自己分析完全版!やり方11選・目的・いつやるべきか・志望動機への活かし方までを徹底解説

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最終更新日:2025年11月10日

自己分析完全版!やり方11選・目的・いつやるべきか・志望動機への活かし方までを徹底解説

自己分析

 この記事の監修者 

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     有馬恵里子さん
     国家資格キャリアコンサルタント
     NC Harmony所属


キャリアの主人公は他の誰でもなくあなた自身です。内定をゴールに見据えた就職活動ではなく、これから長く続く社会人人生のスタートを切るための助走期間として、就職活動をぜひ有意義に進めてください。 プロフィール詳細はこちら

自己分析の全体像

  • ​自己分析のやり方
    モチベーション・マインドマップ・SWOT分析・自分史・16personalitiesなどの自己分析のやり方を紹介しています。
  • 自己分析ツール自己分析テスト
    「適職」や「性格」を診断するのに役立つ、自己分析ツールや自己分析テストを紹介しています。
  • 自己分析シート
    手順に沿って設問に回答するだけで自己分析を進めることができる自己分析シートを紹介しています。
  • 自己分析に役立つ本
    本(書籍)を読んで自己分析を進めたい方向けに、自己分析として読まれる代表的な本をご紹介しています。
  • 自己分析に役立つ質問
    幼少期~大学までの年代別質問や『メモの魔力』を用いた、自己分析に役立つ質問を紹介しています。

自己分析とは

就活における自己分析とは

unistyleでは自己分析の定義を「過去の経験から、今の自分を形成している価値観、強み・弱み、思考を理解すること。またそこから将来のなりたい像を明確にすること。」と定めています。

例えば、進路を選ぶ時に何を基準に選んでいたか、なぜその部活動を選んだのか、なぜその部活を続けられたのか、続けられなかったとしたらそれは何が理由だったのか。感情が揺さぶられ嬉しくなったり悔しくなったりするのはどんな時だったか。

上記の様に自分自身がこれまでにどのような経験をしてきて(スペック)、どのような感情が結びついていたのか(モチベーション、価値観)、を分析することと言えるでしょう。

自己分析を行うことにより「仕事選びの軸」「自分自身のこと」を見つけることができます。

この2つは就活を進める上で多くの企業で問われるため、簡潔に分かりやすく伝えられるように自分自身がきちんと理解できていることが重要です。

また、分析結果を元に客観的な視点を持つことで、自己PRや志望動機などの回答が具体的で説得力のある内容になります。

自己分析を行う目的・メリット

自己分析を行う目的・メリット

自己分析は何のために行うのでしょか。就活を行う目的から考えてみましょう。

そもそも就活の最終的な目的は「志望企業から内定を獲得すること」です。志望企業から内定を獲得するためには、エントリーシートや面接での回答の質を上げ各選考フローを突破していかなければなりません。

自己分析を行うことで、自分の強み・弱みや価値観・思考が分かります。それらがわかることで、まず「企業選びの軸」が明確になり、自分に合っている企業や職種を選ぶことが出来るようになります。

また、自分の価値観や性格、強み、弱みを知る過程で、自分の特徴を言語化することができ、自分のことを全く知らない人にも「自分はこんな人間です。」とわかりやすく伝えることができるようになります。

つまり自己分析を行う目的は以下の2点を明確にすることになります。

  • 企業選びの軸を明確にすること(=志望動機)
  • 自分の価値観や性格、強み、弱みを知ることで、自分のことを他人にわかりやすく伝えられるようにすること(=自己PR、ガクチカ)

就活生の中には、自己分析の目的を「やりたい仕事を見つける、自分の人生の軸を見つけるため」と考えてしまい、時間がないにも関わらず終わりのない自己分析を行い、本質である内定を獲得するための自己分析が行えていない就活生もいるようです。

自己分析は必ず就活期に行うものではありません。自分を理解するという作業は人生のどのタイミングでも必要なことであり、完成することはありません。

今回は就職活動の自己分析と割り切り、あくまで自己分析は内定獲得という最終目的のために行うものであり、その一手段として自己分析を行うという認識を持ちましょう。

自己分析はいつまでにやるべきか?

自己分析はいつまでにやればよい?

