製薬業界5社の強み・特徴を比較|武田薬品工業、大塚HD、アステラス製薬、第一三共、エーザイ
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最終更新日:2024年11月08日
本記事では製薬会社の中でも、国内売上の上位5社「武田薬品工業」「大塚HD」「アステラス製薬」「第一三共」「エーザイ」に焦点を当て、各社の業績や強み、社風を紹介したいと思います。また、製薬業界全体のビジネスモデルや職種、最新動向も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
製薬業界とは?
世界一の長寿国日本の健康な暮らしを支えているのが製薬業界です。
製薬会社は医薬品の製造・販売が主な収益源となります。自社で製造した医薬品を、病院やドラッグストアを通じて患者に販売するというのが大枠のビジネスモデルです。
上に示した通り、製薬会社は大きく分けて、医療用医薬品と一般用医薬品(OTC・大衆薬・市販薬とも呼ばれる)を製造しています。
医療用医薬品とは、医師の処方に基づいて患者が薬局などで購入する薬のことです。それに対して、一般用医薬品とは、医師の処方箋が無くても、ドラッグストアなどで個人が自由に買うことのできる医薬品を指します。
医療用医薬品は、更に新薬と後発医薬品(ジェネリック)に分けることができます。
それぞれの製薬会社がいずれか一つの分野を担っている訳ではなく、会社の戦略によって幅広い分野の医薬品を製造したり、強みを生かし注力する分野を決めて製造したりしています。
なお、製薬業界の内定を獲得したいという就活生には就職エージェントneoの利用もオススメです。
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以下では、製薬業界の具体的なビジネスモデルや職種について解説にしているのでしっかり理解しておきましょう。
製薬業界のビジネスモデル
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製薬業界の職種と業務内容
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業績比較による製薬業界大手5社の企業分析
ここからは製薬業界5社(武田薬品工業・大塚ホールディングス・アステラス製薬・第一三共・エーザイ)のホームページで公開されている「決算資料」を用いながら業績比較を行い、それぞれの特徴を分析していきたいと思います。
比較する際に必要な語句やIRの読み方については、「【企業研究に役立つIR情報の見方を解説】絶対に見るべき3つの資料とは」を参考にしてください。
売上・営業利益に関して、2019年度実績を【表】と【グラフ】に示します。
【表】製薬業界5社の業績(2019年度)
【グラフ】製薬業界5社の業績比較(2019年度)
※2019年度各社決算資料よりunistyleが独自に作成(単位:億円)
まず売上でみると、アイルランド製薬大手・シャイアー買収が通年で寄与した武田薬品工業が「売上約3.3兆」と大きく伸ばし、他社の追随を許さない事業規模となっています。この業績は世界的にも高い方で、日本の製薬会社としては初めて世界の売上高TOP10入りを果たしました。
2位の大塚HDは1兆3962億円で前年の3位から1つ順位を上げた結果となっています。3位に後退したアステラス製薬は、一部薬品の特許切れや国内の売り上げ減少で0.4%の減収となっています。
一方で営業利益では、アステラス製薬が「営業利益2439億円」を計上し、2年連続で首位となっています。武田薬品工業は、アイルランド製薬大手・シャイアー買収に伴う無形資産の償却費がかさんで57.8%の減益となっています。
決算資料の業績比較に加え、製薬業界5社の企業研究をそれぞれ以下で紹介していきます。
製薬業界大手企業:武田薬品工業
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製薬業界大手企業:大塚ホールディングス
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製薬業界大手企業:アステラス製薬
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製薬業界大手企業:第一三共
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製薬業界大手企業:エーザイ
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製薬業界大手5社の年収ランキング
ここでは、製薬業界大手5社(武田薬品工業・大塚ホールディングス・アステラス製薬・第一三共・エーザイ)の平均年収について2020年3月の有価証券報告書を参考に比較していきます。
2位 武田工業薬品 1091万円(平均42.2歳)
3位 アステラス製薬 1088万円(平均42.9歳)
4位 エーザイ 1037万円(平均44.4歳)
5位 大塚HD 991万円(平均44.1歳)
参考:各社の有価証券報告書(2020年3月時点)
製薬業界の最新動向と将来性
製薬業界への理解を深める上で、最新動向の確認は必要不可欠です。以下では図を用いながら業界研究に役立つニュースを3つ紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
新型コロナウイルスによる製薬業界への影響
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薬価引き下げによる国内市場の縮小
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製薬業界における再編・統合・買収の動向
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最後に
本記事では、国内の製薬業界大手5社(武田薬品工業・大塚HD・アステラス製薬・第一三共・エーザイ)の業務内容、社風、年収比較、業績比較、最新動向、選考対策などを紹介してきました。
また、以下の記事では外資系の製薬・医療機器メーカーに焦点を当てて業界研究を行っています。製薬業界への理解を深めるため、こちらの記事も読んでいただければと思います。
製薬企業各社の選考を突破するには、まず業界全体への理解を深めることが大切です。その上で、業界全体で求められる人物像と自分の強みをマッチさせるようにしましょう。
武田薬品工業の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちら
大塚HDの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちら
アステラス製薬の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちら
第一三共の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちら
エーザイの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちら
【製薬業界完全版】業界研究から選考対策、製薬業界大手5社比較や業界の最新動向を紹介
1.【業界研究】製薬業界とは?ビジネスモデル、業種、やりがいについて紹介
2.【業界研究】製薬業界の職種とその仕事内容について徹底解説|研究・開発・MRなど
3.【製薬業界の企業一覧】国内売上高TOP10・新卒採用のある外資系・隠れ優良企業を紹介
4.製薬業界の志望動機の書き方を内定者ES例文付きで職種別に紹介
5.今後の製薬業界はDX化とAI製薬がカギ⁉最新動向・課題を踏まえて解説
6.【2021年版】製薬業界で年収の高い企業ランキング-各社の事業内容や特徴も解説-
7.製薬業界に資格は必要?職種ごとに必要な資格を解説
8.製薬業界5社の強み・特徴を比較|武田薬品工業、大塚HD、アステラス製薬、第一三共、エーザイ
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