【双日のES対策】求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ

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最終更新日:2021年03月26日

双日の本選考ES一覧はこちら

双日は7大商社の中の1つであり、航空機や自動車などの金属機械、エネルギー部門、肥料やレアアースなどの化学、材料部門などが収益の柱です。

Sincerity・Solution・Successの3つのSを掲げ、他商社との差別化を図っています。また、レアメタルにおいて今後の成長が期待されている点も特徴です。

商社というと体育会系ですとか、グローバルなイメージから帰国子女といった層が多く志望すると考えている方も多いかと思います。

では、実際は双日はどのような人材を求めているのか考えていきましょう。

本選考とインターンの締め切り情報

事業内容と採用HPから考える双日の求める人材

大きなプロジェクトになると、受注までに長い年数がかかり、紆余曲折もある。また、競合も多いなかで、受注につなげることはかなり難しいが、それだけに受注したときの達成感はひとしお。

 

受注した後も、プロジェクトが完遂するまでのサポートやフォローは数年にも及び、予想もしなかった事態が起きたり、時には顧客や協業相手と深刻な協議をしたりしなくてはならないこともあるが、その過程で学ぶことは多い。

 

会社を超え、また立場や国を超え、完工を目指して協業できるのは、大型プロジェクトならではの達成感だ。

参考:世界で挑む双日パーソン

「点と点で同時進行していたすべてが、最後に一本のきれいな線となって、7月1日の最終投資決定を迎えられた。両株主を含む関係者全員の尽力の賜物です」と潮は微笑えむ。

 

時間がない中での調整作業には、恐ろしいほどの負荷がかかったが、プロジェクト関係者みなで結束して耐えた。この原動力は、使命感といっていい。もちろん、めざすものは企業収益の最大化。

 

その根底には、伸びゆく国インドネシアへの社会貢献、そして、資源の乏しい日本へのエネルギー安定供給を自分たちが支えていくのだという強い想いがある。今後20年にわたってLNGを日本へ届ける。そして、拡張プロジェクトの建設期間だけでもインドネシアで1万人の雇用を生む。

 

エネルギー事業に壮大な夢と想いを持ち続けてきたメンバーが結集して実現したプロジェクトだ。

参考:インドネシア・タングーLNGプロジェクト

上記にあるように、「受注した後も、プロジェクトが完遂するまでのサポートやフォローは数年にも及び、予想もしなかった事態が起きたり、時には顧客や協業相手と深刻な協議をしたりしなくてはならないこともあるが、その過程で学ぶことは多い。会社を超え、また立場や国を超え、完工を目指して協業できるのは、大型プロジェクトならではの達成感だ。」からは立場の異なる人や国を越えて多様な文化や価値観を持つ人々と共に目標を共有し、達成にいたる過程が理解できます。

また、「両株主を含む関係者全員の尽力の賜物です」等チームで信念や目標を共有し、達成に向けて個々が努力しチームとして効力を発揮する過程が理解でき、このことからチームワークを非常に重要としていることがわかります。また良いチームワークを築くためには絶対的な信頼関係が必要となります。

そのチーム環境の中で課題やニーズの発見から解決まで現場レベルで行っていることが双日HPのプロジェクトストーリーから分かりますので、チームメンバーや関係者との信頼関係を築き共通の信念を持ち、課題やニーズを発見し、解決まで共に行うことがプロジェクト成功の中で重要であることがわかります。

以上から、「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」に照らし合わせて考えると、双日では「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」資質が求められると考えられます。

双日のES設問

双日の過去のエントリーシート(ES)では、以下のような設問が課されました。

(1)あなたがこれまでの人生の中で、主体的に何かに挑戦した経験を記載して下さい。(全角300字~400文字)

(2)あなたのモチベーションの源泉はなんですか。(全角200字~300字)

(3)あなたは、双日でどのように成長し、どのような夢を実現したいですか。(全角300字~400字)

(4)ゼミ・研究室での研究内容につき、記載してください。(全角200字以内)

(5)活動内容1のタイトルにつき、ご記載ください。(全角50字以内)上記活動の内容について詳しく教えて下さい。(全角150字以内)

(6)活動内容2のタイトルにつき、ご記載ください。(全角50字以内)上記活動の内容について詳しく教えて下さい。(全角150字以内)

(7)趣味または特技につき、ご記載ください。(全角50字以内)上記趣味または特技の内容について詳しく教えて下さい(全角150字以内)

参考:双日の企業情報

設問(1)「あなたがこれまでの人生の中で、主体的に何かに挑戦した経験を記載して下さい。」

設問(2)「あなたのモチベーションの源泉はなんですか。」について

こちらの設問は、主に学生時代の経験に関連して問われる設問です。

設問(1)は意図として「【ガクチカ】面接で必ず聞かれる10の質問と適切な答え方」における「2.学生時代に最も力をいれたことについて教えてください」と類似する設問になります。

