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電通のESと採用HPから考える電通の求める人材

電通のESと採用HPから考える電通の求める人材

掲載開始日:2017年06月27日
最終更新日:2018年07月09日

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電通は博報堂と並び「電博」と称されることもある国内最大手の広告代理店です。

auの三太郎のCM・ポッキーのCMなど消費者にとって印象に残る効果的なプロモーションを手がけています。また、他にもデジタル領域への進出・マーケティング・海外投資等様々な事業に取り組んでいます。文系の方にも興味のわく事業内容と言えるのではないでしょうか。また、電通は「10年間で海外売上高比率を54%まで高めた電通のM&A戦略」にもあるように海外売上率が高いことが特徴になっています。

近年では労務環境についてメディアに取り上げられるなど、このように様々なイメージがある電通ですが、どのような人材を求めているのでしょうか。考えてみましょう。

事業内容と採用HPから考える電通の求める人材


ではまず採用HPからみていきましょう。

山梨県北杜市で推進している「水の山プロジェクト」では、現地の魅力を体験するツアーや、地域の方々と水について考えるフォーラム、映画祭といった展開をしています。私たちが仕事を進める上で、クライアントだけでなく、山梨県北杜市との強いリレーションが当然必要不可欠でした。

 

また、社内においても、通常のクリエーティブメンバーにとどまらず、デジタル、PR、地域ブランディング、そして営業が職種を超え、領域を超えてひとつのプロジェクトに立ち向かうことで、様々な問題を乗り越えることができました。これからも、ずっと水と生きていけるように。

 

100年先を考え、人と自然とのグッドリレーションをつくり、未来をつくるブランドへと、サントリー天然水を成長させていく。その力になっていきたい。そう思っています。


参考:電通採用HP(PROJECTより)

「私たちが仕事を進める上で、クライアントだけでなく、山梨県北杜市との強いリレーションが当然必要不可欠でした。また、社内においても、通常のクリエーティブメンバーにとどまらず、デジタル、PR、地域ブランディング、そして営業が職種を超え、領域を超えてひとつのプロジェクトに立ち向かうことで、様々な問題を乗り越えることができました。」という記述からもわかるよう、電通では社内・社外共に多くの人々と協力して一つのプロジェクトに挑んでいきます。

社内だけで見ても、例えば営業ならばクライアントから感じ取ったニーズをデザイナー部門と共有してカタチにしていく必要があるでしょう。このように、プロジェクトへの関わり方や要求の仕方が異なるメンバーと協力して実行していく、すなわちこれを「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」を参考に考えてみると、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」という能力が求められていることがわかります。

クライアントと営業の信頼関係は、チームの命綱。強くつながっていながらも伸縮自在な命綱が、クリエーティブを奮い立たせてくれます。プレッシャーも大きい反面、強烈なやりがいに満ちています。

 

私たちは、クリエーティブも営業も社外スタッフも、全員でアイデアを出します。もっとおもしろくならないか、もっとよくならないかをチームで考え続ける。いい仕事はいいチームをつくり、いいチームがまたいい仕事をする。そういう理想のスパイラルを意識しています。

参考;電通採用HP(PROJECTより)

これも同様にPROJECTの記事から引用しましたがこの引用からも分かるように信頼関係を構築してプロジェクトを進行させていくことでよりよい仕事をおこなえるようになってくると読み取れます。このように信頼関係を構築することによって相手の考えている理想の広告像を引き出していくことができるでしょう。このようにして相手の課題を解決していくのでしょう。

これを『人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み』を参考に見てみると「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」が必要とされるでしょう。

また、事業内容から考えてもわかるように、CMや広告を作り出していくには一人の力だけでは無くクライアント、プランナーなど様々な人々の協力が必要です。なのでチームのように動いていかなければならない上に、大企業の総合職というのはいわゆるマニュアル的な仕事では無く自分自身で考えて動くといったリーダーシップ的要素が必要となってきます。

ですから『人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み』に即して考えてみると「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」という能力が求められているでしょう。

事業、HPの内容からわかったことは
「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」
「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」
「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」
という能力が求められていることがわかるでしょう。

電通のES設問

(1)現在のあなたを形成している、人生の3大エピソード(体験)を挙げてください。(400文字以下)

(2)あなた自身が課題に立ち向かって、答えをつくったエピソードを教えてください。(400文字以下)

(3)多くの人にリツイートされるつぶやきをご記入ください。(140文字以下)

(4)学生時代に一番力を入れたことを具体的なエピソードを交えながら、ご記入ください。(250文字以下)

(5)電通を志望する理由をご記入ください。(250文字以下)
 

参考:電通の企業情報

設問(1)「現在のあなたを形成している、人生の3大エピソード(体験)を挙げてください。」について


これはあなたの体験したエピソードを聞かれているものです。ですから、失敗したエピソードや成功したエピソードでもどちらでも良いので書きましょう。ただ、400字以下で3つのエピソードを挙げなければいけないので少ない文字数で簡潔に伝えられるように書きましょう。

また、この質問が学生時代頑張ったこととともにESに書かれている点から意図を推測すると幼少期に体験したエピソードからどのような価値観や性格を持っているか、どのような考え方を持っているのかを知ろうとしていると推測されます。

(1)高校野球での挫折(2)奇跡の大学現役合格(3)成人式の企画・運営

(1)小学3年生から継続していた野球。今まで年次に関係なくレギュラーを獲得していたが、高校入学後2年の夏まで公式戦出場数は0。練習試合出場数も同期で最下位。この経験から逆境でも負けない精神力が身についた。

