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日用品・消費財メーカー比較-花王・ユニチャーム ・ライオンの強みや社風の違いとは-

日用品・消費財メーカー比較-花王・ユニチャーム ・ライオンの強みや社風の違いとは-

最終更新日:2022年08月04日

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生活になじみ深い商品を扱う日用品・消費財メーカーは、毎年多くの就活生が志望します。

今回はそんな日用品・消費財メーカーの中でも大きな存在感を誇る日系企業3社(花王、ユニ・チャーム 、ライオン)に注目し、各社の業績や強み、社風、年収に至るまで徹底的に比較していきます。

日用品・消費財メーカー3社(花王、ユニ・チャーム 、ライオン)を志望する方はぜひ最後まで読んでください。

業績比較による日系日用品・消費財メーカー3社の企業分析

業績比較による日用品・消費財メーカー3社の企業分析

ここからは日用品・消費財メーカー3社(花王、ユニ・チャーム 、ライオン)のホームページで公開されている「決算資料」を用いながら業績比較を行い、各社の特徴を分析していきたいと思います。

比較する際に必要な語句やIRの読み方については、「【企業研究に役立つIR情報の見方を解説】絶対に見るべき3つの資料とは」を参考にしてください。

以下のグラフでは、日用品・消費財メーカー3社(花王、ユニ・チャーム 、ライオン)連結売上高営業利益を示しています。

日用品・消費財メーカー3社(花王、ユニ・チャーム 、ライオン)の連結売上高
※2021年12月各社決算資料よりunistyleが独自に作成(単位:百万円)

日用品・消費財メーカー3社(花王、ユニ・チャーム 、ライオン)の営業利益
※2021年12月各社決算資料よりunistyleが独自に作成(単位:百万円)

売上高・営業利益ともに花王(売上高:1兆4,187億円、営業利益:1,435億円)が圧倒的に首位であり、その後にユニ・チャーム(売上高:7,827億円、営業利益:1,224億円)、ライオン(売上高:3,662億円、営業利益:311億円)が続きます。

花王とライオン(LION)は、家庭用のハンドソープや手指消毒液など家庭用の洗剤・衛生用品が前期に比べて減収したことや原材料高騰の影響を受けて営業利益が減少しています。

一方で、ユニ・チャームは日本国内やアジアで投入した高価格の生理用品と大人用おむつの売れ行きが好調で、営業利益を伸ばしています。

業績比較に加えて、以下では日用品・消費財メーカー3社(花王、ユニ・チャーム 、ライオン)の企業研究を行っていきます。

日系日用品・消費財メーカー:花王の強みや特徴、社風

花王の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

花王は、豊かな生活文化の実現をめざして1887年に設立されました。現在では、全世界32の国と地域に拠点を持ち、100を超える国と地域で事業を展開しています。

花王は、ライフケア、ヘルス&ビューティケア、ハイジーン&リビングケア、化粧品の4つの事業分野で、一般消費者に向けたコンシューマープロダクツ事業を、また、ケミカル事業分野においては、産業界のニーズにきめ細かく対応した、ケミカル製品を幅広く展開しています。

花王の事業内容

花王の強みや特徴を知るために2021年12月期の事業セグメント別売上高と営業利益を見てみましょう。

花王、2021年12月期の事業セグメント別当期純利益
※花王の決算資料をもとにunistyleが独自に作成
※表示単位未満は切り捨て

ライフケア事業は「業務用衛生製品・健康飲料等」、ヘルス&ビューティケア事業は「スキンケア製品・ヘアケア製品・入浴剤等」、ハイジーン&リビングケア事業は「衣料用洗剤・洗濯仕上げ剤・サニタリー製品等」、化粧品事業は「カウンセリング化粧品・セルフ化粧品等」、ケミカル事業は「油脂製品・機能材料製品等」を扱います。

売上高は前年と比べて3%増の1兆4,187億円、営業利益は18%減の1,435億円となっています。ハイジーン&リビングケア事業やヘルス&ビューティケア事業は、売上高、営業利益率共に高く、同社の安定収益領域と言えるでしょう。

当期は、家庭用のハンドソープや手指消毒液など家庭用の洗剤・衛生用品が前期に比べて減収したことや原材料高騰の影響を受けて営業利益が落ち込んでいるようです。

花王の社風や組織風土

それでは、以下の採用サイト情報をもとに花王の社風・組織風土を見ていきましょう。

≪多様な社員の活躍を支える 30 年の取組がイノベーションの源泉となり、事業拡大・業績向上を達成≫

従来から常に新しいことに挑戦することを仕事のよろこびとする風土があり、そのためには社員一人ひとりの個の力を結集させることは必然であり、その理念が多様性の尊重につながっている。

1934年に設立された家事科学研究所(後に生活科学研究所と改称)を中心に、女性社員が主婦向けの製品普及活動を展開していく中で、主婦の視点を事業に活かすことは必然との文化が醸成されていった。