自己分析をやり始めるタイミングは結論、なるべく早く取り掛かるべきです。早いに越したことはありません。

自己分析をやり始めるタイミングは明確に定められていません。そのため、「このタイミングでやるべき!」というものも特にないと考えています。

しかし、就活の早期化が進んでいる昨今、サマーインターンの選考前に自己分析に取り組んでおくと、今後の就職活動をよりスムーズに進められることは確実でしょう。

インターンの選考でも志望動機・ガクチカ・自己PRを中心に質問されることが多くあります。

サマーインターンの段階からしっかりとした自己分析を行っている就活生は少なく、早期から取り掛かることができればそれだけ周囲の就活生に差をつけることができます。

また、就活を通してインターンに参加し他の就活生と意見を交わしたり、各企業の採用担当者の考え方を知ることで徐々に変わっていくこともあります。

絶対的に正しい自己分析はないので、期間をおいて自分の自己分析を見返していくことでより精度の高い自己分析を行うことが出来るのではないでしょうか。

自己分析は何をどこまでやるべきなのか?(自己分析のゴール)

自己分析は何をどこまでやるべきなのか?(自己分析のゴール)

自己分析の目的は、①企業選びの軸を明確にすること(=志望動機)②自分の価値観や性格、強み、弱みを知ることで、自分のことを他人にわかりやすく伝えられるようにすること(=自己PR、ガクチカ)です。

そのため、端的に言うと、上記2点の目的を達成できれば自己分析は完了ということになります。

では、何をどのように進めることで①企業選びの軸が明確になり②自分のことを理解できるようになるのか、各ステップに分解して解説します。

あくまで一例に過ぎませんので、自身の必要に応じてどのように進めていくか考えてみてください。

ステップ①:経験の書き出しとモチベーションの整理

まず、経験の書き出しとその活動におけるモチベーションが何だったのかを考える必要があります。

ESでは、経験そのものについて問われることが多いですが、面接では「なぜその活動をしようと考えたのか」など、当時何を考え行動をしていたのか、あなた自身の内面について問われることが多いです。

そのため、動機とモチベーションに関する下記2点については必ず考えておきましょう。

  • なぜその活動をしようと考えたのか(動機)
  • なぜその活動を続けることが出来たのか(モチベーション)

「なぜ?」を繰り返すことでより深い振り返りを行うことが出来ると思います。

また、基本的には大学時代の経験のみで十分ではありますが、余裕がある方は小中高時代の経験についても書き出してみましょう。面接で問われるかどうかは置いとくとして、自分の小中高時代の経験を振り返ることは、自分自身でも気が付いていない志向や傾向を知るきっかけにもなり得ます。

ステップ②:経験を通して得た学び・能力のピックアップ

続いて、経験から自分がどのような学びや能力を身に着けることが出来たのかを考えましょう。

上記の動機やモチベーションがその経験を行う前の話であるのに対し、こちらは経験後の自分自身の変化に関するものです。

これは、自分自身が経験からどのような学びを得て、次の経験に活かしているかを振り返るために行うものです。いわば、経験同士の繋がりや関連性を見出し、自分自身の強みや弱みを明確にするものといえます。

一見それぞれの経験に関連性がないように思えても、その経験を通じて発揮できた自分自身の強みや特徴には何らかの関連性があることが多いです。その時点では気が付かなくても、後に振り返ってみると新たに見えてくるものも多いでしょう。

ステップ③:上記2つと企業で成し遂げたいことの紐づけ

最後に、上記2点と企業で自分が何を成し遂げたいのかを紐づける必要があります。

これは、自己分析というよりも志望動機の対策といえます。過去の経験に基づいて、今後何をしていきたいかを述べることが出来ると説得力が増すことは間違いありません。

これだけでは、イメージが湧きにくいと思うので以下に例を示します。

サッカーサークルのメニュー計画担当として、学内対抗戦優勝に導いた(経験)
 ▼
個人としての技量の向上や得点よりも、チームとして一つの大きな目標を達成したことに強く喜びを感じた。(モチベーション)

目標に向かって周りを巻き込みながら完遂する力がついた。(強み)
 ▼
社会に出てからも、個人としての成果ではなく、それぞれが違う役割からチームとして働く仕事がしたい(企業に求めること)

