【ES例文付き】「希望部署とその理由」をエントリーシートで問われた際の書き方
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最終更新日:2021年11月25日
エントリーシート(ES)で希望する部署とその理由を聞かれたことのある就活生も多いのではないでしょうか。
企業によってはたくさんの部署があり、下記のような悩みを持っている方も少なくないはずです。
「希望する部署のイメージが湧かない。」
「適切な希望理由の書き方が分からない...。」
そこで本記事では上記のような悩みを持った就活生に向けて、希望する部署とその理由を聞く背景や適切な書き方、書く際のポイントを紹介していきます。
- 本記事の構成
- 企業はなぜエントリーシート(ES)で希望する部署とその理由を聞くのか
- エントリーシート(ES)で希望部署とその理由を適切に答えるための3ステップ
└自己分析をする
└企業研究をする
└職種研究をする - エントリーシート(ES)における部署を希望する理由の書き方とポイント
- 選考通過者による「希望部署とその理由」のエントリーシート(ES)例文
└アビームコンサルティング
└明治安田生命(明治安田生命保険相互会社) - 最後に
企業はなぜエントリーシート(ES)で希望する部署とその理由を聞くのか
ここではまず、企業が希望部署を聞く理由について考察します。
企業が設問に込める意図を理解することで企業の求める回答ができるようにしましょう。
企業側の評価基準
それでは、エントリーシート(ES)で希望部署を聞く理由を考察するにあたってまず企業側がどのような評価基準で採用活動を行っているのかを押さえましょう。
一般的に採用担当者は「その就活生が企業の利益に貢献できる人物であるかどうか」で選考の合否を判断しています。
「利益に貢献できる」ということを2つの要素に分解すると、「貢献できる能力があること」と「その能力を100%引き出すやる気(モチベーション)があること」になります。
上記の2つの要素を基に考察すると、以下の2点が評価基準と言えます。
- 自社への志望度が高いか
- 自社が求めるスキル・能力を保持しているか
希望する部署とその理由の設問に関しても以上の2点を意識した回答することで企業に評価される回答ができるといえます。
以下の記事では企業目線で求められる人材について考察しているので是非参考にしてください。
企業が欲しい人材
企業が知りたいのは企業への理解度と志望度
上記の評価基準を踏まえると、企業が希望する部署を聞くのは就活生が自社をどのくらい理解しているかを推し量り、志望度の高さを知ろうとしているからだといえます。
希望する部署を適切に説明するためには企業がどんな事業を行い、どんな人材育成をしているのか、それによって自分が入社後にどんな業務を行い、どんなキャリアを描くことで企業に貢献するのかを理解している必要があります。
また、希望する部署で求められる能力を理解したうえでその能力を持っているかも問われているといえます。
企業によっては入社後の配属先を検討する上での参考にしている場合もあるようですが、エントリーシート(ES)で答えるうえでは上記の理由を意識すればいいでしょう。
エントリーシート(ES)で希望部署とその理由を適切に答えるための3ステップ
「企業が希望部署とその理由を聞く背景は分かったけど、希望する部署の伝え方が分からない...。」
「行きたい部署はあるけど、いざ理由をエントリーシート(ES)に書くとなると難しい...。」
上記のように思う就活生に向けて、ここでは希望部署を論理的に答えられるようになるための手順を紹介します。
(1)自己分析を行う
まずは自己分析を行い、自分が何を大切にして働きたいのか、自分がどんな人間なのかを考えましょう。
基本的には一般的な自己分析と変わりませんが、希望する部署を考えるにあたって以下の3つは必ず考えておくべきでしょう。
- 「自分は○○な人間」 自分がどのような人間で、何が得意なのか
- 「自分は○○にやりがいを感じる」 自分のやる気が出る取り組みは何なのか
- 「仕事では○○にチャレンジしたい」 自分がどんな仕事にチャレンジしたいか
上記3つを考えることで、どのような部署で力を発揮できるのか理解する手掛かりになります。
また、一般的な自己分析の仕方については以下の記事を参考にしてみてください。
(2)企業研究をする
自己分析が出来たら、企業研究を行い、その企業がどんな理念のもとにどんな事業を行っているのか理解しましょう。
希望する部署を答えるうえでは、行きたい理由と同時に希望する部署でどのように企業に貢献するかをアピールすることが大切です。企業理念や企業の今後の方向性を理解することで、自分がどのように貢献するのかイメージしましょう。
企業について調べる際は企業のHPや採用サイト、 IR情報等がオススメです。
企業研究の仕方については以下の記事を参考にしてみてください。
(3)職種研究をする
企業研究が出来たら次は希望する部署を考えるにあたり、職種に焦点を絞った研究をしましょう。
職種研究をする際には以下の4つのポイントを押さえていく必要があります。
募集している部署(職種)は何か
どのような業務内容なのか
部署で求められるスキル、能力は何か
どのようなキャリアパスを描けるか
また、職種研究はHPなどだけでは詳しい内容を知ることができないので、是非OB訪問などを行い、理解を深めましょう。
OB訪問をすることで、どのような部署で、どのような流れで仕事をしてきたか、など生の声を聞くことができます。また仕事の進め方、ジョブローテーション、昇進のタイミングを聞くことで入社後の自分のキャリアをイメージしやすくなります。
ただし、OB訪問を実りのある時間にするためにはしっかりとした準備が必要です。
以下の記事ではOB訪問のやり方を初めての人にも分かりやすく解説しています。是非参考にしたうえでOB訪問をしてみてください。
エントリーシート(ES)における部署を希望する理由の書き方とポイント
企業と部署の理解ができたところでいよいよ希望する理由の書き方を解説していきます。
希望する部署とその理由を書く際は、下記の4つのポイントを意識しましょう。
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選考通過者による「希望部署とその理由」のエントリーシート(ES)例文
これまで、企業が希望する部署を聞く理由や書く際のポイントを解説してきました。ここでは選考通過者の例文を、志望動機に内包されている形と単独での設問の形の2種類から1つずつ紹介します。
実際にエントリーシート(ES)を書く際の参考にしてください。
選考通過者のエントリーシート(ES)例文:アビームコンサルティング(人事職)
アビームコンサルティングを志望する理由と、希望するコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。
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選考通過者のエントリーシート(ES)例文:明治安田生命(明治安田生命保険相互会社)
総合職(全国型) career Sへの志望理由を記述願います。
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最後に
本記事ではエントリーシート(ES)で希望する部署とその理由を問われる背景と書き方を解説しました。
部署の理解は企業を理解するだけでなく、自分のキャリアを考えるうえでも有効な手段です。
希望する部署を適切に回答することで、企業に志望度と自分の強みをアピールしましょう。
最後に、以下の記事では本記事のような志望動機に関わるエントリーシート(ES)の書き方を解説しています。本記事と合わせて参考にしてみてください。