unistyle編集長が22卒のガクチカを添削! フィードバックをリアルタイムで掲載

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最終更新日:2023年10月26日

unistyle編集長が22卒のガクチカを添削! フィードバックをリアルタイムで掲載

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みなさんこんにちは。unistyle編集長の郡山隼人(@unistylehyt)です。

いつもunistyleのご活用並びにTwitterを見て頂きありがとうございます。

突然ですが、先日Twitterにて以下のようなガクチカ添削企画を実施いたしました。

おかげさまで、こちらの想定よりも早く締め切りを迎えることができました。ご協力いただいた方々、ありがとうございました。

本記事では企画通り、頂いたガクチカを添削していき、フィードバックを順次公開していきます。

個人へのフィードバックだけでなく、そこから得られる教訓も掲載していますので多くの方にとって学びの多いコンテンツになるはずです。

たくさんのフィードバックに触れて”人事の視点”を養い、ご自身のESを見直す上でぜひ参考にしてください。

添削内容を公開するにあたり、改めて私の経歴を軽くお伝えします。

2014年に株式会社ネオキャリアに新卒で入社し、採用部新卒採用グループで新卒採用業務を行っていました。新卒採用業務全般を経験後、採用マーケティングの責任者となりました。実績としては、インターンランキング6位のインターンを企画したり、年間3万人以上のエントリーを集め、4年間で合計1000人の採用をしてきました。

2018年からは新卒採用担当時代に就活そのものに課題意識を持ち、解決すべくunistyleに社内異動。異動後は新卒紹介事業を立ち上げ、現在はunistyleの編集長を務めています。

このように一貫して就活市場に身を置いており、unistyle編集長かつ採用担当目線でのES添削・アドバイスができると思っています。

とは言え、前提として各企業・各採用担当によって様々な評価基準があります。本記事での添削内容はあくまで郡山という一人の元人事経験者からのアドバイスであり、就活には絶対的な評価基準などは存在しないものとしてご認識ください。

また、今回は少し踏み込んだフィードバックも掲載しているため、細かい部分へのアドバイスも含まれます。そもそものガクチカの書き方から学ばれたい方はまずこちらの記事や動画をご覧ください。その上で本記事をお読みいただくと理解がより深まるかと思います。

それでは、以下より添削内容を公開していきます。

  • 本記事のコンテンツ
  • 添削①:取り組みは「心がけ」レベルではなく再現性ある行動をアピールしよう
  • 添削②:取り組みに関する曖昧さを排除しよう
  • 添削③:取り組みと成果の因果関係に納得感を持たせよう
  • 添削④:読み手は自分の経験に関する前提知識がゼロであることを意識しよう
  • 添削⑤:成果が曖昧になってしまう場合は”ビフォーアフター”を強調しよう
  • 添削⑥:「取り組みの動機」は意気込みよりも行動理由や課題意識を書こう
  • 添削⑦:「誰もが一発で理解できる文章」にこだわろう
  • 添削⑧:組織に変革をもたらした系のエピソードは面接での深堀りに備えよう
  • 添削⑨:「分析」や「リサーチ」などのフレーズは「how」まで落とし込もう
  • 添削⑩:ESはビジネス文書であることを意識しよう
  • 添削⑪:学びを書く際は”そのエピソードならでは”の要素を強調しよう
  • 添削⑫:取り組み内容にマッチした結論部分にしよう
  • 添削⑬:組織に働きかけたエピソードは変化の過程を示して説得力を高めよう
  • 添削⑭:抽象的な言葉は”自分の言葉で”説明できるようにしておこう
  • ガクチカ完全攻略記事一覧

本選考とインターンの締め切り情報

添削①:取り組みは心がけレベルではなく再現性ある行動をアピールしよう

①飲食店でのアルバイトである。②この経験を通じて、仕事の段取りの大切さと相手の立場になって物事を考える力を磨いてきた。③主な仕事は注文を取る事や料理の配膳などである。④ホールの仕事は、自分が担当する席や個室が決まっていた。⑤団体のお客様を担当する事が多く、始めの頃は効率ばかりを求めて形式的な対応になりがちであった。⑥そんな中で、先輩がお客様と仲良くなり、名刺を交換している姿を見て、お客様に寄り添い満足してもらうサービスを提供したいと思う様になった。⑦それ以降、客層、年齢層、国籍、などそれぞれ異なるお客様に応じたサービスができるよう、お客様の様子をよく観察する癖づけをした。⑧すると、個々の食べるペースや雰囲気などに合わせた柔軟な対応が自然に出来る様になった。⑨そのおかげで余裕が出来、お料理の説明に加えて、たわいもない話を挟んだりし、短い時間でお客様との関係を築き、名刺を貰うことが出来る様になった。(400字以内)

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添削②:取り組みに関する曖昧さを排除しよう

①結婚式のアルバイトで売上と顧客の満足度を高めたことだ。②当時、料理と演出の売上の減少が特に問題だった。③上司への聞き取りからサービスに特別感がなく、より良質なプランの魅力が伝わっていないことが原因だと判断した。④まず、先輩と協議した上でお客様の潜在的なニーズに対応するために、招待客の反応や演出による会場の雰囲気の変化についても加えて説明した。⑤また、話し方や距離のつめ方を個々に変えることで、質問しやすくしてお客様が抱えている不安や要望を引き出した。⑥次に顧客の観察を行い喜ばれたプランや料理説明、実際に行われた演出の特徴を系統化した一覧表を作成し、事前にスタッフと共有することで意識を高めた。⑦不慣れなスタッフには主体的な声掛けをして全体のサービスの向上にも努めた。⑧結果、前年より2ヶ月早い売上目標の達成とお客様に寄り添った提案ができた。⑨自ら問題解決に向けて主体的に行動しつつ、周囲と協働することを学んだ。

(400字以内)

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添削③:取り組みと成果の因果関係に納得感を持たせよう

①カフェのアルバイトで新製品のインスタントコーヒーを457個販売しました。②売上促進を担当し、ひと月450個の目標を掲げ、店舗の課題としてスタッフのモチベーションの低さ・親しみにくさの二点を分析しました。③感染症により在宅時間が増える中で、お客様に美味しいコーヒーを家でも手軽に楽しんで頂きたいとの思いから次の2点を実施しました。④1「20人のアルバイトのモチベーションをUP」メッセンジャー共有と毎日販売数分シールを貼り、成果を可視化することでモチベーション向上を図りました。⑤2「素早いテイスティングでお客様と繋がる」多くのお客様で混み合う店舗で、一人一人とのコミュニケーションが不足していたため、素早く試飲を行い実際に口にして頂き、親近感を感じて頂きました。⑥その結果目標を達成することができたと共に、お客様と私たちスタッフが繋がる瞬間を感じられました。⑦そしてチーム全体として大きな達成感を得ました。(400字以内)

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添削④:読み手は自分の経験に関する前提知識がゼロであることを意識しよう

①国際協力とスポーツを掛け合わせた新規イベントを立ち上げ千食の給食を発展途上国に届けた。②私の団体では活動内容のマンネリ化、毎年行われる認知度調査の結果が横ばいであることが課題であった。③私は他団体との差別化を図るような新規イベントの必要性を説き企画を提案。④引退するまでの半年間で実施するにあたって、下記の二点に注力した。⑤1.似たイベントに何度も参加し、それを参考に実施に必要な仕事をリストアップ。⑥団員に好きな、又は得意な仕事を尋ね、それに基づき仕事を割り振ることで、仕事の効率化を図った。⑦2.仲間と話し合い、計画を開催から逆算して構築。⑧団員が既存の活動と並行して仕事に集中できるよう、一週間単位で進行の確認、計画の調整を行った。⑨その後も他のイベントに参加、開始前に時間を少し頂き企画の話をさせてもらうことで参加者の増加を図った。⑩結果、半年でイベントを実施、目標食数千食を達成し、学内認知度調査も3%上昇した。(400字以内)

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添削⑤:成果が曖昧になってしまう場合は”ビフォーアフター”を強調しよう

①大学の野球部で練習改革によりリーグ昇格に注力しました。②大学2年次、部員の練習参加率が6割にとどまっており、練習内容に制限がされ3部リーグに甘んじていました。③不参加の部員に理由を伺うと、打撃練習において打てる回数が少ないということが理由であると分かりました。④そこで以下2点のことを実行しました。⑤1点目は練習道具の不備改善です。⑥入部当初から練習球が少なく、ボール回収に多くの時間を取られていました。⑦この理由から打撃練習の時間が減少していると考え、練習球を倍増しました。⑧2点目は練習方法の改善です。⑨まず練習方法の効率性に問題があると考え、部員から練習案を集めました。⑩その案の中から現在の練習設備を考慮し、最善の練習方法を同学年内の話し合いで決定し、主将にその案を提示し、許可を頂き実行しました。⑪結果、選手全員が毎回の練習に参加するようになり、昇格はできなかったもののリーグ2位になれました。(400字以内)

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添削⑥:「取り組みの動機」は意気込みよりも行動理由や課題意識を書こう

①60名の登山サークル会長として新入生の退会者を80%減少させた経験です。②幣団体は創設より登山の「安全面」を大切にし、新入生と登山経験者のセットで登山を行う制度がありました。③しかし新入生の増加により経験者の割合が減少したため「登山機会の減少」を招きました。④その結果、当制度は「多くの登山を望む新入生の退会要因」となっていました。⑤私はこの課題の解決によりサークルの発展に寄与したいと考え「安全面と登山機会を両立する制度の構築」に取り組みました。⑥その一例がOBを巻き込む事で経験者の増加を狙った「先輩増員企画」です。⑦具体的にOBへの「縦と横の」アプローチや新入生の心理的ハードルのケアを行いました。⑧これによりサークル員とOBのマッチングの仕組みを作り、「多くの登山機会と安全面を両立させる事」ができました。⑨この結果、創設より46年間続く「無事故」を継続しつつ新入生退会者を20%に抑える事に成功しました。(400字以内)

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添削⑦:「誰もが一発で理解できる文章」にこだわろう

①大道芸の舞台を創った事だ。②大道芸は難しい技を披露する芸能であるが、所属する大道芸サークルの共通認識として、近年の大道芸の観客との対話を偏重する在り方に疑問があった。③私は「高難度技を重視した大道芸」且つ「収益確保可能な舞台」を大勢の方に見てもらいたいと思い、売上観点から集客目標を「来場者数350人・一般客割合40%以上」としてサークルの仲間と舞台を創った。④集客目標の達成には、まず大道芸に興味を持つ人を増やすべきだと考え、子供だけでなく保護者層を狙って、小学校で大道芸体験会による告知活動を行った。⑤更に高難度技の多数導入には、技への集中が観客とのコミュニケーションを減らし、結果観客が飽きる懸念があったので、演劇要素を導入し観客満足度の向上に努めた。⑥導入には知人のサーカス団体や演劇経験者に協力を依頼し、講習会を行った。⑦結果、売上・集客目標を達成しつつ、アンケートで90%以上の方に満足したと回答して頂けた。(400字以内)