このように、経験からモチベーションや強みを抽出し、それを企業に求めることと結び付けることが出来ると論理的な志望動機を作り上げることが出来ます。

時間の流れを意識しながら自己分析を行うことで、①企業選びの軸が明確になり②自分のことを理解できるようになり、ESや面接での回答の質を上げることが出来るでしょう。

自己分析のやり方

自己分析のやり方:モチベーショングラフ

ここでは、自己分析の中でも特におすすめのやり方11選をご紹介します。

  • ①自分史:自分の幼少期から現在までを年表のようにしてまとめたもの
  • ②モチベーショングラフ:過去の出来事を時系列で表し、各フェーズにおけるモチベーションの上下の揺れをグラフで表現したもの
  • ③マインドマップ:自分の頭の中にある考えを蜘蛛の巣状に書き出し、マップ(地図)のようにしたもの
  • ④書籍:自己分析の手順が丁寧に記載されている書籍
  • ⑤自己分析ツール:強み・長所・弱み・短所のヒントを得ることができるツール
  • ⑥他己分析:(ジョハリの窓)他人が自分の性格や長所・短所などを客観的に分析すること
  • ⑦SWOT分析:企業や事業の現状分析をするときなどに使うフレームワークを用いて分析すること
  • ⑧キャリアアドバイザー:就職エージェントなど
  • ⑨過去の出来事を「なぜ?」と深掘りする:自己分析シートを活用する
  • ⑩16personalities:45か国で使用されている診断ツール
  • ⑪Will Can Must のフレームワーク:自己分析を深めるために有効な手法

自己分析のやり方は数多くあり、それぞれのやり方にはメリット・デメリット(時間がかかる等)があります。

おすすめのやり方11選をご紹介しましたが、自身に合ったやり方で自己分析を実践してみるのがよいでしょう。

自己分析ツール(アプリ・テスト)

自己分析ツール(アプリ・テスト)

自己分析ツールをアプリ・テストに分けて紹介します。

アプリ

  • ​自己分析ができるおすすめアプリ(1)ミイダス
  • 自己分析ができるおすすめアプリ(2)COLOR INSIDE YOURSELF

テスト

  • ​自己分析ができるおすすめテスト(1):エニアグラム
  • 自己分析ができるおすすめテスト(2):ストレングスファインダー
  • 自己分析ができるおすすめテスト(3):SKIT 能力診断
  • 自己分析ができるおすすめテスト(4):適性診断MATCH plus
  • 自己分析ができるおすすめテスト(5):リクナビ診断
  • 自己分析ができるおすすめテスト(6):ポテクト
  • 自己分析ができるおすすめテスト(7):キャリタスQUEST
  • 自己分析ができるおすすめテスト(8):適職診断NAVI
  • 自己分析ができるおすすめテスト(9):16Personalities

自己分析ツールは、「適職」や「性格」を診断するもの、「長所や強み」を診断するものなど様様な種類のものがあります。自己分析を実施する際には、自身の目的に沿ったツール(アプリ・テスト)を採用するようにしましょう。

自己分析シート

自己分析シート

「自己分析シート」 とは、フレームワークが予め用意されており、手順に沿って設問に回答していくことで、自分で効率的に自己分析を進めることができます。

自己分析シートを用いるメリット

​​​​​​①考えた内容をわかりやすく整理出来る
②過去の経験を振り返るきっかけになる

また、自分史・モチベーショングラフ・深掘り・SWOT分析・他己分析を実施できる、unistyle特製自己分析シートを配布しています。是非ご利用ください。

自己分析に役立つ本(書籍)

自己分析に役立つ本(書籍)

自己分析を行うために本(書籍)を読むことも非常に効果的です。

ただし、注意点として①本を読んだだけでは自己分析が完結しないこと(本を読んだだけで満足してしまう)②自分のフェーズ(就活の選考段階)に合った本を見つけることが難しいこと、が挙げられます。

今回は自己分析として読まれる代表的な本をご紹介します。

  • ​『就活が面白いほどうまくいく 確実内定』
  • 『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ』
  • 『あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析』
  • 『2025年度版 エントリーシートと自己分析をひとつひとつわかりやすく』
  • 『就活 自己分析の「正解」がわかる本』
  • 『受かる!自己分析シート』
  • 『絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方』
  • 『考えるシート』
  • 『就活必修!1週間でできる自己分析2026』
  • 『誰でも履修履歴と学び方から強みが見つかる あたらしい「自己分析」の教科書』
  • 『マイナビ2026 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド 自己分析適職へ導く書き込み式ワークシート』
  • 『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版 ストレングス・ファインダー』
  • 『9つの性格エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係』
  • 『「やりたいこと」が絶対見つかる自分理解ワークBOOK』

どんな本であれ、本を読むには時間がかかります。1冊読み終えたにも関わらず自己分析の参考にならなかった、ということがないように、自身の就活フェーズや自己分析の進捗具合に応じて、適切な本(書籍)を選ぶようにしましょう。

自己分析に役立つ質問

自己分析に役立つ質問

自分の過去の経験をもとにそのときに感じたことを振り返ってみることは、将来のことを考える上でとても重要です。

以下で年代別質問の中でも最も直近である"大学"時代に関する質問例をまとめています。

【自己分析】大学に関する質問項目

(1)一番嬉しかった(楽しかった)出来事は何だったか。それは何が良かったのか。
(2)一番イヤな出来事は何だったか。それは何が嫌だったのか。
(3)最も注力したことは何か。なぜがんばれたのか。
(4)何のゼミに入ったのか。それはなぜか。
(5)バイトでの印象深い出来事は何だったか。
(6)1人でいることが多かったか、複数人でいることが多かったか。
(7)何か自慢できる出来事はあるか。
(8)大きな失敗の経験はあるか。

