NTTドコモの特徴を解説|業績や社風から見る就活対策・企業研究
25,936 views
最終更新日:2018年08月08日
「【ドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天を比較】通信キャリア4社の強み・社風・選考の違いとは」の記事でも紹介した通り、多くの学生が志望する通信キャリア業界。今回はその中でも、NTTグループの一角であり、老若男女問わず一般の知名度も非常に高いNTTドコモについて紹介したいと思います。
長年モバイル通信業界の中核として国内契約者数No.1を維持し続けている同社ですが、現在では「スマートライフ領域」と称して顧客の生活全体をトータルにサポートする事業に注力しています。今回はそんな同社について、得意事業や社風、そして求められる人材にいたるまで幅広く考察していきます。
今後、NTTドコモを志望する学生はもちろん、多くの学生にとって非常に役に立つと思われるので、ぜひ参考にしてください。
セグメント別収益と事業内容
早速ですが、2015年度のNTTドコモの事業別の営業収益をまず確認してみましょう。年度による推移が分かりやすいように、表だけではなくグラフも掲載したのでぜひ確認してみてください。
(単位:億円)
2012年3月 | 2013年3月 | 2014年3月 | 2015年3月 | 2016年3月 | |
通信サービス | 33,340 | 31,769 | 29,640 | 27,472 | 28,155 |
端末機器販売 | 4,989 | 7,581 | 8,720 | 9,041 | 8,605 |
その他の営業収入 | 4,071 | 5,351 | 6,252.00 | 7,322 | 8,511 |
営業収益 | 42,400 | 44,701 | 44,612 | 43,484 | 45,271 |
(NTTドコモ財務ハイライトより独自に作成)
(単位:億円)
上のグラフからもわかる通り、収益の中核事業である「通信サービス」に関しては、2011年度から収益が減少し続けていることが分かります。しかし、2015年度からようやく回復傾向に入りました。NTTドコモのHPにも記載されているように、今日のトレンドとして、スマートフォンとタブレット端末を併用するユーザーの数が増加しており、そういった点が通信サービスの収益増加に寄与していると思われます。
また、「その他の営業収入」は後で紹介する「スマートライフ事業」によるものと、法人ソリューションや携帯サポートなどによる営業収入を指します。これらの事業をNTTドコモはスマートライフ領域と呼んでおり、営業利益は14年度における332億円から15年度は当初計画の利益700億円を上回る787億円にまで成長しました。通信事業の利益増も728億円と、前年度に比べると非常に良い業績になっています。
また、業績の回復を見通し、2017年度までの中期経営目標を1年前倒し、2016年度中に達成することを目標として掲げています。
以下、実際にNTTドコモが行っている事業の詳細について確認していきましょう。まず収益の中核である「通信事業」、そしてコンテンツサービスや金融・決済サービスを担う「スマートライフ事業」です。特にスマートライフ事業はNTTドコモにとって他社との差別化を図る上でも重要な事業であるため、他社との違いを知る上で学生にとっても非常に重要なポイントになってくるので、しっかりと抑えておきましょう。
通信事業
NTTドコモにおける事業セグメント「通信事業」は、大きく分けて「モバイル通信サービス」、「光通信サービス・その他の通信サービス」に分かれます。モバイル通信サービスはLTEサービス、FOMAサービスなどの通信料収入と、端末機器販売の2つが事業の中核を担います。一方で、光通信サービスはフレッツ光を始めとするインターネット通信サービスになります。現在ではネット料金とスマホ料金をのセット割引を提供している「ドコモ光パック」を商品として売りだしています。
スマートライフ事業
スマートライフ事業は、先ほど紹介した基軸のモバイル通信事業に加えて、コンテンツ・ソリューション分野のスマートライフ事業も好調です。「dマーケット」と「+d」の2本柱を軸に収益を伸ばしています。
「dマーケット」はNTTドコモのスマートフォンやタブレットに向けたマーケットサービスです。動画や電子書籍、ゲームなど幅広いデジタルコンテンツの販売に加え最近ではインターネット通販サービスの提供も始めています。リアルな商品も取り扱う総合マーケットへと進化を続けているようです。これらのマーケットサービスだけではなく。「ABCクッキング」や「ドコモヘルスケア」などといったグループ会社も成長に貢献しています。
参考:dマーケット
また、「+d」事業というパートナー企業とのコラボレーションにより新たな付加価値を創造するビジネスの拡大にも積極的に取り組んでいます。
