【楽天の面接過去問40選】就職活動での頻出質問と選考意図とは

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最終更新日:2023年11月01日

本選考とインターンの締め切り情報

日本を代表するIT企業・楽天。

本来の中核事業「楽天市場」から裾野を広げ、現在は「楽天銀行」をはじめ、「楽天証券」「楽天カード」など金融領域でも大きなプレゼンスを持っています。

今回は、実際に選考にチャレンジした方々の話をもとに、同社の面接での質問内容をリストにまとめました。

参考:楽天のエントリーシート・選考情報

→unistyle上では三井住友海上の選考対策記事から内定者ES、面接レポートまで多数掲載しています。是非ご一読下さい。

志望動機に関する質問 (10問)

  • 【企業選びに関する質問】
  • 企業選びの軸は何か。
  • なぜ楽天を志望するか。
  • 他にどんな業界を志望しているか。
  • 楽天が第一志望か。
  • 当社選考に落ちたらどうするか。
  • 【入社後のビジョンに関する質問】
  • 楽天でどんな仕事をしたいか。
  • 楽天で成し遂げたい目標は何か。その達成のために何をするか。
  • 楽天という企業をどう変えたいか。そのために何をするか。
  • 希望する部門、勤務地はどこか。
  • 希望する配属が叶えられなかったらどうするか。

楽天の選考では志望動機が重視されます。また、他の日系大手企業に比べて選考時期が早いこともあり、志望度や入社意思については詳細に問われると思われます。企業選びの軸を明確に設定したうえで、その軸に楽天が合致していることを明快に示しましょう。

また、単なる志望動機のみならず入社後についても問われます。入社後に自分がどんな仕事をし、何を成し遂げたいか、具体的にイメージしておく必要があるでしょう。

参考:志望動機の書き方攻略!正しいアプローチは消去法?(例文有

→志望動機を述べる上で他業界と比較したか否かで説得力は段違いです。本記事では一見ネガティブに捉えられがちな「消去法」を用いるべき理由を解説しています。

参考:【志望動機攻略】就活生必見!内定レベルの志望動機の書き方(例文有)

→志望動機を書く際に活用すべきフレームワークを解説しています。また、志望動機のNGパターンも多数紹介しているので是非ご覧下さい。

参考:ESで書く「当社で実現したいことは?」の回答事例集32選
→ESだけでなく面接でも頻出質問である「成し遂げたいこと・実現したいことは?」本記事では様々な業界の内定者回答を掲載しています。

学生時代の経験に関する質問 (10問)

  • 【大学在学中に注力したことに関する質問】
  • 学生時代に何に注力していたか。
  • なぜそれに注力したのか。
  • その経験で最も困難だったポイントは何か。
  • その経験からどんな学びを得たか。
  • その学びをどう仕事に活かすか。
  • 【挫折経験に関する質問】
  • 最大の挫折経験は何か。
  • 最大の挫折経験をどう乗り越えたか。
  • 【大学入学以前に注力したことに関する質問】
  • 高校時代は何に注力していたか。
  • 高校時代に注力していたことを大学で続けなかったのはなぜか。
  • 中学時代は何に注力していたか。

学生時代に関する質問も大きなウエイトを占めます。オーソドックスな質問が多く、「なぜ?」「どうやって?」等の想定質問に備えておく必要があります。

また、中高時代の経験について問われるケースも報告されています。大学時代のもの同様、こちらも予め考えをまとめておく必要があるでしょう。

以下も是非ご参照ください。

参考:面接で必ず聞かれる10の質問とその意図【学生時代頑張ったこと編】
→必ず聞かれる質問シリーズのガクチカ版です。質問に併せて回答方針も示しています。

参考:【就活】「挫折経験は何ですか?」に対する意図と内定者事例集
→設問の意図を理解する事でより相手が知りたいであろう答えを伝える事が出来るはずです。本記事では内定者の回答例を多数掲載しているため是非参考にしてみて下さい。

