玉手箱 計数問題対策!四則逆算・図表の読み取り・表の空欄推測を解くコツ
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最終更新日:2024年02月08日
本記事では、玉手箱の「四則逆算」「図表の読み取り」「表の空欄の推測」といった問題形式と出題パターン、計数問題の問題例を紹介しています。解答や解説、問題を解く際のコツも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
玉手箱の問題形式と出題パターン
はじめに、玉手箱の問題形式と出題パターンについて解説します。
玉手箱の科目と出題形式
科目は言語、計数、英語、性格検査となっています。
性格検査以外の3科目に関しては、言語3種類、計数3種類、英語2種類の計8種類の問題パターンがあり、以下の通りとなっています。
【言語】
■論理的読解/GAB形式 (32問/15分または52問/25分)
■趣旨判定/IMAGES形式 (32問/10分)
■趣旨把握 (10問/12分)
【計数】
■四則逆算 (50問/9分)
■図表読取 (29問/15分または40問/35分)
■表推測 (20問/20分または35問/35分)
【英語】
■論理的読解/GAB形式 (24問/10分)
■長文読解/IMAGES形式 (24問/10分)
この中から企業毎に各科目1形式ずつ選択されて出題される形式となっています(企業によっては、英語は課されない場合もあります)。
そのため、1つの形式の問題が最後まで続いて出題されることになります。実際の試験が始まる直前に言語や計数それぞれで例題が出題されます。その出題された例題の種類が表推測だった場合、その後も最後まで表推測の問題しか出ないということです。
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玉手箱の見分け方
Webでの見分け方は、「https://web1.e-exams.jp/」が冒頭にあれば玉手箱である可能性が高いです。(https://webに続く数字は変わるようです。)
また、テスト開始前の画面で上記で載せた科目ごとの時間配分に当てはまっている場合も玉手箱である可能性が高くなります。例えば実施時間が、「計数:15分、言語:15分」となっていた場合、計数分野では「図表読み取り」が出題されるはずです。
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玉手箱の問題形式と出題パターンを理解して頂けたところで、計数問題に特化した解説をしていきます。計数問題の出題科目である「四則逆算」「図表の読み取り」「表の空欄の推測」ごとに、コツと問題例、解答を紹介します。
玉手箱計数のコツ・問題例・解答(四則逆算)
はじめに、四則逆算のコツ・問題例・解答を紹介します。
四則逆算を解く際のコツとして、以下のものが挙げられます。
・計算速度を向上させる。
・基本的な計算式を頭に入れておく。
・数式を右辺に移動して、□=の計算式の形を作る。
・1の位の桁の数字を確認する。
四則逆算の問題を解く上で重要なのは、「計算速度」と「正確さ」です。
四則逆算の問題は9分間のうちに50問の問題が設定されており、1問あたりを10秒以内で解く必要があります。解き方の見当がつかないような難解な問題は出題されないので、方程式をいかに速く、正確に計算できるかがポイントとなります。
出題された方程式の計算をスムーズに行うために、方程式における「+」「-」「×」「÷」の基本的な計算や、電卓での計算を行いやすくするため分数から少数への変換式なども頭に入れておきましょう。
- 少数に割り切れる分数を記憶する
ex)1/2=0.5、1/4=0.25、1/5=0.2など - 電卓の「√(ルート)ボタン」や2乗の計算式を頭に入れておく
ex)11×11=121、12×12=141、13×13=169など
また、計算速度を上げるためには、要領よく問題を解く必要があります。
例えば、問題例で出題した(1)1859-□=783の問題では1859-783を電卓で求めるよりも、解答の選択肢と一致する1の位の数値を求めるために、暗算で9-3を行う方が早く解答を求めることができます。
出題された問題を方程式通りに解くのではなく、速さを実現する負担の少ない計算の仕方を身につけましょう。
それでは、四則逆算の問題例を出題します。
四則逆算の問題例