引用:ダイバーシティ経営企業100選 ベストプラクティス集 | 経済産業省

業界内ではまったりした社風と言われてきた花王ですが、弱点である海外市場攻略に向けて、社風も変わってきたようです。

ダイバーシティから生まれる活力が事業の発展を支えるという認識に立ち、企業の総合力を高めるために、一人ひとりの多様な能力・個性・価値観を受容・結集できる組織の実現をめざしているようです。

意欲・能力に応じた評価と登用の推進の結果、女性管理職比率は向上しており、海外グループ会社を含めたグループ全体では2020年度時点で28.8%となっています。

以上の内容より、花王の主な特徴・強みをまとめたので参考にしてみてください。

花王の主な特徴・強み

⑴国内トップシェア
2021年12月末時点で、連結売上高1兆4,187億円、営業利益1,435億円で国内シェアNo.1。

⑵リーディングブランドの多さ

各カテゴリーにおいて質、量ともにトップブランドである商品が多い。具体的に、手洗い用洗剤「キュキュット」や消臭剤「リセッシュ」、洗顔料「ビオレ(Biore)」などが有名。

 

⑶コンシューマープロダクツ事業とケミカル事業のシナジー

ケミカル事業の開発で生まれた高機能な原料をコンシューマープロダクツ製品に提供。日用品・消費財メーカーがケミカル事業をも展開しているケースは滅多に無い。

日系日用品・消費財メーカー:ユニ・チャームの強みや特徴、社風

ユニ・チャームの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

1961年に創業したユニ・チャームは2021年に創業60周年を迎えています。現在では、世界の約80の国と地域で事業を展開しています。

ユニ・チャームは、不織布・吸収体の加工・成形分野で培ってきた技術を活かして、生活に必要不可欠なウェルネスケア、ペットケア、フェミニンケア、ベビーケア、Kireiケアの5つの事業を展開しています。

ユニ・チャームの事業内容

ユニ・チャームの強みや特徴を知るために2021年12月期の事業セグメント別営業利益を見てみましょう。

ユニ・チャーム、2021年12月期の事業セグメント別当期純利益
※ユニ・チャームの決算資料をもとにunistyleが独自に作成
※表示単位未満は切り捨て

パーソナルケアは「ウェルネスケア関連商品・フェミニンケア関連商品・ベビーケア関連商品など」、ペットケアは「ペット用品」を扱います。タンポンやナプキンなどの生理用品や紙おむつは日本国内のトップシェアを誇り、主力事業となっています。「ソフィ」や「ムーニー」などの商品ブランドが有名です。

売上高は前年と比べて8%増の7,827億円、本業のもうけを示す営業利益は7%増の1,225億円となっています。

業績を牽引したのは、国内やアジアで投入した高価格の生理用品と大人用おむつです。これらの製品は価格競争が厳しい乳幼児用おむつより利益を生み出しやすくなっています。このように、高価格帯の投入による商品構成の改善や販売数量の増加で営業利益を伸ばしているようです。

ユニ・チャームの社風や組織風土

それでは、以下の採用情報をもとにユニ・チャームの社風・組織風土を見ていきましょう。

熱量に満ちたユニ・チャームの風土
ユニ・チャームは、社員一人ひとりが圧倒的な熱量を持って仕事に取り組み、常に自分を成長させていこうとする意欲に満ちています少数精鋭で、出る杭を伸ばしていく社風があり、若手のうちからさまざまなチャレンジをして自らキャリアを切り拓いていける環境があります。このような風土を培ってきたDNAや行動様式が「ユニ・チャームの価値観」となって、日々の仕事に根付いています。

引用:ユニ・チャームの価値観 | 採用情報 - ユニ・チャーム

ユニ・チャームには、才能ある人を押さえつけず、その才能を伸ばしていこうとする組織風土・文化があるようです。そのため、若手のうちからさまざまな挑戦をして自らキャリアを切り拓いていける環境があると言えます。

以上の内容より、ユニ・チャームの主な特徴・強みをまとめたので参考にしてみてください。

ユニ・チャームの主な特徴・強み

⑴多くの商品分野で日本国内トップシェア
タンポンやナプキンなどの生理用品や、紙おむつで日本国内のトップシェア。

⑵圧倒的な海外・アジア売上高比率

1980年代から積極的にグローバル化を進め、現在では世界約80の国と地域で事業を展開。2021年12月時点で海外売上高比率62.9%、アジア売上高比率46.5%。

日系日用品・消費財メーカー:ライオン(LION)の強みや特徴、社風

ライオン(LION)の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

ライオン(LION)は1891年の創業以来、「事業を通じて社会のお役に立つ」ことを使命とし、人々の毎日の健康、快適、清潔・衛生的なくらしに役立つ事業を推進しています。現在は、中国や韓国、シンガポールなどアジアを中心に海外事業も積極展開しています。

