【ES例文付】自己PRで好奇心旺盛という強みをアピールする書き方を解説

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最終更新日:2024年11月15日

自己PRで度々用いられる"好奇心旺盛"という強み。

学生時代に様々な活動に参加したり、新たな取組に果敢に挑戦した経験のある就活生の中には、この好奇心旺盛という強みを自己PRでアピールしようと考えている方も多いのではないでしょうか?

しかし、好奇心旺盛は個々人によって解釈に差が生まれやすい言葉であるがゆえ、エピソード等を踏まえた上で具体的に述べなければ、選考官に対して自らが意図したようなアピールができない場合があります。

そこで本記事では自己PRの中でも好奇心旺盛という強みを取り上げ、大手企業内定者のES例文を紹介し、好奇心旺盛をアピールするポイントや自己PRの書き方について解説していきます。

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自己PRで好奇心旺盛を言い換えたES例文

本記事では、「自己PRで好奇心旺盛を言い換えたES例文」を紹介します。

好奇心旺盛を言い換えた例文:分析して改良する探求心

自己PRをご記入ください。(400文字以下)

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好奇心旺盛を言い換えた例文:問題解決に取り組むチャレンジ精神

学生時代に最も打ち込んだことなど、自由に自己PRしてください。(550文字以下)

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好奇心旺盛を言い換えた例文:傾聴力がある 

自分の長所、短所を含めて自己PRしてください。(250字)

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好奇心旺盛を言い換えた例文:新しいことを始める行動力 

自己PRをご記入ください。(300字以内)

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企業が自己PRを聞く意図とは

企業が自己PRを聞く意図

「そもそもなぜ企業は就活生に自己PRを聞くのか」について紹介していきます。

企業が就活生に対して自己PRを聞く理由は以下の2点に大別されます。

  • 自社の求める長所・能力があるかを知るため
  • 人柄を判断するため

この2点について以下で詳しく説明します。

自社の求める長所・能力があるかを知るため

営利企業である以上、当然ながら企業は利益を生み出す必要があります。そしてそのためには、働く社員が企業に利益をもたらす必要があります。

つまり新卒採用においても、"あなた自身が入社した際、その企業にプラスの利益をもたらすことができる人物かどうか"を企業は見ています。言い換えると、「その就活生が入社後に活躍してくれる人材かどうか」を見極めているということです。

そのため、自分の長所をアピールする際はありのままに長所を伝えるのではなく、企業が求めている素養を意識してアピールすることが重要になります。

人柄を判断するため

企業は能力だけでなく、人柄も含めて採用を行っています。

そのため自己PR等の質問を通じ、その就活生の長所だけでなくその長所を培った経験を聞きます。そこで述べた経験から、企業は「この人は〇〇な性質を持っている」などとその就活生の人柄を導き出します。

つまり、自己PRから"その人の物事へ取り組む姿勢”を見ることができるということです。そしてその導き出された人柄と自社の社風等がマッチしているかを判断し、採用するか否かを判断します。

ここまでの説明で、自己PRがどんなものかについては理解できたかと思います。

これらを踏まえ、続いては企業が求める自己PRにおける好奇心旺盛という強みについて考察していきます。

企業が求める「自己PRにおける好奇心旺盛」とは

企業が求める自己PRにおける好奇心旺盛とは

自己PRで度々用いられる「好奇心旺盛」ですが、そもそもこの言葉にはどういった意味があるのでしょうか?

『goo国語辞書』で「好奇心」と「旺盛」という言葉を調べてみると、以下のような意味となるようです。

好奇心の意味

珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心

【引用】goo国語辞書(好奇心)

旺盛の意味

活動力が非常に盛んであること。また、そのさま。

【引用】goo国語辞書(旺盛)

上記を踏まえ、社会人(ビジネスシーン)として求められる「好奇心旺盛」という素養を考えてみると、"未経験の事柄や新たな取組に対して臆することなく、積極的に参加・挑戦する能力"と定義付けられます。

就活生の皆さんの中には、「若手の内なんか言われた仕事をこなすだけだし、好奇心なんて必要ないんじゃないの…」と考える方もいるかと思いますが、決してそんなことはありません。

