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アクセンチュアの選考対策|ES〜面接まで
最終更新日:2022年07月07日
アクセンチュアは、ストラテジー、コンサルティング、デジタル、テクノロジー、オペレーションズの5つの領域でサービスを提供する総合コンサルティング企業です。
今回はアクセンチュアの選考を突破するための攻略法についてご紹介します。
アクセンチュアの本選考内容
アクセンチュアの本選考では、GD、面接によって構成されています。過去の選考ではこの面接でケース問題やフェルミ推定が出題されたようです。
今年も選考ステップが同じ為、同様の形式だと思われます。
1. エントリーシート提出・ Web適性試験
2. グループディスカッション
3. 1次面接 (ケース問題含む)
4. 2次面接
アクセンチュアの本選考ES対策
アクセンチュアのエントリーシート設問では、就職活動の軸・アクセンチュアのどのような点に共感したか・アクセンチュアで実現したいことを400から600字程度で問われています。
【エントリーシート設問内容】
1. どのような軸で就職活動を行っていますか (400文字以下)
2.あなたがこれまで経験した失敗を一つ選び、それをどう乗り越え、何を学んだか記入してください(600文字以下)
3.アクセンチュアを社員一人ひとりが夢を実現するプラットフォームと捉えた時、あなたはアクセンチュアで何を実現したいですか。(600文字以下)*改行せずに文章は続けてください。
4. 第1志望の職種を志望された理由をお聞かせください。(200文字以下)
【参考】アクセンチュア内定者の回答
1.どのような軸で就職活動を行っていますか(400文字以下)
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【参考】アクセンチュア内定者の回答
2.あなたがこれまで経験した失敗を一つ選び、それをどう乗り越え、何を学んだか記入してください(600文字以下)
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3.アクセンチュアを社員一人ひとりが夢を実現するプラットフォームと捉えた時、あなたはアクセンチュアで何を実現したいですか。(600文字以下)*改行せずに文章は続けてください。(レイアウトの都合上改行しています)
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4.第1志望の職種を志望された理由をお聞かせください。(200文字以下)
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アクセンチュアの本選考GD対策
アクセンチュアのGDは、「商店街の売上を伸ばすには」「ラッシュ時間の電車混雑を緩和するには」といったケース問題が出題されたようです。
学生側の人数が8名と多いため、他学生の話す時間を奪わないように気をつけつつ、こうしたGDの対策については、他コンサルファームの選考対策記事にも詳しく解説しているため、参考にして下さい。
同業他社のGDのお題・ES設問や面接対策なども掲載しているため参考にしてみて下さい。
参考:PwC(テクノロジーコンサルタント)のインターンシップ攻略、ESおよびGD対策【unistyleインターン攻略】
参考:シグマクシスのインターン面接・グループディスカッション選考対策【Unistyleインターン攻略】
ここでは、ケース問題について抑えるべきポイントや考え方について記載したいと思います。
ケース問題を解くときには、
①前提条件の確認とアプローチ方法の選定
②現状分析
③課題の特定
④打ち手の立案
⑤検証
基本的にはこの流れに沿って考えればどのようなタイプのケース問題にも対応出来ると思います。
ケース問題を解くときに気をつけてほしいのは「フレームワークの使い方」です。
特にケース問題を初めて解くときなどに、とりあえず3C分析やSWOT分析などをしたはいいものの、なんのために、どうしてやったのかなどが明確でない場合です。
フレームワークを使うときには今ある問題を構造的に分けて考え、どこが一番の問題点なのか、どこが一番改善の余地があるか、といったところを考えるために使いましょう。
使うことが目的ではなく、あくまでもツールの一つということを覚えといてください。
こちらの記事では実際にアクセンチュアで出題された問題についての解説を記載しています。ぜひご覧ください。
アクセンチュアの面接対策
アクセンチュアの面接では、ケース問題やフェルミ推定を出題されるようです。
これまでのコンサルファームの選考対策記事でも、参考書などについて紹介させていただいたので、今回はこうしたケース問題の本番でどういった点を見られているかについて書きたいと思います。
ケース問題などが出題された際、自分ひとりでケースを解き、その後コンサルタントの面接官にその内容について議論を交わすパターンが多いです。ここで、コンサルタントとのディスカッションがどういった役割を果たしているかについて考察したいと思います。
・自分の仮説・提案を深めることが出来るかどうか
・指摘された際に、動揺せずに落ち着いて対処し説得できるかどうか
この2点を見極めるために、コンサルタントとの面接が用意されていると思われます。
学生側のアウトプットはケース問題を紙に書いた時点で終わるのではなく、上司、クライアントを前にして、一気通貫した説明をできるかどうか、自身の案を反省しアウトプットの質を高められるかが、実際のコンサルタントの仕事の場面で必要だからです。
以下では、実際に上司との議論を通じて、どのように本質に近づいていくかがストーリー仕立てで示されています。
(登場人物)
小林:社歴10年目で、今年度から経営企画部に転属
山崎:小林の上司である経営企画部長
(事例)
山崎は改善計画立案のため、部下の小林にZEUSの現状を把握するよう指示した。翌日、徹夜で情報収集した大量の資料を携え、報告を始める小林─。
小林:「結果をご報告します。まず量販店データによると…(自分が調査した内容を時系列に話し始める)。次に…」
山崎:「ちょっと待て。いろいろ調べたのはわかった。で、結局何がわかって、ZEUSの利益増にどんな意味があるんだ?」
小林:「はい、競合は強いブランド力を活かし、価格を高く設定することで利益を確保しています。ZEUSのブランド力強化が急務だと思います」
山崎:「それは調べないとわからないことか?そもそも現状把握と打ち手策定を混同しているし、闇雲に調べた情報を、闇雲にまとめているように聞こえるよ」
小林:「…。私はどうすべきだったのでしょうか」
山崎:「情報を集める前に、どのような視点で情報を集めるべきかを考えたかい?君はあまり意識せずに、競合商品を調査することで、示唆を出そうとしたね。でも、網羅的に情報を集めるためには競合だけでなく、自社や市場・顧客のことも調べる必要があるよね」
参考:A.T.カーニー流仕事術
登場人物の小林さんが最後に言ったように、上司に助けを求めるのは最終手段だと言えそうです。
「どうすべきだったのか」を素直に聞くのと、自分の中でのやり方の仮説などを伝えた上でアドバイスを請うのとでは、後者のほうが自分の頭で考えた上で仕事に取り組んでいる姿勢が伝わったのではないでしょうか。
最後に
如何だったでしょうか。
アクセンチュアの本選考は、GD・フェルミやケース問題など、コンサルファームらしい選考内容となっています。コンサル志望の方はもちろん、最近では総合商社といった難関企業もこうした選考方法を取り始めております。
志望する学生のレベルも高く、選考時期も就活本格解禁前ですので本命企業を受ける前の腕試しとしても非常に有効な選考なのではないでしょうか。
本記事がアクセンチュアを志望する学生の皆様のお役に立てば幸いです。
→アクセンチュアの求める人物像について言及されています。
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