日本航空・全日空の違い~OB訪問とESから考える~

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記事公開日:2015年10月27日

日本航空・全日空の違い~OB訪問とESから考える~

16卒の航空業界内定者です。

航空業界の中で不動の人気を誇る二大巨塔、JALとANA。「2016年卒新卒就職人気企業ランキング」ではどちらもトップ10にランクインしています。unistyle就活意識調査ではANAは18位、JALは29位となっており非常に人気です。

参照:unistyle就職活動意識調査結果概要
→上位校学生約1000名のキャリアにおける目標や志望業界・企業ランキング、果てはTOEICスコアまでunistyleが集計しグラフに可視化しました。この記事を参考に周囲と比較して自分がどの位置にいるのか把握したり、就職活動の軸をもう一度深く考えてみるなどご活用下さい。

就職活動の面接では互いを意識しているような問いも多く、「何故ウチなの?」という質問を幾度となく投げかけられたことを鮮明に覚えています。2010年に経営破綻を経験したJALも当時は新卒採用を見送ったようですが、現在は担当者いわく志望者数は経営破綻前と遜色ないレベルにまで回復しているとのことでした。本日は私の経験した面接やOB訪問での話を基に、JAL・ANAの社員、働き方の違いに迫っていきたいと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

日本航空(JAL)と全日空(ANA)|社員の気質と文化の違い


両者の共通点:愛社精神が強い
OB訪問させていただく中で特に感じた部分です。面接対策に「御社の強みは何だと思いますか?」と聞いたものですが、どちらの社員も「ウチは接客では負けない」と自信を持って語られました。

ネット上にはよく「ANAはアジア路線に強い」「JALは国際線に強い」といった典型的な強みが書かれていますが、社員の方からすると「同業他社の強みは自社が誰よりも研究し、追随しているので重箱の隅をつついたような強みでしかない」とのことでした。しかし、働き方には違いがあるようで、

ANA(全日空):体育会系気質で、リーダーシップをもってグイグイ周囲を率いていく人が多い。個性的な人が多く、自分の意見を持っていればそれを通すことが良しとされる。このことから社員いわく「会社の中での風通しは良い一方で、のど元過ぎれば熱さを忘れるようなところがある」とのこと。

JAL(日本航空):体育会系のノリはあまりなく、周囲と協調して働くことが良しとされる。JALフィロソフィが記された手帳を全社員携帯しており、その指針通りに行動することが美徳である。このことから社員いわく「経営破綻前後で最も変わったことといえば、社員間に共通の行動指針や目標が明確に共有されるようになったこと。同じ部署での結束は強まったが、一方で部署間での連携はまだまだ改善の余地がある」とのこと。

もちろんANAにもおとなしめの方が、JALにも体育会系気質の方がいることは確かでしょう。しかし、社員(面接官)の持つコンピテンシーを志望者である学生に求めることは確かであるので、意識するに越したことはないと思います。実際に私が最終面接でお会いした学生の方は、他方の会社では一次面接で切られたとのことでした。

社員の働き方の違いはどこから生まれるのか


さて、社員の違いに焦点を絞って参りましたが、それらはどこから生まれるものなのでしょうか。働き方の違いは両社が辿ってきた歴史から生じるようです。

ANA(全日空):「チャレンジ精神」
民間会社としてスタートし、今の地位を築いたことから「チャレンジ精神」が根底にあり、新規路線開拓などにも積極的。説明会を担当していた社員いわく、チャレンジしたことによる失敗の責任は求められない。一方で、責任の所在が明確にならずにそのまま忘れ去られることもある体質。

JAL(日本航空):「経営破綻のような失敗は二度と繰り返さない」
半官半民の特殊法人としての経歴があることから、完全民営化された後も社員の財務管理の軽視や公務員気質が経営破綻前まで存在していたことは少なからず認められる。経営破綻後は全社員がこの事実を真摯に受け止め働くようになり、その失敗を二度と繰り返すまいと誓っている。しかし、それらの傾向が完全に払拭されたとは言えない状況。

