日用品・消費財メーカーとは-種類や業界の動向を解説-

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最終更新日:2025年06月13日

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日用品・消費財メーカーとは 

日用品・消費財メーカーとは

日用品・消費財メーカーとはそもそもどのような企業のことを指すのでしょうか。まずは事業内容について確認していきます。

消費財とは生活の中で消費するもの全般を指し、その中で洗剤やティッシュ、トイレットペーパー、シャンプーなど、食料品や衣料を含まない生活に用いられる品物を日用品と一般的に指します。

日用品・消費財メーカーは上記のような商材を開発、販売して利益を得ている企業のことをいいます。

他の化学メーカーなどと比較した時に、私たち生活者の手に直接届く商品=最終製品を扱っているのが最大の特徴といえるでしょう。

買い手が私たち生活者であることから、世の中の流れを意識したマーケティングが大切であり、広告などで目にすることのある企業も多いと思います。

生活に欠かせない商品を扱っているという安定性や、CMで見たことのある企業が多いことから毎年就活生から人気な業界でもありますので、志望する就活生はミーハーと思われないだけの企業研究が必要不可欠です。

日用品・消費財メーカーの扱う商材

日用品・消費財メーカーが扱う商材

ここでは日用品・消費財メーカーを扱っている商材の種類で分類します。企業によって力を入れている種類が異なるため、自分が関わりたい分野を考える際の参考にしてください。

また、分類の仕方は企業や文献によって様々なので、今回の便宜上の分類であることをご理解ください。

日用品・消費財メーカーの扱う商材(1)家庭日用品

  • 洗剤(洗濯用、住宅用、台所用、風呂用、トイレ用)
  • 台所用品(スポンジ、ラップフィルム、食器など)
  • 風呂用品(ボディタオル、風呂マットなど)
  • トイレ用品(トイレブラシ、トイレットペーパーなど)
  • 洗濯用品(物干し竿、洗濯用ネットなど)
  • 掃除用品(ゴミ袋、ダスターなど)

洗剤や掃除の際の用品など、家庭内のケアをする際に使用するものです。家回りの消耗品全般に近い認識で問題ないと思われます。

 日用品・消費財メーカーの扱う商材(2)ビューティーケア

  • ボディケア用品(ハンドソープ、ボディソープなど)
  • スキンケア用品(ハンドクリーム、制汗剤など)
  • ヘアケア用品(シャンプー、ヘアワックスなど)
  • フェイスケア用品(洗顔フォーム、メイク落としなど)
  • シェービング用品(剃刀、シェービングフォームなど)
  • 入浴剤
  • アロマ用品

身だしなみのために身体をケアする商品を指します。

日用品・消費財メーカーの扱う商材(3)ビューティー

  • 化粧品(頭髪用化粧品、皮膚用化粧品、仕上用化粧品及び特殊用途化粧品)
  • 香水・オーデコロン
  • 化粧小物(化粧コットン、手鏡など)

化粧をするための道具や皮膚などに塗布するものを指します。 低価格帯から高価格帯まで幅広い商品がありますが、大幅な差別化が難しい商品群なので広告費への出費が高く、ブランディングに力を入れていることが特徴です。

日用品・消費財メーカーの最新動向

日用品・消費財メーカーの最新動向

ここからは日用品・消費財メーカーの市場規模や動向について解説します。なお、化粧品は単独で市場が展開されていることから、今回は化粧品を除くトイレタリー商品について紹介します。

日用品・消費財メーカーの最新動向(1)業界規模はほぼ横ばいに推移

2020年-2021年のトイレタリー業界の業界規模(主要対象企業11社の売上高の合計)は2兆9,762億円となっています(※1)。
※1:業界動向サーチから数値を引用
市場規模は増税前の駆け込み需要な...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

日用品・消費財メーカーの最新動向(2)海外進出が活発化

先述の市場飽和を踏まえて各企業が強化しているのが海外マーケットの開発です。
2022年現在、コロナウイルスによって海外からの渡航者が減少しており、インバウンド需要は大幅減少しています。
また、中国では...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

日用品・消費財メーカーの最新動向(3)大手企業の競争激化

日用品・消費財の大きな特徴として市場のコモディティ化が挙げられます。
大手企業はどこも開発力が高く、1社が新たな商品を開発したとしても、研究によって同様の商品はすぐに作られてしまいます。
消費者にとっ...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

日用品・消費財メーカーの最新動向(4)マーケティングに注力

日用品・消費財メーカーに興味がある就活生の中には、メーカーならではのマーケティング職に関心があるという方もいるのではないでしょうか。
最終商材を扱う企業にとって消費者の動向を分析するマーケティングは欠...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

日用品・消費財メーカーの最新動向(5)高付加価値商品

近年の動向として、各社が高付加価値商品を開発していることが挙げられます。
高付加価値商品とは既存商品に付加価値をつけ、既存商品よりも高い値段で販売する商品を指します。就活生の皆さんも日常生活で「プレミ...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

日用品・消費財メーカーの最新動向(6)コロナに伴う変化

コロナ禍による近年の変化があるのがヘルスケア領域です。
日々生活していても、消毒液やハンドソープを使うシーンは2019年までと比べると増えた人がほとんどでしょう。
実際に衛生剤(手指消毒液やハンドソー...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

さいごに

日用品・消費財メーカーさいごに

ここまで、日用品・消費財メーカーについて紹介しました。

生活に密着しているからこそ、世の中の変化に対応した商品開発やマーケティングが欠かせない業界であるということはおわかりいただけたのではないでしょうか。

日用品・消費財メーカーに興味のある就活生は、今回紹介した業界の動向を踏まえ、自宅周辺のスーパーやドラッグストアなどで商品を眺めて商品に込められた狙いなどを考察してみてください。業界や企業研究につながると思います。

Unistyleでは以下にも日用品・消費財メーカーに関する記事を掲載しております。こちらも参考にし今後の就職活動にお役立てください。

日用品・消費財メーカーの情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介

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