NTTグループを比較!OB訪問から見える各社の特徴や違い【ドコモ・データ・コムウェア・ファシリティーズ・ファイナンス】

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記事公開日:2017年6月1日

NTTグループを比較!OB訪問から見える各社の特徴や違い【ドコモ・データ・コムウェア・ファシリティーズ・ファイナンス】

こんにちは、NTTグループ内定者です。

就活生の方にとって、給料や福利厚生の良さや残業時間は気になるところですが、このような考えからホワイト企業を見ていくと、NTTの3文字を見る方も多いのではないでしょうか?

今回は「ホワイト企業NTT」の実態を筆者の体験を踏まえて考察し、グループ内で複数の企業にOB訪問をする意義について考えていきたいと思います。なお、本記事はあくまで筆者がOB訪問をして掲載の許可を得た社員の声をもとに作成したものであり、働き方等は個人により異なることをご理解いただければと思います。

なお、OB訪問のやり方などにについては【完全版】OB・OG訪問のやり方❘目的・時期・質問・注意点を徹底解説&成功のコツをご覧ください。

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そもそもNTTグループとは?

NTTグループとはNTTとは「Nippon Telegraph and Telephone Public Corporation」の略称であり、国営企業である旧日本電信電話公社(以下電電公社)の流れを組んで1985年に民営化されました。

元々は政府の公共事業として設立された電電公社ではありますが、固定通信技術の世界的発展もあって民営化された以降は、移動通信事業を行うNTTドコモ・データ通信事業を行うNTTデータを始めとした多数の子会社を設立していき、事業の拡大を進めていきました。

現在では、人材事業など通信とは直接関係ない分野にも進出しており、グループ企業数は900社以上・売上高は10兆円を超える国内最大級の規模を誇る企業群となっています。

NTTグループ企業概要

●総資産:21兆2,503億円
●連結営業収益:11兆3,910億円
●連結営業利益:1兆5,397億円
●従業員数:274,850人
※上記のデータは「2018年3月末」のものになります。

参考:NTTグループについて 会社案内

新卒就職活動の場においては、以下にあるようにNTTデータがやや突出して人気度が高いようですが、総合商社・広告代理店といった人気トップとされる企業と比較するとそこまで志望者が殺到するというわけではないようです。

ちなみに以下に挙げられている企業はNTTの主要5社と言われ、この5社に日本電信電話(持ち株会社)・NTTファシリティーズ・NTTコムウェアを加えた企業群が主要8社と一般に呼ばれています。

新卒就職人気ランキング

8位:NTTデータ
61位:NTTドコモ
74位:NTT東日本
89位:NTT西日本
168位:NTTコミュニケーションズ

2019年卒 みんなの就職活動日記 新卒就職人気企業ランキングをもとに作成

それでは各企業について見ていきましょう。

NTTドコモ:NTTグループの稼ぎ頭としてのプライドと挑戦的な社風

NTTドコモとは

訪問人数:2名

恐らくグループ内で世間的に最も知名度が高いのがこのNTTドコモでしょう。その知名度や平均年収の高さ(19卒就職四季報では主要5社の中で最高と公表されています)から、就職市場での人気も高い企業であると考えられます。

通信量収入や端末販売を収入源としたモバイル通信事業を軸に、近年ではdマーケットを始めとしたeコマース事業にも力を入れています。

新卒2年目の女性社員に話を聞いてみました。

キャリア

新卒でNTTドコモに入社後、法人向け営業として通信回線の普及を目的に企業訪問を重ねることを普段のお仕事とされているようです。

この方は就職活動のときにNTTデータにも内定を頂いており、最終的には「システムよりも通信に携わりたい」という理由でドコモへの入社を決定したとのことでした。

しかし、実際に入社してみると研修や配属後もICTについて勉強する機会が多く、「通信」と「システム」は切っても切り離せない関係であることに最も気付かされたと述べていました。

実際、ドコモにはNTTデータから出向・転籍されてきた社員というのも多いようで、事務系・技術系関わらずシステムの知見を深めておくことは重要なようです。

ドコモでの働き方というとドコモショップでお客対応をしている人が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、予想していたよりも販売店での仕事をしている人は同期でも少なく、B向けの仕事の難しさを日々痛感してるといきいきと話されていました。

また、予想以上に事業内容が多岐に渡っていました。例えば最近では医療保険の分野にも進出していることには入社してかなり驚かされたと述べていました。

社風については、いわゆる日系大企業のイメージである「上司から与えられた仕事をただただこなす」という雰囲気は思っていたよりはなく、若手にもチャレンジさせる風土が根付いていることが入社後の発見であったようです。

また、グループ内でNo.1の収益を誇るエース企業であることを誇りに仕事をしている人が多いとおっしゃっていました。

ドコモは新卒採用の場でも「個性」という言葉をキーワードに挙げており、指示待ちで画一的な行動を取るのではなく、それぞれの個性を基にチャレンジを重ねていくことを大切にしていると言えるのではないでしょうか。

このことは、モバイル通信に頼ることなく新規事業にも注力している点・以下のような特徴的なESの設問からも伺うことができるでしょう。

「インターンの選考はGDよりもプレゼンを選択した方が通りやすいよ」「『これだけは負けない』というものを何か一つもって選考に臨んでほしい」等と最後に就職活動のアドバイスを頂き訪問を終えました。

参考:[企業が求める人材・人物像とは?自己PRで評価される能力を徹底解説
→ドコモに限らず多くの企業のESの設問から、その企業の求めている能力は読み取ることが出来ます。実はその能力はほぼ共通しており、どの企業でも通じる自己PRを作ることが効果的です。参考記事では、詳しい説明の他、内定者の自己PR例まで紹介していますので、是非目を通してみてください。

 (1)「ドコモはまだまだつまらない」――あなたならどうオモシロくしますか。またあなたはどう貢献しますか。
(2)好きなテーマを以下から選び、あなたの個性を自由に表現してください。私/俺の「トリセツ」はこれだ!/これまでの人生で最大のチャレンジを教えてください/これまでにはない炊飯器を生み出してください /桃太郎の家来に4匹目がいるとしたら/読み手を笑わせてください/自由(テーマフリー)

参考:【内定】エントリーシート(総合職)

 「挑戦心」は新しいコミュニケーション文化の世界を創るという、答えのない困難にチャレンジするマインドであり、「行動力」はその想いを実現するためのアクションを起こし、最後までやり遂げる力です。
ドコモには一人ひとりが持つ「挑戦心」と「行動力」を最大限発揮し、夢を叶えることのできるフィールドがあります。この先の新しい文化は、みなさん一人ひとりが持つ夢が実現した先にあると私たちは信じています。

参考:ドコモとは 求める人物像

より詳細な「NTTドコモの企業研究」に関しては、こちらをご覧ください。

NTTデータ:意識高い系?NTT以上SIer未満?

NTTデータとは

訪問人数:6人

先述の通りグループ内で最も就職人気度が高いと言われているNTTデータ。採用人数が多いことも一因かとは思いますが、国内最大手のSIer企業であることからもその人気度が高いことも納得でしょう。

新卒6年目の男性社員に話を聞いてみました。

キャリア

新卒でSE職としてNTTデータに入社。入社後から一貫してシステム開発に携わっています。現在ではICカードの分野でシステム設計を担当されているようです。

この方に入社前後のギャップについて尋ねたところ、「思っていたよりも仕事が忙しかったこと」を一つ挙げられていました。それでも待遇面がいいため仕事には満足していること、SIer業界の中ではワークライフバランスは取れている方であると述べていました。

「NTT以上SIer未満の忙しさかな」という言葉が個人的には印象に残りました。また、NTTグループということでのんびりとした人が多いと思っていたが、予想よりも周囲の仕事に対してのモチベーションが高いことは刺激になっていると熱心に語っておられました。

私自身、参加したインターンの中ではグループ内で最も学生のレベルが高く、いわゆる「意識高い系」の学生が多かった印象があります。

「『忙しい=ブラック』『離職率が低い=ホワイト』といった短絡的な読み替えはしない方がいい。『忙しさ』といってもその種類はたくさんあるし、人によって考え方も違うと思う。それをしっかり考えられると自分にとって納得できる選択ができると思うよ」

