンを描いているのかを知ることで、業界や企業におけるキャリアパスへの理解ができているかを見極めようとする質問です。
説明会やOB訪問等で事前に「その業界/企業でどのようなキャリアパスを歩むのが一般的か」を調べておき、自分なりのキャリアビジョンを具体的に語れるよう準備しておきましょう。
参考:
面接で5年後の自分を聞かれた際の回答対策!回答例・深堀り質問も紹介
【業界別回答例10選】面接における「10年後の自分」の回答対策
→5年後と10年後、各期間のキャリアビジョンを面接で魅力的に伝える方法を回答例付きで解説しています。
質問(4)企業選びの軸について教えて下さい。

企業選びの軸も志望動機に密接に関連する質問になります。
企業が知りたいのは業界や企業に対する理解ではなく、どのような観点から企業を選んでいるのか、それはどのような経験や生い立ちに根ざしているのかというあなたなりの考え方の部分になります。
そのため、「成長したい」や「社会の役に立つ仕事がしたい」というような軸は、「どのように成長したいのか」や「どのように社会の役に立ちたいのか」まで具体的に示すことができないと、企業選びの軸としては不適切と言えます。
上記で挙げた例であれば、どの企業でもそれなりに成長できるし、どの企業も社会の役に立っているからこそ存在することができるのは当然のことであるため、企業を選ぶ際の軸については複数個挙げられるよう考えておきましょう。
参考:評価される【企業選びの軸】回答例120選!軸一覧と例文、決め方を徹底解説
→企業を受ける/受けないの選択をする際、営業利益などの企業情報で選ぶ就活生も一部いるでしょう。しかし、就活において大切なのはどれだけ会社のことを知っているかではなく、どんな軸で企業を選んでいるかになるため、自分なりの軸を定めておきましょう。
質問(5)他にはどのような業界を受けていますか?

この質問は選考状況の把握がしたいという意図だけでなく、広い視野でしっかりと世間を見た上で就活を進めているのかという視点の広さも見られています。
例えば、「人のニーズを引き出し、解決策を提示する仕事がしたい」という企業選びの軸であれば、コンサル、銀行、商社、素材、人材など様々な業界が当てはまるでしょう。実際の仕事においても、考え得る全ての選択肢から最良の選択を求められることが多々あります。
しっかりと選択肢をピックアップする能力があるか見られているということを意識しましょう。
参考:面接での「ほかに受けている企業」の答え方|質問の意図や回答例を解説
→「ほかに受けている企業」を聞かれた際の適切な回答方法を解説しています。上記質問に通ずる点も多々ありあすので、参考にしてみてください。
質問(6)他業界ではなく、この業界を志望する理由について教えて下さい。

多くの就活生が答えに詰まる質問の一つではないでしょうか。
質問(4)~(6)の流れの質問は、志望度の高さ以外にも、選択肢をどれだけ網羅的にピックアップした上で、一つの選択肢に論理的に絞れているかという地頭の良さも見られています。
例えば「グローバルに働きたい」という就活生の場合、その想いを叶えるのであれば商社でも海運会社でもいいはずなのに、なぜどちらかを選ぶのかといった本質的な違いの理解が問われています。
この質問は差がつきやすい質問になるため、自分自身の軸に沿って本質的な回答ができるよう準備しておきましょう。
参考:「なぜうちの業界?」|業界研究の重要性
→業界比較を適切にできている就活生はあまり多くないように感じます。そのため、業界比較が適切にできていると大きなアドバンテージになるでしょう。
質問(7)具体的に取り組みたい仕事について教えて下さい。

