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闇雲なOB訪問よさらば!「仮説検証の場」としてのOB訪問方法【事前準備から質問、お礼メール例まで】

闇雲なOB訪問よさらば!「仮説検証の場」としてのOB訪問方法【事前準備から質問、お礼メール例まで】

掲載開始日:2017年12月12日
最終更新日:2018年03月01日

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「OB訪問に行きたいけどやり方が分からない」

「メールのマナーが分からないので怖くて動けない」

「OB訪問で何を質問したらいいのか分からない」

「OB訪問が本選考の評価に影響するってマジ?」

・・・

就活生の皆さんが一度は直面するであろう、「OB訪問」という問題。

周囲ではOB訪問にまつわる様々な疑問・憶測・ウワサが飛び交っており、それゆえ迷い、戸惑い、行動できずにいる方も多いことでしょう。

目的意識や準備が不足したOB訪問では、学生・OB双方にとって時間の浪費となってしまいます。

本記事では、皆さんがOB訪問をするうえで必要な「how to」をすべて網羅し、「結局、OB訪問って何をすればいいんですか!」という課題に対して、学生・OB双方にとってプラスとなるような答えを提示します。

本記事が扱うトピック
・そもそも、OB訪問はするべきか
・OB訪問の3つの目的
・OB訪問で最も大切な1つのこと
・OB訪問で「仮説を検証する」
・OB訪問ですべき質問の2パターンと具体例
・OB訪問をすべき時期・回数
・OB訪問を受けるOB・OGのホンネ
・実際にOB訪問をするときの6つのステップ

そもそも:OB訪問はするべきか


unistyleの答えは、【OB訪問は「正しいやり方で」するべき】です。

なぜなら、正しいやり方でOB訪問を行うことで、以下3つの目的を達成できるからです。

OB訪問の3つの目的

OB訪問を行ううえでまず重要なのは、OB訪問を行う目的を明確にすることです。
OB訪問を行う目的は、大きく分けて3つあります。

① 自己分析の精度を高める

OB訪問での対話を活用し、皆さんの自己分析をサポートしてもらうことです。
OB訪問を正しく活用すれば、あなた自身の自己PRの内容をブラッシュアップすることができます。

② 業界研究の精度を高める

あなたの業界研究の結果が正しいかどうかを検証したり、四季報や記事などの2次情報では得られない情報にアクセスすることで、業界理解/企業理解をより確かなものへ改善することができます。

③ 高い評価を得て内定に近づく

ほとんどの企業では、OB訪問を行った回数、OB訪問での印象・パフォーマンス等を評価し、本選考を行ううえで、その評価内容を活用しています。
OB訪問で高い評価を獲得することで、特別選考ルートに乗せてもらえたり、一部の選考ステップが免除になったりなど、内定獲得へと近づくことができます。

OB訪問で最も大切なのは1つ、「仮説をもつこと」

OB訪問を行ううえで最も大切なことは、【自分の仮説をもつこと】です。

もう少し具体的に表現すると、特に「志望動機」 「学生時代頑張ったこと」 「自己PR」の3つについて、自分なりの答えを出しておくことです。

「仮説」とは、いわば「本当に正しいかどうかは分からないが、現時点では最も正しそうだと思われること」です。

したがって、皆さんがまず行うべきなのは、自分なりに「自分が内定をもらえそうな」志望動機・学生時代頑張ったこと・自己PRを考え、とりあえずそれを文字に書き起こしてみることです。

仮説を立てるときは、ぜひunistyleが提案するフレームワークを活用してください。
魅力的な志望動機・学生時代頑張ったこと・自己PRを書くためのベースになるはずです。

OB訪問で「仮説を検証する」

上記3つを自分なりに書き出したら、次にすべきことは1つ。

「自分で考えた志望動機・学生時代頑張ったこと・自己PRが、本当に内定を獲得できるものかどうか確かめる」ことです。

なぜなら、皆さんが考えた内容はあくまで「仮説」なので、それが企業の人事や面接官を説得できるかどうかは定かでないからです。

この、自分で考えた「仮説」が正しいかどうかを検証する場こそ、OB訪問です。

皆さんが会うOB・OGは、当然ですがその企業の選考を通過し、実際に働いているわけです。
自分の仮説をOB・OGに伝えてフィードバックをもらうこと、より良い仮説を立てるために必要な情報を聞き出すことで、あなたの志望動機・学生時代頑張ったこと・自己PRを改良することができます。

OB訪問でするべき質問の2パターンとその具体例

上記のようなプロセスで自分なりの「仮説」を持ち、OB訪問でそれを検証しようとする姿勢を持ち合わせていれば、自然とOB・OGからも評価してもらえるような質問をすることができます

