unistyle

MENU

更新情報2018/12/28(金)内容を更新しました!

【面接|志望動機】面接がうまくいかない?通過ポイントはこの4つ

2372 views

    【面接|志望動機】面接がうまくいかない?通過ポイントはこの4つ

    掲載開始日:2018年12月28日
    最終更新日:2018年12月28日

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    学生の就職活動を支援していると「ESは通過するけれども、面接が上手くいかない」と悩んでいる学生を毎年よく見かけます。ひょっとしたら、その原因は「志望動機の伝え方」にあるのかもしれません。

    志望動機はESでも面接でも共通して聞かれる質問ですが、両者の選考における位置づけは違います。そのため、ESで作成した志望動機を面接で伝える際にはちょっとしたテクニックが必要になります。

    本記事では、実際の面接の流れや面接官の意図を踏まえながら、面接で志望動機を上手に伝えるためのポイントについて紹介していきます。

    参考:就活の選考で評価される志望動機の書き方|内定者回答付き

    「志望動機の作り方を知りたい」という学生はこちらの記事を参考にしてください。

    「ES」と「面接」における志望動機の違い

    まず初めに、就職活動におけるESと面接の位置づけの違いについて確認しておきます。

    選考の最初の関門であるESは「学生から企業への一方通行」であり、学生が伝えたい内容に対して説明を補足することはできません。

    そのため、たとえ志望動機の中に気になる部分があったとしても、WEBテストのボーダーラインを越えており、業界や企業の特徴・働き方をそれなりに踏まえた論理的な志望動機を作成していれば、次の選考に呼ばれる可能性が高いです。

    また、ESは文字数が400字程度に制限されており、限られた情報の中から学生の人となりを判断しなければなりません。

    これに対して、面接は「学生と面接官の双方向からのコミュニケーション」です。

    学生の話の中に少しでも気になる部分があれば、面接官は「それはなぜ?」「どうしてそう思うの?」と容赦なく追及することができます。

    そのため、 面接では相手の質問の意図を汲み取る能力や、面接官の意図を踏まえた回答を臨機応変に作成する能力が学生に求められています。

    志望動機の深掘りにおいても、「それだったら他業界でも良くない?」「具体的にどんな仕事がしてみたいの?」といった面接官の疑問点にその都度答えていかなければなりません。また、質問をする際にも面接官が知りたいことに応じて、以下のような様々な切り口の質問がされる可能性があります。

    ・数ある会社の中で、当社を志望する理由を教えて下さい。
    ・就職先として企業を選ぶ際に重視していることは何ですか。
    ・あなたが考える当社の仕事のイメージはどのようなものですか。
    ・当社で活躍する上で必要なものは何だとお考えですか。

    ▶「ES」と「面接」における志望動機の違い

    【ESにおける志望動機】「学生から企業への一方通行」
    業界の特徴をそれなりに踏まえた論理的な志望動機を作成していれば、選考に通過する可能性が高い。

    【面接における志望動機】「学生と面接官の双方向からのコミュニケーション」
    面接官の質問の意図をその踏まえながら、臨機応変に受け答えを考える必要がある。

    面接官が志望動機の深掘りに使う3つの方法

    それでは、面接官はどのようにして志望動機の深掘りをしているのでしょうか?

    深掘りの質問自体には様々なものがありますが、大きく以下の3つのパターンに分けることができると思います。

    ▶︎志望動機の深掘り3パターン

    【1】企業選びの軸を深掘りさせる
    【2】業界間の比較をさせる
    【3】入社後のキャリアプランについて聞く

    【1】企業選びの軸を深掘りさせる

    学生:私は個人として勝負が出来る業界で働きたいと思っています。そのため商品の差別化が難しく、個人の実力が成果に直結する証券業界を志望しています。

    面接官:そもそも、どうして個人として勝負がしたいと思うの?

    1つ目のパターンは、学生の「企業選びの軸」を深掘りさせる方法です。

    一般的には「どうしてそう考えるの?」「何かきっかけとなった経験はあるの?」といった質問で、企業選びの軸が根拠に基づいたものであるのかどうかを確認する意図の質問が多いです。

    【2】業界比較・企業比較をさせる

    学生:大学時代の海外留学経験から日本の良さを海外に伝える仕事がしたいと思って総合商社を志望しています。

    面接官:その志望動機なら自動車メーカーとかでもよくない?

    2つ目のパターンは、「他の業界ではダメなの?」といったような質問で学生に業界・企業の比較をさせる方法です。

    上記の質問例のように、学生の挙げた「企業選びの軸」に該当しそうな他の業界や企業をあえてぶつけることで、両者の間の志望順位を説明させる意図があります。

    【3】入社後のキャリアプランについて聞く

    学生:多様なスキルや技術を持った人をまとめ新しい価値を生み出す仕事がしたいと思い、総合商社を志望しています。

    面接官:具体的に取り組みたい仕事などはありますか?