もちろん、何に対してもただ闇雲に手を出す姿勢が重要と伝えたい訳ではありませんが、好奇心を持って物事に挑戦する姿勢は社会人として必要な要素でしょう。

例えば、社内のジョブローテーション制度に積極的に手を挙げることでキャリアアップ(チェンジ)を図る、新規事業に挑戦して新たな価値貢献をするなど、ありとあらゆる場面で好奇心は必要になります。

また、上記のような場合でなくとも、普段の仕事においても好奇心を持ち、期待以上の取り組みを行うことで+αの価値貢献をすることは可能でしょう。

これらのことから、好奇心旺盛という素養は企業から求められる能力であり、自己PRでアピールする強みとして適したものと言うことができるでしょう。

企業が学生に求める人物像の傾向

経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました

 

そのアンケート結果を見ると、企業が学生に特に期待する資質として、回答企業の約8割が「主体性」「チームワーク」「リーダーシップ」「協調性」を挙げています。そのほかにも、「課題設定・解決能力」「論理的思考能力」「創造力」も上位に並んでいます。

 

「企業からどのような資質が求められているのか」を正しく認識したうえで、自己PRを考えるようにしましょう。

 

【参考】採用と大学改革への期待に関するアンケート結果:一般社団法人日本経済団体連合会

エントリーシート(ES)における自己PRの基本的な書き方

エントリーシート(ES)における自己PRの書き方

企業が求める好奇心旺盛という強みについて紹介しましたので、続いては自己PR全体の書き方について解説していきます。

自己PRを書く際は、基本的に以下のフレームワークに沿って書くことで論理的な自己PRにすることができます。

上記の図に記載してあるように、まず最初に"結論(書き出し)"を簡潔に述べ、その結論の根拠となるエピソードを伝えます。

エピソードを述べる際には「どのような努力や工夫をし、どんな結果を出すことができたか」という選考官が最も知りたい部分まで書くようにしましょう。

そして最後には、自分の強みを通して企業にどう貢献できるのかをアピールします。このような流れで自己PRを書き終わったら、必ず添削をするようにしましょう。

自己PRの基本的な書き方に関しては以下の記事で詳細に解説していますので、各フレームワークのポイントを確認したい就活生はこちらの記事もご覧ください。

自己PRで好奇心旺盛という強みをアピールする際のポイント3選

自己PRで好奇心旺盛をアピールする際のポイント

先ほど説明した自己PRの基本的な書き方(フレームワーク)を踏まえ、続いては自己PRで好奇心旺盛という強みをアピールする際のポイントを紹介します。

自己PRで好奇心旺盛という強みをアピールする際は、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  • 好奇心が旺盛であるという根拠(エピソード)を具体的に述べる
  • 好奇心旺盛という強みの再現性を担保し、一貫性を持ってアピールする
  • 短所の裏返しにならないように注意する

好奇心が旺盛であるという根拠(エピソード)を具体的に述べる

本記事の冒頭でもお伝えしましたが、好奇心旺盛は個々人によって解釈に差が生まれやすい言葉になります。

そのため、自己PRで好奇心旺盛という強みをアピールする際は"好奇心旺盛という強みを持っている根拠(エピソード)"を必ず伝えるようにしましょう。

根拠(エピソード)を伝えることで、選考官に「この就活生は好奇心旺盛という強みを活かして、こんなことに取り組んだのか。これなら確かに強みと言えるな。」と納得感を持ってもらうことができます。

好奇心旺盛という強みを確実にアピールするためにも、根拠(エピソード)は必ず盛り込むようにしましょう。

また、ひとえに好奇心旺盛と言ってもその定義はエピソードによって異なります。「●●という目的のため、△△に毎日取り組みました」や「もっと多くのことを知りたいという好奇心から、平均の3倍以上の■■に自ら参加しました」など、より具体的なエピソードを述べることができるとなお良いでしょう。

エピソードを述べる際、"定性的ではなく、定量的な目標(目的)と結果"を伝えることができると選考官に具体的なイメージを持ってもらいやすくなるため、こちらもぜひ意識してみてください。

好奇心旺盛という強みの再現性を担保し、一貫性を持ってアピールする

エントリーシート(ES)の段階では、自己PRで好奇心旺盛さを発揮したエピソードを書いたとしても、「その時限りの強みだったのではないか?」と言う疑問から企業で働く上での再現性を疑われてしまう可能性があります。

そのような状況を払拭し、好奇心旺盛という強みに信憑性を与えるためにも、"好奇心旺盛という強みを発揮したエピソードを複数述べる・好奇心旺盛という強みの入社後の活かし方を述べる"ことが効果的になります。