と言葉を掛けられ、自身の企業選びの軸について考え直すきっかけになる訪問でした。

より詳細な「NTTデータの企業研究」に関しては、こちらをご覧ください。

NTTコムウェア:NTTをグループとして捉え・支える専門家

NTTコムウェアとは

訪問人数:5人

NTTグループ内のSIer企業としてNTTデータと比較されるNTTコムウェア。グループ内に同業他社があることから、「データとコムウェアは何が違うか」という点がなかなか理解が進みにくい企業である印象があ...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

NTTファシリティーズ:事業理解が重要な何でも屋

NTTファシリティーズとは

訪問人数:1名

恐らく主要8社の中でも事業内容が理解しにくい企業であろうNTTファシリティーズ。
NTTグループにおける主要産業である通信サービスの実現のためには、電力と建築が不可欠になっています。それを支えるのがN...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

NTTファイナンス:主要8社ではないながらも近年グループでの存在感を増す

NTTファイナンスとは

最後に主要8社からは外れますがNTTファイナンスについて取り上げたいと思います。

もともとはグループ内のリースビジネスを担う企業として誕生した同社ですが、ビリングサービスの開始以降、近年グループ内での役割が大きくなっている企業となっています。

このことはNTTファイナンスの社員だけでなく、グループ他社の方の多くも同社の役割の拡大について言及されていました。

例えばNTTドコモの携帯電話を使っていれば、料金明細の送付元がドコモではなくNTTファイナンスとなっていることに気づいたという方もいるのではないでしょうか。

訪問人数:4名

入社X年目(非公表)の男性社員に話を聞いてみました。
キャリア
新卒ではNTTコムウェアに入社、同社ではNTT東日本を顧客として営業担当として案件に携わっており、保守運用フェーズに異動したのちNTTフ...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

グループ他社の企業の社員へOB訪問する意義

グループ他社の企業の社員にOB訪問する意義ここまでは、NTTグループの各企業へOB訪問したその内容について触れていきましたが、ではそもそもグループ内の他社にOB訪問をする意義とはどこにあるのでしょうか?

例えば通信キャリア業界を志望しNTTドコモの選考を受けるのであれば、KDDIやソフトバンクの企業研究をするために、同業他社へOB訪問をするということはあるでしょう。

しかし、例えば自分は金融志望だからNTTグループではNTTファイナンスしか受けないという姿勢はもったいない行為であり、一見興味がない場合でもグループ他社の社員にOB訪問してみることは有効であると考えています。

実際に、NTTグループ内の他者にOB訪問するメリット(理由)としては、以下の4点が挙げられます。

  • 次のOBへ繋がりやすく効率性が高い
  • グループ内での同業比較ができる
  • 志望動機に深みが出る(個企業をグループ全体の一員として捉えられる)
  • 自分が何を求めているのかわかる(グループの共通項が理解できる)

理由1:次のOBへ繋がりやすく効率性が高い

OB訪問をするうえで「そもそもどうOBを探すのか」という段階を障壁に感じてしまっているという方もいるのではないでしょうか。確かに1人目については徹底解説!OB訪問のやり方・流れ・メリットに掲載されているような方法も参考に探していく必要があるでしょうが、同じ企業に複数名OB訪問する場合は前の社員に次の社員を紹介してもらう形で繋げることができます。

グループ企業であれば仕事上で関わる機会が多いため、これと近い形でOBの連鎖を作りやすいと言えるでしょう。また、先述の社員のように出向されている場合は複数のグループ企業の話を同時に聞くことができるというメリットがあります(もちろん以前の所属企業について尋ねることに失礼がないか確認することが前提ですが)。

これは、例えばNTTドコモの社員からソフトバンクの社員の紹介をいただくといった同業で繋がりを作ろことよりも実現可能性が高く、OBを「見つける」という無駄な時間を削減できることから効率性が高い選択であるとまとめることができます。

理由2:グループ内での同業比較ができる

グループ内の企業では似たような事業を行っていることが多く、両者へOB訪問することは「なぜその企業でなければダメなのか」に説得力を持たせるうえで有効的であると言えます。

NTTグループでは今回挙げたようにNTTデータとNTTコムウェアが同じSIer企業として存在していますが、例えば他にもMUFGグループで考えると三菱UFJリースと三菱オートリースなどが同業他社として挙げられるでしょう。

グループと関係ない企業での同業比較でも同じように、ビジネスモデルが類似した企業での差別化にOB訪問はかなり有効な手段であると考えます。単なる世間の人気度から優劣として判断するのではなく、実際に働く社員の声を聞いてから判断することは自身のキャリアを考えるうえで大切であると言えます。

参考:「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ
→OB訪問で出会った人を理由に同業他社比較をすることは志望動機作成の上でも非常に有効です。参考記事では、実際の内定者の回答例を用いながら同業他社比較の方法について紹介していますので参考にしてみてください。

理由3:志望動機に深みが出る(個企業をグループ全体の一員として捉えられる)

個人的にはこれが一番重要ではないのかと考えています。

グループ企業では採用活動の場においても、人事が「グループの強み」を前面に打ち出すことが多い印象があります。

<みずほ>は社会的使命を果たすため、銀行・信託・証券、アセットマネジメント会社、シンクタンクなどのあらゆるグループの機能が一体となって総力を発揮し、お客さまのあらゆるニーズに最大限応えていくOne MIZUHO戦略を推進。さらに”お客さま第一”を徹底し、「総合金融コンサルティンググループ」へと進化するため、顧客セグメント別カンパニー制を導入し、最高の金融サービスを迅速に提供できる体制へと進化している。

参考:みずほフィナンシャルグループ 新卒採用情報サイト

上記はみずほフィナンシャルグループの新卒採用サイトの冒頭文ですが、金融という商材においてグループの連携を活かしてお客のニーズに応えた柔軟な対応ができることを強みとして示しているようです。

一般に、会社をグループ化するメリットには、拡大に伴うリスク回避・経営スピードの向上など複数ありますが、各事業の強みを活かした幅広い提案ができることは一つの魅力でしょう。

特にグループに同業他社がある場合は業績を取り合っているのではと考えてしまうこともあるかもしれませんが、NTTファイナンスの社員が述べていたように、社員の多くは自分がグループ内の一員であることを自覚し、自分や自分の所属する企業がグループ全体に対してどのように貢献しているのかを念頭に置いているケースは多いと考えられます。

グループ内の複数の企業にOB訪問することは、各企業のグループでの位置づけや役割を理解することに繋がり、広い視野で見た深みのある志望動機を構築することができるのではないでしょうか。

以下のみずほ証券のESのように「グループ企業であること」を同業比較の理由付けとして挙げる場合でも、グループで「その企業しか知らない」という状況よりも、「他の企業の社員にもOB訪問した結果御社を志望している」と述べる方が格段に説得力が高まると言えるでしょう。

また、各企業をフラットに比較することができるため、変に媚びを売ることなく企業選びの軸に基づいた評価される志望動機を述べることにも繋がります。この点からも、「興味がないからグループではこの企業しか見ない」という姿勢はやや危険なものであると考えることができます。

 私は人や企業を支えることによって社会を豊かにできるような仕事をしたいと思っております。そこで私は証券業務を通じてお客様の資産運用の提案・営業をし、お客様の人生に関わり喜びを分かち合えるような仕事がしたいと思いました。 

 貴社は「One MIZUHO」のスローガンを掲げていらっしゃる銀行・証券・信託が一体となったグループの総合証券会社でいらっしゃいます。私はそのグループ間の連携を活かし、他の証券会社にはできない多方面からの提案でお客様の期待・ニーズを越えるサービスの提供をしたいと思いました。そのため貴社を志望させていただきました。

参考:エントリーシート(総合職)

理由4:自分が何を求めているのかわかる(グループの共通項が理解できる)

こちらはNTTグループの場合でやや個人的な感想に近いものになってしまいますが、グループ内での複数のOB訪問は、「自分が企業に何を求めているか」を考えるきっかけになるのではないかと考えています。

もちろんこれはグループ内でなくてもOB訪問の企業数を重ねることで得られていくものではありますが、グループ企業ではある程度共通した社風や理念を持っているケースが多く、それを自分がどう解釈するかは考えるべきことであると言えます。

例えば、世間の多くでは「NTTはホワイトだ」という認識が広まっていますが、一口に「ホワイト」といっても(ある程度世間的な共通認識があるにせよ)その定義は個人によって異なり、グループ内でも「ホワイトさ」が異なっていると私は感じました。