将来の長期的なビジョンを達成する上で、目の前で取り組みたいのはどのような部門のどんな仕事なのかを聞くことで、本当に入社したいと考えているのか、具体的に仕事のイメージができているのかを知るための質問になります。
その業界や企業が取り組んでいない具体的な仕事を挙げても的外れになりますし、将来成し遂げたいことと繋がりそうにないような仕事でも的外れになります。
企業理解を万全にし、日々の業務の延長線上が長期的なビジョンに繋がるよう、取り組みたい仕事を述べましょう。
参考:エントリーシート(ES)や面接で選考官に仕事理解を示すには、興味のある部門と職種内容を語る
→就活生の志望度を図る上で、「入社後の働くイメージが持てているか」ということは面接官も知りたいところです。そのため、適切に仕事を理解していることを示すことは重要となります。
質問(8)業界内でも当社の理由について教えて下さい。

「当社は第一志望ですか」といった形でも聞かれる質問になります。
業界が同じであればビジネスモデルも働き方、キャリアパスも類似していることが多く、差別化の難しい質問ではありますが、自分自身が大切にしている企業選びの軸や価値観に沿ってしっかりと答えるようにしましょう。
必ずしも「第一志望です」と答えなければならない訳ではなく、迷っているのであれば迷っている理由を的確に話すことで評価が上がる場合もあります。上っ面で答えるよりも、深い考えでの答えが重要になります。
→「なぜうちの会社を志望するのか」という質問に困ってしまう就活生は多数います。その質問に対し、簡単且つ適切に答えるアプローチ方法を紹介しています。
→「当社が第一志望か」という質問で面接官が何を見ているのか、その上で就活生はどう答えるべきなのかについて考察しています。
質問(9)当社の改善点について意見を下さい。

企業について十分に理解しているか、鋭い洞察ができるかという視点で聞かれることがある質問です。例えば、総合商社の面接では「当社が今後注力すべき分野について提言して下さい」といったものもあります。
ここで問われているのは、答えそのものよりも「なぜそのように答えたか」というあなたなりの考え方になります。
面接官を納得させられるだけの論理構成で話をすることが求められるハードな質問であるがゆえ、差がつきやすい質問でもあります。志望度の高い業界については事前に回答を考えておくようにしましょう。
各社の課題や改善点についてはIR資料を見るのが最善の方法と言えます。下記に掲載している記事で詳しく説明していますので参考にしてみて下さい。
参考:【企業研究に役立つIR情報の見方を解説】絶対に見るべき3つの資料とは
→企業研究に最適なIR情報の見方を包括的に解説しています。また、絶対に見るべき3つの資料の特徴と見方についても紹介しています。
質問(10)あなたにとって就職するとはどういうことですか?

「社会人と学生の違いについてあなたの考えを教えて下さい。」といった形で聞かれることもある質問です。
お金を稼ぐ・より良く生きていくのは大前提として、何のために働くのか、その上でどのような考え方を持っているのかを知りたいと考えての質問になります。
実際に企業で何年、何十年も働いているであろう面接官が共感できる考え方を示せるのが望ましいでしょう。
質問(11)希望の配属先や部署に行けない場合はどうしますか?

特に伝統的な日系企業においては人事異動を避けられないケースが多く、本来希望していなかった部署に配属される可能性があります。営業部署を志望しながらもバックオフィスの経理や総務に配属されるといった具合です。
そのような状況下で、上記は長期雇用を前提とした質問になります。仮に希望の配属先に行けないとしても入社したいと思えるのか、今一度自分自身で振り返り、就職することが目的化していないかよく考えてみるようにしましょう。
参考:「やりたいことができなくてもうちの会社に入社したいのか」という意地悪な質問に対する二通りの答え方
→「やりたいことができなくてもうちの会社に入社したいのか」といった質問を聞かれた際のスムーズな回答方法を、2通りの観点から紹介しています。
質問(12)当社に落ちた場合はどうしますか?