上記の他にも、、SHOWROOMで有名な前田裕二さんが出している『メモの魔力』も自己分析進める質問として非常に効果的です。

幼少期・小学校・中学校・高校・大学までの年代別質問と『メモの魔力』での質問を活用して自問自答を繰り返すことで、自己分析を進めることができます。

自己分析の注意点

自己分析の注意点

自己分析は、自分自身を深く理解するためのものです。
他人に良く見られたいという気持ちから、自分を繕った内容を書いてしまうと本当の自分の姿を見失ってしまいます。

以下では自己分析をやる際に注意しておくべきことについて解説します。

弱み・短所などのネガティブな部分も考える

自己分析では弱み・短所などのネガティブな部分を考えることも重要です。

弱みを認識した上でどう行動しているか、弱みを強みでどうカバーしているかを伝えることで自分をしっかりコントロールできている印象が与えられます。

就活では弱みや短所に加え「挫折した経験」や「失敗した経験」を問われることもあります。そのような質問に対し、的確に答えるためには自己分析でネガティブな部分も理解しておく必要があります。

「自分」だけでなく「企業」視点(企業が求める人物像)も持つようにする

自己分析だけでなく、ESや面接の選考段階でも企業視点を持つことが重要です。

経験から導かれた強みを考える際には、企業が求める人材と合致するかを考慮する必要があります。すなわち自分の内面のみで自己分析を完結させるのではなく、企業側の視点も同時に持ちながら考えていく必要があるということです。

したがって、自分の内面のみで自己分析を完結させるのではなく、企業のことも調べて、企業が求めている人物像と自分の共通点を見つけることが大切です。

「想い」だけでなく「経験」も考慮するようにする

自己分析では感情だけでなく経験も重要です。志望動機などでアピールする能力の裏付けとして経験を述べる必要があるためです。

きっかけとなる経験のない回答は根拠が無いため、採用担当者に伝わらない可能性があります。

「海外で働きたい」「新規事業に携わりたい」という希望だけが先行し、具体的な経験に基づかない自己分析にならないよう、過去の経験を丁寧に振り返り、自身の強みや適性をしっかりと見極めることが大切です。

「インプット」だけでなく「アウトプット」も行うようにする

こちらは自己分析自体の注意点とはやや離れますが、「自己分析が出来た=内定」という訳ではない点も認識しておきましょう。

自己分析は経験の把握など一人で考え抜けばやり切れる面も多いですが、実際に内定を得るには選考慣れや面接慣れといったアウトプット能力を高めることも必要になります。

自己分析が完了したら、それを実際に面接で話し、自分のことを伝えられるか挑戦してみましょう。

自己分析結果を志望動機作成に活かす方法

自己分析結果を志望動機作成に活かす方法

下記では、志望動機の作成を例に自己分析結果を活かすステップを紹介します。

自己分析結果を志望動機に活かすためのステップ

(1)自己分析で自分の強み・弱みや価値観などを過去の原体験とセットで整理する
(2)企業選びの軸を明確にする
(3)企業選びの軸に基づき志望企業を探す
(4)志望企業と企業選びの軸との共通点をまとめ志望動機を作成する

まず(1)では、自分の強みや弱み、価値観を過去の経験とセットで洗い出し整理します。次に(2)は、(1)で整理した内容をもとに将来実現したいことを設定し、そこから逆算して企業を選ぶ上で重視する軸を洗い出します。

(3)では、実際に就職活動の軸に合致する企業を選定していきます。(4)では、企業選びの軸とその企業の共通点を整理しておくことで、なぜその企業でないといけないのかという理由が明確に伝わり面接官にも説得力のある説明をすることができます。

まとめ

自己分析のまとめ

今回は自己分析について、自己分析とは何か・目的・何をどこまでやるべきか・やり方・ツール(アプリ・テスト)・シート・本(書籍)・質問・注意点・志望動機への活かし方などを網羅的に解説しました。

自己分析を行うことで、企業選びの軸を決められるようにな、ES・面接での志望動機・自己PR・ガクチカなどの質問に回答できるようになるため、志望企業の内定を獲得するためには不可欠です。

自己分析の全体像を理解できたら次は「自己分析のやり方」の中から、気楽に取り組めるものから実践に移してみましょう。

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