複数のグループ企業を比較していく中で、自分の考える「ホワイト企業」とは何か、企業から「与えられる」もの以外の内容も含めて明確化していくことに繋がりました。

ちなみに三菱と名のつく企業へ数多くのOB訪問を重ねた友人は「組織の三菱」という言葉について、「組織」という言葉の考え方が各企業の社員ごとに大きく異なり、それを比較することで自分なりの定義が浮かび上がってきたと述べていました。

すなわち、企業選びの軸に沿って業界や企業を絞っていくだけでなく、逆に複数の企業を見ることが自分の企業選びの見直すきっかけとなると言えるのではないでしょうか。このことは、先述した志望動機の構築にも役立てることができると言えるでしょう。

最後に

NTTグループのまとめ今や世間では業界本やネット上の掲示板などで就職活動に関する情報がありふれていますが、そんな時代だからこそOB訪問を通してリアルな声を集めていくことが他の就活生との差別化に繋がるのではないかと考えています。

今回はNTTグループについて扱いましたが、他のグループ企業でも今回の考え方は応用が利くものであると思っています。

興味がないのであれば、実際に社員に話を聞いてから選考への参加を取り下げればいいのであり、何も行動せずに切り捨ててしまうのは良い判断とは言えないでしょう。

この件も含め、本記事がグループ企業志望の方を始め一人でも多くの就活生の参考となれば幸いです。

最後に、"NTTグループに関するunistyleの記事・NTTグループ各社の企業研究ページ"を掲載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。

各社の企業研究ページ
NTT東日本の企業研究ページはこちら
NTTデータの企業研究ページはこちら
NTTコミュニケーションズの企業研究ページはこちら
NTTドコモの企業研究ページはこちら
NTTコムウェアの企業研究ページはこちら
NTT西日本の企業研究ページはこちら
NTT都市開発の企業研究ページはこちら
NTTファシリティーズの企業研究ページはこちら

