面接質問例|志望動機やガクチカなどの質問って面接でどう聞かれる?
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最終更新日:2024年11月14日
本記事では、面接における頻出質問についてまとめました。就活を始めたばかりで、どのような質問が来るか分からず不安を抱えている方はこの記事でざっくりと面接のイメージを掴んで下さい。
どのような質問がなされるのかを知り、あらかじめ対策を立ててさえおけば、面接の場で動揺するようなこともなくなります。最低でもここに出てくる質問には答えられるよう、自身で回答を考えておきましょう。
『ガクチカ』質問10選
ガクチカに関する質問として頻繁になされるのは、以下の10の質問となります。
①学生時代に最も力を入れたことについて教えて下さい。
②なぜそれに取り組もうと思ったのか教えて下さい。
③取組みにおける目標とその理由を教えて下さい。
④目標を達成する上で困難だったことを教えて下さい。
⑤その困難にどのように立ち向かいましたか。
⑥取組みの結果を教えて下さい。
⑦取組みの中で、あなたはどのような役割を果たしましたか。
⑧取組みの中で、あなたのどのような性格が活かされましたか。
⑨取組みを通じて何を学びましたか。
⑩その学びを社会においてどのように活かしますか。
これらの質問は、ES作成の際に以下のフレームワークを押さえておけば、答えに窮するということもないでしょう。基本的に、面接はESで書かれた内容の深掘りとなります。そのため、ES作成時から面接の場を想定しておくことが重要です。
また、これら10の質問の意図については下記の記事をご覧ください。
→本記事では、面接において最大の頻出質問である学生時代頑張ったこと(ガクチカ)について、質問意図やその対策方法について徹底解説していきます。この記事を読むことで、面接におけるガクチカの苦手意識を払拭するのはもちろん、想定問答としての事前準備にもお使いいただければと思います。
『自己PR』質問9選
自己PRに関しては、以下の9の質問が頻出です。
①あなたの強みとそれを表す具体的なエピソードについて教えて下さい。
②長所、短所は何だと思いますか。
③なぜそれを長所、短所だと考えるのですか。
④短所をどのように改善していますか。
⑤周囲の人からどんな人だと言われますか。
⑥集団の中でどのような役割を果たすことが多いですか。
⑦強みを入社後どのように活かすことができますか。
⑧あなたが大切にしている価値観とそれが形成されたキッカケを教えて下さい。
⑨挫折経験について教えて下さい。
また、これら9の質問の意図については下記記事をご覧ください。
→本記事では、面接でよく問われる9の質問とその意図について解説していきます。エントリーシート記入や面接前にざっと読んで対策していただければと思います。また、大手企業内定者の回答解説も行なっていますので是非参考にしてみて下さい。
『志望動機』質問12選
志望動機に関しては以下の12の質問がよく問われることとなります。
①志望動機を教えて下さい。
②キャリアを通じて成し遂げたいことを教えて下さい。
③成し遂げたいと思ったキッカケとなる経験は何ですか。
④企業選びの軸を教えて下さい。
⑤なぜこの業界に興味を持ったのですか。
⑥他にどのような業界を受けていますか。
⑦具体的にどのような仕事をしてみたいですか。
⑧業界の中でもなぜ当社なのですか。
⑨どのようなキャリアプランを描いていますか。
⑩希望の部署に配属されない場合はどうしますか。
⑪他社の選考状況について教えて下さい。
⑫当社の志望度を教えて下さい。
志望動機に関しても、ガクチカ同様に以下のフレームワークを抑えておくことが重要です。
これら12の質問の意図については下記記事をご参照下さい。
→本記事では、志望動機において聞かれる14の質問を意図と合わせて解説しています。記事では、内定者の回答例も併せて紹介しているため、どのような回答が評価されるのか自身で考え直すきっかけにしてください。
また、例年多くの学生が頭を悩ませる「第一志望か?」という問いに対する回答方法についても次の記事でご紹介しています。
→多くの就活生が本命の企業以外にも複数の企業を受けることと思います。そのため、「当社が第一志望か?」という質問に対しては返答に困ってしまうようです。今回は「当社が第一志望か?」という質問で面接官が何を見ているのか、どう答えるべきなのかについて詳しくみていきたいと思います。
『学業』質問6選
面接でよく問われる学業に関する質問は以下の6つです。
①なぜ今通っている大学に入学しようと考えたのですか。
②なぜその学部を選んだのですか。
③大学での専攻内容について簡単に説明して下さい。
④ゼミ又は研究活動について教えて下さい。
⑤なぜそのゼミ又は研究室を選んだのですか。
⑥大学での専攻が入社後どのように活きると思いますか。
この中でも「なぜ今通っている大学に入学しようと考えたのですか。」という質問については、その大学が第一志望でなかった場合、何と答えれば良いのか分からないという方も少なくないと思います。そのような方は、以下の記事をご覧ください。第一志望でなかった場合の回答方法や企業側の質問の意図を解説しています。
→今回は「現在通っている大学は第一志望で入学した大学か?」という質問を通して採用側が就活生のどんなことを探ろうとしているのか、また就活生としてはどのような点を意識して回答すべきなのかを考えていきたいと思います。
『雑談系』質問6選
上記以外の質問として、以下の7つの質問も面接ではよく問われます。
①なぜこの資格を取ろうと思ったのですか。
②語学力に自信はありますか。
③趣味、特技を教えて下さい。
④最近のニュースで気になったものを教えてください。
⑤普段どのようにストレスを発散していますか。
⑥最後に言っておきたいことはありますか。
このように、面接では雑談とも言えるような変則的な質問がなされることも多いです。そのため、面接もあくまでコミュニケーションの一環であるという意識が必要となります。
→本記事では、面接で問われる可能性のある雑談系の質問を紹介しています。雑談系の質問とはいえ、面接の評価対象の1つであることは間違いありません。そのため、それらの質問の意図をあらかじめ理解しておくことが重要です。
最後に
本記事では、面接で頻繁に問われる質問例についてご紹介してきました。
あらかじめ、面接官からなされるであろう質問の意図を抑えておくことで、相手の意図を汲み取った正確な回答が出来るだけでなく、心理的な余裕も生まれます。
また、ESを作成する段階から面接の場を想定しておくことは非常に重要です。これからESを作成する方も、次が面接だという方も、この記事を通して一度面接でなされる質問の概要を理解しましょう。