【就活面接の受付・入室・退室マナーとは】流れに沿ってポイントを解説

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最終更新日:2025年03月17日

本記事では正しい面接マナー、その中でも"入室から退室までの流れ"を紹介していきます。また、入退室以外の面接マナーに関しては以下の記事をご覧ください。

本選考とインターンの締め切り情報

面接におけるマナーの重要性

面接におけるマナーの重要性

そもそもの話にはなりますが、面接におけるマナーの重要性を理解している就活生はどの程度いるでしょうか?

大前提、面接においてマナーは非常に重要と言えます。

【面接とは】意味や面談との違いから対策・頻出質問・マナーまでを解説|就活』の記事でも述べているように、面接の評価基準は「(1)自社への志望度が高いか(2)自社の求めるスキル・能力を所持しているか(3)基本的なマナー・言葉遣いを備えているか」の3点に大別されます。

志望度や就活生自身の能力と同じくらいマナーが求められているのには、「面接の場における基本的なマナー・言葉遣いは社会人としてできて当たり前のものであり、就活生の時点で最低限身につけておかなければいけないものであるため」という理由があります。

面接の場で適切な言葉遣いをできていない人が営業の商談の場で適切な言葉遣いができるとは限りませんし、社会人は社内外問わず様々な人と仕事に取り組む必要があるため、失礼な振る舞いをしないように基本的なマナーを身に着けておくことは必須となります。

上記の説明でマナーの重要性は理解していただけたと思いますので、続いては面接の流れを確認していきます。

注意点

厚生労働省のHPに掲載されている『公正な採用選考の基本』によると、応募者の適性や能力とは関係のない事項で採否を決定しないようにするため、家族や生活環境などの応募者本人の適性・能力に関係のない事項や、思想・宗教などの本来自由であるべき事項に関しては面接で把握しないようにすることが求められています。
このような事項は面接で質問されることも十分考えられますが、面接で質問するべきではない事項があるという前提を認識しておきましょう。

 

【参考】厚生労働省:公正な採用選考の基本

一般的な面接の流れ

一般的な面接の流れ

マナーを紹介する前に、まずは「一般的な面接の流れ」に関しても紹介します。

全ての面接が同様の流れで進行する訳ではありませんが、個人面接・集団面接問わず、基本的には以下のような流れで面接は進みます。

一般的な面接の流れ

1.訪問
 ⇩
2.受付・控室

 ⇩

3.入室・着席

 ⇩

4.面接(自己紹介・面接官からの質問・逆質問)

 ⇩

5.退室

上記の流れに沿い、30分~1時間程度で実施されることが多いとされています。

それでは、各フェーズごとに正しいマナーを確認していきます。

面接マナー(1):訪問

訪問時のマナー

まずは面接に臨む前のフェーズである訪問時のマナーを紹介します。

訪問時のマナーにおけるポイントは以下の5点です。

・身だしなみを必ずチェックする
・遅刻は絶対にしない
・余裕を持って会場に到着する
・受付に向かう前にコートを脱ぎ、携帯電話(スマートフォン)の電源を切っておく
・できるだけタバコや香水の匂いをさせな...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

面接マナー(2):受付・控室

受付・控室におけるマナー

続いて、受付・控室におけるマナーを紹介します。

面接以外の部分ではありますが、以下のことを意識する必要があります。

受付
受付の際は、「本日の◯時から面接を予約している△△大学の□□と申します。」と、"面接を受けに来た旨・氏名"をしっかりと伝えましょう。
また、受付時には「履歴書・予約票」などを渡す場合も多いかと思...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

面接マナー(3):入室・着席

入室・着席時のマナー

続いては面接に臨む直前のフェーズ、「入室から着席まで」の流れに沿ってマナーを紹介します。

入室から着席までのマナーを、流れに沿ってまとめると以下の通りとなります。

確実にできるようにしましょう。

入室から着席までのマナー
●ドアを3回ノックする
 ⇩
●面接官から返事が返ってきてから入室し、丁寧にドアを閉める
 ⇩
●椅子の横まで向かい、面接官からの合図を待ってから着席する
ドアを3回ノックす...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

面接マナー(4):面接

面接中のマナー

続いては「面接中のマナー」を紹介します。

面接時のマナーに関しては、特に2つの観点から解説していきます。

・座り方は男女で異なる
・正しい言場遣いを心掛ける
座り方は男女で異なる
座り方に関しては男性と女性で異なります。それぞれの座り方のポイントは以下になります。
男女の座り方のポイント
【男性】
・足は...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

面接マナー(5):退室

退室時のマナー

最後に面接終了後のフェーズである「退室のマナー」を紹介します。

面接終了後から退室までのマナーを、流れに沿ってまとめると以下の通りとなります。

入室同様、確実にできるようにしましょう。

面接終了後から退室までのマナー
(1)面接終了後、椅子に座った状態でお礼を述べ、軽くお辞儀をする
 ⇩
(2)椅子から立ち上がり、お礼を述べた後でお辞儀をする
 ⇩
(3)面接室のドアまで進み、面接官...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

まとめ

面接の入退室マナーのまとめ

本記事では、面接マナーの中から"訪問・受付・控室・入室・着席・退室マナー"を解説しました。

マナーを軽視している就活生は意外と多いのですが、マナー次第で面接官からの見られ方は変わり、面接における評価にも大きく影響するものになります。

面接のマナーは、一度覚えてしまえば実行することは難しくないため、本記事を参考に「適切な面接マナー」を理解していただければと思います。

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