「ストレスを感じるとき」の面接での答え方を例文5選とともに解説
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最終更新日:2025年12月26日
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企業が面接で「ストレスを感じるとき」を聞く理由

企業側が面接で「ストレスを感じるとき」を聞く理由は主に以下の2点です。
どんなことにストレスを感じるかを知るため
面接官は就活生がどんな状況にストレスを感じるか知ることでその人の持つ価値観を知ろうとしています。
例えば、営業系の職種で人とコミュニケーションを取ることでストレスを感じると答えたり、緻密な作業が必要となる職種で長時間集中することと答えたりすると向いていないと判断されてしまう可能性があります。
そのため、業務に近いストレスポイントは伝えるべきではないと言えるでしょう。
ストレス耐性を知るため
『離職理由ランキングを徹底分析!』の記事にもありますが、ストレスが原因で退職をする人は実際に多いようです。そのため、この質問を通して就活生にストレス耐性があるかどうかを見極めています。
加えて、日頃からストレスを上手くコントロールしているかを見るのもこの質問の意図なので、ストレスを感じるときと合わせて「ストレス解消法」も質問されることが多いです。
面接で「ストレス発散(解消)方法」を質問されたら?適切な答え方と回答例を紹介も参考にしながらストレス発散(解消)方法を準備しておきましょう。
面接における「ストレスを感じるとき」の答え方3ステップ

「ストレスを感じるとき」を伝える際に、意識することは以下の流れです。これらのポイントを押さえて、面接官に簡潔に伝えましょう。
【結論】どのようなときにストレスを感じるか述べる
まずは、自分がどのような状況でストレスを感じるのかを端的に伝えます。「〇〇なとき、ストレスを感じます」と一言で述べることで、面接官がその後の話を理解しやすくなります。
【エピソード】ストレスを感じた具体的な状況を伝える
次に、実際にストレスを感じた場面を具体的に説明します。ここで意識したいポイントは、「他人のせいにしない」ことです。ストレスの原因が外部(第三者)にある場合でも、一方的に相手を責める伝え方はマイナスな印象を与えかねません。あくまで「自分の受け止め方」や「その状況でどう感じたか」を具体的に話すよう心がけましょう。
【対処法】ストレスとどう向き合い、解消しているか述べる
最後に、そのストレスに対してどのように対処しているか(解消法)を付け加えます。「ストレスを感じる」だけで終わるのではなく、自分なりにどうコントロールして前向きに立て直しているかを伝えることで、社会人としてのストレス耐性をアピールできます。
基本的な「面接の質問」への答え方、注意点、評価基準などを知りたい方は「【面接とは】意味や面談との違いから対策・頻出質問・マナーまでを解説|就活」の記事をご覧ください。
面接での「ストレスを感じるとき」の回答ポイント

面接での「ストレスを感じるとき」を回答する際のポイントは以下の3点です。
状況が目に浮かぶ具体的なエピソードを選ぶ
単に「忙しい時にストレスを感じます」と抽象的に答えるのではなく、面接官がその場をイメージできる具体的なエピソードを添えることが重要です。
「正直に話す」ことは大切ですが、単なる愚痴にならないよう注意が必要です。「どのような状況で」「どのような感情が動いたか」を具体的に描写することで、あなたの人間性が伝わります。
要因を外部に求めず、自責に捉える
特に人間関係のストレスについて語る際、原因を「相性の悪い相手」や「環境」のせいにしすぎると、他責傾向があると判断されるリスクがあります。
「〇〇な人がいて困った」ではなく、「周囲と意見の食い違いが生じた際に、自身の調整不足にストレスを感じた」というように、あくまで「自分の課題」として着地させましょう。
解決策をセットで述べる
ビジネスの場では「ストレスの源泉をどう取り除くか」という視点が重要です。「~~な状況にストレスを感じました」と完結させるのではなく、「その状況を打破するためにどのようなアクションをとったか」という解決策をセットで回答しましょう。
「ストレスを感じるとき」の回答パターン一覧 5選

面接官は、あなたが「どのような状況でストレスを感じ、それをどう乗り越えるか」を知ることで、自社への適性を測っています。自身の経験を以下の5つのいずれかのパターンに当てはめると、論理的で説得力のある回答になります。
- パターン(1)目標と現状のギャップ(成果・成長へのこだわり)
- パターン(2)チーム内の不和・士気の低下(協調性・組織貢献)
- パターン(3)計画や予定の停滞(効率性・自己管理)
- パターン(4)自身の力不足やミス(責任感・誠実さ)
- パターン(5)目的や意義の欠如(本質理解・モチベーション管理))
パターン(1)目標と現状のギャップ(成果・成長へのこだわり)
努力が結果に結びつかない時や、周囲より劣っていると感じる時にストレスを感じるパターンです。
感情的に落ち込むのではなく、「なぜ結果が出ないのか」を客観的に分析し、新しいアプローチや試行錯誤を繰り返すことで、未来の行動にフォーカスする姿勢を解決方法として示しましょう。
また、 このパターンの例文も確認してみてください。
パターン(2)チーム内の不和・士気の低下(協調性・組織貢献)
人間関係の摩擦や、チームの士気を下げる言動にストレスを感じるパターンです。
他人のせいにするのではなく、自分が「橋渡し役」や「役割の再定義」を行うなど、環境を改善するために働きかけたエピソードを必ず話すようにしましょう。
また、このパターンの例文も確認してみてください。
パターン(3)計画や予定の停滞(効率性・自己管理)
予定通りに物事が進まない時や、時間を有効活用できない時にストレスを感じるパターンです。
一度冷静に物事から距離を置いて俯瞰し、優先順位の再設定や計画の練り直しを行うなど、セルフマネジメント能力をアピールしましょう。
また、このパターンの例文も確認してみてください。
パターン(4)自身の力不足やミス(責任感・誠実さ)
自分のミスで迷惑をかけた時や、想いをうまく伝えられない時にストレスを感じるパターンです。
失敗を隠したり恥じたりするのではなく、原因を徹底的に分析して再発防止策を講じる、あるいは周囲にアドバイスを求めて自己研鑽に励む姿勢を伝えましょう。
また、このパターンの例文も確認してみてください。
パターン(5)目的や意義の欠如(本質理解・モチベーション管理)
ゴールの見えない作業や、意図が不明確な状況にストレスを感じるパターンです。
「やらされている」という受動的な態度ではなく、自らその作業に目標を設定したり、周囲に意図を確認したりすることで、主体的に「意味」を見出す努力を伝えるようにしましょう。
また、このパターンの例文も確認してみてください。
面接における「ストレスを感じるとき」の回答例文