    3つ目のパターンは、「入社後はどのような仕事をしたいの?」といった質問から入社後のキャリアプランについて聞いてくる方法です。

    企業の業務内容に対する理解度の深さを把握することができるのはもちろん、企業の志望動機と入社後のキャリアプランの一貫性を確かめることで、志望度の高さを間接的に確認する意図もあります。

    志望動機を上手に伝える4つのポイント

    それでは、ここから面接において志望動機を伝える際のポイントについて紹介していきます。

    ① まずは結論から端的に回答すること

    まずはじめに、面接官の質問には必ず結論から端的に回答することを心がけましょう。

    例えばあなたが総合商社の社員だったとして、以下のような志望動機を聞かされたらどのように思うでしょうか?

    面接官:それでは総合商社を志望する理由を教えてください。

    学生:発展途上国の成長に貢献するビジネスモデルの創出に興味があり、御社を志望しています。私は学生時代に自ら考案したイベントを作り上げた経験から、自分の考えで仕組みやアイデアを実現することにやりがいを感じてきました。また、カンボジアの小学校でのボランティア活動を通じて、発展途上国に発展に貢献することにもやりがいを感じてきたため、冒頭のような思いを抱くようになり、ビジネスを生み出すことで世界の発展に貢献していると感じた総合商社を志望するようになりました。

     

    面接官:(なるほど、ESにもその通り書いてあるな。質問してみようかな)

     

    学生:他にもJICAやインフラメーカーのような途上国の成長に関われる企業は幅広く受けていますが、総合商社のメーカーや政府などの様々な関係者をまとめなが新しいビジネスを生み出せる点に魅力を感じています。その中でも、御社を志望する理由は〜〜という理由からであり、入社後は〜〜といった仕事をしてみたいと思っています。(よし、言いたいことは全部言えた!)


    面接官:(まだ話すのか。。それは質問で聞こうと思っていた部分なんだよな。そもそも話が長すぎて言いたいことが頭に入ってこなかったな。この学生は言いたいことがちゃんと整理できているのかな。。。)

    この学生は面接官が聞きたがっていた「総合商社の志望動機」だけでなく、「他業界との比較」や「興味のある仕事」にまで言及しまっています。このような回答は、自分の思いを全て伝えようとES通りに志望動機を読み上げてしまう学生に多く見られます。

    しかし人間の理解力には限界があるため、志望動機が長くなればなるほど相手が理解することが難しくなってしまいます。そもそも面接官は既に学生のESを目を通している可能性が高いため、ESに書かれていることをわざわざ繰り返す必要はありません。

    志望動機は伝える際には話の大筋に留めて、残りの部分は面接官の深掘りに応じて小出しに回答することを心がけましょう。

    面接官:それでは総合商社を志望する理由を教えてください。

    学生:発展途上国の成長に貢献するビジネスモデルの創出に興味があり、御社を志望しています。私は学生時代に自ら考案したイベントを作り上げた経験から、自分の考えで仕組みやアイデアを実現することにやりがいを感じてきました。また、カンボジアの小学校でのボランティア活動を通じて、発展途上国に成長を支援することにもやりがいを感じてきたため、冒頭のような思いを抱くようになり、ビジネスを生み出すことで世界の発展に貢献していると感じた総合商社を志望するようになりました。

    ここまでの回答だけでも、以下のような様々な質問が想定することができます。

    【1】企業選びの軸の深掘り
    「具体的にどのようなイベントを企画したの?」
    「カンボジアではどのような活動をしていたの?」
    「どんな風にして発展途上国に貢献をしたいの?」

    【2】業界比較・企業比較
    「発展途上国の成長支援に興味があるならば、NGOや国際機関でも良いんじゃない?」
    「起業することは考えなかったの?」

    【3】入社後のキャリアプラン
    「入社後はどのような仕事をしたいの?」
    「希望の部署はどこなの?」
    「会社のプロジェクトで興味のあるものはあった?」

    次のパートからは、それぞれの深掘り質問に対する回答方法を紹介していきます。

    ② 「企業選びの軸の深掘り」は、過去の経験を交えて話すこと

    企業選びの軸に関する深掘りには、過去の経験と交えて語ることを心がけましょう。

    人間の人格は過去の経験の積み重ねにより形成されていきます。そのため、現在の就職活動の軸が形成された根拠となる過去の経験について語ることができれば、志望動機の説得力を高めることができます。また、過去の個人的な経験を語ることには面接官の共感が引き出しやすくなるというメリットもあります。

    例えば、証券会社志望の学生であれば、以下のようなやりとりが良いのではないかと思います。

    学生:私は個人として勝負が出来る業界で働きたいと思っています。そのため差別化の難しい金融商品を扱い、個人の実力が成果に直結しやすい証券業界を志望しています。

    面接官:そもそも、どうして個人として勝負がしたいと思うの?

    学生:塾講師のアルバイトとして、生徒の志望校合格に向けた学習支援を行う中で、自分自身が商品となって相手の期待値以上の価値を提供することに非常にやりがいを感じたからです。

    ③ 「業界比較・企業比較」は、むやみに企業に合わせないこと

    業界・企業間の比較を行う際には、むやみに企業に合わせた志望動機を作成することがないように気をつけましょう。

    企業に対する志望度の高さを伝えたいと思うあまりに、面接官に「うちの会社じゃなくてもいいんじゃない?」と聞かれた際に、新たな論理や企業選びの軸を追加したり、その業界・企業特有のことをなんとかひねり出そうとする学生は少なくないと思います。

    しかし、こうした回答は自身の価値観や過去の経験に結びついてないことが多いために、面接官を納得させる根拠を示すことが非常に難しいです。それどころか、面接官の質問に応じて発言がころころと変わってしまう「ああ言えばこう言う状態」に陥ってしまう危険性があります。

    そのため、「うちの会社じゃなくてもいいんじゃない?」と聞かれた際には素直に「そうですね」と認めてしまっても良いかもしてません。必要以上に企業に媚びるのではなく、客観的な視点から業界を比較できると良いでしょう。

    総合商社志望の学生であれば、以下のようなやりとりが良いのではないかと思います。

    学生:大学時代の海外留学経験から日本の良さを海外に伝える仕事がしたいと思って総合商社を志望しています。


    面接官:その志望動機なら自動車メーカーとかでもよくない?


    学生:そうですね、仰るとおりで、自動車メーカーも受けていますし、インフラメーカなど世界に日本の技術やものづくりを発信できる業界は幅広く受けています。自動車メーカーであれば自分が関わったモノが人の手に渡る部分に関わることができるのでやりがいを感じやすいのではと思っています。一方で、総合商社であれば自動車などのモノに縛られすぎることなくビジネスチャンスがあれば、自分で企画・提案して事業を作ることができると考えています。


    面接官:結局、自動車メーカーと総合商社だとどっちの志望度が高いの?


    学生:総合商社の志望度が高いです。グローバルに日本の良さを伝えるという意味ではどちらの業界も同じ程度ですが、自分のアイディアが入る余地が大きく、新たな切り口で日本の良さや製品を世界に広めることが、総合商社の事業創出でできるのではと思っています。


    出典:無闇に「第一志望」と答えるのは危険!面接で答えづらい質問と回答

    参考:説得力のある自己PRをするには生い立ちを語れ!
    参考:面接での「第一志望か?」という問いで嘘をつかずに高評価を得る答え方

    本命ではない企業に「同業の中でもなぜうちの会社を志望するのか?」「当社が第一志望か?」と聞かれた際の対処方法をそれぞれ紹介した記事です。業界比較・企業比較を行う際に見るべきポイントについても解説しています。

    ④ 「入社後のキャリアプラン」は、過去の事例と企業選びの軸を結びつけること

    入社後のキャリアプランに答える際には、過去の事例と企業選びの軸を結びつけた回答をすると良いでしょう。

    業界に対する表面的な理解から将来のキャリアプランを語ってしまうと、具体的な業務がイメージできていないために、面接官から突っ込まれた際に答えられない恐れがあります。

    一方で、やりたいことが明確にある学生はそれを語っても良いのですが、やりたいことが具体的すぎるがあまり、実際の企業の業務内容から離れすぎてしまって評価されない可能性もあります。

    そこで、unistyleでは自分自身の企業選びの軸と、会社が行った過去の事例を結びつける回答方法をおすすめしています。

    こうすることにより、具体的かつ企業の方向性にも外れていないキャリアプランを容易に作成することができます。

    総合商社志望の学生であれば、以下のようなやりとりが良いのではないかと思います。

    学生:多様なスキルや技術を持った人をまとめ新しい価値を生み出す仕事がしたいと思い、御社を志望しています。
     

    面接官:具体的に取り組みたい仕事などはありますか?
     

    学生:メーカーや政府など様々な人と協力して事業を生み出す仕事であれば特に分野は問いませんが、貴社のニュースリリースで拝見した三菱重工、JBICと協力した淡水化事業などは、自分が考える多様なスキルを持つ人が協力した事例のイメージにぴったりだと思っています。

     

    またローソンと協力して行なっている新電力事業は、スキルの異なる人と協力するだけでなく、新しい事業を生み出した事例として興味深いと思っています。総合商社では部門にかかわらず、様々な人と協力して一つの事業を生み出すことを追い求めていきたいと思います。


    出典:志望動機はどこまで具体的に話すべきか

    最後に:とにかく「面接」に挑んでみよう!

    ここまで面接で志望動機を上手に伝えるためのテクニックについて紹介していきましたが、一番の上達への近道は「実際の面接を経験すること」です。資格試験の勉強と同様に、就職活動も結局は経験値がものを言います。少しでも面接に苦手意識のある方は、とにかく本番の面接を経験してみてください。

    この記事の内容を通じて、皆様の面接に対する苦手意識が少しでも払拭されたら幸いです。

    unistyle
    新規会員登録
    unistyle
    unistyle
    24,307枚以上の企業ES・選考情報が見放題
    unistyleに無料会員登録