アクセンチュアの特徴を解説!業績や社風から見る就活対策・企業研究
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最終更新日:2025年12月03日
セグメント別収益と事業内容
| 2015年度 | 売上 | 前年比 |
| Communications,Media&Technology | 63.5億ドル | ↑7% |
| Financial Services | 66.3億ドル | ↑2% |
| Health&Public Services | 54.6億ドル | ↑9% |
| Products | 76億ドル | ↑3% |
| Resources | 49.9億ドル | ↓3% |
| Other | 0.17億ドル | n/m |
| Total Net Revenues | 310.47億ドル | ↑3% |
アクセンチュア内における業界グループは公共サービス・医療健康業、製造・流通業、通信・ハイテク業、素材・エネルギー業、金融サービス業の5つから成っています。素材・エネルギー業以外のグループでは前年より売上が増しており、トータルで見ても前年比+3%と売上を伸ばしていることが分かります。どのグループもバランスよく売上を計上しており、アクセンチュアは幅広い業界をバランスよく手掛けていることがこの表から読み取れると思います。
クライアント企業の経営課題を解決するシステム導入を提案したり、ITを用いた企業戦略を考えるのがITコンサルティングファームの主な業務です。ITコンサルティングファームは、企業戦略の策定・立案から実行・保守まで手がけていることが特徴です。以下では、アクセンチュアが手がけた過去の具体的なプロジェクトを紹介しながら、アクセンチュアの事業内容についてみていきたいと思います。
VISA
VISAとアクセンチュアは、クルマのダッシュボードに一度触れるだけでドライバーが商品の決済を行うことが出来る「コネクティッドカー」の試作モデルを協力して開発しました。
DELL
デルは、完全な受注生産方式を支えるための仕組みを、アクセンチュアとパートナーシップを組むことで短期間のうちに作り上げることに成功しました。
Directorate of Legal and Administrative Information(DILA)
フランスの法律・行政情報当局であるDILAは、国民が国内のどの公共サービスにでも容易にアクセスできるよう、情報が集積・保存されるクラウドを導入するプロジェクトを実行する際、パートナーとしてアクセンチュアを選びました。
事業内容から考えるアクセンチュアが求める人材
Y.W.
本質的にはお客様に「アクセンチュアと一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるかどうかがカギで、我々が持っているアセットやナレッジに魅力を感じていただいていることですね。他社との比較評価をお客様におうかがいすると、スピード感や仕事に対するコミットメントの強さが評価されています。「本当に困っているとき、急いでいるときでもきちんと対応してくれるので、アクセンチュアとの仕事は安心感がある」とお客様からお伝え頂いています。
(中略)
入江
最後に、「こんな人と働きたい」というメッセージをお願いします。
D.S.
アクセンチュアはいまや5,000人規模の大企業となり、最近は優等生が多くなってきている気がします。真面目に勉強しているけど何かつまらないタイプが増えた感があるので、少々変わっていても尖っている人と仕事がしたいですね。
Y.W.