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添削⑧:組織に変革をもたらした系のエピソードは面接での深堀りに備えよう

①大学時代に力を入れたことは「毎回初戦敗退の弱小フットサル部を四国屈指の強豪チームに変貌させたこと」である。②最高学年時の新チーム発足当初、怪我で長期離脱したことをきっかけにチームのサポートに徹した。③そこで、怪我をした自分の立場からチーム全体を客観視すると、選手は試合で必要以上に緊張し、本来のプレーが出来ていないことに気づいた。④私は「経験こそ自信の源である」と考え、部員の経験値を高める為に四国大学リーグに参入することをチームに提案し、公式戦数を従来の2倍に増やした。⑤すると、どんな相手でも臆することなくプレーする選手が増えた。⑥加えて、前もって対戦相手の映像を録画し、自ら分析した結果を試合前のミーティングで選手に伝えた。⑦これらが功を奏し、最後の大会で「四国大会準優勝」になった。⑧この経験から固定観念にとらわれず、違う視点からアプローチすることで課題解決につながることを学んだ。(400字以内)

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添削⑨:「分析」や「リサーチ」などのフレーズは「how」まで落とし込もう

①お土産屋の接客アルバイトにおいて「所属するお土産街で売上5位以内」を目標に売上向上に尽力しました。②当初売上は20店舗中10位と、店頭販売は初めての試みで会社名、商品名共に知名度が低く商品の陳列だけでは顧客集客力が不充分でした。③そこで、お客様に初見の商品について認知が必要だと考え、2点の施策を行いました。④1.同僚スタッフと共に他店舗における人気商品のリサーチを行い自社商品の強みを徹底的に分析し商品の良さを伝えられるように言語化したこと。⑤2.商品に対する興味・関心を最大限に引き出すために、人気商品だけに固執せず、性別・年齢層に応じて嗜好が異なることから試食を通して最適な商品の提供を行いました。⑥結果、お客様自身が求めているお土産を示され、それに素早く対応し魅力を伝えることで2か月後20店舗中3位の売上を達成しました。⑦この経験より常にお客様の課題を探り、ニーズに応えることが身に付きました。(400字以内)

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添削⑩:ESはビジネス文書であることを意識しよう

①私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、アルバイト先の飲食店で早朝の欠員の問題解決です。②私が勤める飲食店は、開店後2時間以内に来店されるお客様が40%を占めているため、早朝の開店準備の重要性がかなり高い状況です。③その中で、以前は早朝の欠員によりお客様へのサービスに不足が生じてしまう問題がありました。④早朝に欠員となる理由として、1.開店準備の業務内容が共有されておらず、早朝担当間でしか協力できないこと、2.寝坊する従業員が多いことが理由として挙げられました。⑤1.の対策として、マニュアルを作成することを店長に提案し、自らマニュアルを作成しました。⑥マニュアルを作成し共有することで欠員が出た日に従業員全員に対し協力を仰ぐことが可能になりました。⑦2.の対策として、前日に当店でアルバイトをする場合、20時までの出勤とするルールを作りました。⑧マニュアルの共有と出勤に関するルールの策定によって、無理なスケジュールの中早朝出勤しようとする従業員が減り、結果的に寝坊による欠員を防ぐことに繋がりました。⑨私はこの経験から、課題を発見した際に具体的な解決策を提案し、自ら率先して動くことの大切さを学びました。(500字以内)

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添削⑪:学びを書く際は”そのエピソードならでは”の要素を強調しよう

①アパレル販売のアルバイトで売上改善の為に主に二つの事に注力しました。②私が勤めていた店舗では大型の競合他社が近接し、店舗自体の認知度が低かったことからも目標売上の未達が続いていました。③さらにその現状を受け入れている店員も多く店舗全体の活気もなくなっており、楽しく働ける状況ではないと感じた私は、周囲の協力を得ながら主に二つの事に取り組みました。④一つ目は店舗目標の再検討です。⑤普段の勤務時に店員間で売上獲得を目的とした接客と競合他社との差別化が課題と考えたことから、店員自らが自店の特徴の分析と理解を行い、目標を持った上で接客を行うために取り組み、結果として再来店しやすい店舗を目指すこととしました。⑥二つ目は接客スタイルの変革です。⑦店舗目標の定着の為に新たに押し売りを行わないなど距離感を意識した接客に変え、再来店の機会を促すことで再来店しやすい新たなイメージの浸透を目指しました。⑧結果、目標設定後に前年度売上比130%を達成させることができ、この経験から共通意識を持って方向性を合わせる重要性を学び、個人として課題解決のために周りを巻き込み協働させる力を得たと考えています。(550字以内)

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添削⑫:取り組み内容にマッチした結論部分にしよう

①私が学生時代に力を入れたことは、開校当初3人だった学習塾の生徒数を50人超にする目標を達成したことです。②私は塾講師としてだけでなく開校当初からの運営メンバーとして裁量権を与えて頂き、社長や塾長と共に「通いたい・通い続けたい塾」を目指し工夫を重ねてきました。③実行策の一つとして、生徒の成績とモチベーションが低く宿題の提出率が低いという課題に対して、塾長と授業内容を抜本的に見直し「宿題テスト」のシステムを導入しました。④この取り組みは、生徒が学習習慣を身につけ勉強への耐性をつけることを目的に、授業序盤に前回の宿題に沿った独自のミニテストを毎回作成・実施するというものです。⑤導入後は宿題提出率が100%になるだけでなく生徒の成績向上にも繋がり、その後の塾のスタンダードとなりました。⑥また、この施策に加えた私の担当クラス独自の取り組みとして「満点ポイントカード」を導入しました。⑦これは宿題テストで満点をとれた生徒にはその都度ポイントに連動したシールを与え、一定以上のシールを集めることで文房具と交換できるシステムです。⑧子どもの収集欲を刺激するだけでなく、カードや景品を塾外での話題に繋げ潜在的な新規生徒へのアピールを目的にしました。⑨この方法により生徒や親のクチコミが広がり、担当する小学生クラスの生徒数が1年で7人増加しました。⑩以上の取り組みの結果、開校当初の目標だった生徒数50人の達成に貢献できました。(600字以内)

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添削⑬:組織に働きかけたエピソードは変化の過程を示して説得力を高めよう

①300名所属する〇〇〇〇部の代表として長年成し遂げられていなかった学内戦の優勝と関東大会ベスト4に導いた経験である。②私が代表に就任するまでは試合に出られない部員がチームに貢献できる場が少なく、それにより部員間のモチベーションが異なる状態だった。③目標達成のために組織力の向上が不可欠だと考え2つの取り組みを行った。④第1に、自チームと同様の課題を抱えている他大学のチーム10団体を巻き込み、普段試合に出場できていない選手の試合機会確保を目的とした大会を企画し、活躍の場を設けた。⑤第2に、部員と1対1のコミュニケーションの機会を増やし、良い意見は必ず実行、改善点は次の練習までに必ず修正する、出た意見を全員に共有する。⑥これを日々積み重ねることで部員との信頼関係の構築に努めた。⑦これら2つの施策によりチームに一体感が生まれ、各部員に主体性や責任感が芽生え、その結果、チーム目標を達成することができた。(400字以内)

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添削⑭:抽象的な言葉は”自分の言葉で”説明できるようにしておこう

①「○○○○」に参加したことです。②このイベントでは、大学での教育をより良くするための方法を話し合うもので、大学2年生の時に参加しました。③私はここで、人の話をよく聞き、場の雰囲気を円滑にするという強みを発揮しました。④イベントには、教員、職員、他学部他学年の生徒達200人以上が集まりました。⑤チームで話し合う場では、意見が次々に出たために話が上手く纏まりませんでしたが、私は自分が発言をする前に他人の意見をよく聞いてから発言をしました。⑥その結果、チームの意見が纏まりやすくなり、教員や職員の方々に伝わりやすくなりました。⑦このように、良いチームづくりに貢献しました。(300字以内)

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ガクチカ完全攻略記事一覧

「学生時代頑張ったこと」は就活において最重要設問と言えるほど頻出です。よってガクチカを武器にできればあらゆる企業の選考で有利に戦うことができます。

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以下にガクチカに関する記事を一覧にしてまとめましたので、参考にしてください。