「主体的に」「挑戦」といった言葉が使用されている点から、特に(1)リーダーシップ・(2)チャレンジ精神(行動力)といった項目で評価されていると考えられますし、同時にこれらの能力が求められているといえます。そのため、(1)と(2)のどちらかまたは両方の能力があることが経験から説明できると評価されると考えられます。

ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-」を参考にするとわかりやすく一貫性のある回答が作れるでしょう。あくまでも「これまでの人生で」とありますので、大学時代よりも過去のエピソードでも回答できますが、その場合そのエピソードが現在とどのようなつながりがあるのかまで回答する必要があります。

設問(2)では内定者のESを参考にします。

双日では採用HPで「夢」という言葉を使って、高い目標を持ちそこに向かって高いモチベーションを持ち続けていることをベースに社員を多く紹介しています。このことから、目標に向かって高いモチベーションを持ち続けることのできる人材を求めていると考えられます。この点を考慮してモチベーションの源泉をまとめていく必要があります。

私は周囲の期待や責任感がモチベーションの源泉になっている。

具体的には、高校時代、ハンドボール部でチーム一丸となって全国大会出場という目標に向けて注力する中で、私は主将でキーパーを任されており、「自分がやるしかない」という責任と重圧から、今まで以上に努力してきた。

 

大学時代は、ゼミでは三年生ながら、論文発表の代表を任されており、教授や上級生から高いレベルを要求されていたが、むしろやる気を出すことができ、「お前がリーダーでよかった」と多くの人から評価されることができた。

参考:【内定】エントリーシート(総合職)

こちらでは「周囲の期待や責任感」がモチベーションの源泉になっていると回答しています。

双日は事業内容と採用HPから考える双日の求める人材で結論付けたように、「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」における、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」を求めていることは、逆にこのような能力を発揮しなければならない仕事環境であると言えます。

ですので、「周囲の期待や責任感」が常にある環境といえます。このことからこちらの学生は双日でモチベーションを持ち続けることができると理解できます。

このように、双日が自身のモチベーションの源泉がある環境だということを説明しましょう。

設問(3)「あなたは、双日でどのように成長し、どのような夢を実現したいですか。」について

こちらの設問は志望動機に関する質問になります。この設問ではつまるところ、双日でのキャリアビジョンについて問われています。ですので、双日の経営理念や目指すもの、ビジネスモデルとズレがないように回答しましょう。

以下、内定者のエントリーシートを参考にします。

世界を舞台に活躍する、グローバルリーダーになりたいと考えている。

 

理由は二つあり、一点目は高校時代にハンドボール部の主将としてチームをまとめあげた経験から、チームでプロジェクトを進める事にやりがいを感じたからだ。二点目は留学生寮でのスタッフとしての生活経験である。母国への貢献という強い思いで日夜勉学に励む優秀な留学生を見て、このような仲間たちと切磋琢磨しながら、世界を相手に挑戦してみたいと感じた。

 

具体的に貴社に入社した際にやりたいこととしては、南アフリカの友人からアフリカの現状を聞かされ、今後爆発的に人口増加が見込まれるアフリカで、医薬品事業を推進し、ヘルスケアの面から発展に貢献したいと考えている。

 

このように、少しでも世界の医療格差を失くすことが私の夢だ。

参考:【内定】エントリーシート (総合職)

こちらのエントリーシートでは、夢として、「世界を舞台に活躍する、グローバルリーダー」を掲げており、形成された背景として自身の経験を簡潔に述べています。また、「世界を舞台に活躍する、グローバルリーダー」は、双日の求めている人物像と合致しています。

また、双日に入社後のキャリアビジョンも非常に明確で、自身の経験から説明できており、双日で働くイメージの湧く回答になっているといえます。

設問(4)「ゼミ・研究室での研究内容につき、記載してください。」

設問(5)「活動内容1のタイトルにつき、ご記載ください。上記活動の内容について詳しく教えて下さい。」

設問(6)「活動内容2のタイトルにつき、ご記載ください。上記活動の内容について詳しく教えて下さい。」

設問(7)「趣味または特技につき、ご記載ください。上記趣味または特技の内容について詳しく教えて下さい。」について

こちらの設問では2つの観点があります。

1点目はステータスとして、何を学んできたのか知るためです。学部だけでは何を学んできたのかよくわからない場合がありますので、こちらの質問で明確にしています。

2点目は会話のきっかけに使用されます。会話のきっかけというのも、会話の中であなたの人間性を見極めたいためであったり、緊張をほぐすために雑談的に使用されます。

ですので、こちらでの内容が評価につながるというよりは内容についてあなたがどのように話すか、が評価につながってきます。何をどのように学んだのか簡潔にまとめましょう。

最後に

7大商社の一つである双日は他商社同様、倍率が非常に高いことが予測できます。また商社によっても、それぞれ色は違いますので、OB訪問等を通してそれぞれ違いを掴むべきでしょう。

unistyleでは他商社についてもES・選考情報について豊富に載せていますのでぜひ参考にしてください。

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