2013年は羽田空港国際線発着枠がANAに11便、JALは5便と配分され、ANAに軍配が上がる結果となりました。この配分割合の違いはJALの経営破綻に起因するものであり、ANAは路線拡充を加速させていることから、両社の働き方の違いを明確に示す指標であることが伺えます。

ESから考える求める学生の違い


それでは実際のESの設問から両社の求める学生像の違いに迫っていきましょう。今回は事務系のESを例にとって考えます。

【全日空の方式】
空白に自由記述で、書き方に制限なし
【全日空の設問】
・一番あなたらしいと思う写真とその理由を述べてください。
・ANAの総合職事務職にエントリーいただく理由は何ですか?
・大学入学以降、一番自信を持って「これをやった」と言えるものは何ですか?具体的に教えてください。
・現時点でのあなたを評価するとしたら、あなたは何の「No.1」だと思いますか?その理由も含めて教えてください。

【日本航空の方式】
自由記述だが、罫線あり
【日本航空の設問】
・あなたが大学入学以降に力を注いだ事柄を具体的に3つ挙げてください。
・上記3つのうち1つを選択し、「なぜ力を注いだのか(理由)」「何を目指し、どのように挑戦したのか(目標・行動)」、「何を実現し(結果)、何を学んだのか」の順で記述してください。
・仕事をする上で、あなたが大切だと思うことを記入してください。
・あなたがJALの業務企画職(地上職事務系)を志望した理由と、JALで何を実現したいかを、具体的に記入してください。

自分らしさを示す写真や「No.1」を問う設問からも、ANAではチャレンジ精神を重視していることが伺えます。一方でJALでは、チャレンジの「過程」や働く上での価値観、一定の規律の中での自己PR力で学生をフィルターにかけていることが伺えます。
以下の内定者ESも参考にしてください。

参照:日本航空(JAL)【内定】エントリーシート
参照:全日本空輸(ANA)【内定】エントリーシート(6)
→日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)のエントリーシートです。

まとめ


如何でしょうか。航空業界は毎年、選考フローが長く、他社では面接解禁日の1週間以内にほぼ内定が出そろうのに比べて、JAL・ANAはどちらとも面接解禁日から3週間たって内定が得られるなど長期に及びます。

長期間におよぶ選考フローは内定した学生が途中で離脱することも考えられるため、就職活動人気ランキング上位である航空会社だからこそなせるものと言えるでしょう。選考が長期化するからこそ、ネットで簡単に得られる会社の強み・弱みでは面接の突破は難しいと実感しました。

上記の内容や「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチも参考にしながら、是非自分なりの「なぜ御社なのか」を作り上げていただく一助としていただければ幸いです。

参照:「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ
→多くの学生が面接で聞かれて窮するのが「他社じゃなくて何でウチなの?」
本記事ではこの質問に説得力を持たせて答えるための3つのアプローチ方法を紹介しています。
また、このアプローチに則った内定者の回答も複数掲載しているため是非ご一読下さい。