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【就活生に捧ぐ】一流企業13社の退職理由、まとめました。 【就活生に捧ぐ】一流企業13社の退職理由、まとめました。 「退職エントリ」というものをご存知でしょうか。今回は、新卒入社の方がなぜ退社という決断に至ったのかという記事のまとめを提示します。就活では、どうしたら志望企業に入れるかということに重きを置きがちですが、実際にその企業で働いていた人達がどういった理由で退職に至ったのかという視点をまとめました。是非、志望している企業・業界の一側面として参考にしてみてください。▼目次クリックで展開【本記事のコンテンツ】▶︎一流企業の退職エントリまとめ└リクルート└GMO└メルカリ└DeNA└ピクシブ└アマゾン└富士通└KDDI└サイバーエージェント└パナソニック└キヤノン└住友化学└富士ゼロックス▶︎最後に一流企業の退職エントリまとめ退職エントリは、大きく2つのパターンが存在するようです。1つはキャリアアップのための退職、もう1つは入社後のミスマッチによる退職です。キャリアアップのための退職▶︎ご報告:リクルートを退職しましたこちらは副業もされながらリクルートで営業職として働いていた方の退職ブログです。リクルートで得たスキルを次のキャリアに活かしていけるという非常にポジティブなものです。▶︎GMOペパボを退職しましたこの方は自分自身のキャリアステージと仕事との間に差が生まれたことによる退職です。「より規模の大きい仕事がしたい。」と考えて転職に踏み切っており、非常に前向きな退職理由であると言えます。▶︎株式会社メルカリを退職しました「メルカリでやりたいことってもうないかも」という言葉に象徴されますが、この方も社内でやりたいことをやり尽くし、次のステップへ進むために退職を決意しています。年収も不満はなかったとのことですが、「どんな仕事をするか」を重視しての決断と言えます。▶︎DeNAを退職しました長く同じ会社に身を置くことで「飽き」がきてしまうのも1つの退職理由として存在するようです。DeNA等のベンチャー系企業以上に、日系大手企業は勤続年数が長くなる傾向にあります。その中でキャリアプランをしっかりと持ち、常に目標を追っていく姿勢が現職に飽きないという観点では重要でしょう。▶︎ピクシブ株式会社を退職していました会社という組織に属している限り、制限されてしまうことは多くあります。個人としての活動をより突き詰めていきたいと考えて属している企業を退職するという流れは近年フリーランスという働き方が注目されているだけに、増加傾向にあるのではないでしょうか。▶︎GoodbyeAmazon!見慣れた職場と仕事内容から脱し、新しい挑戦をするための退職です。入社前後のミスマッチによる退職▶︎富士通を退職した話この方の退職理由はブログの冒頭でも書かれているようにキャリアパスとのミスマッチです。大手企業の配属リスクについての実態が赤裸々に述べられています。ただ、企業の規模が大きく、入社人数が多ければ多いほど希望職種に就くことが難しいのは避けられない現実でもあります。内定先前後にはその企業の配属があり得るグループ会社なども含めて情報収集をしておくとミスマッチも最小限に抑えることができるのではないでしょうか。▶︎10年弱勤めたKDDI/KDDI研究所を退職しましたこの方はキャリアのステップアップのための円満退社とのことです。同じ職場で働き続けることは居心地が良いことではありますが、自己の成長に対するモチベーションを下げてしまうことにもなりかねません。▶︎株式会社サイバーエージェントを退職しましたメルカリに転職された方の退職理由です。主な理由は「評価のミスマッチ」であり、これまでの退職エントリーとは少し異なる理由で退職を決意しています。メガベンチャー・ベンチャー企業では「やりたいことをやらせてもらえる」という裁量が与えられる代わりにそこで出した成果が給与などの待遇に結びつきにくい可能性があります。「裁量権がある会社で結果を出せば早く出世し、同期から頭一つ抜けることができる」という印象を持つ方も多いかもしれませんが、実際にどのような成果を出すと評価されるのか・成果がどれほど評価に結びつくのかについてはOB訪問を通して社内の情報を得る必要があるでしょう。▶︎パナソニックを退社しましたこの方は開発職で入社されましたが、実際に思い描いていたような開発ができる環境ではなく退職を決意しています。富士通の退職理由とも共通しますが、大手メーカーの開発職の場合、実際に配属直後から開発業務に携わることができない社員もいる、という現実があるようです。▶︎キヤノン株式会社を退職しました「技術者として生きたい。」という退職理由で富士通やパナソニックの退職エントリと似た内容です。▶︎住友化学を退職しました待遇面でのミスマッチによる退職エントリです。一括りに待遇と言っても、給料が低いことは退職理由だが終身雇用制であることは良いと感じていた等、要素によって感じ方にばらつきがあるようです。その他▶︎富士ゼロックスを退職しました新卒で入社してから20年間という歳月を経て早期退職された方の退職エントリです。これまでに紹介したものとはまた1つ違った側面が見えてくるのではないでしょうか。研究側で自由にやってきたものの途中からうまく行かず、それが不良債権のように溜まった結果退職に追い込まれてしまった事例です。裁量がある仕事のリスクは上手くいかなかったときにその責任を取る必要があることでしょう。最後に今回紹介した企業はいわゆるホワイト企業や世界的なグローバル企業など、学生が憧れる企業群でした。一見華やかに見え、「入社できたら理想の社会人生活を送ることができる。」と思うような企業でも、ビジネスモデル上の自分の役割や組織構造にミスマッチを起こし、退職する人がいます。このことから説明会などの表面的な情報以上に、より本質的な理解のうえで企業選びをすることが求められそうです。 29,203 views
これからの時代、活躍できる人材とは。|パーソルキャリア 佐藤裕|unistyleインタビュー これからの時代、活躍できる人材とは。|パーソルキャリア 佐藤裕|unistyleインタビュー これからの時代を生き抜くために、なにをどのようにすればいいか。皆さんが直面する就職活動はこれからを生き抜くための一つの手段でしかなく、また、希望する企業から内定を獲得できたからといって活躍できる人材になれるとは限りません。今回パーソルキャリア株式会社にて新卒採用の責任者を務めていらっしゃる佐藤裕さんに、これからの時代活躍できる人材についてお話をお聞きしてきました。2002年に新卒で外資系人材ビジネス企業に入社し転職支援サービスの営業に従事した後、2007年にパーソルキャリア株式会社(旧社名:株式会社インテリジェンス)に入社。既存サービスである転職サービス「DODA」の営業やメディカル領域の立ち上げなどさまざまな分野に携わった後、現在は自社の採用活動の責任者として従事。2017年には年間216回の講義・講演や面談を通じて3万人以上の学生に会い、キャリアや就職活動についてメッセージを発信する他、BSジャパン『ジョブレボ!-JoblifeRevolution-』コメンテーター、キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」キャプテン、株式会社ベネッセi-キャリア特任研究員、関西学院大学フェロー、デジタルハリウッド大学非常勤講師などの肩書きを持つ。パーソルホールディングス株式会社にて、グループにおける新卒採用統括責任者も兼務。現在活動はアジア各国での外国人学生の日本就職支援まで手を広げ、文部科学省の留学支援プログラム「CAMPUSAsiaProgram」の外部評価委員に選出されグローバルでも多くの活動を行っている。◆パーソルキャリア株式会社HP◆ジョブレボ!-JoblifeRevolution-◆キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」▼目次クリックで展開目次◆これまでとこれからの時代◆大学生である今、やっておくべきこと◆日本ではたらくを楽しめている人口は、たった6%。◆最後に:あるべきキャリア選択の姿これまでとこれからの時代「ちゃんと仕事をしてくれる人」を求めていた時代の終焉大前提として、これまでの日本において求められていたモノとこれからの時代に求められるモノは大きく異なることを理解してください。まず、昔の日本の就職活動は言ったことをやってくれる人を多数求めていた時代でした。そうすると日本は”お利口さん”を採用する風潮が生まれます。結果、「頑張ることができる人」として同じ学生が並んだ場合、学歴が高い方がいいのでは?という文化が形成され、今の「学歴社会」が生まれました。ただこれからの時代はご存知の通り、AIが台頭しシンギュラリティという言葉が徐々に浸透してきていることからも、単純作業を人がする時代でなくなっていくため「言われたことをきちんとやってくれる人を採用する」という概念は一気に薄まっていくと考えています。シンギュラリティ(技術特異点)とは人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指す。「機械が人間の脳を超える」。シンギュラリティという概念は、人工知能の権威であるレイ・カーツワイル博士により提唱された「未来予測の概念」。これからは「何かを生み出せる人」が活躍できる人材の定義となるそれでは、これからの時代に求められる人はどういう人か。AIやシンギュラリティといったものがますます加速してくると、これまでの活躍の定義であった「オペレーターのような人」の価値は薄まり、「何かを生み出せる人」、つまり創造力のある人が求められていくと考えます。「何かを生み出せる人」になるためのベースとして、主体性と思考力が非常に重要だと考えています。【1】主体性昨今「意識高い系」という言葉がありますが、今の若い世代は「意識高い系」を嫌う傾向にあると考えています。その結果、組織からはみ出たくないという意識が強く働きます。