 

(2)高校野球引退後、8月の模試では偏差値28を叩き出し、県最下位。担任には大学進学の道はないとも言われた。そこから約半年間、毎日10時間以上勉強に取り組んだ。結果、偏差値を30上げ、現役合格を果たす。この経験から日々の積み重ねの大切さを知り、今に活きている。

 

(3)地元の成人式実行委員会に参加した。きっかけは中学の先生の一言「お前の力が必要や」。委員会は市の職員4名と学生24名で構成。一番の課題は学生の会議の出席率の低さだった。皆のモチベーション上げに奔走した結果30%から100%へと増加。この経験から人の心を動かす術を学んだ。


参考:【内定】エントリーシート (総合職)

こちらは電通内定者のエントリーシートです。1つ目は失敗、挫折系のエピソード、2つ目・3つ目は成功系のエピソードです。1つ目は挫折したことから得られた強みをうまくアピールできています。2つ目、3つ目は成功したことから得られた強みを表しているものです。

この方のようにただエピソードをあげるだけでなく経験から得られた自身の強みをアピールする設問とも言えるかもしれません。

ただ、今回のような「人生で」と条件づけされた設問はなかなか他の企業では聞かれないものなので『自分の生い立ちを語ることで自己PRに説得力を持たせる方法』を参考に書いてみても良いでしょう。

設問(2)「あなた自身が課題に立ち向かって、答えをつくったエピソードを教えてください。」について

これはあなたが課題に立ち向かい答えを出したエピソードを聞かれていて、電通の採用メッセージにもあったように課題を解決しソリューションを生み出していくという役割を担っている電通なのでこのような設問があるのだと推測されます。

これは『「これまで直面した中で最大の困難・挫折について教えてください」という設問に対する内定者の回答事例集』を参考に書いていくと良いでしょう。困難、挫折は課題とも言いかえられるのでこの記事を参考にしていきましょう。

設問(3)「多くの人にリツイートされるつぶやきをご記入ください。」について

これはあまり他の企業ではみないものだと思います。電通は広告代理店であるので企業を宣伝する役割を担っています。言い換えると多くの人々がクライアント企業に対して興味を持ってもらうようにもっていくという役割を担っているのです。

ですから、今多くリツイートされているものも参考に柔軟な発想で回答しましょう。

設問(4)「学生時代に一番力を入れたことを具体的なエピソードを交えながら、ご記入ください。」について


これは学生時代に頑張ったことを書く設問です。

ここでは『内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク』を参考に書いていくと良いでしょう。ここに書かれているフレームワークは①結論⇒②動機⇒③目標と困難⇒④取組と結果⇒⑤人柄⇒⑥学びでというものでこれを踏まえて書いていくと良いでしょう。また、具体的なエピソードを交えてと書いてあるのでどのようなことをしたかを具体的に伝わるように書いていきたいところです。

は実際の内定者はどのように書いていっているのでしょうか。見ていきましょう。

スターバックスでのアルバイトにおける新人育成に注力した。当時は入社後二ヶ月以内に新人の七割が退職していた。働く楽しさが伝われば解決すると考え、【お客様に満足して頂きたい】と思い挑戦した。

 

現場を観察して、1情報量の多さ2育成担当者の教え方の違いの二点が課題だと感じた。取り組む上で常に相手を慮ることを意識した。1には各スタッフがつまずいた点をまとめ、アドバイス等を書き加えて配布した。2には育成担当者一人ひとりと新人育成の意義を話し合い、新人の個性に合わせた教育方法を作り、実行。

 

その結果、定着率十割を達成した。


参考;【内定】エントリーシート(総合職)

これも内定者のエントリーシートの引用です。

250字しか書くことが出来ないのでフレームワークの中でも書かれていないものはありますがかなり伝わりやすいものといえるでしょう。また、【お客様に満足して頂きたい】ということが動機として挙げられています。これはクライアントにソリューションを提供するという電通にとっては求めるられている動機、人物像に合致しているといえるでしょう。

ただ、ここでは先ほど紹介したフレームワークの5,6が書かれていません。250字とかなり短くなかなか難しいものではあるので難しいところではありますが、学びの部分に関しては面接では聞かれることもあるので面接までに準備しておくことをおすすめします。

設問(5)「電通を志望する理由をご記入ください。」について

これはオーソドックスな志望理由を聞く設問です。

志望理由に関しては『内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク』を参考にして書いていくと書きやすいと思います。このフレームワークでは①成し遂げたいこと⇒②きっかけとなる経験⇒③企業選びのポイント⇒④他に受けている業界とその業界ではダメな理由⇒⑤具体的に取り組みたい仕事⇒⑥業界の中でもその企業の理由の6つで構成されています。これを使ってかいていくとしっかりとした話が書けると思います。

ただ、250字であるので省略するところは省略して書いていけると良いでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

事業、HPの内容から「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」・「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」という能力が求めていることがわかりました。

また、ESではかなりユニークなものがありました。広告は新たなものを生み出していかなければならないものなので発想の柔軟性をはかっているのでしょう。

電通は難関企業ですが、マーケティング、広告、海外進出など文系の方が興味をもつ事業領域を持っています。この記事やunistyleの他の記事を参考にESを書いていきましょう。

photo by Kae Yen Wong

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