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 インターン・本選考で見かけた、学生からも落ちると思われる就活生の特徴5パターン インターン・本選考で見かけた、学生からも落ちると思われる就活生の特徴5パターン 16卒就活生です。広告代理店、IT業界を志望しています。就活はまだまだこれからが本番ですが、自身がベンチャー企業選考や、インターンシップに参加してきた中で、「コイツ…絶対に落ちるだろ」と就活生の自分でも思ってしまった【ヤバイ就活生】を紹介していきます。①「もしかしてあなたも面接官?」【GDで一度も発言しないミステリアス就活生】どの企業も選考を受けるときに必ずと言ってもよいほど、グループディスカッションが課せられます。基本、5,6人で30分、あるテーマについて議論するのですが、一度も口を開かなかった学生がいました。交わされる議論に頷くだけ、意見を求めても首を傾げるだけ、沈黙の時間が流れてました。主体性がないのか、やる気がないのか、そもそも受かるつもりで来たのか、謎に包まれた学生でした。参考:グループディスカッションを突破する上でまず最初に鍛えるべきたった一つの力②「運命共同体って理不尽だ」【目立ちたがり無能リーダー就活生】こちらもGD選考で遭遇した学生です。こういうタイプの学生は集団無理心中を謀ってくるので早めに対策はしたいところです。「とりあえず役割決めましょう!ぼく、リーダーしますね」「GDは目立てば通過できる」と勘違いしている就活生の典型型です。そういう人物に限って、議論の組み立て方が下手だったり、無駄にフレームワークを使って余計に議論を混乱させてしまいます。ちなみにそういう人とは次の選考やインターンシップで再会したことはありません。参考:地頭に自信の無い学生が編み出した、グループディスカッション生存戦略③「僕の才能、君には分かるかい?」作品を持ち込み披露する【自己満足就活生】某広告代理店インターンシップ選考のグループ面接で遭遇した学生です。自己PRで自分が製作した作品を披露し始めました。実際に作品を見せたほうが、具体性も出て、悪くない手法だとは思いました。しかし、その学生の作品は小学生レベルでした。面接官も周りの就活生もポカン顏、自身は満足げ。紹介する作品は、自分の主観だけに頼らず客観性を意識した方がよさそうです。参考:内定可能性を高めるために確認しておきたい自己PRに対する質問リスト④「$%#%#”%&☆」隣にいても聞き取れない、【滑舌悪すぎ就活生】こればっかりは出会った瞬間に、「落ちるな」と思ってしまう特徴です。彼らは熱く自分のことを語りますが、そのことは面接官に伝わりません。隣にいる私にだって伝わりません。なぜなら何を話しているか聞き取れないからです。おそらく、自分のことを吐き出すことに一生懸命になってしまって、重要な「聞く側の立場」を想像できない学生に多いみたいです。⑤「それは情熱の表現?それとも嫌がらせ?」面接会場中に響き渡る自己PR【間違った体育会学生型就活生】某大手IT企業の合同面接会で遭遇した学生です。パーテーションで仕切られて、1対1で行う面接形式でした。そんな中、会場に響き渡る大声で語り出す学生がいました。私は、控え室で待機していたのですが、それでもはっきりと聞こえるレベル。おかげで事前に聞かれる質問はチェックできましたが、他の面接者たちには迷惑でしかなかったと思います。参考:面接における10の心構え最後に以上の学生たちの共通点として、【相手が求めているものに気が回らず、それを伝えられない】ことが挙げられると考えます。また、偏った意見に固執していると感じました。就活でも何にでも言えることだと思いますが、コミュニケーションで重要なことは、「伝える」こと、ではなく「伝わる」こと、だと思います。これを意識するだけで今後の行動が随分変わってくると思います。いかがでしたか。自分が次選考に進んだ時も、インターンシップに参加する時も、挙げたような就活生に会うことはありませんでした。さすがに、就活生からも【ヤバい】と思われてしまうような学生は、仮に自分が面接官だったとしても通さないだろうなと思います。photobymayeesherr. 75,924 views