少々意地悪に感じられる質問ですが、あなた自身の長期的なビジョンが他の方法(企業)でも達成できる柔軟性のあるものなのか、志望企業に固執しすぎていないか等のバランス感覚が問われています。
当然ですが、実際に選考に落ちる場合は十二分にあるため、その上でのリスク対応ができているかも見られている質問と言えるでしょう。
質問(13)他社の選考状況について教えて下さい。

最終面接に近づくにつれ聞かれる頻度の高くなる質問であり、この質問が出るということは内定まであと一歩のところまで来ている場合が多いでしょう。
他社の選考状況を確認することで、本当にうちの会社に来てくれる人材かどうか、そして第一志望かどうかについて見極めたいという意図のある質問になります。
また、それと同時に他社でも評価されている人材かどうかを確認することで、自分たち(面接官)の目が間違いではないことも知りたいという意図もあるでしょう。
内定がある場合は素直に伝え、内定先よりも今受けている企業の志望度が高いことを企業選びの軸に基づいて論理的に伝えることができれば、自ずと高い評価が得られるでしょう。
→他社の選考状況を聞かれた際の適切な答え方を解説しています。また、追加で聞かれる質問も掲載しているため、どのように答えればよいか悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
質問(14)内定を出した場合、すぐに就職活動を辞めますか?

最終面接など、内定まで寸前のところでよく聞かれる質問になります。
企業によっては他社の選考を全て辞退するように圧力をかけてくることもありますが、その一方で必ずしも「すぐに就職活動を辞める」と伝える必要はなく、他の企業も受けてみたいと言っても受け入れてもらえることもあります。
つまり答え方に正解はなく、各々の状況次第で回答が変わるでしょう。
なぜ迷っているのか、仮に就職活動を辞めるにしてもなぜ辞めるのか、を最後まで話すことが求められていると考え、油断しないようにしましょう。
大手企業内定者の志望動機回答例

これまで解説してきた内容を踏まえ、最後に"大手企業内定者は実際にどのような志望動機を伝えていたのか"を紹介します。
郵船ロジスティクス内定者の志望動機回答例
国際物流に携わり、価値を与えるモノの動きをグローバルに支えることで人々の生活発展に貢献したいです。接客の経験から何が喜ばれるかを考え行動する事に、通訳の経験から国を超えて人を結び付ける事にやりがいを感...場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
中部電力内定者の志望動機回答例
日本の産業の発展に貢献したい、これが私の夢です。所属する生協組織部で、大学生の生活をサポートする企画を運営する中で、自身は目立たなくても、人の役に立つことのできる素晴らしさを知り、インフラ業界を志望し...○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
三菱商事内定者の志望動機回答例
東南アジアにおける食品事業に関わり、現地の生活水準向上に貢献したいです。御社は非資源分野の収益拡大を戦略の一つに挙げています。また、インドネシアやミャンマーにおける食品事業も行っています。現地での成功...それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
まとめ

本記事では、面接で頻出の志望動機に関する質問例とその意図、そして大手企業内定者の回答例を紹介してきました。
改めてにはなりますが、志望動機に関する頻出質問は以下の通りです。
- 志望動機を教えて下さい。
- 将来の夢や成し遂げたいこと、キャリアビジョンについて教えて下さい。
- 5年後、10年後のビジョンについて教えて下さい。
- 企業選びの軸について教えて下さい。
- 他にはどのような業界を受けていますか?
- 他業界ではなく、この業界を志望する理由について教えて下さい。
- 具体的に取り組みたい仕事について教えて下さい。
- 業界内でも当社の理由について教えて下さい。
- 当社の改善点について意見を下さい。
- あなたにとって就職するとはどういうことですか?
- 希望の配属先や部署に行けない場合はどうしますか?
- 当社に落ちた場合はどうしますか?
- 他社の選考状況について教えて下さい。
- 内定を出した場合、すぐに就職活動を辞めますか?
各質問の意図を適切に理解し、面接対策に活かしてもらえればと思います。
とは言え、面接で聞かれる質問は志望動機だけではありません。
志望動機と並ぶ面接頻出質問の"ガクチカ(学生時代頑張ったこと)・自己PR"の質問例に関しては、下記の記事をご覧ください。
また、魅力的なESの書き方・インターンに特化した志望動機など、より志望動機への理解を深めたい就活生は下記の記事も是非ご確認ください。