ガクチカ完全攻略記事一覧
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
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(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
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(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
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日本でも急成長中?ベンチャーキャピタルの仕事内容と就職のための道しるべ 日本でも急成長中?ベンチャーキャピタルの仕事内容と就職のための道しるべ ハゲタカシリーズを読んだ方は、主人公の鷲津政彦に憧れて、外資系投資銀行や外資系コンサルティングなどのキャリアを踏んでから自らファンドを立ち上げたいと考えている方もいるのではないでしょうか。とは言っても国内で新卒採用を行っているベンチャーキャピタルは少なく就職活動生の目に触れる機会はあまり多いとは言えないかもしれません。今回はなかなか理解できていないものの、何となくかっこいいイメージのある「ファンド」ビジネスについて、そのビジネスモデルから著名なベンチャーキャピタルファンドの紹介、新卒で入社できるVCと新卒で入社できない場合にどのようなキャリアを歩むのかについて説明したいと思います。新装版ハゲタカ(上)(講談社文庫)本記事のコンテンツ・ベンチャーキャピタルのビジネスモデル・ベンチャーキャピタルの種類・著名なベンチャーキャピタルと投資実績・新卒採用をしているベンチャーキャピタル・総合商社などの事業投資との違い・最後にベンチャーキャピタルのビジネスモデルそもそもベンチャーキャピタルがどういった仕事をしてどうやって利益を得ているのか理解している人は大人でも少ないように思います。簡単に説明すると、「投資家からお金を募って企業に投資をして企業価値をあげる」というのが仕事内容で、「集めたお金の2%を運営費、集めたお金以上に儲かった部分(キャピタルゲイン)の20%を成功報酬」として収益計上する仕事になります。仕事内容の中でも企業価値をあげるというのがどういうことかイメージしにくいかもしれませんが、こちらのハフィントンポストの記事を読むと創業間もないベンチャーに投資をするベンチャーキャピタルの仕事がイメージしやすいかもしれません。渋谷のあるマンションに投資先をどんどん入居させてるんですけど、そのマンションは坪単価9000円くらいで激安なんです。すぐ近くにスーパーがあるので、みんなで買い出しに行きます。Facebookグループに投資先グループを作って、「今日は学生起業家向けマナー研修します」とかやり取りしてるんですけど、「いまから買い出しに行く人集まれ~」ってやっています。でもみんな、こんなのカッコいいわけないってわかっています。カッコ悪いことだけど、ちゃんと来る限りは死なないんですよ。出典:まるで相撲部屋?ベンチャーキャピタルの仕事について佐俣アンリさんに聞いてみた投資先のメンバーと一緒に買い出しにいき、食事を提供することまで面倒をみるなど、かなり泥臭いところまで入り込みながら企業の状況をよくしていこうというのが重要なようです。もちろん企業の経営支援ということでこれまで投資を行い培ってきたノウハウを活かしながら営業活動のサポートや経営陣の採用・人事制度の導入などのサポートを行い企業価値を高める活動も同様に行います。VCファンディングの基礎fromReijiYamanaka報酬面については、例えば投資家30人から1億円ずつ集めて、30億円規模のファンドであれば、年間6000万円の運営収入が入ります。ここから人件費やオフィスなど会社運営に必要な費用がかかります。基本的には原価もかからない仕事のため、かかる費用のほとんどが人件費です。その上で、5年後に30億円集めたファンドが5倍の150億円で全て売却完了したとすると120億円の利益のうち20%である24億円がベンチャーキャピタルの利益になります。ベンチャーキャピタルの収益性については、投資した時期(詳しくは後述)により異なりますが、シードラウンドでの投資の場合は投資額を5〜10倍に出来ればいい感じだといえ、シリーズAやシリーズBでの投資の場合は3〜4倍でも評価されるようです。ファンドの大きさにもよるんですね。グロービスさんぐらいの100〜200億円のファンドだと、3〜4倍ですごいぞとなる。5億円を6〜7年で5倍にできれば、なかなかでしょう。僕のファンドだと10倍ぐらいだとイケてるねと言われるぐらい。でも、だいたいシードファンドは6年ぐらいで結果が出てくるので、500万円を預かって6年後にトータル10倍返せると、イケてるファンドなんじゃないかなあと思って頑張っています。出典:まるで相撲部屋?ベンチャーキャピタルの仕事について佐俣アンリさんに聞いてみたベンチャーキャピタルの種類ベンチャーキャピタルにはその時期により、プレーヤーが異なります。厳密には細かく分かれますが、ここではシード・アーリーステージに投資するベンチャーと、シリーズA、シリーズB、シリーズCのステージで投資するベンチャーに分けて解説したいと思います。シード・アーリー創業間もないベンチャー企業への投資を行う。投資額も数百万円から数千万円規模の企業が多い。主な企業としてはKDDI∞Labo、docomoInnovationVillageやANRIなどが挙げられる。シリーズABC事業スケールがかなり大きくなり、更なる資金調達により上場を狙えるような規模になろうとするベンチャー企業に対する投資。数億円規模の投資を行うことが多い。主な企業としては伊藤忠テクノロジーベンチャーズやグロービスキャピタル、ジャフコなどが挙げられる。著名なベンチャーキャピタルと投資実績日本には現在100弱のベンチャーキャピタルがあると言われていますが、著名なベンチャーキャピタルの投資実績についてご紹介します。皆さんがなじみのある企業やサービスに投資実績のあるベンチャーキャピタルも多いのではないでしょうか。①ジャフコ日本最大のベンチャーキャピタルとして有名で、東証一部上場。野村ホールディングスを筆頭に野村グループの中核企業が株主として名を連ねている。ベンチャーキャピタルとしては珍しく新卒採用を行っている。主な投資実績:Gunosy、データセクション、gumi、リクルートホールディングス、フリークアウト、じげん、ANAP、Twitter,Inc.など投資先参考URL:http://www.jafco.co.jp/ipo/②グロービスキャピタルパートナーズ企業成長のために必要となるヒト・カネ・チエを総合的に支援する日本初の本格的ハンズオン型ベンチャーキャピタルとして1996年に設立。MBAを学ぶ経営大学院を運営するグロービスが親会社。主な投資実績:オイシックス、オークファン、フォトクリエイト、ブイキューブ、スマートニュース、VASILY、ランサーズなど投資先参考URL:http://www.globiscapital.co.jp/portfolio/③みずほキャピタルみずほグループのベンチャーキャピタル。メガバンク系のVCは他にも三菱UFJキャピタルとSMBCベンチャーキャピタルが存在する。主な投資実績:カルビー、タマホーム、ANAP、取り貴族、イード、モバイルファクトリー、VOYAGEGROUP、テラスカイなど投資実績参考URL:http://www.mizuho-vc.co.jp/publicstock/results_2015.html④伊藤忠テクノロジーベンチャーズ伊藤忠グループのベンチャーキャピタル。アーリーステージを中心にミドルからレイターまで、シードを除くラウンドにバランスよく投資を行う方針とのこと。主な投資実績:アドウェイズ、クラウドワークス、box、カブドットコム証券、イードなど投資実績参考URL:http://www.techv.co.jp/companies/⑤ANRI前述で紹介した記事にも出てくる佐俣アンリ氏が運営するファンド。独立系ベンチャーキャピタルを28歳という若さで立ち上げたことで注目される投資ファンド。主な投資実績:ペロリ、コイニー、クラウドワークス、ラクスル、スクー、U-NOTEなど新卒採用をしているベンチャーキャピタル残念ながら多くのベンチャーキャピタルは新卒採用をしておらず、外資系コンサルや外資系投資銀行、別のベンチャーキャピタルなどから中途採用をして成り立たせている企業がほとんどです。定期的に一定数、新卒採用をしているのはジャフコぐらいで、新卒で入社した企業をステップに中途採用で入社するのが一般的と言えます。株式会社ジャフコ:採用情報トップもしどうしても入社したい気持ちが強いのであれば、地道ではありますが各ベンチャーキャピタルの一覧から企業HPにアクセスし、お問い合わせフォームから問い合わせをするところから始めるとよいかもしれません。各ベンチャーキャピタルの一覧についてはこちらの記事を参考にしてください。参考:【ベンチャーキャピタル90選!】あなたも10億円の資金調達を実現しよう!総合商社などの事業投資との違い最後にunistyleを利用している学生の多くが総合商社を志望しているので、総合商社の事業投資との違いについて説明しておきたいと思います。端的に言ってしまえば「目的が違う」ということになるかと思います。ベンチャーキャピタルの投資は説明した通り、投資家からお金を募り、5〜7年といった期限を定めて投資額以上のキャピタルゲインを得ることが目的です。投資をした瞬間に上場するか他の企業に株式を売却するなどExitを前提に投資を行います。一方で総合商社の事業投資は、総合商社のグループ企業として中核を担い続けてもらうことが目的で、株式売却などのExitは前提ではなく投資したものの思ったよりもシナジーを生み出さない場合などの最後の手段として取られることが多いと言えます。最後にベンチャーキャピタルは新卒採用でなかなか見かけることがないため、就職活動生は知らないヒトが多い業界ですが、現在日本でも数多くのベンチャーキャピタルが立ち上がり、ベンチャー投資は盛り上がりを見せている成長産業です。仕事内容としても人気業界である「金融+経営コンサル」の両方の側面を持つ面白いものだと思います。今回の記事をきっかけに将来的なキャリアの選択肢の一つとしてベンチャーキャピタルという仕事を視野に入れてもらえれば幸いです。photobyDominicAlves 50,444 views
