【業界研究|公務員】公務員とは?試験内容・試験区分・給料・民間企業との併願について解説
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最終更新日:2021年06月29日
⒈【業界研究|公務員】公務員とは?試験内容・試験区分・給料・民間企業との併願について解説
⒉【業界研究|公務員】地方公務員とは?仕事内容・試験内容・試験区分・給料を解説
⒊【業界研究|公務員】国家公務員とは?試験内容・官庁訪問・総合職と一般職の違い・給料を徹底解説
突然ですが、公務員と民間企業の違いを聞かれて皆さんは自信を持って答えることができるでしょうか。就活生の中には公務員を一度も考えずに民間企業だけに絞って就職活動を終えてしまう人もいるようです。
公務員と民間企業はそれぞれ仕事内容が大きく異なっており、公務員だからこそできる仕事も数多くあります。そのため、一度も公務員を視野に入れることなく就職活動を終えてしまうのは早計かもしれません。
コンサルや総合商社などの業界研究は多くの媒体でされている反面、なかなか公務員の業界研究を行っている媒体は多くありません。
そこで、unistyleでは公務員の業界研究を3つの記事に分けて徹底的に行なっていきます。第一弾である本記事では、民間企業とは異なる形態を取っている公務員の”基本”について理解を深めていく内容となっています。
- 本記事の構成
- 公務員とは
- 公務員になるには
- 公務員試験(一般教養試験)とは
- 公務員の給料
- 公務員試験と民間企業との併願は可能なのか
- さいごに
- 公務員志望者の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介
公務員とは
公務員について理解を深める第一歩としてそもそも公務員がどのような存在なのかを確認します。
公務員は、国および地方自治体、国際機関等の公務を執行する人のこと
引用:ウィキペディア|公務員
公務員は英語ではPublic Servent(公に仕えるもの)と表現されます。Publicには”国民全体の為の”という意味もあり、公務員とはその名の通り国民の福祉の為に仕事をする人と考えてもらって間違いはないでしょう。
利益を出さないといけない民間企業と国民全体の為に働く公務員とでは、そもそも活動目的が大きく異なっていることが伺えます。
公務員の種類
一口に公務員と言ってもその形態は様々です。とはいえ、公務員は大きく2種類に分類することができます。
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公務員になるには
応募から内々定までの大枠の流れは、民間企業であっても公務員であっても変わりません。
民間企業はES・webテストを突破することで面接に辿り着くことができます。そして、面接を複数回行うことで始めて内定を獲得することができます。公務員の場合も同様に、筆記試験(場合によっては複数回)を実施した後に面接を実施し内定を獲得するという流れになっています。
ただし、自宅で受けられるwebテストであったり会場で小1時間で終わるSPIなどと公務員試験を一緒にしてはいけません。
ここで、東京都庁の採用試験(Ⅰ類B)を例に見てみましょう。
【東京都庁試験科目】
・第一次試験(教養試験・専門試験・論文)
・第二次試験(口述試験)
・第三次試験(口述試験)
【教養試験内容】
・知能分野(文章理解・英文理解・判断推理・数的処理・資料解釈・空間概念)
・知識分野(人文科学系・社会科学系・自然科学系・社会事情)
参考:公務員試験総合ガイド
第一次試験だけでもかなり試験範囲が広いことが伺えます。つまり、公務員試験と民間企業の内定を獲得するまでの流れの中でのもっとも大きな違いは、筆記試験の重さ(大変さ)です。
公務員試験は幅広い分野を集中して勉強する必要があるため、公務員試験の専門学校にダブルスクールをする学生も多くいます。
公務員試験(一般教養試験)とは
公務員を志す学生ならば避けては通れないのが”公務員試験(一般教養試験)”ではないでしょうか。この一般教養試験と呼ばれる試験は、国家公務員・地方公務員のどちらでも必ず受験しなければならない公務員試験にとっての登竜門になります。
公務員試験で出題される一般教養試験は大きく”一般知能”と”一般知識”に分類されています。
・数的処理(数的推理・判断推理・空間把握・資料解釈など数学系統の問題)
・文章理解(現代文・英語・古典など)
【一般知識】
・人文科学(日本史・世界史・地理・文化など高校までの歴史・倫理に該当)
・自然科学(数学・物理・化学・生物・地学などの高校までの数学・理科科目に該当)
・社会科学(政治・経済・法律など高校までの政治経済科目に該当)
・時事問題(政治・経済・行政など幅広い分野で該当)
参考:公務員試験総合ガイド
一般知能試験は民間企業で実施されるSPIをイメージしていただけたらと思います。
一般知識試験は、高校までの理科系・社会科系の問題が出題されます。民間企業で理科・社会までのテストを実施する企業はほとんどないので、この一般知識試験は公務員試験の特徴の一つと言えるでしょう。
通常のSPIのような数学・国語の勉強に加えて高校までの理数系科目と社会科系の科目をもう一度勉強することを想像していただければ、早めの準備の必要性を認識していただけると思います。
また、論文試験を実施している自治体も多く、上記の勉強に加え論文試験対策も並行して進めていかなくてはなりません。
公務員試験 学習スタートブック 2年度試験対応 (受験ジャーナル特別企画 1)
教養試験では上で示す範囲の問題が全て出題されるのではなく、上記範囲の中から一定の問題がピックアップして出題されます。自治体ごとに問題数や出題傾向も異なるので勉強を始める前に出題傾向をつかむことで効率的な勉強をすることが可能になります。
公務員試験受験ジャーナルでは、各自治体ごとの出題傾向が網羅されているので公務員を志望する学生は勉強を始める前に目を通しておくといいでしょう。
公務員の給料
公務員の給料はどれくらいなのでしょうか。国家公務員・東京都庁・東京特別区など就活生に人気の区分別に見てみましょう。
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公務員試験と民間企業の併願は可能なのか
形骸化が進んでいますが、2020年現在では民間企業の採用は3月〜6月がピークで6月の第1週までで就活を終える学生も多く見られます。公務員の場合、多くが4月上旬から筆記試験が始まり内定を獲得するのが早くても8月というのも珍しくありません。
そのため公務員志望者であっても民間企業と併願する学生も多くいます。採用形式が異なる民間企業と公務員ですが、併願することは可能なのでしょうか。
民間企業との併願は可能なのか
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さいごに
いかがだったでしょうか。本記事を通して公務員採用の概要を掴んでいただくことはできたでしょうか。
民間企業とは大きく異なる公務員試験ですが、民間企業と同様に早めの対策が結果を掴む最も効果的な方法です。ぜひともunistyleを有効活用し、納得のいく就職活動を過ごしていただけたらと思います。
・民間就活と公務員試験併願に向けた戦略とコツ
・安定志向の自分が国家総合職(旧:国家Ⅰ種)ではなく民間就職に舵を切った理由
・【20卒体験談】なぜ外交官志望の私がIT企業を志すようになったのか
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⒉【業界研究|公務員】地方公務員とは?仕事内容・試験内容・試験区分・給料を解説
⒊【業界研究|公務員】国家公務員とは?試験内容・官庁訪問・総合職と一般職の違い・給料を徹底解説
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