例えば、「+d」の取り組みの一環として、株式会社ローソンと提携を行っています。2015年6月よりドコモのクレジットサービスであるDCMXを、全国のローソン店舗でお買い物の決済に利用すると、請求時に3%を割引するサービスを開始しました。それ以外にも、両社は新たなコラボレーションにより新たな付加価値を提供しようと模索している最中だそうです。
事業内容から考えるNTTドコモが求める人材
NTTドコモの職種には、研究開発やエンジニアなど専門性を問う職業はもちろんありますが、今回の記事では文理問わず多くの学生が志望するであろう法人営業や代理店営業の働き方について確認していきたいと思います。
代理店営業は仕事の幅が広く、何でもやる(できる)ことが多い業務で、まさしくマルチな能力が必要とされます。そのなかでも時間を割くことが多い業務は、販売代理店への販売戦略立案を行った上で、代理店責任者やドコモショップへの提案です。私の場合、代理店責任者への提案は月1回以上行っています。モバイル業界の傾向や近未来起こりうる市場を予測した上でドコモショップの経営方針を立て、代理店責任者と方針を合わせ、販売実績の数値管理などを行っています。また、商談相手は代理店責任者だけではなく、お客さまと接するスタッフさまとも意見交換や店作りを一緒に行います。できるだけお店が混むことがない時間帯に訪問し、普段からスタッフ一人ひとりとコミュニケーションを取ることでお店が抱える課題の把握に努めています。
千葉の支店で法人営業をしていたとき、興味がある企業や団体に「こんにちは〜ドコモです、このプロジェクトを一緒にやりましょうよ!」といった感じで、訪問して歩いていました。成田国際空港様と一緒につくった「NariCo」もその一例です。ドコモの法人営業が提案するものには、決まった形がありませんから、自ら想像したり、考えたり、お客さまに直接聞いたりしながら、サービスと同時にビジネスをつくります。ですから、お客さまも、使う技術も、組むパートナー様も、相談する社内外の専門家も、その人次第で選ぶことができるんです。そこは、既存の商品やサービスを販売する仕事より、私は面白いところだな、と思います。
先に紹介した社員の業務内容は「販売コンサルティング」、そして後者は「法人ビジネス」の社員インタビューになります。まず販売コンサルティングの働き方について確認していきましょう。
社員が語っている通り、販売コンサルティングの業務は非常に多岐に渡っています。販売戦略の立案を始め、営業スタッフの教育や、販売実績の数値管理など、営業代理店をサポートするマネージャとしての業務が主な事業内容になっています。
「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」と照らし合わせて考えてみると、
「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことが出来る」
「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することが出来る」
「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果を上げることが出来る」
の以上3つの強みが求められていると言えます。これらの強みに自信がある学生はこの職種を志望するといいかもしれません。
次に、法人ビジネスについても同様に見ていきましょう。NTTドコモが提案するものはデバイスからアプリまで多岐にわたっており、顧客にどのような提案を行うかは全て営業担当次第です。しっかりと顧客企業が抱える問題点を洗い出し、それに対して最も適した提案をすることが重要なスキルになってきます。そういった業務内容から推測されるスキルについて考えてみましょう。
同様に、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」と考えてみると、「1.個人として努力し、成果をあげる事ができる」、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行うことが出来る」の2つの強みが求められると思われるでしょう。
社風について
ここからは、NTTドコモの社風について考えていきましょう。
まず、同社は旧電電公社から独立して誕生した移動通信事業を担当する企業であるため、NTTブランドから生じる「安定感」が多くの学生のイメージにはあるのではないのでしょうか。
しかし、現在のNTTドコモはスマートライフ事業を始めとして新規のビジネスに積極的に取り組む攻めのビジネスを行っています。実際に、NTTグループ向け新卒採用HPには、「安定感がありお堅い企業だ」とNTTグループを判断している学生向けに次のようなメッセージが紹介されています。
社会インフラを提供している、
真面目でお堅い会社。
これがステレオタイプな
NTTグループのイメージではないか?