同社は長年にわたるノウハウの蓄積、ブランド力、流通ネットワークという強みを活かし、ハミガキ、ハブラシ、洗剤などの家庭用品、バファリン、スマイルなどの一般用医薬品をはじめとする多彩な生活場面にかかわる製品を提供しています。

ライオン(LION)の事業内容

ライオン(LION)の強みや特徴を知るために2021年12月期の事業セグメント別売上高と事業利益を見てみましょう。

ライオン、2021年12月期の事業セグメント別売上高と事業利益
※ライオン(LION)の決算資料をもとにunistyleが独自に作成
※表示単位未満は切り捨て
※事業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測るライオンの利益指標

一般消費財事業は、国内で「健康、快適、清潔・衛生」をサポートするハミガキ、洗濯用洗剤、一般用医薬品等の幅広い製品・情報を提供しています。

産業用品事業は、タイヤの防着剤等の自動車分野、2次電池向け導電性カーボン等の電気・電子分野を取り扱う化学品分野と、施設・厨房向け洗浄剤等を取り扱う業務用洗浄剤分野で構成されています。

海外事業は海外の関係会社において主に日用品の製造及び販売を行っています。

売上高は前年と比べて3.1%増の3,662億円、事業利益は14%減の309億円となっています。当社は、国内トップシェアのオーラルケア分野を含む一般用消費財事業を中核としています。

当期は、新型コロナの鎮静化で家庭用ハンドソープや消毒液などの売上が落ち込み、さらに原料高も重なって事業利益が減少したようです。

ライオン(LION)の社風や組織風土

それでは、以下の採用サイト情報をもとにライオン(LION)の社風・組織風土を見ていきましょう。

暮らしへの志にあふれた会社。だから「今日もがんばろう」と思える。

会社への貢献欲求が強く、会社のことを好きなのは、LIONが本当に「いい人」の集まる会社だからです。ただ優しいだけではなくて、人を大事にし、育ててくれる人が大勢います。そして、皆心から未来のより良い習慣づくりをしていこうという志にあふれています。任せてもらえる範囲は大きいですが、サポートが必要なときは全力でサポートしてくれる。そんな温かい人たちに囲まれているので、毎日「今日もがんばろう」と思えています。

引用:LIONの人 | ライオン2023年度新卒採用サイト

ライオン(LION)は、穏やかな社員が多く、会社全体として人を育てる文化があるようです。また、個人のプライベートを大切にする意識が高いこともあり、3年後離職率が1.2%(参考:就職四季報2023年版)と業界内でも極めて低くなっています。

以上の内容より、ライオン(LION)の主な特徴・強みをまとめたので参考にしてみてください。

ライオン(LION)の主な特徴・強み

⑴国内No.1のオーラルケア分野

オーラルケア市場の中でも特に、歯磨き粉市場に焦点を当てて事業を展開。2020年12月期には約380億円を投じて、香川県坂出市に歯磨き粉の新工場を建設。

 

⑵「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニー」に向けた事業の進化・新価値創造
「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニー」という経営ビジョンより、AIやIoTを活用した先駆的な取り組みを行う。例として、子供の歯磨き習慣を定着させる歯ブラシ用IoTデバイスの販売、歯ブラシ開発へのAI活用など。

日系日用品・消費財メーカー3社の採用人数

日用品・消費財メーカー3社の採用人数

こちらでは、日用品・消費財メーカー3社(花王、ユニ・チャーム 、ライオン)の採用人数を紹介します。

花王の過去三年間の文理別採用人数は以下の通りです。

花王の過去三年間の文理別採用人数
参考:就職四季報2023年版

ユニ・チャームの過去三年間の文理別採用人数は以下の通りです。

ユニ・チャームの過去三年間の文理別採用人数
参考:就職四季報2023年版

ライオン(LION)の過去三年間の文理別採用人数は以下の通りです。

ライオン(LION)の過去三年間の文理別採用人数
参考:就職四季報2023年版

日系日用品・消費財メーカー3社の平均年収ランキング

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最後に

最後に

本記事では、日用品・消費財メーカー3社(花王、ユニ・チャーム 、ライオン)の事業内容や業績、社風、採用人数、平均年収などを紹介してきました。

3社の選考を突破するには、まず日用品・消費財メーカーへの理解を深めることが大切です。その上で、業界全体で求められる人物像と自分の強みをマッチさせるようにしましょう。

日用品・消費財メーカーの企業研究ページ
花王の企業研究はこちらから
ユニ・チャームの企業研究はこちらから
ライオン(LION)の企業研究はこちらから

Unistyleでは以下にも日用品・消費財メーカーに関する記事を掲載しております。こちらも参考にし今後の就職活動にお役立てください。

日用品・消費財メーカーの情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介

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