【就職活動でも聞き上手がモテる】聞く力はなぜ重要なのか? 【就職活動でも聞き上手がモテる】聞く力はなぜ重要なのか? こんにちは、16卒で総合商社から内々定を頂いた中堅私大の学生です。就職活動で最も大事なのは「面接」です。いくらESやWebテストの評価が高くても面接を成功させられなければ失敗します。ここで求められているのは「自分の想いや考えをどれだけ熱く面接官に伝えられるか」に尽きると思いますし、ここが弱いとどんなに学歴が高かろうが、どんなに凄い実績を持っていても落ちます。こう話すと「うまく話せれば面接は通過するんじゃないか。」という声が聞こえそうですね。しかし、私が就職活動を通じて一番大事な能力だなと感じたことは「聞く力」です。今回は就職活動で使える「聞く力」について書きたいと思います。そもそも「聞く力」は何故大事なのか?2012年にテレビタックル等に出演されている阿川佐和子さんが書かれた「聞く力心をひらく35のヒント」という本がヒットしました。ご存知の方も多いと思います。ヒットした要因は幾つもあると思いますが、それだけ世の中の人々が「聞く力」の重要さに気付いたことが一番の要因ではないかと私は考えています。聞く力―心をひらく35のヒント(文春新書)そもそも人間は、自分の考えや意見を誰かに話したいという欲を持った生き物です。よく、聞き上手はモテると言われますがその所以はここにあると思います。そしてこれは就職活動に置き換えても同じことが言えます。就職活動で「聞く力」が求められる説明会とGD・面接について解説していきます。説明会でこそ聞く力が重要説明会でこそ聞く力が最も効力を発揮されます。実際に説明会に参加してみると分かりますが、学生の90%以上は質問をしません。社員の方のプレゼンを聞いて帰るだけです。これは時間の無駄であり、ただ説明会に参加しただけで満足している典型的なダメ就活生です。では、説明会で「聞く力」を活かすことで得られるメリットとは何なのでしょうか。(1)会社の雰囲気や風土、その場にいる社員のキャリアプラン等を具体的に聞ける人事の方が皆さんの前でしているプレゼンには、はっきり言って良い事しか書かれていません。また、その内容は非常に簡潔にまとめられています。それで理解した気になっている人が多いなという印象があります。その会社の雰囲気や風土は説明会にいる社員達から感じとる事も可能ですが、やはり実際に話を聞いてみることで自分が合うか合わないかの判断が初めてできると思います。また、この会社に入ったらどんなキャリアを描けるのかは人それぞれなので、聞いてみる事でイメージもしやすくなります。(2)OB訪問に繋げられる必ず成功するとは言えませんが、私は周りにOBがいないけど興味のある会社の説明会に参加した際には必ず連絡先を教えて頂けるかを聞いていました。特に合同説明会での成功率はかなり高かったです。実際に私は、外資系コンサル、外資系メーカー、日系超大手のメーカーの方から名刺を頂く事ができ、後日お会いしてお話を伺うことができました。説明会では、社員の方に自分が気になる事を恥ずかしがらずに素直に聞くことをおすすめします。それは、後にESを書く時や面接で必ず活かされます。GD・面接でも聞く力が活かされるGD企業によって見ているポイントが異なるみたいなので一概には言えませんが、このGDでも「聞く力」は活かされると思います。まず、最初の数分間は皆で意見を出し合い、その後に意見をまとめる作業になるのですが、6人もいればあまり話さない人、自分の意見だけを主張する人等たくさんいます(笑)これは議論でありますが、チームで結論を導きだせたかも大きな評価ポイントになります。ですので、まずはメンバーの意見を聞く、あまり話していな人に話を振るようにして議論が上手く進むようにします。その後、皆の意見を聞き出した上で自分の意見を上乗せして発言をすると納得を得られ易いです。自分の意見を強く主張するのではなく、メンバーの話を聞いた上で自分の意見を伝えましょう。面接面接では逆質問というものがあり、これが占めるウエイトは多い気がします。実際に大手メーカー、メガバンク、総合商社の面接では必ず逆質問がありました。ネット上で逆質問リストみたいなものもあり、参考にはなりますが、かなり多くの就活生と被ると思います。