しかし、NTTグループには
未来のタネを育てる「攻めのビジネス」が
あふれている。
新しいコミュニケーション
そしてライフスタイル
これらを「あたり前」にするために
若い社員たちが5年先、10年先を見据えた
ビジネスを立ち上げている。
ここでは、その一端を確かめてみてほしい。
いま、NTTグループで働く
--それは世界中の人々と
未来を創っていく挑戦者になること。
その最前線で、君も攻めてみないか。
また、以前unistyleで紹介した「【ドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天を比較】通信キャリア4社の強み・社風・選考の違いとは」の通り、新卒採用では学生の個性に真剣に向き合うことで、挑戦心や行動力がある学生を見極めようとしていることが分かります。そういった点からも、旧来の社風とは異なる新しいことに挑戦していく攻めの文化が浸透し始めていることが分かります。
NTTドコモの新卒採用における「斬新な発想をする学生を求める」傾向は、業界における現状に裏付けされていると予想できます。大手携帯キャリア3社は基本的な収益モデルは同じであり、共同他社より優位に立つためによりユニークかつ有効なコンテンツの提供などの「付加価値戦略」が鍵です。
こういった点からも同社が攻めの姿勢で事業拡大を図っていることが分かります。
内定者のES解説
ここまではNTTドコモの社員紹介などを通して、NTTドコモの事業内容や求める人材について考えてきました。以下では、実際にNTTドコモに内定した学生がエントリーシートに記入した内容を参照しながら、同社が求めている人材を改めて考えてみたいと思います。
①「ドコモはまだまだつまらない」あなたならどうオモシロくしますか?またあなたはどう貢献しますか?(300字以内)
②好きなテーマを以下から選び、あなたの個性を自由に表現してください
●私/俺の「トリセツ」はこれだ!
●これまでの人生で最大のチャレンジを教えてください
●これまでにはない炊飯器を生み出してください
●桃太郎の家来に4匹目がいるとしたら
●読み手を笑わせてください
●自由(テーマフリー)(表題:30字以内、内容:400字以内)
①の設問はドコモ特有の独特な設問になっています。新卒採用のコンセプトである「世界はまだまだ、つまらない。」から派生して出来た内容であると思われます。
この設問ではドコモの事業領域や取り組みを把握した上で、斬新な切り口からドコモの事業に大きな影響を与えるであろう企画や夢について話すと良いでしょう。また、その紹介に加えて「なぜ自分にこの企画を実現することが出来るのか」についても少しだけ触れておくと説得力が増して良いと思われます。
②の設問も非常に特殊であり、「複数のテーマから自分が好きなテーマを一つ選んで、それを通して個性を自由に表現してください」といったものです。①では話すことが出来なかった「学生時代頑張ったこと」、そして「自らに備わっている強み」についてアピールすることが出来る項目になっているので、素直にそのエピソードについて紹介したいのなら「これまでの最大のチャレンジを教えて下さい」のテーマを選ぶべきでしょう。もちろん、その他設問である「これまでにはない炊飯器を生み出して下さい」、「読み手を笑わせてください」などの設問の回答に自信がある場合はこちらを選択しても良いと思います。
まず①の設問について、実際に選考を受けた学生のESを参考にしながら解説していきたいと思います。
①「ドコモはまだまだつまらない」――あなたならどうオモシロくしますか。またあなたはどう貢献しますか。(300文字以内)
携帯端末に縛られない世の中を創造したい。現在の世界におけるITツールは、端末ありきでの通信が主流であり、携帯端末を肌身離さず持ち歩かなければならない、という状況にあると感じている。そこで、「五感情報」によるコミュニケーション文化を創造することで 、常にモノを持ち歩くという生活を変化させることができると考えている。例えば、五感から得られた情報を元にした通信が可能となれば、より相互に分かり合え、密接なコミュニケーションを生み出すことができると感じている。貴社はWILL思考を大切にする通信業界のリーディングカンパニーであり、私はその中で確かな技術力を身に付け、人々の生活を豊かにしたいと考えている。