なぜなら、それなりの仮説を立てようとすれば、おのずと必要最低限の自己分析や業界研究・情報収集をすることになるからです。

OB訪問を行ううえでは、以下2パターンの質問を前もって考えておくべきです。

① 志望動機の仮説を検証するための質問

自分が考えている志望動機に説得力があるか、自分の志望動機の根拠になった情報が正しいかを確かめるための質問をしましょう。

【例】あなたの仮説:「グローバルな環境で働きたい」

 

・グローバルな仕事、具体的には〜〜のような仕事がしたいと考えていますが、これは御社で実現できますか?
・これまで海外と関わる案件を担当したことはありますか?
・社員さんの何割程度が海外とのやり取りを経験されていますか?
・業務での具体的な海外との関わり方はどんなものですか?
・私は「グローバルに働く」を〜〜と定義していますが、御社でのグローバルな働き方はこれに合致していますか?
・私の志望動機に対して、フィードバックをいただいてもよろしいですか?

② 自己PRの仮説を検証するための質問

自分の自己PRが魅力的なものかどうかを検証するような質問をしましょう。

【例】あなたの仮説:「私の強みはリーダーシップだ」

 

・私はリーダーシップを〜〜と定義していて、それが自分の強みだと思っていますが、これは御社の面接で評価されるでしょうか?
・〇〇さんが実際に働くうえでリーダーシップが必要と感じたのはどのようなときでしょうか?
・私は自己PRのときに〜〜という点を工夫しているつもりですが、〇〇さんはどのように伝えていましたか?
・私の「学生時代頑張ったこと」の内容に対して、フィードバックをいただいてもよろしいですか?

OB訪問をすべき時期・回数


「OB訪問はいつ・どれだけするべきか」という問いに対してunstyleが提示する答えは、

「自分の仮説を持てているのであれば、OB訪問の時期は早ければ早いほどよく、回数は多ければ多いほどよい」です。

早いうちから就活の経験を積んでおくことは極めて重要ですし、広報活動解禁前(3月解禁であれば12月〜2月)のほうがOB訪問する就活生が少なく、アポも取りやすいと思われます。

また、仮説は検証する回数が多ければ多いほどブラッシュアップされますし、一部の企業ではOB訪問の回数をカウントしているであろうことを考えると、基本的には回数も多いほうが好ましいと言えます。

ただし、OB訪問で高い評価を受けると選考が有利になるのが事実なら、その逆もまた起こりうることには留意すべきでしょう。
目的や仮説を持たず「とりあえず」OB訪問して生産性のない時間を過ごし、おまけに悪い評価をつけられてしまうくらいなら、何もしないほうがマシです。

OB訪問は早いうちから数多く実践すべきですが、それは十分な準備が整っているという条件のもとでのみ、ということには注意しましょう。

OB訪問を受けるOB・OGのホンネ

ここで、OB訪問を受けるOB・OGの立場を想像してみましょう。

会ったこともない学生から突然メールが飛んできて、彼/彼女のために自分の時間を割く。
そのとき、あなたであれば以下のようなことを思うのではないでしょうか?

① OB・OG側にメリットはない

学生にとっては就活を有利にすすめるためのヒントが得られる、というメリットがありますが、OB・OG側はどうでしょうか?
OB訪問を受けたからといって、お給料が増えるわけでもなければ、誰かに褒め称えられるわけでもなく、ただただ時間だけが奪われます。

② OB・OG側はとても忙しい

「俺、いま忙しくて!」と口に出さない人でも、社会人であれば(少なくとも学生よりは遥かに)忙しいはずです。
そんな中、見ず知らずの学生に貴重な時間を割くことは、OB・OGにとって喜ばしいことでしょうか?

もちろん、OB訪問の依頼に対して実際に不快感を示すようなOB・OGは少ないはずですが、以上2点のことは心に留めておくべきでしょう。
それが自然と最低限のマナーと気遣いにつながるはずです。

実践!OB訪問の6ステップ

上記を正しいOB訪問のための基本的な心構えとして理解したら、次は実際にOB訪問をしてみましょう。

このとき重要なのは、ただ1つ、躊躇しないこと

見ず知らずの社会人と会うなんて怖いし緊張するし動くのも億劫だし、今度また気が向いたときにやればいいや、ではいつまで経っても何も変わりません。
同じ企業を目指している何百人、何千人の学生たちはすでに動き出しています。

勇気と思い切りを持って実行しましょう。

以下、実際のOB訪問のフローを6つのステップに分けて解説します。

① OB訪問のアポを取る

まずは、OB訪問のアポを取りましょう。

ここでのポイントは3つあります。

第一に、是が非でも志望企業のOBを見つけること
大学のキャリアセンターや部活・サークルのOB名簿、親や知人のツテ、OB訪問マッチングサービスなど、あらゆる手を駆使して志望企業のOBとコンタクトしましょう。

