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「相手の立場で考える」だけではNG?企業が納得する自己PRとは

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「相手の立場で考える」だけではNG?企業が納得する自己PRとは

掲載開始日:2016年04月08日
最終更新日:2018年10月03日

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こんにちは、16卒の早慶学生です。

私の就職活動で気づいたのは、「他人の立場になって考える」というアピールをする学生が多かったことです。私自身も「相手思考」という言葉を使いながら就職活動を進めていましたが、それだけでは十分に評価されないことがわかってきました。

今回の記事では、一例として筆者の「相手思考」をどう評価してもらったか・実際の集団面接で「他人の立場になって考える」を秀逸にアピールしていた学生の例を紹介します。

相手の立場に立って考えたら、そんなうまくいくの?


これは筆者が学生時代頑張ったことして英語塾でのチューター経験を話し、そこでの成功要因が「相手思考で考えて行動し、信頼関係を構築したこと」であったと語り、それに対して某企業のリクルーターが投げかけてきた言葉です。

答えに窮し、「うまくいったんです」と押し通しましたが、その方は「ふーん」というだけでそれ以上深掘りすることはありませんでした。

当時は性格がひねくれたリクルーターだなとしか思いませんでしたが、就職活動を終えて半年たった今ではあの時のリクルーターはなぜそんなことを問うたのかが漠然とわかる気がしています。

ずばり、「相手本位の思考」をするだけで「関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」というような「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」が満たされるのか、単なるまぐれだったのでは?ということを考えていたのではないかと推測しています。

当時の筆者はリクルーターの方の反応から「相手本位の思考」だけでは納得に足る十分な根拠ではないらしいことはわかったので、以下に示すように「相手本位の思考をどう活かしたか」「相手本位の思考がうまく働かなかった例」を展開して現実感を醸成することで補っていました。

相手本位の思考をどう活かしたか


塾のチューターということで、相手は同世代の大学生や高校生です。

就職活動に慣れてきてからは、「もし自分が目の前の学生だったら、どのように考えるか」だけではなく、「目の前の学生の持ち物や服装から、彼らの価値観を推測して相手の喜ぶポイントを織り交ぜながら(=相手本位の思考)話を展開する」ということを面接官に伝えるようにしていました。

例えばラケットバックを背負い、いかにもテニスをやっていますという学生をモチベートするときには、さり気なく初対面時に握手した時の手の豆・履いているテニスシューズがどれほど砂埃にまみれているか・靴底がどれだけ擦り切れているかというところまで目を向けるようにしました。

「手にいっぱい豆を作って、擦り切れるまでテニスの練習に打ち込む〇〇くんは、勉強に対してもしっかり打ち込めば結果を出すことができる」と話を展開するという自分なりの信頼関係構築方法を語っていました。

相手本位の思考がうまく働かなかった例


上記のように、生徒を隅々まで見て話を展開したことでうまくいったこともありましたが、それではうまくいかなかった例もいくつかあります。実際に、担当したある生徒はそこまで観察していたことを気味悪く感じ、後日担当を変えられたこともあります。

最初は面接官の前でそのような「失敗で終わった失敗談」を話すのは気が引けたのですが、敢えて笑い飛ばしながら正直に話すことでより人間味が出た学生時代頑張ったことになったと感じます。

某損害保険会社では「あなたが信頼関係を構築しやすいと感じる人のタイプと、信頼関係を構築するのが苦手だと感じる人間のタイプは?」と聞かれたこともあったのですが、上記のような失敗談も踏まえた学生時代頑張ったことを話していたことで納得してもらうことができ、内定を頂くことができました。

失敗談や短所をさらけ出すことのメリットは以下の記事で解説されておりますので、参考にしてみてください。

参照:「学生時代の失敗をさらけ出すのが就活成功のモト −− 高学歴/体育会の学生は短所をしっかりと説明するのがGOOD!」
→学生の中には「短所」や「失敗談」を話すと評価が下がると考える人も多いと思いますがそれは誤りです。
本記事では「短所」や「失敗談」を面接で話すべき理由と聞かれた際の答え方について紹介しています。

「他人の立場になって考える」ことを秀逸にアピールしていた例


集団面接時には他の学生の学生時代頑張ったことを聞くことができますが、「他人の立場になって考える」というアピールする学生は前述のとおり沢山いました。その中でも、このアピールは秀逸だなと感じた例を紹介したいと思います。

その学生はインターンでの上司との信頼関係をどのように構築し、成果を残したかということを話していました。その学生には1人の上司がつき、インターン開始当初は何に取り組めばいいかわからず右往左往していた、というここまではありきたりの頑張ったことです。

そこからその学生が取り組んだことは、勤務の最中に上司(その学生の指導役の上司1人に限らない)の机を観察し、その人の生活スタイルを判断して行動することで「使える学生」になるということでした。

よくコーヒーを飲んでいる上司がいれば、コップが空になりそうな頃合いを見計らってコーヒーを差し入れたり、机が散らかった上司がいれば朝少し早く出勤して整理してあげたり、会社の本棚を五十音順・上下を整頓するといったインターン先の社員の足回りを徹底して整えることで少しずつ信頼関係を構築したとのことでした。

このような行動は相手本位で考えた結果、自分で相手のために行ったことに分類されます。

このように考えて行動した結果、上記の筆者の塾のチューターとしての経験のようにそれを悪く思う方は少ないことが想像され、学生ながら感服してしまいました。

参考:UBS証券内定エントリーシート
こちらのエントリーシートでは常に相手の立場に立つ意識があることをアピールしています。ぜひ参考にしてください。

最後に


想像以上に多くの学生が「他人の立場になって考える」アピールをしていることからも、面接官も「またこのアピールか」と辟易してしまうことも考えられます。

いつもうまくいくはずないでしょうと考える面接官もいらっしゃると思います。

「相手の立場になって考える」だけにとどまらず、具体性や人間性も加味することも工夫の余地として捉えていただけたらと思います。

参考:「相手の立場に立って考える」だけで終わらない塾講師アルバイトの受かる自己PR」
→自己PRにおいて「相手の立場に立って考える」だけでは他大多数の学生と差別化を図る事は出来ません。
本記事では塾講師アルバイトの経験で内定を勝ち取った学生から効果的な自己PRの伝え方を紹介します。

photo by Martin Thomas

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