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デンソーのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機へ

デンソーのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機へ

最終更新日:2018年07月05日

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デンソーはトヨタ自動車の開発部門を前身とする日本を代表する自動車部品メーカーです。

トヨタ自動車を分離独立しましたが、現在もトヨタグループに属しています。

自動車部品の販売に関しては国内最大規模を誇り、海外の自動車会社にも幅広く部品を卸しておりグローバルに事業を展開しています。

今回はそんなデンソーの求める人材をESと採用HPから考えていきたいと思います。

また、デンソーに関してはunistyle内に他にも関連記事がありますのでこちらも御覧ください。

参考:デンソーの業績・社風・求める人材・自己PRと選考解説【unistyle企業研究】
→デンソーは、自動車の製造原価のうち、社外から調達した部品・資材の代金は、約5割を占めると言われており、自動車業界を考える上で自動車部品は切り離せない存在です。参考記事では、同社の業績や社風、選考対策について詳しく解説していきます。

デンソーの求める人材

入社から一貫して生産管理に携わっています。生産管理は、自社の国内工場、海外工場、仕入先様とお客様を繋ぎ、品質・納期・コストを管理しながら、安定した生産をコントロールする司令塔としての役割を担います。


具体的な業務は、お客様からいつ何が何台ほしいとの注文を受け、そのために、自社がいつ何を何台作ったらいいかという生産計画を立て、生産計画に基づいて仕入先様に部品を発注。

 

そして、生産計画と仕入れた部品を元に、生産課(実際に製品を作る部署)へ、この日に何を何台作ってくださいという依頼を発信し、最終的に完成した製品を出荷するところまで関わります。

 

この仕事の醍醐味は、何百人、何千人が働く工場を自分の生産計画をもとに動かしていくダイナミズムと、実際の製品をお客様に納入するという、デンソーの中でも一番お客様に近いところで働けることだと感じています。

 

参考:社員紹介

この社員の仕事はお客様からの注文を受け、それをもとに生産計画を立て生産、出荷まで関わっています。

お客様の要望に答えながら生産計画を立て各所に生産の指示を出すという作業は、責任が重くリーダーシップが求められます。

また、生産管理部門は営業部門と生産部門をつなぐ役割も果たしています。

生産部門側からすれば材料や人員のような観点から生産する量には限界があると考えられる一方で、営業部門側からすれば提案、供給のために一定数の完成品が確保されていてほしいという心理もあり、両者の調整を適切に行う必要があります。

デンソーのようにモノベースの提案をするメーカーでは製品が確保されていることは必須といえます。

また、デンソーが主に生産している製品は自動車の部品です。部品メーカーはモノ作りの上流行程に位置しています。その為、製品に不具合が出てしまうと、その後の生産工程全てに影響が出てしまいます。

また、出来上がった最終製品にも影響が出てしまいます。このように生産管理は製品の生産性と会社の利益という重要な二つの要素に関わるとても責任のある仕事と言えます。

このように、生産部門や営業部門などの立場の異なる関係各所としっかり連携を取りながら信頼関係を築いておかなければ、会社にも生産した部品を納品している会社にも大きな損害を出してしまいます。

以上のように考えると「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」の「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」といった能力を持った人材が求められているといえます。

もう一人実際の社員の方の働き方を見ていましょう。

電機企画室のミッションは、クルマの電動化を見据え、次の世代を担う事業を構想していくことです。

 

その中で私は、ハイブリッドカー用モータと次世代オルタネーター(発電機)を事業化していくために必要な「人、モノ、金」に関する情報収集と分析を行う企画業務に携わっています。


「企画」と聞くと、商品企画をイメージする方も多いと思いますが、デンソーの企画の仕事はひと言でいえば、“次世代の技術を「事業」に仕立てること”。

 

新たな技術を活かし、どのような新製品を生み出すのか。原価と市場の両方を睨みながら、どのような価格で、世界を舞台にどのように拡販していくのか。

 

研究、開発、生産技術、営業など、各部署それぞれの立場と想いを理解し、調整しながら、製品の設計段階から製造工程まですべてのプロセスに関わり、未来の事業を生み出すという重大な使命と面白さに溢れた仕事です。

 