第二に、時間は平日のランチタイムが基本であること。
OB・OG側の都合を考えると、平日のランチタイムに1時間ほど(12:00〜13:00頃)時間を割いてもらうのが基本線になります(もちろん、OB・OG側から他の時間を提示された場合は臨機応変に対応しましょう)。

第三に、正しい作法・内容のメールでアポを取ること。
電話でのアポも悪くはありませんが、OB・OGのタイムスケジュール、そして緊張と経験不足から電話口でモゴモゴしてしまうリスクを考えると、メールのほうがベターです。
また、メールには分かりやすいタイトルをつけ、自分の就職活動のためにOB訪問をお願いしたいことを簡潔に記しましょう。
加えて、余計なメールのやり取りを減らすため、この時点で1〜2週間先までの面会可能日時をなるべく多く提示しておくべきです。

以下、具体例を添えておきます。

件名:【OB訪問のお願い】西新宿大学の田中と申します

 

Unistyle株式会社
伊藤 太郎 さま

 

突然のご連絡、誠に恐れ入ります。

私、西新宿大学3年の田中二郎と申します。


大学の卒業生名簿にて伊藤さまのご連絡先を拝見し、ご連絡いたしました。

現在、私は就職活動を行っており、とりわけ人材業界を志望しております。
そのなかで、人材業界の仕事の醍醐味などに関して
ぜひ伊藤さまのお話を伺いたく思い、ご連絡申し上げました。

つきましては、以下のうちご都合のよろしい日時はございますでしょうか。
もし宜しければ、御社オフィス付近で直接お会いさせていただきたく存じます。

 

・12月1日(月)10:00〜14:00
・12月2日(火)10:00〜14:00
・12月4日(木)12:00〜21:00
・12月9日(火)10:00〜14:00
・12月10日(水)12:00〜21:00
・12月12日(金)10:00〜14:00

 

お忙しいところ大変恐縮ですが、
ご検討のほど宜しくお願い申し上げます。

 

-----------
西新宿大学 商学部・商学科 3年
田中 二郎
TEL: 090-0000-0000
MAIL: j-tanaka@unistyle.co.jp
-----------

また、メールに返事がきた場合は、なるべく早く返信するようにしましょう。

② OB訪問の準備をする

OB訪問のアポが取れたら、次はOB訪問当日に向けた準備に移りましょう。

ここですべきことは2つです。

第一に、自分の仮説を整理すること。
前述の通り、志望動機・学生時代頑張ったこと・自己PRを整理し、きちんと言語化して文字に書き起こしておきましょう。

第二に、仮説を検証するための質問を列挙しておくこと。
「OB訪問でするべき質問の2パターンとその具体例」でもお伝えしたように、自分の仮説をブラッシュアップするためにはどんなことを質問するべきかを整理し、メモを作っておきましょう。

③ 準備した内容をOB・OGに事前共有する

ここでunistyleが提案したいのは、準備した内容(=あなたの仮説)を事前にOB・OGに提示しておくことです。

事前に話したい内容を共有しておくことで、OB・OG側も予め皆さんとの面会に備えることができ、OB訪問当日の時間がより有意義なものになるためです。

具体的には、OB訪問の前日までに
・自分の志望動機
・学生時代頑張ったこと
・自己PR
・当日質問したい内容
などを各100〜200字程度で簡単にまとめ、メールで送付しておきましょう。

あるいは、その企業のES(前年度のものでも可)を書いてみて、それを送付するのも有効なアプローチでしょう。

その際、「もしお時間があれば、目を通していただければ幸いです。」ということをきちんと伝えたうえで、

「現在私はこのように考えており、当日はこれらに関するフィードバックをいただければ幸いです。」
「また、一方で下記のような疑問も抱いており、これらに対する伊藤さんの見解をお聞きしたく存じます。」

など、丁寧にお願いしてみましょう。

④ OB訪問に行く

ここまで準備をすれば、生産性の高いOB訪問ができるはずです。
OB訪問当日は、以下4つに留意しておきましょう。

第一に、時間は死んでも守ること。
待ち合わせの1時間〜30分前には面会場所の最寄り駅に到着し、カフェなどで面会時間を待つのが理想的です。
そうでなくとも、10分前には待ち合わせ場所に着いておきましょう。

第二に、自分の仮説と質問をA4一枚に印刷して持っていくこと。
前日までに準備し、OB・OGにメールで事前送付した仮説と質問は、プリントアウトして筆記用具とともに持っていきましょう。
その場でペンを入れながらその内容についてフィードバックをもらうなど、より効率的なOB訪問をするためのツールになります。
同じものを2枚(相手用と自分用)用意しておくと、さらにgoodでしょう。