8業界9社に内定した就活生が受けた業界12選 8業界9社に内定した就活生が受けた業界12選 16卒のメガバンク内定者です。私は8月下旬まで就職活動を続け、9社から内定を頂きました。東証一部上場のメーカー、外資系メーカー、タイヤメーカー、3メガ損保の一角、3メガバンクのうち2つ、通信インフラ会社、携帯電話3強のうち1つ、大手航空会社から内定を頂きました。私の経歴としては、今年の2月に交換留学を終えて帰国し、就職活動の序盤は損保や教育、証券、コンサル、銀行、メーカーと8つのインターンに費やしました。留学時、現地の都会で見かける看板は中国や韓国のものであり、相対的に日本のプレゼンスが低下しつつある状況に悔しさを感じた経験から「日本のプレゼンスを向上させたい」ということを1つの軸としていました。にはメーカー・総合商社・運輸・エネルギー業界が挙げられていますが、内定先を見ればわかるようにそれらに固執しすぎず多様な業界を見ていました。就職活動では留学経験とそこでのサークル活動、アルバイト、環境団体など学生時代に手広く活動した経験をアピールしていました。就職活動を始めたのはインターンのエントリーシートを提出し始めた2014年12月であり、外資系企業の選考のほとんどが1月下旬の帰国時点で終了していました。上記の経歴を基に、私が受験した業界や企業と惹かれるポイント・私の感じたデメリットを紹介したいと思います。日系電機・機器メーカー【見ていた時期】大学4年生3月〜7月【エントリーシートを提出した会社】トヨタ自動車、三菱自動車、ブリヂストン、キヤノン、キヤノンマーケティングジャパン、日立製作所、帝人、富士通、京セラ、ブリヂストン、住友ゴム、ソニー、カシオ、旭硝子、富士フィルム、三菱電機、IBM【惹かれたポイント】いくら日本のプレゼンスが相対的に下がっているといえど、海外では舗装されていない凸凹道をトヨタの車が走っていたり、留学先の大学のコピー機がキヤノン製で揃えられていたりといった状況からプレゼンスを再浮上させるきっかけはたくさんあると考えていました。日本のプレゼンスはメーカーが下支えしているといっても過言ではないと思います。私自身理系であったことからものづくりは好きな方なので、親近感もあったことから多くの企業を受けていました。【デメリット】下に記述した食品メーカーでも同様に言えることですが、メーカーに就職すると必然的に自社製品に縛られてしまいます。約40年社会人人生を送る中で、自分は常に情熱を注いで仕事できるのかというのが最後まで心残りでした。他業界と比べると若干年収が低いこともマイナス要因でした。このことから8月は金融といった他業界に目移りしてしまい、選考の継続を諦めてしまいました。【参考】エネルギー業界【見ていた時期】大学4年6月〜7月【エントリーシートを提出した会社】INPEX、JX日鉱日石エネルギー【惹かれたポイント】非資源国の日本にとっては、エネルギーの安定供給が海外での日本のプレゼンスの向上の土台を整えると考えていました。エネルギーという媒体を通して他国と日本の架け橋となって働くことができ、日本人としてのプレゼンスも高められ、国としてのプレゼンスも高められると考えていたので魅力的に感じました。【デメリット】このまま石油を使い続けると50年もたないと言われたりする中で、数十年後も職を持っていられるのかといったエネルギー業界に就職することへの不安はありました。最終的に他業界との選考とブッキングしてしまった関係で諦めてしまいました。【参考】食品メーカー【見ていた時期】大学4年生4月〜8月【エントリーシートを提出した会社】キリン、伊藤園、森永乳業、味の素【惹かれたポイント】食品は人の生活と切り離せないということを魅力に感じていました。メーカーの中では比較的年収も高く、自分の取り扱っている製品が身近に感じられてモチベーションを維持しやすいのではないかと考えていました。【デメリット】日本の食品メーカーが海外でうまくいっている例というのは実は数少なく、社員の多くが日本国内向けの内向きな仕事をしていることをOB訪問から知り、疑問を感じるようになりました。他にも飲料会社に就職した際には日常生活でも自社製品と切っても切れない関係となり、飲み会は自社のビールや清涼飲料しか飲めないといった「自社製品に対する愛」を求められることにもあまり納得がいきませんでした。これらの要因からどうしても優先順位が下がってしまったので、そのことが面接でも見ぬかれ内定に至らなかったのだと思います。【参考】損害保険会社【見ていた時期】大学4年生4月〜7月【エントリーシートを提出した会社】三井住友海上、損保ジャパン日本興亜【惹かれたポイント】海外進出する日本企業の挑戦を後押しできるということを魅力に感じ、選考を受けていました。【デメリット】損害保険の収益は半分以上が自動車保険によるもので、実際に企業の挑戦を後押しできる商品開発部門に配属されるのは少数であるという実情を考えると、実は自分のやりたいことはできないのではないかと思うようになりました。ちなみに「なぜ東京海上日動を受けていないんだ」と思われるかもしれませんが、「OB訪問を数えている・体育会系優遇」といった噂に流され早期から受験を諦めていました。【参考】生命保険会社【見ていた時期】大学4年生6月【エントリーシートを提出した会社】日本生命、アフラック【惹かれたポイント】たまたま知り合いの先輩にOB訪問をしたときの情報になりますが、生命保険業界は現在海外進出も積極的なようで、日本生命であればインドをターゲットに日本の生命保険営業のビジネスモデルを普及させているようです。そのような海外進出に積極的なイメージに惹かれていました。身近な人の死という悲しい出来事に対して、保険金という形で悲しむ人の再起を応援できることもまたやり甲斐を感じられる一つの要因だと思います。【デメリット】生命保険業界としての性質上、どうしても人の死とは切っても切り離せない仕事柄となります。常日頃からそういったケースに囲まれると自分が自分でなくなってしまうような気がしてしまったので、選考を辞退しました。【参考】運輸【見ていた時期】大学4年生4月〜8月【エントリーシートを提出した会社】全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)【惹かれたポイント】海外で活躍する日本人の多くはいずれかの航空会社を利用することになるわけで、彼らを支援できることが日本のプレゼンスを下支えすることができると考えていました。【デメリット】航空産業は世界各地で起こるテロや疫病で便の就航が取りやめになってしまったり、あくまでお客様のニーズに沿っての仕事になります。航空の国内需要も今後リニアモーターカーをJRが導入することで低下することを考えると、どうしても就職する決断ができませんでした。海運は受けていないのかと思うかもしれませんが、そもそも船にあまり興味が無いこと、船酔いした苦い思い出から受験しませんでした。【参考】総合商社【見ていた時期】大学4年生4月〜8月【エントリーシートを提出した会社】三菱商事、丸紅【惹かれたポイント】私はミーハーな学生だったので、高収入・モテる・かっこいいの三拍子そろった総合商社も当然視野に入れていました。案件を形成して海外で発電所を作ったり、インフラを整えるといったことを日本の企業主体で動かすことができる仕事内容も、間違いなく日本のプレゼンス向上に繋がると考えていました。【デメリット】総合商社の企業研究も兼ねて城山三郎さんが書いた毎日が日曜日(新潮文庫)を読み、自分の知らない総合商社の働き方を知りました。50代のあと少しで定年退職であるものの窓際族に追いやられたり、子どもの育て方に腐心する姿が生々しく描かれ、表面上の特徴や単なる憧れで企業選びをしてはいけないなと実感したことがきっかけで志望順位が下がりました。また、自分のコミュニティで総合商社に就職している先輩があまりおらず、OB訪問の機会があまり得られなかったということもマイナス要因に働きました。そして私の場合、一日何時間もガリガリ働くと健康面に支障が出るタイプなので、昼夜問わず仕事をするような働き方を40年もできないなとも考えていました。志望順位が高くなかった故に上記の2社のみ受験しました。参考:「毎日が日曜日」【参考】通信【見ていた時期】大学4年生4月〜8月【エントリーシートを提出した会社】NTTコミュニケーションズ、ソフトバンク、楽天【惹かれたポイント】海外で通信インフラを整えることで日本のプレゼンスは上がると考えていました。その他にもソフトバンクであればペッパーといった新しい事業にも意欲的で、色々なことにチャレンジしていく風土があることを魅力的に感じました。【デメリット】完全な主観ですが受けた会社の中で選考が不透明であった、1000人規模の大量内定を出す(⇔それだけ多くの人が辞める)というようなことに違和感を感じていました。それだけといえばそれだけなのですが、他の内定取得先と比較検討した時にイマイチ決定要素に欠け、辞退してしまいました。【参考】消費財メーカー【見ていた時期】大学4年生4月〜6月【エントリーシートを提出した会社】花王、ユニ・チャーム【惹かれたポイント】家庭用洗剤やおむつなど人が生活する上で欠かせない商品を扱う消費財メーカーにも惹かれておりました。人の生活に身近な分働いていて実感も得られやすそうだったこと、消費財業界は今後もなくなりはしないという安心感もプラスに働いていました。【デメリット】日系消費財メーカーに関しては、世界をビジネスの舞台とした時にP&Gやユニリーバといった業界でトップ位置を占める会社と同じ土俵で戦わなくてはなりません。実際にOB訪問をした際にも「本当に日本のプレゼンスを上げることを目的にするならばウチよりも他の業界の企業の方がいいのではないか」という言葉をもらいました。コンサル・シンクタンク【見ていた時期】大学4年生3月〜5月【エントリーシートを提出した会社】デロイトトーマツコンサルティング、アビームコンサルティング、大和総研【惹かれたポイント】企業の問題解決や成長に寄与でき、場合によっては海外進出を支援できるということで魅力に感じておりました。【デメリット】OB訪問時に「コンサルタントにとって企業に提案し、その提案内容で成果が出なければ自らの価値0」という言葉を頂きました。私としては自らの努力した内容は少なからず誰かに評価されてほしいという思いが根底にあったので、この言葉をきっかけにコンサル業界を見ることを辞めてしまいました。【参考】政府系機関【見ていた時期】大学4年生5月〜8月【エントリーシートを提出した会社】国際協力銀行、日本政策金融公庫、日本政策投資銀行、日本貿易振興機構、商工中金、日本証券取引所【惹かれたポイント】日本人として国の機関で働き、国の成長に寄与するという側面に惹かれていました。みなし公務員として職が安定していることや、政府系機関でしか成し得ない不況時の会社に対する金融支援といった独自の強みも魅力的に感じていました。また、民間金融機関に比べると低金利で融資できるので、お客様に感謝されやすい・頼られやすいという側面があります。【デメリット】採用の枠が非常に少なく、実際に就職できるのはほんの一握りということが一つだと思います。また、上で挙げた「不況時の会社に対する金融支援」の裏返しになりますが、職員自らが会社に融資したいと思っても、公共性(日本国に寄与するか)や公平性(業界の中でその会社のみがメリットを享受することにならないか)の観点から融資できないと判断される場合もあります。公平性の観点から融資をするということで、メガバンクといった民間金融機関よりも多額の融資はできないといった制限が存在し、あくまで民間金融機関の補完としての役割を愚直に遂行しなければなりません。メガバンク【見ていた時期】大学4年生4月〜8月【エントリーシートを提出した会社】三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループ【惹かれたポイント】様々な業界に接点がある、企業が成長する上で融資は必要だから40年間の社会人人生で食いっぱぐれることはなさそう、海外部門で働くことのできる門出は比較的開かれているといったことを魅力的に感じていました。知り合いにもメガバンクに勤めている方が多くいたので、働き方のバリエーションを多く知ることができ、日本のプレゼンス向上に多様な側面から貢献できるとイメージできたことも内定先に選んだ一つの要因でした。【デメリット】人によって選考フローが違うような不透明さから、入社してからも差別されるのではないかという懸念はありました。総合商社ではないですが、「毎日が日曜日」で描かれたような側面は少なからず存在すること、半沢直樹で描かれるような出世競争に巻き込まれていくことは覚悟しなければならないと考えていました。また、「晴れの日に傘を貸して、雨の日にその傘を取り上げる」というようなビジネスモデルであることは完全には否定できません。おわりにひとえに「日本のプレゼンスを向上させる」といっても、上記のように様々な業界で日本のプレゼンスは向上させられる可能性があります。私の場合はやを基に志望会社を絞り込み、上記のようになりました。上記でまとめた事柄とを基に志望動機を作っていたおかげで、最終的に9社から内定を頂くことができたと考えています。これらはあくまでも私の主観でありますが、読者の方がファーストキャリアを選ぶ上での一つの参考になればと思います。 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内定直結&選考優遇に繋がる夏インターン62社まとめ 内定直結&選考優遇に繋がる夏インターン62社まとめ 2023年6月1日は2025年卒向けサマーインターンシップの情報解禁日です。サマーインターンシップへのエントリーを検討している方も多いと思いますが、一方で下記のような悩みや不安を持っている就活生もいるのではないでしょうか?「インターンシップに参加したほうがいいらしいけど、どの企業に参加すればいいか分からない。」「インターンシップに早くから参加して余裕をもって就職活動を進めたい。」そこで本記事では内定に直結したり、選考優遇に繋がる夏インターン62社を紹介していきます。夏インターンに参加するメリットや具体的な優遇内容も書いているので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。