参考:社員紹介

この社員の一番大きな仕事は「技術」を「事業」にすることのようです。

「事業」にするためには採算がとれることはもちろん、そのために市場の動向を把握し、様々な生産のプロセスを理解していなければいけません。それらのどの能力が欠けても新たな「事業」は生まれません。

そしてその事業が成立しなければ会社へ与える損失が大きいですが、成功したときの達成感は大きく、とてもやりがいのある仕事と言えるでしょう。

以上のように考えると「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」の「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」といった能力を持った人材が求められているといえます。

ここまで二人の実際の社員の働き方を見てきましたが、まとめるとデンソーでは、

3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる
4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる
5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる

と言った能力を持った人材が求められているといえます。

デンソーのES解説


続いてデンソーのES解説に移りたいと思います。

(1)大学生活での大きなチャレンジ内容をご記入ください。1:目標をお答えください。(30字)

 

(2)その目標に取り組んだ理由を教えてください。(200字)

 

(3)その目標を達成するために、どのように考え、行動しましたか?(300字)

 

(4)結果はどうでしたか?また、得たものはありましたか?(150字)

 

(5)あなたはゼミ・サークル等のグループの中で、どのような役割を担うことが多いですか。また、その役割を発揮した具体的なエピソードをご記入ください。1:役割をお答えください。(30字)

 

(6)具体的エピソードをお答えください。(300字)

 

(7)専攻テーマをお答えください。(100字)

 

参考:エントリーシート

設問(1)「大学生活での大きなチャレンジ内容をご記入ください。1:目標をお答えください。」について

設問(1)〜(4)は一連の質問になっています。

基本的にはunistyle内の記事「【ガクチカの書き方を解説】6つのポイントで魅力的なES作成を」に沿って書き進めてもらえたらと思います。

この設問は「大きなチャレンジ」という風に指定されています。

デンソーは企業理念の中でも「挑戦」をキーワードとしておりそのような精神を学生を求めているとも考えられます。

参考:デンソースピリット
→デンソーの行動指針が提示されています。

新聞の営業をして9ヶ月で150万円貯めること。

 

参考:【内定】エントリーシート(事務系)

実際の内定者の回答です。学生という立場で150万円を自分の力で稼ぐという行為は「大きなチャレンジ」と言えるでしょう。

また、具体的な期限と数値目標も設定されており、具体性が増しています。

設問(2)「その目標に取り組んだ理由を教えてください。」について

この設問は上記フレームワークの②動機に当たります。ここでのポイントは、

・受動的ではなく、主体的に取り組んだかどうか
・幼少期や昔からの価値観に根ざす動機かどうか


という2点です。

なぜ目標に取り組んだかという設問は学生の「モチベーションの源泉」を探ろうとしています。

また、動機に共感できるかという視点を中心に価値観についても見極めようという意図があります。

その為この設問での評価は「価値観に根ざした動機」>「主体的な動機」>「受動的な動機」という順番でなされます。

参考:「なぜ取り組んだのか」という質問の意図と内定者の回答例

→参考記事では、学生時代頑張ったことの「動機」部分について詳細説明を提示します。

留学資金を集めるためです。

 

私は大学1年時の10月、学内の交換留学の選考を通過し2年次の8月からアメリカに1年間留学することが決まりました。

 

しかし、私の家庭では私含め兄・姉の3人が私立の大学に通っており、学費を払ってもらうので手一杯だったため、留学のための資金を援助してもらうことは困難でした。

 

そこで、自分の成果が直接結果に現れる新聞の営業を始め、自分の手で稼ぐことを決意しました。

 

参考:【内定】エントリーシート(事務系)

先程の内定者の回答例です。自身の家庭の現状から留学資金を自身の力で集めるという行為は動機として納得のできる内容です。

また、兄弟の学費を払うので手一杯である親にこれ以上お金を出させられないという価値観にも基づいており、良い評価を得られると考えられます。

設問(3)「その目標を達成するために、どのように考え、行動しましたか?」について

この設問は上記フレームワークの④取組と結果のうちの取組にあたります。ここでのポイントは

・目標・困難に対する取組として的外れではないか
・他の学生にはないユニークな取組・工夫をしているかどうか

という2点です。

この設問から学生が目標達成のためにどのような行動をするのか、仕事において問題にぶつかった時にどのように対処するのかなどといった点を見ています。

その人なりの解決策を知ることでその人がどんな人なのかがわかると考えているからです。

参考:取組・工夫⇒結果の評価ポイントと回答例
→「どのように取り組んだのか」という質問における面接官の意図と、評価される回答例について詳細説明を提示します。

お客様との距離を縮め信頼してもらえるように自分自身を売り込む工夫しました。

 