尖ったことはしたくないし、良くも悪くも皆と同じでいたいという意識を持っているので主体性が開発されないんです。私は大学で講義などもしているのですが、皆の前では質問はしないけれど講義が終わったらこっそり質問をしにくる。これからの社会においてはアイデアを生み出すことが求められることは必須だからこそ、はみ出し者になることを厭わないという意味ではなく自分らしく主体性を持って前に出るという経験を積むことは活躍できる人材になるための条件になると思います。【2】思考力勘違いしてほしくないのが、現代の若い人たちは思考力がないのではなく、”開発されてこなかった”んです。その理由はパソコンやスマホなどのデバイスが小さい頃から当たり前のように普及しており、答えが常にネット上にある時代を生きてきたからこそ、自分の中で解を持てず、何かあれば人に「聞く」ことをしてきました。就活でもすぐに答えを求めて聞いてきてしまう人が見受けられますが、これは思考力が開発されてこなかったからですね。大学などの学校はあくまで学問を学ぶ場であり、思考力そのものを開発させる場ではないので仕方がないとも言えますが。しかし、社会人になって仕事をしてみると、ネットには答えが載っていないような課題や疑問の壁に当たります。これまで思考する訓練をしてこなかったため解を持つことができず、彼らは苦労します。いかにして社会人になる前から思考力を鍛えられるかが今後ますます重要になってくるでしょう。大学生である今、やっておくべきこと大前提として鍛えるべき5つの能力上記の主体性や思考力に加え、是非身に着けてほしい5つの能力があります。これらは今の就活ではあまり求められてないですし、普通の大学生活ではこれらを得られることもありません。しかし、若いうちから活躍している人は”学生時代に”これらを身に着けています。会社の研修でこれらを身に着けることもできません。研修はあくまで業務を覚えるためや業務効率をあげるための機会ですので。そこを勘違いすると業務のインプットだけがなされて社会に送り出されてしまいます。「2ランク上」の世界に身を置くこと上記の5つの能力を含めて学生時代に地力をつけるために、私は2ランク上の世界に身を置くことを勧めています。具体的に言うと、中学校日本代表4番バッターの佐藤くんがいたとします。彼をより成長させるための方法として、監督は高校の練習に入れようとしたとします。私はそれは間違っていると思っています。なぜなら、高校生クラスになると体の大きさも近いですし技術力も同じくらいかもしれないので”打ってしまう”かもしれませんよね。そうすると彼は天狗になってしまい、必要以上の自信がついてしまう。自己認知度が下がるんです。では、中学生日本代表の佐藤くんはどうすればいいか。2ランク上の大学野球やプロ野球に送り込んでしまえばいいんです。すると佐藤くんは圧倒的な力の差によって打ちのめされて自信を失うわけです。彼に「なぜ辛いのか?」と聞くと、「力が足りないから」「スイングスピードも足りないから」と言うでしょう。これが非常に重要で、つまり自分の課題を可視化することが成長機会の創出に繋がるわけです。就活も同じで、大学の一つ上の先輩にいろいろと教えてもらおうとするとうっかり「自分イケてる」と思ってしまう。良い意味で、今のコミュニティから外れなければ能力開発は難しいと思います。2ランク上の人と話し、自分の不足しているところを明らかにする。それがあなたの開発ポイントになるでしょう。あらゆるビジネスレベルに触れる先ほど2ランク上に行くためには今のコミュニティを外れないといけないと言いました。これは、今属している大学の友人やアルバイトといったコミュニティではなかなか能力開発されないからです。なぜなら、これらは既に関係性が構築されている中におけるコミュニケーションだからです。面接でよく「コミュニケーション力が強みだ」と言う学生さんがいますが、これは大いなる間違いなんです。学生の言う「高いコミュニケーション能力」はそのコミュニティの中でのことであって、社会では「初めて会う人」や「世代や価値観の違う人」、「利害関係のある人」と円滑に仕事を進められる人を「コミュニケーション能力の高い人」としているわけなので、学生と社会人が使う言葉の定義を変えていき、2ランク上のコミュニティの中で自分の至らなさを痛感することが大事だと思っています。大切なことは能力の定義が相手と揃っているのか、正しいのかを疑うことです。また、コミュニケーション能力を細分化すると、印象力・空気を読む力・理解力・伝達力などがありますが、これらを手に入れるために具体的におすすめなのはやはりインターンシップです。昨今よく見かける実質会社説明会のようなインターンシップではなく、自分の能力開発のヒントにできそうなものへの参加がおすすめですね。多数の社員が参加しているものもあるので、たくさん話を聞いて、社会人レベルのコミュニケーションを知り自身との差を把握することが重要でしょう。ちなみに、能力開発において読書のみ、というのはあまりおすすめしていません。読書の場合、行動する前に頭から入ってしまうので人間は考えるまでもなく真似てしまうようです。そうするとオリジナルがなくなってしまって自分で一度試すということをしなくなってしまうので、読書も悪くはないですが、できるだけ人に会って肌で感じて実践してほしいですね。就活というフィルターを通さずに社会を知ること本記事をご覧の学生さんはおそらく大学3・4年生が多いと思いますが、社会のリアルを知るためには大学1・2年生の行動が大事になってくると思っています。就活がはじまるとどうしてもあらゆる情報によって一種の”洗脳”がはじまってしまってしまいますからね。さきほども述べましたが、1・2年生の時期から企業のインターンシップに参加することはおすすめですね。「評価」をあまり気にせず見に行けますから、いろいろな見方ができると思います。一般的なアルバイトを否定するわけではないですが、長期インターンはよりリアルが見えるのでおすすめです。企業の内側に入ってしまうと良くも悪くもウラが見えてしまいますからね。それこそがリアルであり就活を通してでは見えない部分だと思いますので、是非今1・2年生の方はトライしてみてほしいですね。あとは就活に関係ない社会人の講演会を聞いてみることですかね。就活系の講演となるとテクニックやノウハウに寄った話になってしまって本質的じゃないこともあると思うからです。ポジティブな意味で就活をノイズと捉えて活動してみるのも良いかもしれませんね。人の分岐点を探るあと、大学生である今やっておくべきこととして、家族や身近な友人ではなく、オモテとウラをそれなりにわかりはじめた社会人5年目以上の人に分岐点や意思決定の背景をたくさん聞くこともおすすめしています。自分の持っていない・知らなかった価値観を知ることも非常に大切なことだと考えているからです。私も人の分岐点を知るために著名人をはじめとしていろいろな方にインタビューをしています。著名人となると一見遠い存在の人たちのように感じますが、分岐点のタイミングを掴むという意味合いでは自分に活かせる学びがたくさんあるんです。分岐点は意図しないタイミングでやってくることもありますし、誰しも自分の分岐点を見逃したくはないですから、「敏感になろう」という意識になるんですよね。日本ではたらくを楽しめている人口は、たった6%。139カ国中、132位日本は「はたらくことを楽しめているか」という指標で世界最低水準になります。世界最高はアメリカの30%超えで、世界平均で10数%程度になります。しかも日本はここ3年程度で7%から6%に下がっているんですね。6500万人いる日本の労働人口の1%なので相当な数になります。なぜここまで低いかというと、日本の古き”良かった”文化が影響しています。かつての日本は、入社した会社に40年間勤めることが当たり前で転職はマイナーなことであり、仕事がつまらなくても続けることが常識でした。仕事は回すもの・耐え凌ぐもののような位置付けになってしまっていて、なぜ働くかでいうとお金・生活・遊びのために働いてたんです。この古き”良かった”日本の文化が日系企業にはまだまだ残っているので、外部環境が変わっても働くことへの意欲が昔の概念のまま変わらず現在に至るというところでしょうか。時代に逆行してしまっている結果、海外との対比も相まって年々はたらくを楽しめている人口が低下傾向にあるように思います。他にも、欧米と日本との違いを紐解くためにアメリカに行くこともあるんですが、アメリカは学業から社会への接続が自然なんです。アメリカの学生はインプットしたものを活用して実践型のインターンをした上で実力が認められるとオファーされるような就職の文化があります。なので「勉強しなきゃ」という受動的なものではなくオファーを獲得するためにも自分の人生のためにも勉強をするんですね。そこまで必死になって勉強して入った会社はきっと楽しいしイメージ通りなので頑張れますよね。そもそも動機の部分が違うんです。でも日本はそうじゃない。一つの決まった答えを見つけるための勉強を高校までやってなんとなく大学に入って、就活というイベントにぶち当たることで将来をやっと考えるようになる。これでは、入社後のミスマッチが起こる可能性は高くなってしまいますよね。理想を言うなら、高校生からキャリアのことをしっかり考えて、その過程として大学に入学をするのであれば、きっと学びの姿勢も変わるはずだと思っています。入社した後もはたらくということに向き合い、「何のために働いているのか」を意識していないと6%には入れないでしょうね。はたらくを楽しめている6%の人にとっての”はたらく”とははたらくを楽しめていない94%の人は、月曜日から金曜日までをどちらかというとネガティブに捉えているように感じます。そうすると土日を仕事から完全に切り離して無理矢理にでも充実させようとしますよね。それで心が満たされたと感じるかもしれませんが、実はそれはあまり健全な状態とは考えていません。今の時代、イヤでも仕事に関する情報は自然と目や耳に入ってきますよね。でも、土日は仕事に関する情報はネガティブに認識してしまうので無意識的にシャットアウトしようとします。