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JALのESと採用HPから考えるJALの求める人材

掲載開始日:2014年11月04日
最終更新日:2016年12月09日

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2010年の経営破綻から復活の兆しを見せており、ひとまずの危機を脱した感のある日本航空。就職活動の人気では景気や企業動向に敏感な学生による評価は手厳しくANAに差をつけられているように感じます。
 
JALを扱った小説は多く、最も有名な小説は映画化もされた山崎豊子の「沈まぬ太陽」でしょう。「沈まぬ太陽」ではJALという巨大組織の異常さを描いています。半沢直樹シリーズの最新作「銀翼のイカロス」も日本航空の経営破綻とその更正方法を巡った銀行、政治家の駆け引きが題材となっています。
 

沈まぬ太陽 文庫 全5巻 完結セット (新潮文庫) [文庫] [Jan 01, 2002] [文庫] [Jan 01, 2002] [文庫] [Jan 0...

銀翼のイカロス

 
今回もJALのESと採用HPからJALが求める人材を考えたいと思います。
 
私が所属する国際路線計画グループでは、その名称のとおりJALの国際線ダイヤの根幹となる国際路線の計画を立てています。私が任されているのは単年度の事業計画立案をはじめ、中長期計画や、需要動向を見据えた至近の計画変更に至るまで、幅広い範疇が対象となります。1便を運航するためには、パイロット、客室乗務員、整備士、空港スタッフなど、あらゆる人が関わります。我々が作成しているダイヤにもとづいて運航に関わる様々な計画が成り立っているため、各部門の担当と密に情報交換しながら路線計画を立てていくことがとても重要となります。
  例えば、この時期に路線を開設したいが運航体制は整うのか? ということを考える際には、使用する航空機の調整や、必要な運航体制の確認・構築などあらゆる側面から検証し、お客さまにとってご利用しやすいダイヤで運航できるよう準備を整えていきます。
 
(JAL採用HPから一部引用)
 
JALの業務職の仕事は多岐に渡っています。その中の一つである国際線の計画を立てる国際路線計画グループでは上記の通り、路線計画の立案のために各部署の担当と情報交換しながら路線計画を立てていきます。航空会社のように巨大なシステムでは一つの部署の変更や計画の実施が多くの部署に影響を与えるため、事前の調整が不可欠になるため、細かな連携が非常に重要です。
 
このような仕事内容の中では下記のような人材が求められていると考えられます。
 
①パイロットや客室乗務員、他部署など価値観や立場の違う人と連携して、成果をあげることのできる人材
②リーダーシップを発揮し、自分の関わる仕事に他部署を巻き込みながら成果をあげることのできる人材
③各部署の担当者と信頼関係を構築し、お互いの課題を共有し、ともに解決に向けて行動を起こせる人材
 
 

JAL設問内容

 
1.あなたが大学入学以降に最も力を注いだ事柄を具体的に3つ挙げてください。
 
2.上記のうち一つを選択し、「なぜ力を注いだのか(理由)」「何を目指し、どのように挑戦したのか(目標・行動)」「何を実現したのか(内容・成果)」の順で記述してください。
 
3.JALの業務企画職を志望した理由と、過去の経験を培ってJALで何を実現したいのか
 
 

一つ目の設問

 
1.あなたが大学入学以降に最も力を注いだ事柄を具体的に3つ挙げてください。
 
この設問では上記で定義した求められる人材に基づき、求められる人材であることを伝えられるエピソードを必ず一つは入れるようにしましょう。個人として努力した経験は三つのうち一つはあってもよいでしょうが、基本的には企業別選考対策で常に説明している通り、周囲と関わりながら達成した経験を書いた方が上記の求める人材にふさわしいことを伝えることができるでしょう。
 
JALの求める人材に基づくと、学生時代の経験でいえば、例えば文化祭実行委員において、準備を進める上で、様々な役職・担当者と調整しながら成果をあげた経験などがあてはまると言えるでしょう。
 
 

二つ目の設問

 
2.上記のうち一つを選択し、「なぜ力を注いだのか(理由)」「何を目指し、どのように挑戦したのか(目標・行動)」「何を実現したのか(内容・成果)」の順で記述してください。
 
この設問においても、自分が伝えたい求める人材像に沿ってどのように行動し、何を実現したのか、設問に沿って書くようにしましょう。学生時代頑張ったことのフレームワークをまとめておくと書きやすいでしょう。
 
 

三つ目の設問

 
3.JALの業務企画職を志望した理由と、過去の経験を培ってJALで何を実現したいのか
 
志望動機は企業側が知りたい内容と学生側が話せばいいと思っている内容がなかなか噛み合ない設問の一つで各社試行錯誤を繰り返しています。企業側としては、「過去にやりがいを感じた経験⇒志望業界で感じられるやりがいの共通点」といった形で過去の経験と仕事がどのように結びついているのか知りたいにも関わらず、業界研究を重ねた学生の多くは企業の知識の深さや理念への共感などを伝えてしまいがちです。
 
JALの仕事内容を考えると下記のような志望動機は一つのパターンとしてあげられるでしょう。
 
学生時代の経験から立場や考え方の違う人と協力して、一つの目標を達成することにやりがいを感じた
⇒将来的にはJALでより多くの人に対して日本の良さを知ってもらう企画を多くの人と実現したい
⇒JALの仕事は、パイロット、客室乗務員、整備士など様々な人が関わり、また関係する部署も膨大な中、様々な人と協力する必要があると聞いた。学生時代に培った経験をいかして多くの人と協力しながら仕事を進めたい
 
上記のパターンの学生時代の経験を自分自身の経験に当てはめてみるとそれなりの志望動機になるでしょう。もちろんそれを自分の言葉で説明できるようにする必要があります。
 
 

最後に

 
航空業界や運輸業界を志望しているにも関わらず、JALだけは経営破綻しているし受けないというのは少々もったいないようにも感じます。面接を受けるのはタダなので時間が許すのであればエントリーして内定をもらってからどうすればいいのか考えるのがよいと思っています。JALはまだまだ逆境の中にいますが、受ける人も就職人気も落ちており、逆に言えば入りやすくチャンスであるとも言えます。もちろん逆境を乗り越えられないリスクも踏まえながら、受ける受けないは考えてみるといいのかなと思います。
なお、JAL内定者のESについてこちらのページで解説していますのでこちらも合わせて参考にしてください。
 

credit: Aleksander Markin via FindCC

【参考】日本航空内定者の回答

あなたが大学入学以降に最も力を注いだ事柄を具体的に3つ挙げてください。

・花火大会の企画運営
・経済学部への編入学
・自転車屋でのアルバイト

上記のうち一つを選択し、「なぜ力を注いだのか(理由)」「何を目指し、どのように挑戦したのか(目標・行動)」「何を実現したのか(内容・成果)」の淳で記述してください。

(理由)人の笑顔を見たいと思ったから。
(目標・行動)湘南で2011年も花火を一発でもあげることを目標にし、人とお金を集め、常に相手の立場や考えを意識しつつ市や県、警察と交渉した。
(内容・成果)2011年、湘南で唯一の花火大会を成功させた。大会には約200名のスタッフと約1万人の観客を集めた。


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