ここで鋭い質問をすることで印象に残せる可能性もあるので大事にしましょう。私は有価証券報告書を読みその企業の強みや弱み、伸ばそうとしている事業を調べておきそれについて質問するようにしていました。IR情報を読んでそれを逆質問やES記載時に活かすだけでも大きな差別化になります。「お、この学生はウチの会社のことを良く調べて来ているな。本当にウチに興味があるんだな」と逆質問で思ってもらえるとポイントは上がると思います。まとめいかがでしたでしょうか。「話す力」も大事ですが、「聞く力」を極めるだけでこれだけのメリットがあります。OB訪問や説明会での質問を繰り返し行うことができた後は「自分は何故この質問をしたのだろう」と考えてみて下さい。質問をする側の気持ち=面接官の気持ちです。聞き手側の考えを理解するのも面接攻略の1つだと思うので是非試してみて下さい。【関連記事】 22,179 views
PEファンドへの転職を狙え ―転職実績から流入経路を探る― PEファンドへの転職を狙え ―転職実績から流入経路を探る― 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ゲインの最大化を最終目標にしながら、社外取締役等のポストから投資先企業の経営に参画できる。②銀行業務の経験はファンド転職に活きる現職ファンドメンバーには外資系投資銀行の出身者が多く、次いで日系都市銀行の出身者も多い。但し、後者のうち大半はメガバンクではなく、統合前の旧銀行に入行した層である。③PEファンドに行くなら:McKinsey、GS、三菱商事マッキンゼー・アンド・カンパニー、ゴールドマン・サックス、三菱商事の各社は、優秀な人材が集う各業界のなかでも突出した人材輩出力を誇る。PEファンドは新卒入社を受け入れておらず、それゆえ学生には馴染みの薄い業界です。しかし、いまや新卒入社後の転職が一般的な選択肢になりつつあること、そして、業務内容が極めて魅力的であることから、将来的なキャリア候補として検討しておくべきでしょう。unistyle転職シリーズ〈#1〉「転職」で総合商社を比較する―投資側への転職なら三菱商事を選べ―〈#2〉「転職」で見る電通/博報堂―「電博」発スタートアップを目指せ―〈#3〉銀行員の「転職」に見る、日系大企業の栄枯盛衰―ブラック・スワンを忘れるな―〈#4〉外資系戦略コンサルの「転職」を斬る!―やっぱり最強、McKinsey―photoby401(K)2012 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GMARCHから大手企業はたったの2割⁉狭き門を突破するコツを内定者が解説!【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.3】 GMARCHから大手企業はたったの2割⁉狭き門を突破するコツを内定者が解説!【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.3】 こんにちは。24卒のインターン生です。GMARCHの文系です。私は中学時代からの夢であったテレビ業界を目指し、マスコミ系予備校にも通うほど熱心に就活に取り組んでいました。中でも大手企業に興味があり、GMARCHの学歴とそれなりの努力があれば就活は苦労しないだろうと思い込んでいました。しかし、テレビ業界(キー局)のインターン&本選考は全落ち。その後紆余曲折あり、志望業界を製薬業界に変更し、大手製薬会社から内定を獲得しました。就活生の皆さんの中にも「大手企業に就職したい」と考えている方は多いのではないでしょうか。そこで本記事では私と同じ学歴であるGMARCHの就活生に向けて、大手企業に挑戦する難しさや、狭き門を通過・内定する方法を解説します。関連記事▼目次クリックで展開本記事の構成筆者のプロフィールGMARCHでも大手企業に内定できる人はごくわずか!?24卒GMARCH生の就活体験談・GMARCHでも学歴フィルターに引っかかってしまう場合がある・志望者に対する採用人数が少なすぎる・倍率が高い・選考のレベルが高い就活を経て分かったGMARCHから大手企業に内定するコツ・内定に必要なマインド・具体的な対策24卒GMARCH就活生の選考結果最後に筆者のプロフィール筆者のプロフィールは以下の通りです。