【ES例文5選付】慎重さは自己PRでアピールできる?3つのコツを解説
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最終更新日:2023年12月13日
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自己PRは新卒就活のエントリーシート(ES)や面接で頻出の設問です。自己PRでどのような長所やエピソードを用いてアピールすればよいか迷っている就活生も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際に選考を通過したエントリーシート(ES)を掲載し、自己PRで慎重な性格をアピールする方法について解説します。
「慎重なんて就活の自己PRとしては不十分ではないか」と考える就活生もいるかもしれません。しかし、伝え方次第では十分に評価され選考を通過できる自己PRにすることができます。
- 本記事の構成
- 慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文5選
慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(1):東京ガスiネット
慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(2):はま寿司
慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(3):富士ソフト
慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(4):メタウォーター
慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(5):Sky - 自己PRで「慎重」という性格はどのような印象を与えるのか
企業から評価される慎重さとは何か
慎重さがマイナスの印象を与えることもある - 慎重さを自己PRでアピールする際のコツ
慎重さを自己PRでアピールする際のコツ(1):慎重さが生かされたエピソードを用いる
慎重さを自己PRでアピールする際のコツ(2):慎重さが「消極的」と捉えられないように書く
慎重さを自己PRでアピールする際のコツ(3):「慎重」を別の表現に言い換えたり補足したりする - 慎重さをアピールする自己PRの書き方
- まとめ
慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文5選
まず最初に、実際に企業の選考を通過したエントリーシート(ES)を紹介していきます。実際にエントリーシート(ES)を作成する際の参考にしてみてください。
慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(1):東京ガスiネット
設問:自己PR(私の長所や特徴)
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慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(2):はま寿司
設問:自己PR
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慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(3):富士ソフト
設問:自己PR
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慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(4):メタウォーター
設問:自己PR(400文字以内)
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慎重さをアピールする自己PRエントリーシート(ES)例文(5):Sky
設問:自己PRを教えてください。(学生時代に一番力をいれたことなど)300文字以下
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自己PRで「慎重」という性格はどのような印象を与えるのか
就活の自己PRで「慎重」という長所をアピールするのは有効なのでしょうか。「慎重な性格は自己PRの長所としては地味ではないか」と考える就活生もいるかもしれません。しかし結論から申し上げると、慎重さは企業から評価を得られる長所だといえます。
企業から評価される慎重さとは何か
就活の自己PRでは、どんな長所でも評価されるというわけではありません。自己PRにおいて最も重要なのは、長所が企業における業務で生かされ、業務に貢献することを示すことです。
したがって、自己PRで慎重さを長所とする場合にも、それが志望企業での業務に結びつくことを示す必要があります。
では、慎重さという長所は企業の採用担当者にどのような印象を与えるのでしょうか。慎重さが与える印象としては、以下のようなものが挙げられます。
- ミスが少なく正確に仕事をこなせる
- 予測や計画を立てて仕事に取り組める
- 危機管理・リスクヘッジをしっかりと行い、トラブルを未然に防ぐことができる
これらは企業という集団において社内外の関係者と協力し、円滑に業務を進めていくうえで重要だといえます。慎重さが長所である人は、以上のような強みを持った人物として企業から評価されるでしょう。
慎重さがマイナスの印象を与えることもある
一方で、慎重な性格は企業に「消極的」というネガティブな印象を与えてしまう可能性もあります。具体的には以下のように捉えられてしまうリスクがあります。
- 保守的な性格で新しいことに挑戦するのが苦手である
- 自分から進んで何かに取り組むことをせず、受動的である
- 行動力に欠けている
- 意思決定に時間がかかり、仕事を進めるのが遅い
慎重な性格の人は時間をかけてしっかり考えてから物事を決めるという傾向があるといえるでしょう。これは、仕事にスピード感が求められる場面では弱みとなってしまいます。
したがって、自己PRで慎重な性格をアピールする場合には、上記のような印象を採用担当者に与えないために伝え方を工夫するのが有効です。
経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました。
そのアンケート結果を見ると、企業が学生に特に期待する資質として、回答企業の約8割が「主体性」「チームワーク」「リーダーシップ」「協調性」を挙げています。そのほかにも、「課題設定・解決能力」「論理的思考能力」「創造力」も上位に並んでいます。