これこそがますます働くことが億劫になる原因だと思っていて、サザエさん症候群なんて言葉がありますが、土日を仕事と完全に切り離して楽しみすぎて「明日から仕事か」と思うからこそ94%の人への仲間入りをしてしまっているんじゃないかと思っています。私は出張も多いため、私のことを「働きすぎだ」と言う人もいますが、辛いかと聞かれると全くそうは思わないんですよね。「働いている」「働かされている」感覚がない。これが6%の人だと思います。極端な表現ではなく、趣味や部活に行くような感覚の人だと思いますね。サザエさん症候群日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称。最後に:あるべきキャリア選択の姿佐藤の考えるキャリア論突然ですが、例えば、私佐藤が日本の総理大臣だとします。そこでと宣言した場合、皆さんは今日から何をしますか?おそらく英語を話せない人は英語の勉強をはじめますよね。それが私の思うキャリア論です。つまり、将来起こること・起こしたいことから逆算で考えて今すべきことを明らかにすることがあるべきキャリア選択の姿だと思っています。「就活と言えば自己分析」といった文化が根強くあると思いますが、過去に捉われる自己分析はあまりおすすめできないと考えています。元々は40年同じ仕事をし続けることが当たり前だったので過去の上手くいった経験や今大切にしている価値観をそのまま社会に持っていかないと続けられなかった。だから過去から深堀りをした自己分析が必要だったんです。でも、変動の激しい今の時代において未来はどうなるかわからないし、終身雇用といった言葉すらも死語になりつつある中なので、自分のキャリアを自由にデザインすることもできるし、しなければならない。過去の自分を未来にもっていく、というのはすごくもったいないことだと思うんです。重要なのは過去と未来を切り離して考えること。必要以上に過去に捉われないことですね。キャリア選択の上でするべきことまずは未来に起こるであろうことをやんわりとでも想像してみることです。少し例え話をすると、学生に「30年後の50歳になった時どうなっていたい?」と聞くと、まず家族の話がでてきます。結婚していて子供がいて、早ければ孫もいるイメージですね。その次に家や土地などの不動産の話が出てきます。一般的なマンションなどであれば買えるかもしれませんが、大型犬を飼えそうな庭付き一戸建てなどのイメージをする学生も結構多いんですよね。これに対して私は「それは難しいと思うよ」と言っています。すると当然学生は、「なんでですか!」と聞いてきます。何故難しいかと言うと、2018年現在日本のGDPは3位ですが、30年後には8位まで落ちる予測も出ているんですよ。日本の労働人口も4500万人程度になっていると言われています。(※諸説あります。)つまり、日本は元気のない国になっている可能性がある。さきほど想像した幸せそうな50代に本当になれていそうですか?という話なんですよね。過去の経験や価値観などを基にした憧れで仕事を選ぶことが悪いとは言いませんが、自分達の人生を幸せなものにするために未来からの逆算で「何をするべきか」「するべきことに対して今自分に足りない能力は何か」を考えることがより大切になってくると思っています。以上のことを踏まえて、就活生をはじめとした大学生には「活躍できる人材」となってほしいですね。まとめ◆主体性と思考力を兼ね揃えた創造できる人が活躍できる人材となる◆「2ランク上」の世界に身を置き、未開発・未発達能力を明らかにする◆社会のオモテとウラを知る◆はたらくを楽しめている6%は、「はたらいている」感覚がない◆未来志向で考える▼パーソルキャリアでは20卒インターンシップの募集をしています。 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「営業経験がマーケティング・商品企画に活きる」という日系食品・消費財メーカーの考え方 「営業経験がマーケティング・商品企画に活きる」という日系食品・消費財メーカーの考え方 日系の食品メーカーや消費財メーカーにおける初期配属の多くは、メーカーではありますが営業を伴う部署だったりします。マーケティングや商品企画といった志望動機を話す人が多い中で、営業に対する理解と適性を示せるだけで、高倍率のメーカーでも内定の確率が高まります。今回は、多くの日系メーカーに存在する「営業経験がマーケティングや商品企画に活きる」という考え方について紹介したいと思います。▼目次クリックで展開本記事のアウトライン・メーカーの配属の多くは営業・営業経験が商品企画やマーケティングに活きるという考え方・完全職種別採用の外資系メーカー・最後にメーカーの配属の多くは営業前述の通り、メーカーを受ける人の多くはそのメーカーの仕事内容を理解しているわけではありません。そのため、志望動機も下記のような商品企画に関わるものがかなり多いといえます。【食品メーカー文系総合職の志望動機】健康的な食品開発に関わりたいと思い、御社を志望しています。祖父がガンで亡くなった経験や両親が健康に人一倍気を使う家庭だったことから、健康的な食品を多くの人に届けたいと思っています。貴社では、おいしくかつ健康によい商品の開発に関わることで夢を叶えたいと思っています。こうした志望動機は非常に多いのですが、実際には営業に配属されるケースも多いことから、「営業に配属されてもいいの?」、「うちの仕事はイメージしてるような企画の仕事ばかりじゃなくて、営業の仕事もあるけど大丈夫?」といった質問をされるケースがあります。また、会社によっては、面接のうちから「営業にとって大事なことはなにか?」といった質問をするケースがあります。もちろん、会社によっては最初からマーケティング部署で採用、商品企画で採用など部署別採用を進めている会社もあるのですが、メーカーを支えているのは営業の仕事であり、メーカーの営業職につく人も多いのが現実です。食品メーカー、消費財メーカーの営業では、担当する店舗の店長やエリアマネージャーの方などと話しながら、より目立つ商品配置や商品販売の企画を提案していくことで、自社の商品の売上を伸ばしていく仕事になります。かなり地道な提案と、売上ノルマに追われるという中々大変な仕事です。こういった華やかな世界の裏側の地道な部分を理解しているか、その部分に対する適性も示せるかは日系の食品・消費財メーカーを受ける際の一つのポイントとなるでしょう。営業経験が商品企画やマーケティングに活きるという考え方例えば、カネボウ化粧品の新卒採用ページでは、以下のように営業経験が実際に商品開発に活きている方のインタビューが公開されています。「男性化粧品をつくりたい」という想いは入社時と変わりませんが、中身はずいぶん進化しています。例えば、営業担当時代に、「トワニー」の誘導美容液※を使ったお客さまから、「本当に肌がしっとりと気持ちよくなって、気分よく外出できるわ」という声を聞いたことがきっかけで、単に美容に効くだけではなく、使用者の気持ちを前向きにしてくれる商品をつくりたいなと考えるようになりました。男性化粧品はまだまだ未開拓分野であるだけに、アイデアとカネボウ化粧品が長年蓄積した知見を掛け合わせれば、どんどんおもしろいものが提案できるはず。そう考えると改めて、カネボウ化粧品に入社できて良かったと思います。※誘導美容液…化粧水の前に使用する美容液。「誘導美容液」は登録商標です。引用:カネボウ化粧品新卒採用ページ入社時の想いが営業でより洗練され、それが商品開発のモチベーションになっているようです。営業として直接顧客とのコミュニケーションを取り声を聞く経験があったからこそ、商品開発への意欲がより洗練されたとのことです。営業として現場を数多く見てきた経験が、地に足の着いた戦略、商品企画、マーケティングに繋がると考える人は多く、営業で現場を学んでからマーケティング、商品企画に転身する人も多いといえます。完全職種別採用の外資系メーカー一方で、P&Gやロレアルなどの外資系メーカーでは新卒から職種別採用を行っており、マーケティングで入社すれば一生マーケティング、営業で入社すれば一生営業といった採用手法をとっています。そのため職種によって難易度が異なり、社内のヒエラルキーも若干異なるといったことがあるようです。参考:P&Gはやっぱりマーケティングの会社なの?内定者が語るP&Gの職種間格差前述の日系メーカーの考え方とは異なり、新卒から専門職として育成するのが多くの外資系メーカーがとっている手法の一つです。現場の営業経験がマーケティング・商品企画に活きるという考え方も、外資系メーカーのように専門職として育成するという考え方もどちらが正しいということは現時点でははっきりとはいえないでしょう。考え方の違いが起こる背景として、日系メーカーが終身雇用を前提とした育成を考えているのに対して、外資系メーカーが高い雇用の流動性を前提として即戦力となる人材を採用したいと考えていることがあると考えられます。どちらの考え方を好ましく思うのかは、受ける就活生自身の好みに大きくよるでしょう。最後に日系の食品・消費財メーカーは知名度が高いものの、仕事内容や実際にどんな部署に配属されるかまで理解して志望している学生は少ないといえます。最初は営業職に配属される可能性も理解した上で、それでも食品・消費財メーカーを志望するのか、もう一度企業選びの軸やキャリアについて立ち返った上で考えてほしいと思います。 46,037 views