◆性別:女性◆大学:GMARCH(文系)◆所属ゼミ:割とゆるめのゼミ◆サークル:文化系×1、運動系×1◆アルバイト:長期インターン、飲食店◆性格超が付くほど神経質、努力家、強みは協調性日頃から周囲を気にしがちで、迷ったら人気・王道・定番を選ぶ◆志望業界変更前:マスコミ・広告(特にキー局)変更後:製薬・消費財メーカー◆現在大学4年生、大手製薬会社に2024年4月入社予定◆特徴中学時代からキー局を志し、就活開始と同時にマスコミ系予備校に通うも最終的には志望業界を変更。就活をしていた期間は累計1年2ヶ月。持ちネタはサークル、飲食店アルバイトといった超平凡学生。GMARCHでも大手企業に内定できる人はごくわずか!?まず、結論から申し上げると「GMARCH就活生が大手企業への内定を目指すのは難易度の高い挑戦である」と言えます。理由としては、GMARCH以上の学歴を持つ就活生(GMARCHの他、早慶上智、旧帝大など)の人数に対し、大手企業の採用人数の方がはるかに少ないからです。GMARCHは大学受験の世界では上の方に位置し、一般的に「高学歴」と呼ばれることも多いと思います。しかし、就活の世界では必ずしも上の方に位置し、選考で有利になるとは限りません。一部の大手企業は「学歴フィルター」を設けています。もしそのような企業にGMARCH就活生がエントリーしても、「学歴」という理由で早慶上智や旧帝大の就活生に負けてしまい、採用枠を取られてしまう場合があります。筆者は就活をする中で、GMARCHから大手企業に就職できる割合は10人に2~3人という説を耳にしました。また実際に青山学院大学の22卒で、東証プライム上場企業に就職したのは全体の27.4%というデータも見たことがあります。これらの情報を踏まえると、GMARCHから大手企業に就職するのはとても難しいことであると言えます。関連記事24卒GMARCH生の就活体験談冒頭でも触れましたが、まずは筆者の就活体験について簡単に説明します。就活は1年2ヶ月にも及びました。24卒GMARCH生の就活就活開始前:マスコミ業界と広告業界に興味を持つ3年の4月:就活開始&マスコミ系予備校に通い始める3年の夏:キー局を始め様々な大手企業のインターンに出すも、奮わない結果3年の秋:厳しい現実を知り、考えが変わり始める3年の冬:徐々に志望業界を製薬・消費財メーカーへ変更4年の6月:大手製薬会社に内定し、就活の幕を閉じる志望業界を変更した理由は、人の心身の健康に貢献したいと思ったからです。無理なスケジュールで臨んだハードな就活に疲弊し、体調を崩して休んでいた時に、人の幸せの全ては心身の健康の上に成り立っていると感じました。ここまで何度も「大手企業への内定は難しい」と申し上げてきましたが、大手企業の選考に関して難しいと感じたポイントについて具体的に紹介します。GMARCHでも学歴フィルターに引っかかってしまう場合がある志望者に対する採用人数が少なすぎる・倍率が高い選考のレベルが高いGMARCHでも学歴フィルターに引っかかってしまう場合がある先ほども同じ話をしましたが、大手企業ではインターン選考・本選考ともに、何度も学歴フィルターに引っかかってしまうことがありました。完全に筆者の持論ですが、就活をする中で特に高学歴が求められると感じた業界は以下の通りです。総合商社不動産(特に総合デベロッパー)メガバンク(特に法人営業)広告代理店キー局もちろん企業や職種によって例外もあるので、これが全てという訳ではありません。関連記事志望者に対する採用人数が少なすぎる・倍率が高い大手企業の中には志望者に対する採用人数が少ないため、毎年非常に高倍率になる業界・企業も存在します。そしてこれは特に人気業界に見られる傾向です。こちらも筆者の持論ですが、就活をする中でこの傾向は以下の業界・職種で強く見られると感じました。なお、筆者は「若者のテレビ離れ」を真に受けていたため、お恥ずかしながら「キー局を目指す就活生は自分くらいしかいないだろう」と勘違いしていました。