面接で「ストレスを感じるとき」を伝える際の具体的な回答例文を、5つのパターン別に紹介します。
自分の経験に近い例文を選び、先に紹介した「答え方3ステップ(結論・対処法)」に沿って自分なりにアレンジしてみましょう。自分にぴったりのエピソードがない場合でも、文章の構成やポジティブに言い換えるコツなどは共通しているため、ぜひ参考にしてください。
- 回答例文(1)目標と現状のギャップ(成果・成長へのこだわり)
- 回答例文(2)チーム内の不和・士気の低下(協調性・組織貢献)
- 回答例文(3)計画や予定の停滞(効率性・自己管理)
- 回答例文(4)自身の力不足やミス(責任感・誠実さ)
- 回答例文(5)目的や意義の欠如(本質理解・モチベーション管理)
回答例文(1)目標と現状のギャップ(成果・成長へのこだわり)
(1)結論達成したい目標に対してうまく結果を出せないでいる状況の時
(2)対処法
周囲の人に相談し、自分なりに新しい解決策を考える
ポイント
結果に対する「執着心」と「客観性」が評価されます。ただ悔...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
回答例文(2)チーム内の不和・士気の低下(協調性・組織貢献)
(1)結論頑張っている人を笑うような、チームの士気を下げる言動がある時
(2)対処法
ストレスの元凶と向き合い、対応する
ポイント
自分個人のことだけでなく、「組織全体のパフォーマンス」に意識が向い...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
回答例文(3)計画や予定の停滞(効率性・自己管理)
(1)結論自分が計画していた予定通りに物事が進行していない時
(2)対処法
一度その物事から距離を置き、新鮮な状態で見て計画を練り直す
ポイント
業務の「効率」や「完遂」を重視する、責任感の強さが伝...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
回答例文(4)自身の力不足やミス(責任感・誠実さ)
(1)結論自分のミスのせいで、周囲に迷惑や不利益を与えてしまうとき。
(2)対処法
ミスの原因や防止策を徹底的に考え、それを周囲に共有する。
ポイント
誠実さと、失敗を成長の糧にする「学習能力」が評...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
回答例文(5)目的や意義の欠如(本質理解・モチベーション管理)
(1)結論自分の思い描くように物事が進まない時
(2)対処法
友人や同僚に客観的な意見を求め、自分の考えを見直す
ポイント
物事の「本質」を捉えようとする思考の深さが伝わります。自分の思い通りにいか...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
「ストレスを感じるとき」のNGパターン

最後に「ストレスを感じるとき」のNG回答例を紹介します。
業界業種に不利な回答
面接官は「ストレスを感じるとき」を聞くことでその業界業種との適性を見ています。例えば、研究職を志望している学生が「長時間同じ作業を続けることにストレスを感じる」と回答するのはNGです。なぜなら、研究職の働き方として長時間同じテーマを調査することが多々あるからです。
そのため、業界研究や企業研究をしっかり行って入社後の働き方をイメージしておくと良いでしょう。
ストレスを感じることが多い
「ストレスを感じることが多く病んでいた時期がある」や「精神的に不安定なことが多い」という回答は、「仕事をすぐに辞めてしまうのではないか」という不安要素を面接官に与えてしまうため控えるようにしましょう 。
そもそもストレスを感じない
ストレスを感じる場面を聞かれたのに「そもそもストレスを感じない」というのは現実的でなくNGです。学生生活や私生活の中で、少なからずストレスは経験してるはずです。
「ストレス発散(解消)方法は?」という質問同様に、ストレスを溜めていること自体はマイナス評価にならないので素直に答えるようにしましょう。
まとめ

本記事では、「ストレスを感じるとき」を聞く理由、面接での答え方、回答例とNG例などを紹介しました。
面接では、マイナス評価にならないように「そもそもストレスを感じません」と答えてしまいがちですが、かえって逆効果です。
面接官はストレスを感じているかどうかを知りたいのではなく「どのような場面でストレスを感じているのか」「どうやってストレスと向き合っているのか」を聞いています。
面接では「ストレスを感じるとき」を聞く意図を理解して、しっかり答えられるようにしましょう。