そのため、「好奇心旺盛という強みを○○の場面で□□のように発揮しました。」や「好奇心旺盛という強みを△△にて活かしたいです。」といったように、"過去のエピソードや企業での働き方に紐づけて"アピールするようにしましょう。

経験における実績の大小よりもこの観点が差別化の大きな要因となりますので、ぜひ意識してみてください。

また、好奇心旺盛という強みの再現性を担保することに付随し、面接や他のES設問に対する回答との一貫性を意識することも重要です。

例えば、自己PRに関するES設問で「好奇心旺盛」という強みをアピールしたにも関わらず、面接や他のES設問で以下のような回答をした場合、選考官はどのような印象を受けるでしょうか?

好奇心旺盛という強みをアピールしている就活生

◆面接官の問いかけ
周りの人からどんな人と言われますか?
 ↓
◆就活生の回答
好奇心旺盛で何に対してもすぐに興味を持つ人と言われます。
 

◆ES設問
あなたの弱みは何ですか?
 ↓
◆就活生の回答
一度決めたことに対して固執しすぎてしまうことです。

上記のような回答をした場合、選考官はおそらく「自己PRで好奇心旺盛と述べていたのに、真逆のことを回答しているな。就活用に準備した強みなのかな?」と疑問を抱いてしまうはずです。

好奇心旺盛という強みをいくらアピールしたとしても、面接や他のES設問でそれを感じることができなければ、その自己PRが嘘っぽく見えてしまう可能性がありますので、"一貫性を持った回答"という観点は必ず意識してもらえればと思います。

短所の裏返しにならないように注意する

好奇心旺盛という素養は強みになりますが、一方で短所にもなり得る素養だとも言われています。

そのため、短所の裏返しだと捉えられないように注意しましょう。選考官によっては以下のように捉えられる可能性があります。

好奇心旺盛の裏返し

◆一つの物事が長続きしない
→うちの業務はルーティンワークがメインなんだけど、ミスマッチを起こさないかな?

◆移り気である
→採用に値する能力・人柄は持っているけど、すぐに転職したりしないかな?

◆何にでも手を出すだけで結果が伴っていない
→様々な物事に興味を持つのは良いことだけど、会社に貢献できるとは限らないのでは?

上記に掲載したものは一例ではありますが、選考官によっては短所として捉えられてしまう可能性が少なからずあります。

選考官が誤った解釈をしてしまうリスクを下げるためにも、上記で紹介した『(1)好奇心が旺盛であるという根拠(エピソード)を具体的に述べる(2)好奇心旺盛という強みの再現性を担保し、一貫性を持ってアピールする』の2点は必ず意識していただければと思います。

大前提、好奇心旺盛という強みは自己PRに適している素養でありますが、とは言え「別の類似した言葉に言い換えた方がいいかも…」と不安に感じる就活生の方もいることでしょう。

そういった方は、本記事の後半にて『好奇心旺盛という強みの言い換え表現』を紹介していますので、こちらを参考に自己PRを作成してもらえればと思います。

自己PRで好奇心旺盛という強みを言い換えるなら?

自己PRにおける好奇心旺盛という強みの言い換え表現

本記事では好奇心旺盛という強みについて解説してきましたが、ここまで読んでみて以下のような疑問・悩みが浮かんだ就活生もいるのではないでしょうか。

「好奇心旺盛だと他の就活生と被りそうだから、何か別の言葉に言い換えたい!」

「好奇心旺盛だと何だかしっくりこず、もっと適当な言葉がある気がするんだよな…」

そんな就活生に向け、好奇心旺盛と類似した言い換え言葉を下記にまとめてみました。必ずしも言い換える必要はありませんが、上記のような悩み・疑問を持っている方は参考にしてみてください。

  • 探求心が強い
  • チャレンジ精神(挑戦心)がある
  • 新たな物事にも臆さない
  • 食わず嫌いをせずに取り組むことができる
  • 傾聴力が高い

まとめ

好奇心旺盛をアピールした自己PRのまとめ

本記事では自己PRにおける好奇心旺盛という強みについて解説してきました。

改めてになりますが、自己PRは「自身が入社後に活躍できる人材であること」を示す必要があります。

好奇心旺盛という強みをアピールし、志望企業の選考突破、ひいては内定獲得を目指してもらえればと思います。

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