第三に、感謝の気持ちを忘れないこと。
先ほどお伝えした「OB・OGのホンネ」を思い出しましょう。
これといったメリットもないなかで、貴重なランチタイムを見ず知らずの学生に割いている事実を再認識しましょう。
OB・OGに会ったら開口一番、全力で「本日はお忙しいところ有難うございます!」を言いましょう。

第四に、食事はありがたくおごってもらうこと。
大半のOB訪問において、食事や飲み物はOB・OGがおごってくださると予想されます。
全力で「ご馳走さまです!と「有難うございます!」を伝えましょう。
頑なに遠慮するのも問題ですが、「おごってもらって当然」は論外です。
会計時はこちらも財布を出す、代金がいくらか尋ねるなど、(形式上でも)一定の支払う意思を示しておくべきでしょう。

⑤ お礼をする

OB訪問が終わったら、当然、きちんとお礼をしましょう。
具体的には、以下2つの方法でお礼をするべきです。

第一に、別れ際にお礼をしましょう。
面会場所を出て解散するとき、全力でもう一度「本日はお忙しいところ有難うございました!」を伝えるべきです。

第二に、即座にメールでお礼をしましょう。
OB・OGと解散して電車に乗り込んだ瞬間、お礼のメールの作成・送信を完了させましょう。
すぐに送信できるよう、あらかじめ下書きの土台を作成しておくのも手です。

このお礼メールでのポイントは大きく3つあります。
第一に、改めて感謝の気持ちを強調すること。
第二に、何に対する感謝なのかを具体的に述べること。
第三に、今後もお世話になりたい旨を伝えること。

このうち、3つめは忘れがちな点です。注意しましょう。
ほかのOB・OGを紹介してもらったり、就職活動が進んだあとでもう一度相談させてもらったりなど、今後も頼らせていただきたい旨を丁寧にお伝えしましょう。

なお、以前もunistyleでお伝えしたように、同じOB・OGに複数回OB訪問をするのも効用が高いやり方のひとつです。

お礼のメールの具体例は以下の通りです。

件名:【OB訪問のお礼】本日は有難うございました

 

Unistyle株式会社
伊藤 太郎 さま

 

お世話になっております。
先ほどお会いさせていただきました、
西新宿大学3年の田中でございます。

 

本日はお忙しいところ、貴重なお時間を頂戴し、
またおいしいお食事もご馳走していただき、
誠に有難うございました。

伊藤さんとお話させていただくなかで、
多くの示唆を得ることができました。

とりわけ、伊藤さんからご指摘いただいた
① 志望動機と実体験を強いロジックで繋げること
② 自信をもって1つの強みをアピールすること
の2点について、
今後より深く考えなければならないと感じております。

改めまして、本日は誠に有難うございました。

またご相談させていただければ幸いです。
引き続き宜しくお願い申し上げます。


-----------
西新宿大学 商学部・商学科 3年
田中 二郎
TEL: 090-0000-0000
MAIL: j-tanaka@unistyle.co.jp
-----------

⑥ OB訪問の成果を仮説に反映する

一連のOB訪問ステップが終わったら、最後にOB訪問で学んだことや指摘されたことを整理し、自分の志望動機・学生時代頑張ったこと・自己PRに反映させましょう

OB訪問をしたからといって、ただ話を聞いて満足するだけでは意味がありません。

OBからもらった回答やフィードバックを書き出して整理し、それらを自分なりに咀嚼したうえで自分の仮説(志望動機・学生時代頑張ったこと・自己PR)をグレードアップさせましょう。

このステップがあってはじめて正しいOB訪問のPDCAサイクルが完成します。

最後に

本記事では、OB訪問に必要な事前知識や心構えをすべて網羅しました。
主なポイントは以下の通りです。

・OB訪問は「正しい方法で」するべき
・OB訪問の目的は3つ:自己分析、業界研究、評価獲得
・OB訪問に行くまえに「仮説を立てる」べき
・OB訪問で質問して「仮説を検証する」べき
・OB訪問は「正しい方法で」早い時期から数多く行うべき
・OB側にメリットはなく、しかも彼らは忙しい
・OB訪問は6つのステップで行うべき

OB訪問に限らず、記事を読むだけでは何も始まりません。
必要な準備ができたと思ったら、物怖じせずにすぐ実行に移しましょう。

そして、OB訪問で迷ったときやOB訪問をする直前には、是非もう一度この記事に戻ってきて下さい。
皆さんがOB訪問をうまく活用し、効率的に就職活動を進められることを祈ります。

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