この内定者は次世代のNTTドコモについて、携帯電話ありきではなく、モノを持たず五感だけでコミュニケーションを取ることが出来るような次世代IT技術について語っています。また、同社が掲げている企業理念である「Will思考」についてもしっかりと言及することで、NTTドコモの社風に自らがマッチしていることもアピールできていると思われます。
②「ドコモはまだまだつまらない」――あなたならどうオモシロくしますか。またあなたはどう貢献しますか。(300文字以内)
世界中にいる「障害者」の生活における障害を取り除きたいです。貴社は通信業界の中で最も研究開発に力を入れているにも関わらず、まだまだ障害者に対して恩恵をもたらしているとは言い難いと思います。私は貴社の持つ技術力を生かせば、例えば耳が不自由な人々の「耳」に、目が不自由な人々の「目」の障害を減らすことができると考えています。具体的には、御社が開発しているウェアラブル端末を用いて、日常生活で飛び交っている音声を全て認識し、テキストとしてリアルタイムに表示します。また、カメラセンサーを用いて道案内や危険予知、警告を行うデバイスを設計します。私は障害者に特化したサービスを開発することで御社に貢献します。
この学生は、世界に共通した問題である「障害者」について、ドコモの技術力を活かした取り組みについて紹介しています。技術職として、実際にどのようなサービスを開発することで障害者の生活を支援したいかについても具体的に説明されており、「本人が入社後に実現したいこと」に対する本気度が伺えます。
次に、設問②に対する学生の回答もチェックしていきましょう。
好きなテーマを以下から選び、あなたの個性を自由に表現してください。 ●自分をほめちぎってください ●桃太郎の家来に4匹目がいるとしたら ●新しい○○の使い方 ●読み手を笑わせてください ●自由(テーマフリー) 内容(400文字以内) 標題(30文字以内)
標題:お客様と共に遊びリピーターを100人以上獲得したアルバイト
総合アミューズメント施設において、お客様とトークをしたり、共に遊ぶということが仕事のアルバイトをしていた。リピーターの100人以上獲得と、顔を覚えていただくことを目標としていたが、初対面であるお客様それぞれの好みやニーズの違いに応えることに苦労をした。施設内にいる全てのお客様に話しかけ、好みやニーズを聞き出し、その中で、お客様の身に着けている物や話し方など、些細なことまで気を配り、話題を提供できるようにした。また、短時間で退店してしまうお客様には、その理由を聞き出し、次回に改善できるようにした。そして、リーダーとして上記の取り組みを他の従業員にも浸透させた。結果として、リピーターを100人以上獲得し、顔も覚えていただき、私を目的として来店してくださるお客様もできた。この経験から、初対面のどのような人とでも信頼関係を築くことが出来る能力、お客様それぞれの異なるニーズに応えるという感覚を得た。
この学生は、アミューズメントパークにおける経験を話すことで自分の強みをアピールするためにテーマフリーを選択したようです。顧客との接し方やリピーター獲得のための営業における自らの課題を発見し、それに対する解決策を提案・実行することでリピーターを100人以上獲得した話について説明しています。顧客との接し方において意識していたポイントも非常に具体性が高く、かつ学生に「1.個人として努力し、成果をあげる事ができる」、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行うことが出来る」の2つの強みが備わっていることも予想することが出来ます。
好きなテーマを以下から選び、あなたの個性を自由に表現してください。●私/俺の○○経験を聞け! ●自分をほめちぎってください ●桃太郎の家来に4匹目がいるとしたら ●新しい○○の使い方 ●読み手を笑わせてください ●自由(テーマフリー)
テーマ:新しい時間の使い方
標題:「4年間で卒業」、「飛び級して留学」という進路
私は大学時代「飛び級をして留学に行く」という目標を立てました。
飛び級は3年終了時に大学院に進学できる制度ですが、中退扱いになるのでリスクを伴います。このリスクよりも3年間で大学を修了し、1年間を留学に費やす方がより有意義な時間を過ごせると考え、この目標を設定しました。しかし、飛び級には短期間で優秀な研究成果を出すという厳しい条件がありました。さらに、親からの援助が得られず、留学費用を自分で捻出しなければならない状況でした。まず研究については先輩とは異なり、教授に自ら手を挙げて研究発表会に何度も赴き、学生や企業の方と議論することで研究を進めました。留学費用については飛び級をする2年半前からアルバイトを始めて、計画的に捻出しました。学業、アルバイト、研究と非常に大変でしたが、私は掲げた目標は必ず実行するという強い意志を持っているため、大学創立以来初めてとなる飛び級と留学の両方を実現しました。
この学生は非常に珍しい経験をしており、留学のために1年の飛び級を行うために経験したアルバイトや学業などの様々なフィールドにおける努力について説明しています。NTTドコモが掲げている人物像である「挑戦心と行動力」の両方を兼ね備えた人材だからこそ成し遂げる事ができた経験であると思われ、非常に努力家であることが伝わってくることと同時に、NTTドコモが掲げる人物像にマッチした学生であると言えるでしょう。
1つ改善点を挙げるとするならば、もう少し組織やチームにおける学生の働き方や経験について紹介できると良かったかもしれません。研究活動において自ら教授に働きかけた事実や、企業などと議論を重ねたことからチームにおいても良い働きをしていることは予想されますが、「組織においてどのように働きかけたのか」がより詳細に分かるような文章だと尚良いでしょう。
選考について
最後に、NTTドコモの選考状況に関して、選考プロセスや特徴を見ていきます。参考にして下さい。
先ほど紹介したエントリーシートを提出した後にGDをまず行います。GDは学生6人対社員2人で行われますが、最も特徴的なのが学生自身が事前にテーマを持ち寄り、テーマを決める段階から議論を始めるところです。
次に中堅社員との一次面接が行われます。事前に話すテーマを与えられて口頭で答えるシステムになってはいますが、基本的に自己PRを学生に行わせるために用意しているものなので準備はそこまで難しいものではないでしょう。実際の面接では就活の軸や受けている企業についての深掘りや、学生時代頑張ったことに対しての深掘りなどオーソドックスな設問が多いようです。また、全ての個人面接においてやはり逆質問の時間は設けられているようなので、しっかりと事前に準備しておきましょう。
二次面接ではより年次が進んだ社員との面接になります。質問の内容はあまり変わりませんが、就活の状況を深掘りすることで学生の入社意思を問う設問は間違いなくされるようです。また、ドコモにおいて入社後にやりたいことの深掘りもより厳しくなってくるので、しっかりと入社後のキャリアパスについて考えた上で選考に望みましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は通信キャリア業界の中でも特に学生人気の高いNTTドコモについて解説させていただきました。同社の事業領域は非常に多岐に渡っており、次世代で活躍するような斬新な新規事業に携わることが出来るチャンスも間違いなくあるでしょう。
また、今日注目されているIoTやフィンテックなどの最新技術にも非常に関連性が深い企業であるため、そういったモノに関心がある学生ならNTTドコモは見ておくべきだと思います。是非今回の記事が皆さんの就職活動の助けになれば幸いです。
photo by Kārlis Dambrāns