注意点各社の優遇内容は、unistyleに寄稿された23卒・24卒時点のデータを参考に作成しています。そのため、25卒の選考ではインターンコースや職種によって優遇内容が異なる可能性があります。また、あくまでもオプチャ上で匿名で募集した情報であり、確証はありませんので参考程度にご確認ください。商社(総合商社・専門商社)三菱商事伊藤忠エネクス食品江崎グリコアサヒ飲料フジパンテーブルマーク金融三菱UFJ銀行三井住友銀行野村證券SMBC日興証券みずほ証券日本生命明治安田生命ジブラルタ生命楽天カードみずほリース不動産、住宅、建設三井不動産住友不動産積水ハウス千代田化工建設コンサルアビームコンサルティングデロイトトーマツコンサルティング野村総合研究所(NRI)日本総合研究所IT、情報通信ヤフーNECNTTデータNTT東日本コグニビジョン楽天グループ広告アイレップ読売新聞東京本社ADK放送、出版、印刷TBS毎日新聞​​​​日本経済新聞社凸版印刷人材、教育マイナビネオキャリアすららネット生活用品、消費財アイリスオーヤマニトリ花王小林製薬インフラ、エネルギー電力中部電力四国電力東日本旅客鉄道(JR東日本)INPEXENEOS電機、重工業、精密機器村田製作所富士電機住友電気工業ソニーグループコニカミノルタ川崎重工業キヤノンキーエンス富士フイルム化学、素材三井化学クラレその他IKKホールディングス​​​​下記の優遇内容のうち、unistyleに寄稿された23卒・24卒のデータを参考に実際に案内された項目と詳細情報を企業ごとに記載します。参加者限定イベントに招待された(座談会など)続編のインターンに招待されたリクルーターがついた早期選考ルートに乗った(本選考時に)ESが免除された(本選考時に)webテストが免除された(本選考時に)一次面接が免除された(本選考時に)グループディスカッションが免除された(本選考時に)動画選考が免除された掲載企業一覧(全62社)商社三菱商事インターン内容※名称(期間)サマーインターン(2日間/3日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)三菱商事の企業研究(インターンレポート)はこちらから三菱商事志望者向けのLINEオープンチャットはこちら伊藤忠エネクスインターン内容※名称(期間)営業職インターン(4日間/5日間)優遇内容・早期選考ルートに乗った伊藤忠エネクスの企業研究(インターンレポート)はこちらから伊藤忠エネクス志望者向けのLINEオープンチャットはこちら食品江崎グリコインターン内容※名称(期間)セールスインターンシップ(2日間/3日間)優遇内容・インターンを通過すれば最終面接一回で内定江崎グリコの企業研究(インターンレポート)はこちらから江崎グリコ志望者向けのLINEオープンチャットはこちらアサヒ飲料インターン内容※名称(期間)技術系インターンシップ(半日/1日)優遇内容・早期選考ルートに乗ったアサヒ飲料の企業研究(インターンレポート)はこちらからフジパンインターン内容※名称(期間)製パンメーカーの営業インターン(半日/1日)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・続編のインターンに招待された・早期選考ルートに乗ったフジパンの企業研究(インターンレポート)はこちらからテーブルマークインターン内容※名称(期間)開発職インターン(半日/1日開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗ったテーブルマークの企業研究(インターンレポート)はこちらから金融三菱UFJ銀行法人営業(2日間/3日間開催)システムデジタル(2日間/3日間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・リクルーターがついた・早期選考に乗った三菱UFJ銀行の企業研究(インターンレポート)はこちらから三菱UFJ銀行志望者向けのLINEオープンチャットはこちら三井住友銀行インターン内容※名称(期間)サマーインターンシップ/法人営業(4日間/5日間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・リクルーターがついた・早期選考ルートに乗った三井住友銀行の企業研究(インターンレポート)はこちらから三井住友銀行志望者向けのLINEオープンチャットはこちら野村證券インターン内容※名称(期間)女性営業サマーセミナー(半日/1日開催)優遇内容リクルーターがついた野村證券の企業研究(インターンレポート)はこちらから野村證券志望者向けのLINEオープンチャットはこちらSMBC日興証券インターン内容※名称(期間)インベストメントバンキング(4日間/5日間)優遇内容・早期選考ルートに乗った・リクルーターがついたSMBC日興証券の企業研究(インターンレポート)はこちらからSMBC日興証券志望者向けのLINEオープンチャットはこちらみずほ証券インターン内容※名称(期間)業界理解編(2日間/3日間)優遇内容・続編のインターンに招待されたみずほ証券の企業研究(インターンレポート)はこちらからみずほ証券志望者向けのLINEオープンチャットはこちら日本生命インターン内容※名称(期間)夏インターン(2日間/3日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・続編のインターンに招待された・早期選考ルートに乗った・リクルーターがついた日本生命の企業研究(インターンレポート)はこちらから日本生命志望者向けのLINEオープンチャットはこちら明治安田生命インターン内容※名称(期間)明治安田生命保険1dayインターン&会社説明会(半日/1日)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・続編のインターンに招待された・リクルーターがついた・その他→本選考と時期は一緒だが、別枠での選考に案内される明治安田生命(明治安田生命保険相互会社)の企業研究(インターンレポート)はこちらから明治安田生命(明治安田生命保険相互会社)志望者向けのLINEオープンチャットはこちらジブラルタ生命インターン内容※名称(期間)夏季インターン(半日/1日開催)優遇内容・早期選考ルートに乗ったジブラルタ生命の企業研究(インターンレポート)はこちらから楽天カードインターン内容※名称(期間)1DaySummerCAMP(半日/1日)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った楽天カードの企業研究(インターンレポート)はこちらからみずほリースインターン内容※名称(期間)夏インターンシップ(2日間/3日間)優遇内容・続編のインターンに招待された・早期選考ルートに乗ったみずほリースの企業研究(インターンレポート)はこちらからみずほリースの志望者向けのLINEオープンチャットはこちら不動産、住宅、建設三井不動産インターン内容※名称(期間)サマーインターン/D(2日間/3日間開催)優遇内容・サマーインターン参加者限定で冬インターンの選考が行われる・ESと面接1回で決まる三井不動産の企業研究(インターンレポート)はこちらから三井不動産志望者向けのLINEオープンチャットはこちら住友不動産インターン内容※名称(期間)サマーインターン(2日間/3日間)住友不動産・参加者限定イベントに招待された(座談会など)住友不動産の企業研究(インターンレポート)はこちらから住友不動産志望者向けのLINEオープンチャットはこちら積水ハウスインターン内容※名称(期間)営業職インターン(2日間/3日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った積水ハウスの企業研究(インターンレポート)はこちらから積水ハウス志望者向けのLINEオープンチャットはこちら千代田化工建設インターン内容※名称(期間)夏季インターン(2日間/3日間)優遇内容・早期選考ルートに乗った・(本選考時に)webテストが免除された千代田化工建設の企業研究(インターンレポート)はこちらから千代田化工建設志望者向けのLINEオープンチャットはこちらコンサルアビームコンサルティングインターン内容※名称(期間)夏1dayインターン(半日/1日)優遇内容・(本選考時に)一次面接が免除されたアビームコンサルティングの企業研究(インターンレポート)はこちらからアビームコンサルティングの志望者向けのLINEオープンチャットはこちらデロイトトーマツコンサルティングインターン内容※名称(期間)サマーインターン(2日間/3日間開催)優遇内容(本選考時に)動画選考が免除されたデロイトトーマツコンサルティングの企業研究(インターンレポート)はこちらからデロイトトーマツコンサルティング志望者向けのLINEオープンチャットはこちら野村総合研究所(NRI)インターン内容※名称(期間)AEインターン(4日間/5日間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った野村総合研究所(NRI)の企業研究(インターンレポート)はこちらから野村総合研究所(NRI)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら日本総合研究所インターン内容※名称(期間)システム企画、PMコース(4日間/5日間)優遇内容・リクルーターがついた・早期選考ルートに乗った・(本選考時に)webテストが免除された・(本選考時に)グループディスカッションが免除された日本総合研究所(日本総研)の企業研究(インターンレポート)はこちらから日本総合研究所(日本総研)志望者向けのLINEオープンチャットはこちらIT、通信情報ヤフーインターン内容※名称(期間)バックエンド領域インターン(2week)優遇内容(本選考時に)一次面接が免除されたヤフーの企業研究(インターンレポート)はこちらからヤフー志望者向けのLINEオープンチャットはこちらNECインターン内容※名称(期間)SE職/金融部門インターン(4日間/5日間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・リクルーターがついた・早期選考ルートに乗ったNECの企業研究(インターンレポート)はこちらからNEC志望者向けのLINEオープンチャットはこちらNTTデータインターン内容※名称(期間)ワークショップ型4daysインターン(4日間/5日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った・(本選考時に)webテストが免除されたNTTデータの企業研究(インターンレポート)はこちらからNTTデータ志望者向けのLINEオープンチャットはこちらNTT東日本インターン内容※名称(期間)事務系インターン(半日/1日)優遇内容・リクルーターがついた・早期選考ルートに乗ったNTT東日本の企業研究(インターンレポート)はこちらからNTT東日本志望者向けのLINEオープンチャットはこちらコグニビジョンインターン内容※名称(期間)データ開発職インターン(半日/1日開催)優遇内容・続編のインターンに招待された・早期選考ルートに乗った楽天グループインターン内容※名称(期間)サマーインターンシップ(フィンテック)(半日/1日開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・続編のインターンに招待された楽天グループの企業研究(インターンレポート)はこちらから楽天グループ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら広告アイレップインターン内容※名称(期間)サマーインターン(2日間/3日間開催)優遇内容・早期選考ルートに乗ったアイレップの企業研究(インターンレポート)はこちらからアイレップ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら読売新聞東京本社インターン内容※名称(期間)記者職/記者カフェ(半日/1日開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った読売新聞東京本社の企業研究(インターンレポート)はこちらから読売新聞東京本社志望者向けのLINEオープンチャットはこちらADKインターン内容※名称(期間)PremiumInternship(4日間/5日間開催)優遇内容・早期選考ルートに乗ったADKの企業研究(インターンレポート)はこちらからADK志望者向けのLINEオープンチャットはこちら放送、出版、印刷TBSインターン内容※名称(期間)報道セミナー(2日間/3日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・続編のインターンに招待されたTBSの企業研究(インターンレポート)はこちらからTBSの志望者向けのLINEオープンチャットはこちら毎日新聞社インターン内容※名称(期間)記者職インターン(4日間/5日間)優遇内容・早期選考ルートに乗った毎日新聞社の企業研究(インターンレポート)はこちらから毎日新聞社志望者向けのLINEオープンチャットはこちら日本経済新聞社インターン内容※名称(期間)記者職インターン(2日間/3日間)優遇内容・早期選考ルートに乗った日本経済新聞社の企業研究(インターンレポート)はこちらから日本経済新聞社志望者向けのLINEオープンチャットはこちら凸版印刷インターン内容※名称(期間)1dayワークショップ(半日/1日)優遇内容・リクルーターがついた凸版印刷の企業研究(インターンレポート)はこちらから凸版印刷志望者向けのLINEオープンチャットはこちら人材、教育マイナビインターン内容※名称(期間)grow(半日/1日)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・(本選考時に)ESが免除されたマイナビの企業研究(インターンレポート)はこちらからマイナビ志望者向けのLINEオープンチャットはこちらネオキャリアインターン内容※名称(期間)insight(半日/1日開催)優遇内容・早期選考ルートに乗った,・(本選考時に)ESが免除されたネオキャリアの企業研究(インターンレポート)はこちらからネオキャリア志望者向けのLINEオープンチャットはこちらすららネットインターン内容※名称(期間)コンサルティング営業インターンシップ(8日間以上の長期間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)生活用品、消費財アイリスオーヤマインターン内容※名称(期間)営業職インターン(半日/1日開催)優遇内容・早期選考ルートに乗ったアイリスオーヤマの企業研究ページ(インターンレポート)はこちらからアイリスオーヤマ志望者向けのLINEオープンチャットはこちらニトリインターン内容※名称(期間)キャリアデザインコース(半日/1日開催)優遇内容・早期選考ルートに乗ったニトリの企業研究ページ(インターンレポート)はこちらからニトリ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら花王インターン内容※名称(期間)技術系インターン(8日間以上の長期間開催)研究職インターン(8日間以上の長期間開催)優遇内容インターン終了後、電話にて内々定を伝えられた花王の企業研究ページ(インターンレポート)はこちらから花王志望者向けのLINEオープンチャットはこちら小林製薬インターン内容※名称(期間)マーケティング職インターンWeb-CM企画コース(8日間以上の長期間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った・(本選考時に)1次面接が免除された小林製薬の企業研究(インターンレポート)はこちらから小林製薬志望者向けのLINEオープンチャットはこちらインフラ・エネルギー関西電力インターン内容※名称(期間)事務系総合職インターン(2日間/3日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・続編のインターンに招待された・リクルーターがついた・早期選考ルートに乗った関西電力の企業研究(インターンレポート)はこちらから関西電力志望者向けのLINEオープンチャットはこちら中部電力インターン内容※名称(期間)技術職インターン(2日間/3日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・リクルーターがついた・早期選考ルートに乗った・(本選考時に)ESが免除された中部電力の企業研究(インターンレポート)はこちらから中部電力志望者向けのLINEオープンチャットはこちら四国電力インターン内容※名称(期間)夏季技術系インターン(2日間/3日間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った四国電力の企業研究(インターンレポート)はこちらから四国電力の志望者向けLINEオープンチャットはこちら東日本旅客鉄道(JR東日本旅客鉄道)インターン内容※名称(期間)技術職インターンシップ(8日間以上の長期間開催)優遇内容・リクルーターがついた・早期選考ルートに乗った東日本旅客鉄道(JR東日本)の企業研究(インターンレポート)はこちらから東日本旅客鉄道(JR東日本)志望者向けのLINEオープンチャットはこちらINPEXインターン内容※名称(期間)石油・天然ガス開発の実習・仕事体験(2日間/3日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗ったINPEXの企業研究(インターンレポート)はこちらからINPEX志望者向けのLINEオープンチャットはこちらENEOSインターン内容※名称(期間)総合職インターン(2日間/3日間)優遇内容・早期選考ルートに乗ったENEOSの企業研究(インターンレポート)はこちらからENEOS志望者向けのLINEオープンチャットはこちら電機、重工業、精密機器村田製作所インターン内容※名称(期間)夏季実務実践型インターンシップ(2日間/3日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った・(本選考時に)webテストが免除された・(本選考時に)一次面接が免除された村田製作所の企業研究(インターンレポート)はこちらから村田製作所志望者向けのLINEオープンチャットはこちら富士電機インターン内容※名称(期間)事務系インターンシップ(2日間/3日間)優遇内容・早期選考ルートに乗った・(本選考時に)ESが免除された・(本選考時に)webテストが免除された・(本選考時に)一次面接が免除された富士電機の企業研究(インターンレポート)はこちらから富士電機志望者向けのLINEオープンチャットはこちら住友電気工業インターン内容※名称(期間)事務系3DAYS(2日間/3日間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)住友電気工業の企業研究(インターンレポート)はこちらから住友電気工業志望者向けのLINEオープンチャットはこちらソニーグループインターン内容※名称(期間)職種別インターン(8日間以上の長期間開催)優遇内容・早期選考ルートに乗ったソニーグループの企業研究(インターンレポート)はこちらからソニーグループ志望者向けのLINEオープンチャットはこちらコニカミノルタインターン内容※名称(期間)技術系インターンシップ(半日/1日)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・その他→座談会参加後、2月からの早期選考(ES・Webテ通過保証、1次面談免除)案内ありコニカミノルタの企業研究(インターンレポート)はこちらからコニカミノルタ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら川崎重工業インターン内容※名称(期間)事務2daysインターン(2日間/3日間開催)技術系3daysインターン(2日間/3日間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った川崎重工業の企業研究(インターンレポート)はこちらから川崎重工業志望者向けのLINEオープンチャットはこちらキヤノンインターン内容※名称(期間)仕事体験ワークショップ(半日/1日開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)キヤノンの企業研究(インターンレポート)はこちらからキヤノン志望者向けのLINEオープンチャットはこちらキーエンスインターン内容※名称(期間)理系学生インターンシップ(半日/1日開催)優遇内容早期選考ルートに乗ったキーエンスの企業研究(インターンレポート)はこちらからキーエンス志望者向けのLINEオープンチャットはこちら富士フイルムインターン内容※名称(期間)技術職インターン(2日間/3日間)優遇内容・早期選考ルートに乗った富士フイルムの企業研究(インターンレポート)はこちらから富士フイルム志望者向けのLINEオープンチャットはこちら化学、素材三井化学インターン内容※名称(期間)研究開発、サマーインターン(2日間/3日間開催)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗った三井化学の企業研究(インターンレポート)はこちらから三井化学志望者向けのLINEオープンチャットはこちらクラレインターン内容※名称(期間)事務系4daysインターン(4日間/5日間)優遇内容・参加者限定イベントに招待された(座談会など)・早期選考ルートに乗ったクラレの企業研究(インターンレポート)はこちらからクラレの志望者向けのLINEオープンチャットはこちらその他IKKホールディングス​​​​​​​​インターン内容※名称(期間)【初心者大歓迎!!】フォトグラファー体験(半日/1日開催)優遇内容・早期選考ルートに乗った・(本選考時に)ESが免除された・(本選考時に)グループディスカッションが免除されたIKKホールディングスの企業研究(インターンレポート)はこちらから​​​​夏インターンに参加するメリットここまで、内定に直結したり、選考優遇に繋がる夏インターンを62社紹介してきました。以下では実際に夏インターンに参加することによるメリットを紹介していきます。内定が出る選考に直結する本選考に向けた実践経験が積める業界や企業の向き不向きがわかる内定が出る企業によっては、夏インターンに参加した就活生の中で優秀な学生に内定を出すところもあります。というのも、企業はインターンや選考に多額の資金を投じており、優秀な学生に会うために欲しい人材の目星をつけるといった理由があるからです。そのため、これから先の伸びしろを感じた就活生には内々定を出すといった行動を取ります。選考に直結する上述した通り、インターン参加者はインターン非参加者よりも有利に選考を進められることがあります。仮に「このインターンは選考には一切関係ありません」と記述があったとしても、先程述べたように、優秀な学生と少しでも出会うために膨大な予算をかけてインターンを開催しています。そのため、選考に関係ないと言い切ってしまうことは出来ません。インターンで社員とコンタクトが取れていれば、OB訪問をさせてもらえたり、インターンに参加した就活生のみ特別フローとして選考の一部が免除されたり、リクルーターがついたりすることもあります。本選考に向けた実践経験が積めるインターンの選考で落ちてしまい、インターンに参加出来なくても落ち込む必要はありません。落ちたことで、自分に何が足りなかったか知ることができ、本選考に向けた選考対策が具体的にできるようになります。内定直結型でない場合は、インターン選考で落ちた企業にもう一度本選考でリベンジすることができます。もう一度自己分析や企業分析を行って本選考に臨みましょう。業界や企業の向き不向きがわかる夏インターンでは、入社後の実際の業務に即した内容をワークで行うことが多くあり、実際のワークを通して本やネットで得た情報だけでは分からないことまで知ることが出来ます。また、実際に社員や参加している就活生に会うことで、どんな人が多いのか傾向を知ることが出来ます。もし集まった人たちが合わないと感じた場合、業界もしくは企業との相性が合わない可能性もあります。自分の納得の行く答えを出すという面でも、夏インターンに参加することは重要です。まとめ本記事では、選考優遇のある夏インターンを業界別に62社紹介しました。