20代で組織を牽引。達成率600%超を叩き出す若手エースに聞く、ファイバーゲートの「実力主義」のリアル 20代で組織を牽引。達成率600%超を叩き出す若手エースに聞く、ファイバーゲートの「実力主義」のリアル 本記事はファイバーゲートの紹介記事です。unistyleが就活生の代わりに、株式会社ファイバーゲート新卒入社4年目の社員に”OB・OG訪問”を行いました。OB・OG訪問で直接社員に聞いてみないとわからない「社風」についてのお話をお伺いしました。こんな方におすすめ・株式会社ファイバーゲートの選考に興味がある方・若いうちから圧倒的な裁量を持ち、早期昇進を目指したい方・「上場企業の安定」と「ベンチャーの熱量」の両方を重視する方・IT未経験でも、自分のガッツと責任感で勝負したい方本記事の構成取材した方のプロフィールファイバーゲートとは繁忙期もまるで学園祭。希望と適性を見た柔軟な働き方上場企業でありながら経営者との距離が近く、挑戦を後押しする社風ファイバーゲートの気になる噂について聞いてみた!就活を「正解」にするのは自分次第。自分の言葉で語る面接を取材後記取材した方のプロフィール橋本海さん北海道教育大学教育学部卒業後、2023年に株式会社ファイバーゲートへ新卒入社。教育学部で培った「相手の理解に寄り添う対話力」と、仮説構築を起点とした新規開拓手法を武器に、ビジネスユース領域のソリューション営業として頭角を現す。入社1年目からホテルやオフィス等の大規模案件を完遂し、2024年には、社内イベントとして行った業務改善提案を競うプレゼン大会で1位表彰。入社からわずか2年余りで、四半期達成率600%超という驚異的な記録を樹立し、MVP連続ノミネート。現在は係長として、新規開拓からネットワーク設計、現場保守までを一貫してリード。北海道営業部におけるビジネスユース営業のスペシャリストとして、組織の成長を牽引する若手のエースとして活躍中。ファイバーゲートとはファイバーゲート概要株式会社ファイバーゲート✔沿革2000年設立。情報の格差を無くし、世界中に喜びを広げたいという強い想いのもと、北海道で誕生。集合住宅向けインターネット無料サービスの先駆者として、Wi-Fiを中心とした通信インフラの構築を手掛ける。2018年に東京証券取引所に上場を果たし、現在は通信事業と再生可能エネルギー事業を掛け合わせた「次世代のインフラ企業」として進化を続けている。✔企業規模従業員数:約240名(連結・2025年6月時点)拠点数:札幌本社、東京を本部機能を持つ主要拠点とし、仙台、名古屋、大阪、福岡など全国の主要都市に拠点を展開。地域に根ざした営業体制を敷き、全国各地の不動産オーナーや施設運営者のニーズに即応できるプラットフォームを構築している。✔事業内容ホームユース事業(集合住宅向け):マンションやアパートのオーナーに対し、入居者が無料で利用できるインターネット環境を全戸一括で提供。物件の付加価値向上と退去防止を支援し、国内トップクラスのシェアを誇る。ビジネスユース事業(法人・施設向け):ホテル、病院、商店街、観光施設等へ「フリーWi-Fi」を構築。単なる接続環境に留まらず、マーケティングツールや防災インフラとしての機能を付加した独自のWi-Fiソリューションを展開。垂直統合型のプロダクト開発:通信機器(ルーター等)の開発・製造から、通信回線の提供、施工管理、保守メンテナンスまで自社内で完結。現場の声を即座に製品へ反映させる、スピード感のあるバリューチェーンを強みとする。✔特徴①「個」の裁量を最大化し、入社1年目から大規模プロジェクトや新規開拓を任せる実力主義。✔特徴②独立系ならではの自由な発想を大切にし、部署を越えて課題解決に挑む「ワンストップ」文化。✔特徴③現場主義を徹底し、物理的な配線からネットワーク設計まで「手触り感」のあるインフラ構築を追求。繁忙期もまるで学園祭。希望と適性を見た柔軟な働き方繁忙期すら「学園祭」に変える一体感。あだ名で呼び合うフラットな信頼関係__まずは、全社的な働き方の特徴について教えてください。橋本さん:ひと言で表現すると、「驚くほど裁量が大きく、自由度の高い働き方」ですね。自分が取引先の方々から聞くお話と比較しても、若手のうちから任せてもらえる範囲が本当に広いです。「新しい座組だからできない」といった制約がほとんどなく、筋道を立てて調整ができれば、どんな業界に対しても自分のアイデアで提案を仕掛けていくことができます。最近ではWeb会議も定着し、在宅での仕事も柔軟に選べるようになっているので、自律して動きたい人には最適な環境だと思います。__「リアルな1日」を教えてください。また、時期による波はありますか?橋本さん:営業職なので、その日のアポイントや案件のフェーズによってスケジュールは変わります。閑散期であれば、フレックス制を活かして10時に出社し、19時に退社するといった「少しゆっくりめのスタート」も可能です。一方で、繁忙期や短納期の案件が重なると、朝早くから夜遅くまで集中して働くこともあります。大変なことも含めて一つの目標に向かって動いている感じが、まるで「学園祭の直前準備」のようなワクワクする雰囲気なんですよね。大変な時ほど一体感が生まれる、不思議な魅力があります。__その「学園祭のような雰囲気」は、具体的にどういったところから生まれているのでしょうか?橋本さん:「コミュニケーションの圧倒的な取りやすさ」だと思います。社内では役職に関わらず、上司に話しやすい文化があります。部長との距離が近く、自分の案件でのうれしかったことや、逆に苦戦していることを相談しやすかったり、ご飯を一緒に食べたりできる環境です。私自身、上司や同僚からは「ハシモ」や「ハッシー」という愛称で呼ばれていて、もはや正式名称で呼んでくれる人がいないほど(笑)。部長や本部長に直接相談できるフラットな関係性があるので、何かあっても一人で抱え込むことがありません。無事に納品できた喜びをみんなで分かち合える環境が、ポジティブに働ける最大の理由ですね。希望と適性をじっくりマッチング。北海道から「全国区」の重要案件に挑むおもしろさ__入社後の配属や転勤について、不安を感じる学生も多いですが、実態はいかがですか?橋本さん:配属については、4年生の1月に行われる内定者研修で各部署の説明を聞いた後、第3希望まで提出する機会があります。その希望と本人の適性を社内で検討して決まるので、納得感は高いはずです。転勤についても、「強制」というのは聞いたことがありません。入社してから転勤を経験した人は、全社で見ても数えるほどではないでしょうか。地域に根ざしてキャリアを築きたい人にとっても安心できる環境です。__「社内公募制度」があると伺いましたが、実際に活用されているのでしょうか?橋本さん:はい、年に2回公募が出ています。毎年数名の社員がこの制度を利用して、新しいキャリアに挑戦していますね。「納品部門から営業へ」、あるいはその逆のケースもあります。「まずはやってみたい」という個人の意欲を尊重してくれる風土が、制度の実施状況にも表れていると思います。「お客様に貢献したい」というマインドは全国共通ですが、北海道ならではのおもしろさはあります。昨年は稚内や釧路など、オフィスから車で5時間かけて営業に回ることもありました。広大な土地を駆け抜ける感覚は、北海道ならではですね。また、創業の地である札幌本社は、長年お付き合いのあるお客様も多く、時には副社長や社長がかつて担当していたような重要案件を任せてもらえることもあります。プレッシャーはありますが、その分やりがいも格別です。IT未経験を支える「資格手当」と、5年ごとの「リフレッシュ休暇」が生むメリハリ__ハード面でのサポートについても教えてください。特徴的な人事制度や福利厚生はありますか?橋本さん:特徴的なのは「資格手当」ですね。一般的な資格はもちろんですが、ITインフラ企業ならではの専門的な資格取得に対する補助が手厚いです。また、オンとオフの切り替えを会社も推奨していて、通常の有給休暇に加えて、5年ごとに取得できる「リフレッシュ休暇」もあります。メリハリをつけて長く働ける仕組みが整っていると感じます。上場企業の安定×ベンチャーの機動力若手の新提案を即座に後押しする超スピード決裁__上場企業だと「決裁が遅い」というイメージを持つ学生もいますが、実際はどうですか?橋本さん:検討のスピードはとにかく早く、フットワークが軽いです!もちろん、新しいアプローチや営業手法を試す際は、その有効性を必ず説明する責任は伴いますが、筋が通っていれば即座に承認が下ります。このスピード感があるからこそ、チャンスを逃さず、成果をすぐに出せる。上場企業の安定感とベンチャーのような機動力、その両方をいいとこ取りしているのがファイバーゲートの強みだと思います。上場企業でありながら経営者との距離が近く、挑戦を後押しする社風実力主義でありながら過程もみてくれる__会社は年功序列的か実力主義的か、実体験を通して感じることはありますか?橋本さん:ここは「実力評価」の世界だと断言できます。営業職は数字という明確な指標があるため、成績が良い人は社歴に関係なくスピーディに昇格していきます。現に私も、直近の成果を正当に評価していただき、現在は係長としてチームを牽引する役割を任せていただいています。ただ、ここで強調したいのは、ファイバーゲートは決して「数字だけ」を見る冷徹な実力主義ではないということです。例えば、私が四半期達成率600%という数字を出した際、上司は数字そのもの以上に、そこに至るまでの私の「行動量」や、ターゲットに対する「仮説構築」のプロセスを高く評価してくれました。受注が決まった瞬間にLINEで「これまでの橋本のがんばりが報われたな!」という心のこもったメッセージをいただいた時は、自分のプロセスを見て、信じてくれていたんだなと胸が熱くなりましたね。若手の挑戦を会社がバックアップ!__若手の挑戦を会社がバックアップしてくれた、象徴的なエピソードを教えてください。橋本さん:入社1〜2年目の頃、某業界1位の大手企業を開拓しようとした時のことが忘れられません。初回の価格提示で折り合わず、通常ならそこで諦めるような状況でした。しかし、どうしてもお取引を始めたかった私は、部長に直接「この案件をどうしても取りたい」と直談判したんです。当時の売り上げ基準からすると厳しい条件でしたが、部長は私の熱意を汲み取り、「よし、会社としてこのチャレンジを支えよう」とリスクを許容して承認をくれました。部長自ら交渉の場に立ってくださったこともあり、無事に受注。この一件があったからこそ、今もその企業様と何件もプロジェクトを継続できています。「若手の情熱に、上司が本気で応えてくれる」。そんな土壌が、挑戦を後押ししてくれます。自分の担当外でも「何とかしたい」。理念が息づく、本物の「ありがとう」を集める働き方__企業理念である「ありがとうを集める」は、現場でどのように体現されていますか?