あなた自身に関する質問 (10問)

  • 【強みと弱み、個人的な価値観に関する質問】
  • あなたの強みは何か。
  • その強みを楽天での仕事にどう活かせるか。
  • あなたの弱みは何か。
  • その弱みによって失敗したエピソードはあるか。
  • 苦手な人と仕事をしなければならないとき、どうするか。
  • チームで成果を出すためにどんな役割を果たすか。
  • 英語に対して苦手意識はないか。
  • 【将来のビジョンに関する質問】
  • 楽天で働くなかでどんな人間になりたいか。
  • その将来像に向けて今からどんな取り組みをするか。
  • 海外で仕事をすることについてどう考えるか。

あなた自身のパーソナリティに関する質問も多く、実際に楽天で働くことを念頭において対応する必要があります。自分の強みを発揮するための具体的な「方法論」まで語り、楽天という環境でも活躍できることを証明できるかがキーになるでしょう。

また、英語を社内公用語と定めている同社らしく、英語能力に関する質問が投げかけられることもあるようです。面接の途中で英語面接に切り替わったケースも報告されているため、こちらも念頭におく必要があるでしょう。
以下も是非ご参照ください。

参考:面接で必ず聞かれる12の質問とその意図【自己PR編】
→必ず聞かれる質問シリーズの自己PR版です。

参考:「自覚している長所・短所は?」に対する内定者のES回答例15選
→本記事では「長所・短所」に関する設問の内定者回答例を多数掲載しています。「短所は長所の裏返しでもいいのか?」「上手く表現出来るワードが見つからない」などのお悩みを持つ学生は本記事を参考に回答方針を定めてみて下さい。
参考:あなたの自己PRが嘘っぽく見えないために「方法論」は語るべき
→自己PRで伝えるべきは「実績」ではなく貴方なりの「方法論」や「価値観」です本記事では論理的な自己PRを構成する際のフレームワークを紹介しています。

その他思考力を問う質問 (10問)

  • 【楽天に対する考質問】
  • 楽天の強み、弱みは何か。
  • 他社ECサイトと比較したうえで、楽天市場をどう捉えるか。
  • 楽天市場に出店するなら何を重視するか。
  • 楽天の社員として新規事業を始めるなら何をするか。
  • 三木谷社長に対してどんな印象を持つか。
  • 【業界に対する質問】
  • 今後、どんなWebサービスが流行すると予想するか。
  • 現在のWeb広告市場の年間売上はどの程度か。
  • あなたにとってインターネットとはどんな存在か。
  • 【その他質問】
  • 企業にとって最も大切なこととは何か。
  • 政府の一員として、少子高齢化に対してどんな政策を行うか。

楽天やIT業界をテーマにとった質問が目立ちます。企業研究・業界研究ができているか、ひいてはどれほどの志望度があるかを測っていると思われます。最低限の業界知識に加え、それを踏まえた自身なりの考えをまとめておく必要があるでしょう。

また「企業にとって最も大切なこととは何か」のような、その場での対応が求められるような質問もあるようです。これらにも冷静に対処し、思考力と対応力をアピールしたいところです。

最後に

志望動機や学生時代の経験、パーソナリティに関する質問はシンプルかつオーソドックスなものが目立つ一方、企業理解・業界理解が深く問われる点は特徴的であると言えるでしょう。

楽天とIT業界に対する理解を深めたうえで、採用担当者の胸に刺さる回答を目指しましょう。

参考:楽天の営業とは ―ブラックと言われる企業に勤めて―(前編)
→楽天と聞くと「体育会系」「激務」とイメージする学生も少なくないのではないでしょうか?本記事では楽天に過去3年間勤めた元社員のインタビューを掲載しています。楽天を志望する方、また楽天へネガティブなイメージを持たれてしまっている方も是非ご一読下さい。

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