食品・化粧品メーカー(特にマーケティング職)テレビ局(特にキー局)3大出版社エンタメ業界(特に映画・音楽)総合商社(特に一般職)事務職・コーポレート職関連記事選考のレベルが高い先ほどの学歴フィルターの話とも少し被りますが、大手企業を目指す就活生の中には、レベルの高い学生が多い印象があります。特に大手企業のインターンに参加した際には他の学生と関わる機会も多かったのですが、参加していたライバルたちは皆、有名国公立・早慶上智・関関同立など、一般的に高学歴と呼ばれる大学の学生ばかりでした。また、ライバルたちの多くはコミュニケーション能力や高い志も兼ね備えていました。全員が本選考に参加するとは限りませんが、本選考には相当レベルの高い学生が集まるのではないかと思います。また、レベルが高いのはライバルたちだけではありません。ESやWebテストに対しても、レベルが高いと感じたことが度々ありました。例えばESは設問数が多く、書いても書いても終わらないと感じた企業がいくつもありました。また自己分析をしていないと書けないような難しい設問を出されたことが何度もありました。Webテストに関しては、ボーダーがとても高く、Webテストに自信があるような人でないと通過できない企業もありました。就活を経て分かったGMARCHから大手企業に内定するコツ大手企業への内定を目指す上で難しいポイントが分かったところで、ここからはGMARCHから大手企業に内定するコツについて紹介します。主に以下の2つに分けて紹介します。内定に必要なマインド具体的な対策内定に必要なマインドまずは、内定に必要なマインドについて紹介します。大きく2点あります。100%学歴のせいにしない対策は人一倍必要・100%学歴のせいにしないこれまでGMARCHの就活生は学歴の関係上、選考で不利になることもあるという話をしました。しかし、実際にGMARCHから大手企業に内定した先輩がこれまでに一定数いるのも事実です。そのため、就活で上手くいかないことを全て学歴のせいにするのは良くありません。また、大手企業であるにもかかわらず学歴フィルターを設けていない企業も存在しますし、ESや面接の出来などによっては自分次第で結果を変えられる部分もあります。・対策は人一倍必要続いて対策についてですが、ES・Webテスト・面接など全ての対策が人一倍必要になると思った方が良いと思います。高校・大学受験やTOEICなどをイメージしてください。目指すレベルが上がれば上がるほど対策が必要になります。それは就活でも同じです。また「就活の早期化」は多くの就活生が知っていることでしょう。インターン経由での早期内定を目指す就活生は、周囲がまだ就活モードになっていなかったとしても、人一倍早く就活を始めなくてはなりません。一方、大手企業の中には未だに「3月に情報解禁」「6月に内々定解禁」のスタンスを取っているところも数多くあります。そのため周りの友人たちが早々に就活を終わらせ、遊んでいたとしても自分だけ就活を続けなければならないという、苦しい場面もあるでしょう。それでも、投げ出さずに頑張り続ける必要があります。話は変わりますが、ここで実際に筆者が行っていた、ESと面接に関する工夫について紹介します。筆者が実践していたESと面接における工夫ES:他人(就活サイト)の真似をせず、自分の言葉で書く面接:実績・成果・役職アピールではなく、人柄をアピールする・ESについて自分の言葉で書くことを意識していました。就活を始めた当初は就活サイトに掲載されている例文を見て、真似をしていました。しかし全然インターンに通過しなかったので、途中から真似をやめました。そして1から自力でオリジナルの文章を書くようにしました。すると段々と通過率が上がるようになりました。・面接について事実や実績よりも人柄をアピールする作戦で臨みました。リーダー経験や大会優勝などの実績が特になかったので、その分人間性のアピールに力を入れました。また他者との差別化を図りたいと思い、リーダーではない役職や気質をアピールしました。さらに、盛りに盛った話・嘘の話・就活用に作り上げた話はせず、今の自分を形成している幼少期の話や、素朴な日常の話などをしていました。具体的な対策具体的な対策については沢山あるのですが、ここでは中でも特に重要な2点を紹介します。