具体的には、笑顔で挨拶・分離礼を徹底し、お客様の性別や年代に応じた雑談をして距離を縮めた上で契約の話をしました。また、契約を断られた時も毎回その原因を分析し、返すセリフを対策することで失敗を次回の糧にしました。

 

さらに雨の日などどんなに辛い日でも、自分の目標を達成するまでは絶対に諦めない粘り強さを持ちました。これらの工夫の結果、お客様にお褒めや応援の言葉を掛けていただき、より多くの契約を頂くことができるようになりました。

 

参考:【内定】エントリーシート(事務系)

こちらも先程と同じ内定者の回答例です。

目標は具体的な数値で設定されたものであり、この内定者の行為は全て売上を上げるために行われたことなので、しっかりと的を得た行動であるといえます。

また、150万円稼ぐという高い目標に向かっており、その過程での困難も共感されやすいでしょう。

設問(4)「結果はどうでしたか?また、得たものはありましたか?」について

この設問は上記フレームワークの④取組と結果のうちの結果、及び⑥学びに当たります。ここでのポイントは

・単なる気づきのレベルではなく社会でも活かせる「方法論」かどうか

という点です。

ここでは学生が社会でも活かせる学びを得ているかという点を見ています。

同じ取り組みを経験していてもそこから得る学びは人それぞれです。その為そこを見ることで学生の思考の深さや、地頭の良さ等を知ることが出来ます。

ここでは「組織としての方法論」>「個人としての方法論」>「個人の単なる気付き」の順で評価されます。

多くの学生がこの観点では単なる気づきや感想レベルで終わってしまう傾向にあるので、社会でも活かせる学びを話せるようになると他の学生との差別化がはかれるでしょう。

参考:学びの評価項目と具体的回答例
→就職活動でよく質問される「取組における学び」について評価のポイントと、評価される具体的回答例について提示します。

設問(5)「あなたはゼミ・サークル等のグループの中で、どのような役割を担うことが多いですか。また、その役割を発揮した具体的なエピソードをご記入ください。1:役割をお答えください。」について

この設問は設問(6)とセットになっています。ここでは次に詳細を書くことを見越してエピソードを選んでください。

設問(6)「2:具体的エピソードをお答えください。」について

今回はグループの中でのエピソードに限定されています。

その為個人として頑張ってことを書くにしてもその行動がいかにグループに貢献できたかを書けないと意味がありません。その為自分のグループ内での位置づけをしっかりと把握するところから始める必要がありそうです。

unistyle内の記事「デンソーの業績・社風・求める人材・自己PRと選考解説【unistyle企業研究】」にもありますが、デンソーはチームワークを重視する社風があります。

また、前述したようにメーカーでは様々な立場の部署同士が連携して業務を行っていくことが必要とされています。その為この設問を通してチームの中できちんと働いていけるかの適性をみられていると考えられます。

設問(7)「専攻テーマをお答えください。」について

このような設問の意図は高い専門性をはかるわけではなく、少ない字数でいかにわかりやすく説明できるかという点を見ることにあります。

また、自身の専攻と志望している企業との繋がりにまで言及できるとなお良いでしょう。

もしゼミなどに積極的に参加していないという学生でも自分の専攻内容はしっかりと答えられるようにしておいた方が良いでしょう。

参考:「学業への取り組みについて教えてください」という設問に対する内定者の回答事例集
→学業での取り組みの設問に対する内定者回答を30提示します。

参考:文系学部廃止論?阪大学部長の言葉から考える内定獲得のための学業の"使い方"
→「学業」は学生の本分とも言われます。その「学業」について、参考記事を通して皆さんの捉え方や就職活動における活かし方について思考を深めるきっかけとなれば幸いです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は自動車部品メーカーのデンソーについて見ていきました。

自動車事業は事業規模が大きく、自動車部品の生産はそれを根幹から支える事業です。

デンソーはその自動車部品の業界でもトップであり、海外思考も強いのでグローバルに活躍したいという学生にもマッチした企業といえるでしょう。

photo by David Merrett

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