夏インターンに参加することで優遇を得て内定を早めに1つでも獲得できていると、余裕を持ってその後の就職活動に臨むことが出来ます。これからしっかりとした選考対策を行い、インターンの切符を手に入れましょう。また以下では、25卒就活生が多く参加しているLINEオープンチャットを紹介します。選考優遇の情報など、就活情報をリアルタイムで交換したい方は以下のLINEオープンチャットへ参加してみましょう。インターンの締切・選考情報一覧や関連記事も掲載していますので、こちらもあわせてご確認ください。締切・選考情報一覧夏インターンシップ情報の詳細はこちら就活コラム記事選考対策 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私のキャリア選択。|フェイスブック ジャパン 佐藤太泰 私のキャリア選択。|フェイスブック ジャパン 佐藤太泰 楽天、家業、海外MBA、P&G、そしてFacebook。華やかで確かな経歴を歩むフェイスブックジャパンの佐藤太泰氏に「キャリアの選択」について話を伺いました。これからファーストキャリアを選択する就活生にとって、意思決定基準や長期的なキャリア選択のヒントとなれば幸いです。公式Twitterアカウント:@uzms_310参考記事:資生堂ジャパンがInstagram×雑誌の成果を可視化リーチ補完と重複接触によるシナジー効果参考記事:「Instagramは、我々にとってのマスメディア」:BOTANISTのInstagramフル活用戦略本記事のアウトライン◆日系企業と外資系企業。両社での勤務経験から感じること。◆「海外MBA」という選択◆3度の意思決定。何を基準に選んだのか。◆理想追求者であれ。◆最後に:”転職を視野に入れた就職活動”をするなら日系企業と外資系企業。両社での勤務経験から感じること。___佐藤氏は新卒で楽天に入社し、次に家業の印刷会社に入社する。その後、外資系消費財メーカーP&G、”GAFA”の一角であるFacebookへ籍を移し、現在はInstagramを中心とした仕事に従事する。様々な企業や環境での就業経験を経て、今思うこととは。日系企業と外資系企業の違いとは何か?佐藤:今回、このような機会を頂いてありがとうございます。私の経験やキャリアへの考え方がどこまで学生の皆さんにとって役立つかわからないですが、出来るだけ率直にお話しできればと思います。今日はよろしくお願いします。それで、質問の答えですが大前提として、日系と外資について「どちらが良い、優れている」という意見は特に持っていません。その質問に対する答えは個々人によって、またはその個人がその時々に置かれた状況によって異なってくる、と考えているからです。ですので、ここでは両者の良さを実体験をベースに、個人的な意見として述べていきますね。まず、違いについて。一般的にも言われることがありますが、外資系企業は自由度が高い傾向にあると感じます。ここで言う「自由」とは、”自分で決めないといけない”という意味だと思ってもらえればいいかも知れません。”何でもできる”の裏には大きな責任が伴います。外資系企業はまずこのあたりが顕著だと思います。実際に今勤めているFacebookでも目標や目標達成までのプロセスは自分で作成し、それを上司や周囲の同僚と合意形成をしてから仕事を進めていきます。会社から、もしくは上司から一方的に「あれをやれ、これをやれ」ということは殆ど言われません。___なるほど。P&Gでも同じだったのでしょうか?佐藤:大まかには似たようなものだったと思います。特に私が在籍したマーケティングの組織でも会社の方向性をグローバルレベル、地域レベルで把握しながら、向かうべき大きな方向性を意識しながらゴールを設定し、上司から承認を得るプロセスでした。従って、当事者意識といいますか「一つのブランドやビジネスレベルでのプロジェクトを自分が担当していく、自分が市場を作り、消費者の方々に受け入れてもらうマーケティングプランをつくる」という自覚が芽生えました。例えて言うならば『事業責任者』というポジションを渡される感覚です。だから確かに自由度は高い、けれどそれだけ責任も大きく伴う、といったところですね。___日系企業だと”ひとつのセクションを任される”感覚が強いと思いますが、外資系企業だと”ひとつの事業を任される”という感覚でしょうか。極めて経営者に近い感覚でビジネスが行われているんだと推察します。佐藤:あとは、多様性についても外資系企業は進んでいると感じます。ただ、ここについては多くの日系企業の多様化も進展していると思っており、私の在籍した楽天も現在は非常に多種多様な人材がいて、日本でも、世界でもダイバーシティが進んでいると聞いています。___確かにエンジニアの外国人採用などは近頃盛んですし、多様性を高める意図の有無を問わず、外国人採用に力をいれている企業は年々増えていますね。日系企業が外資系企業よりも進んでいると感じることはありますか?佐藤:会社へのロイヤリティをつくるのが上手と言いますか、チームビルディング力の優れている会社が多いのではないかと思っています。組織の結束が強いとも言えると思います。外資系企業は「プロフェッショナルな個人の集団」というイメージが強いかと思いますが、確かにそういう一面はあると思っていて、一枚岩になって取り組む、ということに関しては日系企業に巧者が多いと感じています。___いわゆる福利厚生面についてはどうでしょうか。一概に言えない部分は多々あると思いますが。佐藤:そうですね、企業によりけりなので一概には言えないですね。ただ一つ感じることとしては、外資系企業は、個のパフォーマンスの最大化という大義名分があれば支援を求めやすいと思うことはあります。制限されたリソースの中でがんばりなさい、というよりも「自分はこれがやりたい。会社のためにもやった方がいい。そのためには今のリソースでは不十分で新たに○○が必要です」ということが非常にオープンに言いやすいように感じます。前述の通りもちろん責任も伴うわけですが、個々人のパフォーマンス最大化のために企業側も最適化しようという意志が強い気がします。こう言ってしまうと、日系企業はそうではないのか?と思われそうですが、決してそんなことはなく。日系企業では「個人の成長」にコミットしてくれる会社がたくさんあると思っています。私が在籍した楽天でも、”自分という一人の人間”を見てくれてる、という有難さや、居心地の良さがありました。「限られたリソースの中でも一緒に頑張ろう。どう工夫できるか?を一緒に考えよう」というスタンスでサポートしてもらえたからこそ、制限された中でもとにかく行動して、結果を出す「実行力」を磨いてもらいました。若い時に先輩から厳しく、愛情を持って育ててもらえたのは私の人生において大きな財産となりました。「日系か外資系か」は結果論と傾向にすぎない。___冒頭でも仰ったように、一概には日系と外資系を語れないところはあると思いますが、それでも就活生は「日系か外資系か」という大きな2択で絞込みを行い、その上で企業選びをしている傾向はあると感じます。こちらについて何かアドバイスはありますか?佐藤:私も就活生の皆さんと話をさせてもらうことがあるのでわかるのですが、確かに「日系がいいのか外資系がいいのか」という切り口で選択をしようとしている学生は一定数いる気がしています。さきほども述べましたが、全体的な傾向がそこにあるだけで、日系がいいとか外資系がいいとかそういった議論をするのではなく、1社1社を見ていってその会社の内情をしっかりと知ることが大切になってくるでしょう。世間で言われるイメージ通りの自由闊達な外資系企業もあれば、旧態依然とした企業だってありますし、最近は日系企業でも本当に自由で、個々人が生き生きと自分で決断しながら働いている会社もたくさんあります。従って、強調すべきは「イメージに流されずに個社別に見ていくことが大切」ということだと思います。私自身も「日系か外資か」という切り口で取捨選択をすることはあまり推奨していません。「海外MBA」という選択___佐藤氏は家業の印刷会社に転職後、海外MBA取得に向けた準備を始める。周りの人間は「絶対に無理だ」と猛反対したそう。それでもMBA取得に向けて2年という時間を費やし、晴れてサンダーバード国際経営大学院に入学する。そこまでして佐藤氏を駆り立てたものとは。そして、そこまで佐藤氏を魅了した”海外MBA”とは。当時28歳。英語も話せない中、海外MBAへの挑戦を決意。___海外MBAに挑戦しようと思った理由を教えて下さい。佐藤:恥ずかしいですが、一言で言うならば、「憧れと好奇心」です。最初のきっかけは楽天時代。当時、私は広告の営業をしていました。そのときの1社がP&Gで、先方の担当者の方々に非常にお世話になったんです。その過程で一緒に仕事をする中で衝撃を受けることがたくさんありました。楽天にも勿論、素晴らしく優秀でお手本にしていた先輩はたくさんいました。しかしP&Gで新たにそれまで出会わなかったようなタイプの人とお仕事をさせてもらう中で、いつかはグローバルなP&Gのような会社で仕事がしたいな、と思うようになりました。二つ目は、当時の楽天はちょうど変革期でベンチャーから大企業への変貌を遂げようとしていました。そこで海外ビジネススクールを卒業したMBAホルダーを採用し始めたタイミングでした。運よくそのうちの一人の方とお仕事をさせてもらう中で、また多くの刺激を受けるんです。そこで、その人に色々話を聞いたら、どうやら海外MBAっていうものがあるらしいと。そこでは「経営を座学と実践の両方で学び、尚且つ英語で外国人と議論して日々自分のバリューは何か?を問われ続ける。その中でビジネス力と人間力の両方を磨けるチャンスがある。」ということを教えてもらいました。そこから興味を持って、社外のMBAホルダーを紹介してもらったり、調べたりする中で「憧れと好奇心」を強く持ちました。気づいたら、アメリカに渡ってて、現地の大学院を回って授業に飛び入り参加させてもらって、英語も全く話せないのに「もう自分の居場所はここだー」って勝手に結論づけていました。笑___憧れや好奇心だけで海外MBAを取得できるとはなかなか思えないのですが、苦労や挫折はなかったのでしょうか?佐藤:苦労や挫折しかなかったですよ。元々勉強は得意ではなかったですし、英語なんて一切話せない。なんなら、私は青山学院大学を卒業しているんですが1浪してなんとか入学できたレベルですし、大学時代もバンド活動とアルバイトばかりしていて全く勉強もしてなかったので、もう本当に大変でした。海外MBAの入試に合格するための勉強期間は2年ほど費やしましたし、その間は家業の印刷会社でリストラや新規事業の開発をしながらだったので、精神的にどうにかなりそうでした。苦笑MBAに合格する前の最後の半年は一人でアパートを借りて外部との連絡もシャットアウトしてひたすら勉強していました。余談ですが、追い込みのためにMBA予備校のすぐ近くにアパートを借りてたんですが、そこのアパートは騒音とかに厳しかったので英語のリスニングをするときは近くの公園でしてました。深夜の公園でひたすら英語を聴きながら、その英語を真似てブツブツつぶやく。何度か職務質問も受けました。笑___サンダーバード国際経営大学院での2年間はいかがでしたか?佐藤:受験勉強の2年間は大変でしたが、入学してからも大変で。細かな話は割愛しますが、英語がとにかく話せない状態で渡米したので、先生が話してることすら聞き取れませんでした。すると理解のフェーズにいくのは授業が終わってから。なので、授業が終わってからが勝負みたいなところがあり、四六時中勉強していました。ただ、最高の出会いと学びがあったことは間違いなく言えます。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、人生のステージがそこで変わったような気がしますね。視界が開けたと言いますか、MBAに行ったことで世界中の猛者と議論し、時には喧嘩もしてお互いを理解し合う、ビジネスプランを作る、発展途上国に行って現地企業をコンサルする、などの経験は本当に貴重なものでした。当時の仲間とは今でも頻繁に連絡を取り合っています。「MBA」は"キャリア"という料理に深みを持たせるスパイス___MBA取得後のキャリアはどう変わりましたか?佐藤:まず、運よく憧れていたP&Gに入社することができた、という結果だけを見ても非常にポジティブに働いたんじゃないかな、と思っています。