人材が画一的になるということはダイバーシティが失われるということであり、突然変異のような存在を抱えていないと組織として次のステージには行けません。我々も居心地のよい殻の中にこもったまま変化しなければ、自覚のないままに衰退してしまいます。組織に刺激を与え、変化を促すような人たちに入って来てほしいと思います。
引用:「コンサルタント座談会」
ここからは、アクセンチュアが就活生に求める素質について、上記の引用文と過去の記事「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」を参照しながら考えていきましょう。
上記の引用記事では、アクセンチュアのY・Wさんは如何に顧客から安心感を得るかということを重視しています。コンサルタントである以上、クライアント先と信頼関係を構築する能力は必須といえます。また、Y・Wさんは組織に刺激を与え、変化を促すような人と働きたいと言います。コンサルティングファームの1社員として、自社に対してはもちろん、クライアントに対して組織に変革をもたらすことが求められ、そのためには組織内において新しい仕組みや企画を提案する力が必要になります。
また、コンサルタントはその業務の性質からプロジェクト単位で動くことになるので、自社以外の多くの関係者の中でリーダーシップを発揮し企業戦略の提案・実行を行うことになります。そのため、周囲の人の中でリーダーシップを発揮する能力も必要だと言えるでしょう。
以上をまとめると、
・関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる
・リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる
・今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる
以上のような能力が求められるでしょう。
アクセンチュアの社風について

永田
アクセンチュアというファームの特徴や優位性はどこにあるとお考えですか。
程
やはり、規模とカバレッジです。アクセンチュアはコンサルティングファームとしては世界最大級で、かつコンサルティングだけに留まらずお客様の業務を請負ってオペレーションも手掛けています。つまり戦略や計画をつくって提案するだけではなく、お客様と共に戦略を実践しながら、そこで得たノウハウをコンサルティングのための知見に昇華するというサイクルを世界レベルで回している会社なんです。また、グローバル企業としてのスケールメリットにとどまらず、各国の拠点が密接に連携し、世界中の英知を結集してプロジェクトを進めています。実際、東京オフィスでも多国籍なチームでプロジェクトに取り組んでいるシーンが多く見られます。官公庁も含む様々な産業を横断的にカバーし、業務や部門、役職を越えてサービスを提供しているという点も、あまり他の会社にはない特徴だと思います。CEOやCFO、CSOやCIOといった「CxO」のすべてに対応できるサービスの幅広さがあります。それを個人のキャリアという側面からから見ると、実に幅広いキャリアチャンスが社内にあふれ、あたかも大きな転職マーケットを内包しているかのようになっています。現場のコンサルティングを担当している人でも、自分から手を挙げて、必要なスキルを身につければ上流に行くこともできるし、製造業を担当するコンサルタントが金融業へ移っていくことも可能です。
永田
さまざまなキャリアを開発できる環境が社内にあるのですね。
程
私は以前からキャリアデザインという概念を大切にしていて、「自分のキャリアをデザインしたうえでアクセンチュアを活用してください」と社員に言っています。仮に自らのキャリアを実現するために必要な要素が社内になかったら、一度外部に出てそれを習得し、またアクセンチュアに戻ってきても構わない。社員のキャリアの中でアクセンチュアが活かされていることが大事なのです。
引用:「トップインタビュー」
以下では、「外資系ITコンサル大手2社「IBM・アクセンチュア」の違いとは?【強み・社風・選考比較】」を参照にしながら、アクセンチュアの社風について見ていきたいと思います。
まず、組織という側面から見てみましょう。引用記事内でアクセンチュアはグローバル企業として各国に拠点があり、それらが密接に連携してプロジェクトを遂行していくとあり、そのことから組織としての連帯感は強いと考えられます。また、アクセンチュアは官公庁も含む様々な産業を横断的にカバーし、業務や部門、役職を越えてサービスを提供しているので、自らが携われる業務の自由度が高いと考えられます。さらに、仮に自分が習得したいスキルが社内で身につけられそうになければ一度社外に出てそれを習得し、再び戻ってくることができることから、個人という側面から見ると非常に自由な社風であると考えられます。
書類通過者のES解説
ここまではアクセンチュアの事業内容と求める人材について紹介してきましたが、以下ではそれらを踏まえ、アクセンチュアのESで書くべき内容について書類通過者のESを参照にしながら考察していきたいと思います。
エントリーシート設問①「未来のアクセンチュアに必要なDNA」で最も共感しているものは何ですか。また、その理由を記述して下さい。(400-600字)
※未来のアクセンチュアに必要なDNA
・背伸びをし...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
選考について

最後に、アクセンチュアの選考方法について見ていきましょう。
アクセンチュアは戦略コンサルタント、ビジネスコンサルタント、デジタルコンサルタント、ソリューション・エンジニアの職種ごとに採用を行っています。
◆選考プロセス・戦略コンサルタント
エントリーシート・Webテスト→3日後くらいに連絡→GD(当日通過連絡)→一次面接(その場で通知、日程調整)→ケース面接(その場で通知、日程調整)→最終面接(一週...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。今回はコンサル業界でも大きな存在感を放っているアクセンチュアに、事業内容、求める人材、選考方法など様々な面からフォーカスしました。
今回の記事がアクセンチュアの選考に臨むにあたって役に立てれば幸いです。