問1 □に入る数値として、正しいものを次の選択肢から1つ選びなさい。
(1)1859-□=783
A:987 B:1076 C:562 D:1576 E:794
(2)(300-120)-50=530-□
A:400 B:150 C:90 D:310 E:130
(3)□×5.3=100.7
A:19 B:18 C:29 D:10 E:24
(4)74÷2/5=□+1/2
A:49 B:165 C:67 D:28 E:180
(5)267=71+□×□(□には同じ数値が入る)
A:12 B:14 C:16 D:17 E:13
(以下に解答を記載しています。今問題を解いていらっしゃる方は閲覧にご注意ください。)
四則逆算の解答と解説
A:987 B:1076 C:562 D:1576 E:794 答え B:1076
四則逆算の問題を解くコツでも紹介したように、この問題のコツは1の位の桁を確認することです。9-3=6をすることで、選択肢の中から答えを見つけ出すことができます。電卓で計算するよりも暗算で計算した方が早い場合があるので、押さえておきましょう。
A:400 B:150 C:90 D:310 E:130 答え A:400
()がある方程式では、はじめに()内を計算しておくことがおすすめです。右辺に計算式をまとめることで、□の値を求めやすくなります。
(300-120)-50=530-□
180-50=530-□
□=530-180+50
□=400
A:19 B:18 C:29 D:10 E:24 答え A:19
□にかけられている5.3を除くために、左辺の100.7を5.3で割ると、答えを求められます。
□×5.3=100.7
□=100.7÷5.3
□=19
(4)74÷2/5=□+6×1/2
A:49 B:165 C:67 D:28 E:182 答え E:182
電卓で計算するために、分数を少数に変換することがポイントになります。2/5=0.4、1/2=0.5の計算式を把握していると、速く計算することができます。
74÷2/5=□+6×1/2
74÷0.4=□+6×0.5
185=□+3
□=185-3
□=182
A:12 B:14 C:16 D:17 E:13 答え B:14
四則逆算の問題のなかには、□が複数ある方程式が出題される場合もあります。(5)のような□×□の計算がある場合では、2乗の計算式を頭に入れておくか、電卓の「√(ルート)ボタン」を使うことをお勧めします。
267=71+□×□
□×□=267-71
□×□=196
□×□=14×14
□=14
玉手箱計数のコツ・問題例・解答(図表の読み取り)
続いて、図表の読み取りのコツ・問題例・解答を紹介します。
図表の読み取りの問題は、玉手箱の計数問題の中で最も出題されています。テストセンター方式の玉手箱であるC-GABの計数問題においても、実施されている問題です。
【GAB/C-GAB/Web-GABとは?|問題と対策を解説】総合商社も採用するテストセンター
はじめに、図表の読み取りの問題を解く際のコツを紹介します。
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玉手箱計数のコツ・問題例・解答(表の空欄の推測)
最後に、表の空欄の推測のコツ・問題例・解答を紹介します。
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最後に
本記事では、玉手箱の計数問題に出題される「四則逆算」「図表の読み取り」「表の空欄の推測」のコツと問題例、解答を紹介しました。
玉手箱の計数問題は出題される形式や内容が決まっているため、問題を理解し、解き方を身に付けることで対策ができます。数多くの問題をこなして、問題に慣れることもお勧めです。さらに対策をしたいという方は、対策本やアプリを用いて様々な問題を解いてみてください。
玉手箱対策のオススメ本を25卒向けに3冊紹介!出題企業一覧も掲載
また、どの問題においても、解答を求める「速さ」が重要です。玉手箱の計数問題においては、電卓を使用することが認められているため、電卓を素早く使う練習もしてみてください。
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最後に、unistyleの公式YouTubeチャンネルでは玉手箱に関する動画を公開しています。記事だけでなく、動画を通じても玉手箱対策に取り組みたいという就活生は、ぜひ下記の対策動画をご視聴ください。