ただ、「MBAがあったから」入社できたというわけでは一切なく、それまでの経験やそこから得たものなどを評価されての入社でした。よくMBAをキャリアにおける魔法のようなものだと思っている人がいますが、あくまでスパイスのようなものにしか過ぎません。当然ですが、MBAがあればスーパーマンになれる訳でもありません。残念ながら一部の経営者の方には「MBA卒の人は頭はいいんだけど、企業では使い物にならないんだよね、、、」という評価を受けていることも事実としてあるかと思います。もし今後、留学を検討している人がいればこのあたりは漠然としたイメージではなく、正しい認識を持って欲しいと考えています。MBAを取った後、何をしてどんなビジネスパーソンになるのか?どこでどんな風に活躍したいのか?その為には自分はどこのビジネススクールで何について勉強して、どんなネットワークを構築した上で卒業するのか?というビジョンがあると留学生活が活きてくると思います。とはいえ、僕自身が最初は「手段が目的化していた状態」で海外MBAに行くことを決めた節もあるので、よくわからない時は直感に従って”手段が目的化しててもいい”と自己認識して、やり抜けるのであればそれはそれで良いのではないかな、とも思っています。実を言うと僕の場合は楽天を辞める時に周囲に「僕は絶対にアメリカでMBAを取って帰ってきます。(当時の)TOEFLの合計点が120点中26点だけど、目標は達成してきます」と宣言しちゃってたので、後に引けなかっただけというのもありますが。笑3度の意思決定。何を基準に選んだのか。___新卒時の楽天入とMBA取得後のP&G、そして現職であるFacebook。それぞれの入社理由はどのようなものだったのか。どのような意思決定の元下されたのか。Goalに対して”今何が必要か”が意思決定をするベースになる佐藤:広義的には意思決定基準は新卒のときから変わらずで、「事業を創り、世界で勝負できる人」になるためには?が根底にあって、そのとき考えられるベストな選択を選んできたのだと考えています。楽天を選んだ理由は、「新卒として働く上で、圧倒的な成長ができる環境だと判断した」からです。私は大学3年生の時から楽天でアルバイトをさせてもらっていたのですが、もう社員さんの目つきとか勢いが他の会社のそれとは明らかに違いました。さらに、アルバイトなのに最前線における重要な仕事をバンバン任せてくれる。そこに対して先輩が真剣に指導してくれる、そんな環境がありました。将来的に事業を生み出し、伸ばしていくためには、まずは現場力を磨かないといけない、と考えて楽天に入りました。当時はライブドア事件などもあったりして、IT企業に対する世間の風も冷たいタイミングだったのですが、逆に先輩方や新卒同期でさえも「絶対に日本を代表する企業にしてみせる」と一丸になっていました。今考えたら「どんだけ熱い会社なんだ」と。笑家業の印刷会社への入社理由はシンプルで「経営側に入れる」からです。上述のように、営業職としての成長を実感する過程で「経営」の仕事にパッションを持ち始めていました。そこで、最初はベンチャー企業の経営企画室などの面接を受けたりしましたが、その時に父親から「経営がやりたいんだったらウチでやってみろ」とチャンスをもらいました。しかし、これは事業承継あるあるだと思うんですが、社長である父と衝突してしまうんです。当時は私も若かったですし、楽天という”時代の最先端をいく会社”にいたという気持ちの奢りがあり、尖ってたんだと思います。経営のトップである父と私の関係に亀裂が入ってしまい、これでは肝心の社員が路頭に迷ってしまい会社として成り立たないと考え、道半ばで退職を決意しました。完全に自分のミス、失敗でした。同時に「海外ビジネススクールに行き、成長して、いつか必ずこの失敗を乗り越えたい」というモチベーションがそこでまた形成されました。一気にスイッチが入った感覚があったのを覚えています。___楽天で現場を、ご両親の経営される印刷会社で経営を実践されて、その後サンダーバード国際経営大学院に入学されるわけですが、P&Gへの入社理由はいかがでしょうか?元々「憧れ」というバイアスが掛かっているとは思いますが、それだけではないと思いまして。佐藤:サンダーバードの授業の一貫で色んな国でプロジェクトをさせてもらいました。現地の企業や海外進出を目論む米国企業に変わって、アフリカや東南アジアの国々で事業開発をしてくる内容でした。そこで多くの海外の人、それも途上国の方々と接することができました。現地で感じたこととして、彼らは日本に対して高い期待感がありました。日本の文化、日本の製品やブランド、そして日本人に対して評価が高かった。そして「日本人にもっと進出してきて欲しい。日本人に雇われたい、と考えてる人は沢山いる」と教えてもらいました。一方で、日本にはグローバル展開できているブランドが大企業の一部に限られている。新興ブランドは皆、中国や台湾やアメリカから来る。その理由を色々調べていると、技術力ももちろんそうですが、マーケティングに課題があると考えました。要するに、素晴らしい技術や人材がいてもマーケティングで苦労している日本企業が多いんじゃないか、と。今後自分の力で事業を生み出し、世界展開させるにはマーケティングを学ばないといけないと考えていました。そこで、グローバルマーケティング企業として有名なP&Gがやはりベストなのではないかと考えました。___そこからFacebookにはどういった経緯で入社されたんですか?佐藤:まず、P&Gを辞めようと思った理由は、いよいよ自分で会社をやろうかな、と考えていた時にちょうどP&Gで尊敬していた元上司が卒業することになったからです。P&Gでは最高の学びを得ることができました。また、元上司からは幸運にも半年間毎日1時間ほどマーケティングについてみっちりと教えてもらいました。そして、多くの超優秀な人たちと現場での実践を通じてマーケティングの楽しさ、難しさを叩き込んでもらえました。ただ、辞めてから事業の立ち上げをしている時に正直不安なところがあって。そんなときにフェイスブックジャパンの代表を勤める長谷川に会い相談させてもらいました。そこで「もっと成長できる余地があるんじゃないか。Facebookにはそんな環境が整っているから一緒に大きなインパクトを残そう。」という言葉をもらうことになり。長谷川は、個々人のビジョンに寄り添ってくれて自分でも気づいていない「成長の機会」を一緒に探ってくれる、尊敬できるリーダーです。もう一度インターネットの世界に戻り、事業を興したいという私のビジョンとも合致し、お世話になることに決めました。___意思決定をするに際しての軸となるものは変わらないが、その時々において必要と思うものを確実に手中に収めていらっしゃるように思いました。佐藤:そんなことはなくて、実際は毎日必死ですが、思うことは最終的な目標に対して、今何が必要なのかを明確にすることが大事だと思います。柔軟に、でも目標をしっかり立てて逆算する。その目標はしっかりと自分に中でクリアしていく、ということが大切なことだと思っています。ロジックだけでは決められない___ここまで非常に合理的な判断の元、意思決定をされてきている印象があります。佐藤:もちろん合理的な判断だったとは思っています。ただ、実は、最後の最後は”直感”で決めるようにしていて。ここまでの話を覆すようなこと言うようですが。私の考えですが、直感には”根拠”があると思っています。どういうことかと言うと、直感というのは親や友人、仲間とこれまでの人生を過ごす中で育んできたもので、そこには必ず「本質」が含まれているのではないかと。言葉にはできないけど、自分的に「ピンと来る」「ピンと来ない」という感覚は実は非常に大切だと思っています。余談ですが、私が尊敬するマーケターや経営者の方もロジックと感性の融合が非常に上手というか、それらを含めたビジネスセンスが抜きん出ている人が多いように感じています。大前提として、ロジックは有能です。有能ではありますが、あくまで一つの判断材料に過ぎないので、そこに頼りすぎるのはリスクだと思っています。理想追求者であれ。____輝かしいキャリアを歩んできた佐藤氏。ここまでのキャリアを通じて佐藤氏が思うこととは。理想の高さは自己投資規模に繋がる___佐藤さんの経歴を見て、憧れを持つ学生は多いと思います。ここまでのキャリアを築けることができた最たる理由は何でしょうか?佐藤:大前提として、「理想を高く掲げてきたこと」がすべてのはじまりだと思っています。自分の身の丈に合わない理想を常に持っていた、というのがスタートポイントです。そして2番目は行動すること、チャレンジすることだと思います。なぜなら、理想が高く、しっかりと行動すると必ず挫折や失敗が付いて回ります。その挫折や失敗することが成長のエンジンになる。なぜできなかったのか、どうすればできるようになるのかを考える。その課題に向き合って、そして自己投資をして、スキルを磨いていくことが非常に重要で。「理想の高さ」=「どれだけ自分に投資するか」ということに繋がると思っており、その投資に対してのリターンを実績やキャリアとして得ていくイメージです。念の為ですが、自己投資とはお金をかけるだけではなく、勉強する、できなかったことを出来るようにするイメージです。失敗してヘコんでる時に、友達と居酒屋で飲みたい気持ちをちょっとだけ押さえて、図書館に行って読書する、など。結局はその積み重ねなんじゃないかなと考えています。___なるほど。理想を高く掲げる上で大事にしたいことなどはありますか?佐藤:「理想を高く掲げる」ことで柔軟さを失うケースがあると思っています。「○○をやる」と決めてしまったが故に、その最短距離だけを選ぼうとしてしまうこともあります。これ自体は否定しませんが、急がば回れという言葉もあるように、ときには遠回りをしてみたり、寄り道をしてみるということも大事なんじゃないかと思っています。「理想を実現する」というゴールに対してのルートや選択肢は複数持ってもいいと思います。直線を選んだり曲線を選んだりする中で、また違った経験がきっとあるはずで、それすらも楽しんでいけたらいいなって思っています。最後に:”転職を視野に入れた就職活動”をするなら___常にハイレベルな環境で活躍されてきた佐藤氏。業界や職種は違えど、ここまで活躍できたその背景にあるスキルとは。1社目で身に付けたい、3つのスキル___就活段階で既に「転職」を視野に入れた活動をする学生が一定数増えてきていると思います。「転職を前提とした」就活生にアドバイスをするならば、どういうお話をされますか?佐藤:どんな会社に行ったとしても、3つのスキルを身に着けて欲しいなと思います。それは、コミュニケーションスキル/ストラテジック・シンキング/リーダーシップです。コミュニケーションスキルというと非常に曖昧だと思いますが、要は対人折衝力を培って欲しいと思います。当たり前ですが、どんな会社でどんな仕事をするにも人と人のやりとりは必ず生じますし、これなくして物事は進まないので、今一度大事にしてほしいなと思っています。特に大事なことは「相手が何を考えているのか?何を意図してその発言をしているのか?何を想っているのか?」に耳を傾け、しっかりと理解することです。ストラテジック・シンキング、つまり戦略的思考についてはシンプルにお伝えすると「どうすればうまくいくのか?」という思考を絶やさずに持ってほしいなと思います。フレームワークなども多々ありますが、まずはそういったものに頼るのではなく、自分の頭でしっかりと思考すること。思考の奥行きや幅を広げるには論理とアートの両方から物事の本質を思考し続けるしかなく、フレームワークはあくまでそのプロセスを助けてくれる一つのオプションでしかないと思っています。リーダーシップは、部下に対してという狭小的な意味ではなく、上司や先輩をも動かせる能力を身に着けて欲しいという意味合いで考えています。ビジネスシーンでは自分がリーダーのプロジェクトに先輩や上司がそのプロジェクトメンバーとしている、ということもよくあります。社会の構造が複雑化し、ダイバーシティも拡大し続けるこれから先の社会ではこのリーダーシップ力が益々大切になってくるので、ぜひ皆さんにはこのスキルを磨いて欲しいと思っています。これらは専門的なスキルではなく、いわゆるジェネラルスキルなので、どこにいっても活用できます。専門性の下地になるスキルだからこそ、若い時にしっかりと向き合ってみてほしいです。 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