業界を選ぶ多くの企業にエントリーする・業界を選ぶまず業界選びについてですが、GMARCHの学歴でも大手に内定できそうな業界・企業を選ぶことが必要になっります。自分の大学のホームページなどで「進路・就職状況データ」を調べ、自分の大学の先輩たちはどのような企業へ就職したのかを見てみましょう。また、気になる企業の「採用大学」についても調べ、過去に自分の大学からその企業へ内定した人がいるのかについても確認してみましょう。GMARCHの就活生がこれらを一切気にせずに、先ほど挙げたような「人気業界・高学歴が求められる業界×大手企業」に絞って就活をすると、場合によっては全落ちしてしまう可能性があります。そのため事前にデータを調べ、その情報も加味した上で業界・企業選びができると、内定に近づくと思います。・多くの企業にエントリーする続いて企業へのエントリーについてですが、どちらかというと少数精鋭というよりは多くの企業にエントリーする方がメリットが多いのでないかと思います。筆者が感じた、多くの企業にエントリーするメリット・デメリットは以下の通りです。多くの企業にエントリーするメリット・デメリットメリット:全落ちを回避できる・持ち駒が多いことによる安心感がある・グループディスカッション(GD)や面接の経験を積めるデメリット:全体的に対策に費やす時間がかかる・1社あたりの対策が疎かになるもちろん自身の実力不足が大きいとは思いますが、筆者はインターン・本選考ともに大手企業の選考に落ちることが数多くありました。しかも大半はESやWebテスト、1次面接といった序盤の段階でした。そのため改善に努めることに加え、序盤で落ちることを念頭に置き、沢山の企業にエントリーする必要がありました。結局筆者の場合は早期選考やベンチャーも含め、100社近くもエントリーしました。さすがに100社というのはやりすぎだと今では思いますが、全落ちを回避することはできました。また、選考を受ける中でどんどん面接やグループディスカッション(GD)に慣れていき、最後の方はほとんど緊張することがなくなりました。「就活はマッチング」とも言われるように、相性が悪ければどんなに高学歴で優秀な学生や自信のある学生でも、当たり前のように選考に落ちてしまうことがあります。そのためあまり考えたくないとは思いますが、落ちることも視野に入れ、多くの企業にエントリーするための準備の時間を作れると良いと思います。関連記事24卒GMARCH就活生の選考結果上記のようなマインドと戦略で就活に臨んだ結果、ベンチャー・大手合わせ3社から内定を獲得することができました。結果として1番最後に内定した大手製薬会社を選択し、同時に1年2ヶ月にも及んだ就活を終わらせることにしました。当初の志望業界とは全く違う結果になったこともあり、結果に100%満足できている訳ではありません。また、貴重な学生時代の多くの時間を就活に捧げてしまったという後悔も少しあります。ただ知名度の高い企業ということもあり、報告した時に家族や親戚が皆喜んでくれたので「この企業に内定できて良かった」とは思っています。また現在、就職先及び春からの新生活については前向きに捉えています。最後に本記事では「GMARCHから大手企業への内定」に関する難しいポイントや、選考の対策などについて解説してきました。内容を簡単にまとめると以下の通りです。GMARCHから大手企業に内定するのは狭き門である内定に必要なマインドを持つことが重要情報収集を積極的に行い、人一倍選考対策をすることが重要GMARCHの就活生が大手企業を目指すのはいばらの道とも言えます。人によっては上手くいかないことも多いのではないでしょうか。それでも大手企業に内定できれば、大手企業ならではの様々な恩恵を享受できると思います。また就活体験談の部分でも少し触れましたが「人一倍の努力が必要!」と言って無理なスケジュールを実行すると、かえって筆者のように体調を崩してしまうと思います。努力も重要ですが、適度に休憩することも重要です。末筆ながら、本記事を参考にし、1人でも多くの就活生が自分の望む企業に内定できることを願っています。 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