【最新版】鉄道業界の課題・社会情勢・今後の動向とは
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最終更新日:2025年03月06日

1.【鉄道業界就職志望者必見】仕事内容・動向・選考フロー等を解説
2.【徹底比較】鉄道業界主要8社の特徴(事業内容・動向・職種)
3.【最新版】鉄道業界の売上ランキング
4.鉄道業界の年収はどれくらい?会社別・職種別平均年収など項目別に徹底解説
5.【最新版】鉄道業界の課題・社会情勢・今後の動向
6.【志望動機|鉄道業界】鉄道業界内定レベルの志望動機の書き方
鉄道業界の採用人数はどの企業も少ない一方で、安定したイメージがあり人気がある業界です。
そのため、選考倍率は高倍率となっており、通過するためには鉄道業界の深い理解が必要不可欠です。
本記事では鉄道業界の理解に繋がる最新ニュースや動向を徹底的にご紹介します。
鉄道業界の現状
鉄道業界における主要企業の売上高の合計を、鉄道業界の業界規模を表す数値として解説します。
鉄道業界全体の規模
JR6社(JR東日本・JR東海・JR西日本・JR九州・JR北海道・JR四国)の合計売上高は7兆706億円、私鉄主要15社(東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・東京メトロ・ 相鉄・名鉄・近鉄・南海・京阪・阪急阪神・西鉄)の合計売上高は8兆2,126億円となっております。(JR・私鉄ともに2018年度の決算資料を参照)
次に、鉄道業界のここ数年の動きについて解説します。
鉄道業界の近年の動向
2009年から2011年ごろまでは輸送人員の落ち込みによる売上高の後退を記録していました。理由として、リーマンショックによる国内の景気後退の影響を受け、中長距離のビジネス、レジャー需要が低迷していたことが挙げられます。
一方、2012年ごろからは国内の景気回復、求人倍率の増加や失業者数の減少に伴い、輸送人員は増加傾向になりました。鉄道各社の業績も回復に向かい、現在まで緩やかな回復基調となっています。
加えて、2013年ごろから訪日外国人客数が過去最高を更新しつづけていることも業績増加の理由といえるでしょう。インバウンド需要の高まりによりビジネス、観光利用がともに好調に推移し、周辺ビジネスも好調であったことから、営業収益は増加し続けています。
今後の傾向として、国内の人口の減少や少子高齢化による利用者の減少が予測されており、業界規模が縮小していくと考えられます。そのため、鉄道業界は新たな収益源として非鉄道事業に注力する傾向が年々強くなっています。
鉄道業界を取り巻く課題・社会情勢
ここでは、鉄道業界を取り巻く課題・社会情勢について解説していきます。現在、鉄道業界の今後に大きな影響を与える社会情勢として、以下の3点が挙げられます。
- 人口減少
- 首都圏の人口集中と地方の過疎化
- 訪日観光客(訪日外国人)の増加
人口減少
鉄道業界にとっての大きな課題の1つとして国内の人口の減少が挙げられます。日本の人口は2015年を境に増加から減少に転じており、総務省が発表している人口総計と総人口の長期的推移によると、現在(2019...
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首都圏の人口集中と地方の過疎化
次に、首都圏の人口集中と地方の過疎化が課題として挙げられます。総務省の調査によると、現在日本の人口のうち約半数が3大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)に集中しています。この3つの地域のなかでも東京圏...
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訪日観光客(訪日外国人)の増加
現在の鉄道業界を取り巻く状況として、訪日観光客の増加が挙げられます。前述の通り、2013年ごろから訪日外国人客数が過去最高を更新しつづけており、2018年はついに年間3000万人の大台を超えました。...
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鉄道業界の今後の動向・事業展開
ここでは、鉄道業界の今後の動向や事業展開について解説していきます。
本記事では、以下の5つのキーワード別に今後の動向について分析していきます。
- 事業の多角化
- 駅や沿線地域の価値向上、再開発
- 安全対策
- インバウンド事業と海外展開
- MaaS(Mobility as a Service)
事業の多角化
鉄道業界各社では、人口減少によって起こっている運賃収入の収益率の低下への対策のため、新たな収益源として非鉄道事業に注力する傾向が強くなっています。事業そのものからの収益獲得だけではなく、沿線地域の価...
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駅や沿線地域の価値向上、再開発
鉄道業界各社は路線人口の拡大のために、沿線地域や所有する駅付近の価値向上を積極的に行っています。近年では人口減少に伴い路線の利用人口の減少が叫ばれており、利用人口の維持のためにも駅の開発や所有する物...
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安全対策
バリアフリーや安全対策の強化も重要な課題です。高齢化社会が急速に進み、「多様性を尊重した社会」が叫ばれる中、エレベーターやエスカレーターなしの駅も少なくありません。また、ホームから線路に転落したり、電...このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
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インバウンド事業と海外展開
次に、海外展開について解説していきます。前述のとおり、鉄道業界各社は営業エリアの開発以外に海外展開を積極的に行っています。鉄道業界各社が行う海外展開とは、大きく分けてインバウンド事業と技術の輸出の2種...このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
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MaaS(Mobility as a Service)
ここでは、近未来の輸送サービスになるとされているMaaS(mobility as a Service)について解説していきます。MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で「サービ...
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終わりに
本記事では鉄道業界を取り巻く現在の課題や社会情勢、今後の動向を考察し、将来的にどのような展望があるのかをまとめました。
本記事に掲載されているような社会情勢や最新の動向を含め、以下にご紹介するような鉄道業界の関連記事をしっかり理解してES作成や面接選考に臨みましょう。
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