「企業からどのような資質が求められているのか」を正しく認識したうえで、自己PRを考えるようにしましょう。
慎重さを自己PRでアピールする際のコツ
慎重さは自己PRで評価される長所の一つです。しかし、慎重さは「消極的」「行動力がない」などの悪印象を採用担当者に与えてしまう可能性があります。
では、慎重さが長所として採用担当者に伝わる自己PRを作る際にはどのような点に注意すればよいのでしょうか。ここからは以下の三つのコツを解説していきます。
- 慎重さが生かされたエピソードを用いる
- 慎重さが「消極的」と捉えられないように書く
- 「慎重」を別の表現に言い換えたり補足したりする
慎重さを自己PRでアピールする際のコツ(1):慎重さが生かされたエピソードを用いる
自己PRにおいては、ただ「私は慎重な人間です」のように長所を述べるだけではなく、慎重さという長所があることの裏付けが必要不可欠です。
そのため、長所が発揮されたエピソード(過去の経験)を紹介するのが重要です。慎重な性格という長所の場合にも、エピソードを紹介することで慎重さという強みが具体的にイメージしやすくなるでしょう。
ここで重要なポイントは、企業において評価される長所とは、業務の中で生かされ、円滑な業務や成果に貢献するものであるということです。
したがって、紹介するエピソードは慎重さが成果を上げたり目標を達成したりする際に役立ったという内容にするのが効果的でしょう。
慎重さを自己PRでアピールする際のコツ(2):慎重さが「消極的」と捉えられないように書く
先述の通り、慎重さという長所は「保守的で新しいことに挑戦するのが苦手」「行動力がない」「仕事が遅い」などのネガティブな印象を与えてしまう可能性もあります。
自己PRで慎重さをアピールする際には、こうしたイメージを持たれないように表現を工夫しましょう。
例えば、「〇〇するのに時間がかかった」などの表現は避けるのが無難です。
また、エピソードの紹介では取り組みに挑戦した動機を述べるなど、主体性があることを示せるとよいでしょう。
慎重さを自己PRでアピールする際のコツ(3):「慎重」を別の表現に言い換えたり補足したりする
「慎重」という言葉は抽象的で様々な解釈が可能です。そのため、自己PRで「慎重」という言葉を使った場合、長所が具体的にイメージしにくくなってしまいます。
また、採用担当者に「この就活生は消極的なのではないか」というイメージを持たれてしまう可能性もあります。
こうした事態を避けるためには、単に長所を「慎重さ」のように表現するのではなく、用いるエピソードに合わせて適切に言い換えたり説明を付け加えたりするのが有効です。
「慎重」の言い換え・補足表現としては、次のようなものが挙げられます。
- 計画的に物事に取り組む
- 注意深く計画や予測を立てられる
- 自己管理・危機管理を行える
「慎重」という表現の言い換えや補足説明に関しては本記事の後半で実際に選考を通過したエントリーシート(ES)も紹介していますので、それらも参考にしていただければと思います。
慎重さをアピールする自己PRの書き方
「慎重」という長所に限らず自己PRには採用担当者に分かりやすく長所(=強み)とその根拠を伝えるためのフレームワークが存在します。
自己PRを書く際に押さえるべきポイント(1)結論:
結論(=アピールしたい長所)を最初に述べることで、採用担当者は就活生の強みが何なのかをイメージしながら読み進めることができます。
(2)強みが形成されたきっかけ:
強みがどのようなきっかけで形成されたのかを説明することで、就活生のキャラクターを明確に示すことができます。
(3)エピソード:
強みを裏付けるようなエピソードを紹介します。エピソードを紹介するときは(1)課題・目標、(2)努力・工夫などの具体的な取り組み、(3)成果という3つの要素を盛り込みましょう。成果については点数や順位などの数字を用いると分かりやすく伝わります。
(4)強みを発揮するための方法論:
アピールする強みが紹介されているエピソードの中だけで発揮されるような再現性の低いものでは入社後の活躍が見込めません。エピソードを通じて学んだ教訓や、強みを発揮するために意識していることを述べることで、強みがどのような場面・状況でも発揮できる(=再現性が高い)ことをアピールできます。
(5)企業への貢献:
魅力的な強みを持っていたとしても、それが志望している企業で活かされる強みでなければ意味がありません。アピールする強みが志望している企業での仕事においてどのように活かされるのか述べることで、適切に企業研究ができていることもアピールすることができます。
制限字数などを考えるとこれらすべての要素を含むのは難しいですが、少なくとも結論・エピソード・企業への貢献は自己PRに含むことが重要です。
慎重さという長所をアピールする場合にも、このフレームワークに沿って書くことで採用担当者に効果的に強みを伝えることができます。
→この記事では、どのような強みでも共通する自己PRの作り方を詳しく解説しています。エントリーシート(ES)も多数掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
以上を踏まえて、次の手順で自己PRを完成させていきましょう。
→自己PRの具体的な書き方の手順について解説しています。エントリーシートの字数制限別の書き方や例文も紹介しているので、自己PRを書くために内容の取捨選択をする際に非常に参考になる記事となっています。
まとめ
本記事では自己PRで慎重な性格を長所としてアピールする方法について解説してきました。上述の通り、慎重さという長所は「行動力や主体性がない」といったマイナスの印象を与えてしまうリスクがあります。
慎重さをアピールする際には分かりやすい表現を用いるとともに、エピソードを用いてアピールするのが効果的です。
本記事の内容を参考に、自己PR対策を有効に進めていただければと思います。
1.新卒就活の自己PRとは-種類別例文19選と共にNG自己PR例も紹介-
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4.文字数別で自己PRの書き方と例文を解説‐100字/200字/400字/500字/600字/800字‐
5.自己PRの書き出しで押さえるポイントは4つ!ー例文8選付きで解説ー
6.自己PRの締め方はどうするべき?書く際のポイントからES例文までを紹介
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