橋本さん:この理念は、単なるスローガンではなく社員一人ひとりの行動指針になっています。以前、先輩から「通信がつながって当たり前じゃない。お客様がやりたいことが実現できて、初めて私たちの価値が出るんだ」と指導を受けたことがあります。それ以来、私の区分外のトラブル、例えばお客様のパソコンやシステムの不具合であっても「ネットワークの専門家として何か力になれるはず」と考え、まずは親身にお話を聞くようにしています。「橋本さんなら何とかしてくれる」と頼られ、「ありがとう」と言っていただける瞬間に、理念が自分の中に息づいていると感じます。社長の車で営業同行!?驚くほどフラットな一体感__社内の「仲の良さ」についても伺いたいのですが、具体的にどのような場面で感じますか?橋本さん:「仲が良い」という言葉以上に、「心理的安全性が高い」と言えるかもしれません。業務が終われば自然とメンバー同士で帰りますし、金曜日には誰からともなく「今日行っちゃう?」と飲み会の誘いが始まります。おもしろいのが、最近は最も年下の後輩が水曜日あたりから「金曜どうします?」と周りに声をかけ、まるで宴会部長のように段取りを組んでいることです。__社長や役員との距離感が近いという噂は本当でしょうか?橋本さん:本社勤務ということもあり、驚くほど近いです。社長の車に同乗して営業訪問をしたり、飲み会や野球観戦にご一緒したりすることもありますね。何より嬉しかったのは、何気ない私のメールの内容を社長自らが副社長も入っているグループLINEで「相手を主語にするメールの書き方ですばらしい、成長したな」と褒めてくださったことです。経営陣が新卒一人ひとりの活躍を必ず見てくれている安心感は、他にはない強みです。副社長も現場の意見を「それ、いいじゃん」と否定せずに聞き入れてくださり、実際にインセンティブ制度や新しい営業手法に反映されるスピード感も、上場企業とは思えないほどフラットです。若手の「声」を放置しない。全社1位の業務改善__「0円の業務改善提案」で全社1位を受賞されたそうですね。若手がこれほど大きな提案を行い、それが認められる背景にはどのような社風・企業文化があるのでしょうか?橋本さん:会社として「改善案をプレゼンしよう」という場が仕組み化されているからです。私の提案も、もともとはトラブルを機に、チームで「フローを精査すべきだ」という話になったのがきっかけでした。現場の違和感をそのままにせず、然るべきルートを通せば若手の意見も必ずと吸い上げ、組織として寄り添ってくれる土壌があります。__他にも若手の声から解決した課題はありますか?橋本さん:私が所属する営業部5年目の先輩が主導し、「営業部」と、納品を担う「開通課」の間で起きていた連携のズレを解消しました。部署ごとの常識の違いを埋めるため、各責任者が現場の声を集めたところ、新卒1年目から7年目の中堅までが率直に意見をぶつけあったんです。そこから生まれたのが、コストをかけずに知恵だけで運用を最適化する「0円の改善」でした。__ボトムアップの意見を尊重する空気があるのですね。橋本さん:はい。もちろん組織としての手順は守る必要がありますが、現場の困りごとに対して「じゃあ、どうすれば解決できるか?」と同じ目線で向き合ってくれます。変化を楽しみ、良い提案は即座に取り入れる。この柔軟な姿勢こそが、若手が主体性を持って組織をアップデートしていける原動力になっているのだと感じます。ファイバーゲートの気になる噂について聞いてみた!営業職はハード?__掲示板などでは「営業がハード」「通信速度のクレーム対応が大変」といった声も見かけますが、実態としてはいかがでしょうか?橋本さん:正直に申し上げますと、営業は比較的ハードだと思います。ただ、それには明確な理由があるんです。当社のグループ人数は250名程度。この人数で、ネットワークの設計・納品から保守までをトータルサポートしています。そのため、一般的な会社の営業ならやらないような領域まで、自分の仕事の幅を広げていく必要があるんです。もちろん責任は重いですが、ポジティブに捉えれば「どこに行っても通用するネットワークの専門知識が勝手に身につく」ということ。トラブルがあれば自分で調べ、解決策をひねり出す過程で、他社の営業マンとは比較にならないほどの知識量が積み重なっていきます。単にモノを売るだけでなく、「技術にも強い営業」になれる。この成長のスピード感は、ハードだからこそ得られる果実だと思っています。飲み会に参加しないとだめ?__「飲み会文化」についての噂も。参加しないと「悪」のような扱いをされる、なんてことは……?橋本さん:それは明確に「ウソ」ですね(笑)。飲み会への参加は完全に自由です。参加しないからといって役職に就けないといった理不尽なことはいっさいありません。ただ、先ほどお話ししたように社内はとても仲が良いので、私はよく参加をしています。飲み会の席では、普段の業務ではなかなか話せない他部署の方ともリラックスして会話ができます。私にとって飲み会は、強制される「儀式」ではなく、「働きやすさを自分で作るための楽しいツール」なんです。出世意欲が高ければ昇格できる?__「2、3年目でも、出世意欲が高ければどんどん上を目指せる」というのは本当ですか?橋本さん:意欲があることは大前提ですが、ただ「やる気があります!」と言えば上がれるわけではありません。当社が大切にしているのは、「必ず成績・実績を残し、社内での信頼を勝ち取ったかどうか」です。信頼を勝ち取るためには、目の前のお客様やトラブルから逃げない責任感の積み重ねが不可欠です。意欲の高い人が、次々と新しい案件や責任ある仕事に挑戦できる環境は間違いなく整っています。「やる気」を「実績」に変えられる人にとっては、非常にフェアで夢のある職場ですよ。就活を「正解」にするのは自分次第。自分の言葉で語る面接を想像以上の「大変さ」が圧倒的な経験値に__働き方や社風、入社前後のギャップについてはどのように感じていますか?橋本さん:入社前から「ビジネスユースの営業は大変だよ」と聞いてはいましたが……本当に大変でした(笑)。覚えるべき専門知識も多いですし、現場での臨機応変な対応も求められます。でも、その「大変さ」の分だけ圧倒的な経験値が溜まるんです。会社のIRニュースに掲載されるような大きなプロジェクトを動かしている今の自分があるのは、あの泥臭い経験があったからこそだと確信しています。__橋本さんは教育学部出身ですが、大学での学びが活きていると感じる瞬間はありますか?橋本さん:実は、後輩指導の場面で非常に活きています。私は大学で野外教育を専攻し、「まずは経験することが大事」という考え方を学びました。そのため、後輩にはすぐに正解を教えません。まずは一緒に現場へ行き、実際に手を動かして経験してもらう。そのうえで、最終的な決断は本人に任せるようにしています。メリットとデメリットを提示した上で「好きな方を選んでごらん」と背中を押す。自分で決めて動く経験が、一番人を成長させると信じているからです。決め手は「現場に飛び込めるスピード感」。“自分の言葉”で語ることが内定への近道__橋本さん自身の就活エピソードと、ファイバーゲートを選んだ決め手を教えてください。橋本さん:私は「北海道勤務」「成長できる環境」「選考のスピード感」を軸に就活していました。ファイバーゲートの選考はあまりにスムーズだったので、最初は「この会社、本当に大丈夫かな?」と失礼ながら不安になったほどです(笑)。でも、最後は人事の方々の誠実な対応と、何より「入社後すぐに現場で経験を積める」という点が決め手になりました。__選考を控える学生へ、突破の「秘訣」を伝授してください!橋本さん:「自分の言葉で語ること」に尽きます。私は逆質問以外、あえて事前の準備をガチガチに固めませんでした。その場で感じたこと、自分の本音を素直にぶつける。そうすることで、会社との本当のマッチ度が確認できるはずです。取り繕った自分ではなく、素直な自分を見せることが一番の近道だと思います。必要なのは「食らい付く覚悟」だけ。正解を自分で創り出す、挑戦者たちへ__先輩として「こういう覚悟を持ってくると最高に楽しいよ」というアドバイスはありますか?橋本さん:通信の知識はゼロで構いません。私自身、入社前はWi-Fiという言葉しか知らず、有線LANすら怪しいレベルでした(笑)。大事なのは、「この会社でがんばる、食らい付く」という気合と覚悟だけ。それさえあれば、学部に関係なく、ここでの経験は一生モノの財産です。求める人物像に「素直さ」がありますが、私はそこに「プロとしての責任感」を付け加えたいです。通信は社会を支えるインフラです。トラブルが起きた時に、お客様のために逃げずに考え、動けるか。その粘り強さがある人なら、この環境を最高に楽しめるはずです。__最後に、記事をご覧の就活生へメッセージをお願いします。橋本さん:就活に「たった一つの正解」はありません。正解にするのは、入社した後の自分次第です。就活時期は、自分がどうなりたいかをじっくり考えられる貴重なチャンス。いっぱい悩んで、自分なりの答えを見つけてください。もし、その答えがファイバーゲートなら、ぜひ一緒に切磋琢磨しましょう!応援しています!取材後記東証スタンダード上場という盤石な基盤を持ちながら、社内には驚くほどフラットで温かな空気が流れているファイバーゲート。橋本さんが「ハッシー」という愛称で役員からも親しまれ、社長とざっくばらんに語り合うエピソードからは、形式的な「風通しの良さ」ではなく、互いを一人のプロとして尊重し合う本物の信頼関係が見て取れました。上場企業の「安定」という盾を持ちながら、中身はゴリゴリの「ベンチャー」として攻め続けたい。そんな欲張りでタフな学生に、ぜひ選考を受けてみてほしいと感じました。株式会社ファイバーゲート新卒採用の詳細は以下のリンクからご確認ください。株式会社ファイバーゲート新卒採用の詳細はこちらunistyleが就活生に代わってOB・OG訪問をした取材記事の一覧は以下のリンクからご確認頂けます。 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