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就職留年は不利なのか

掲載開始日:2014年06月13日
最終更新日:2017年01月24日

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前回説明した通り、7人に1人が就職留年する時代ということで、これを読んでいる学生の中でも就職留年をしてもう一度チャレンジしようとしている学生がいると思います。その際に、多くの学生が就職留年は不利なのか、複数回に及ぶ留年は不利なのかと気にしているようなので今回は学生の多くが気にしている留年について話をしたいと思います。

1.就職留年は不利なのか

就職留年だけでなく、留年しているということは基本的にプラスに働くことはありません。まったく同じ状況であれば、留年している学生よりも現役の学生を採用したいと思うのは当然でしょう。但し、留年しながらも内定を得ている人が多くいるのも事実で、私自身も就職留年しながら大手総合商社に入社することができました。それでは就職留年するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
一つ目は志望動機並びに自己PRのブラッシュアップに多くの時間を割くことができるということがあります。また留年した時間を利用して短期留学、アルバイト、ボランティアなど経験を積むこともできます。
二つ目は一度目の就職活動の経験を活かせるということです。初めて就職活動をする学生に比べて就職留年している学生は就職活動の流れを理解しており、さらに前年の反省を活かすこともできます。もちろん反省が変な方向にいき、もう一度失敗してしまう学生も多く見受けられますので注意は必要です。
以上見てきた通り、就職留年にはメリットもデメリットもあります。世間で言われている通り、一概にマイナスだけではないことにも目を向けましょう。

2.就職留年して同じ企業に再チャレンジすることは可能か

さて就職留年を決意した学生の多くから受ける質問の一つが、「昨年受けた企業に再チャレンジはできますか」ということです。これについては常に「受けること自体は可能だけど、内定を得るには前回とは大きく違うことを示す必要がある」と答えています。
受けること自体は可能というのは、企業はどの学生が前年受けたかなどは管理していないからです。もし企業がわざわざ前年応募してきた人は今年は受け付けないという処理を行おうとしたら、前年に応募してきた学生の個人情報をデータベースに保存した上で、今年応募してきた学生のデータベースとマッチングする必要があります。これは膨大な手間と個人情報保持のリスクがあるだけで企業に何のメリットもありません。よって前年に受けたという理由で選考から落とされることはありません。
但し、受けることができることと内定が得られるということはまったくの別物です。一度選考に落ちた企業から内定を得るためには、前年とは大きくプラスである必要があります。留学、アルバイト、ボランティアなどの経験を積む、業界研究を徹底して行い志望動機のブラッシュアップを行うなど留年をはねのけるプラスが必要になります。
それでも最終面接まで選考が進んだのに落とされてしまったといったケースは注意が必要です。なぜなら最終選考まで進んだということは落とされた原因が面接の受け答えなどのささいな問題ではなく、企業の求めている人材像に合致しなかったなどの根本的な問題である場合があるからです。こういった場合はかなりプラスしても結局企業や業界と合わないと判断され落とされてしまうことがありますので、要注意です。

3.多留の就職活動

さて就職留年をする学生の中には、2回留年しているや浪人も合わせると+3以上という学生もいるでしょう。そういった学生から、就職には不利になるのかという話もいただくのでここで説明しておきます。
結論から言えば、不利になる度合いについては企業によります。2留まではどの企業もそこまで気にしないという話をよく聞きます。実際私が働いていた商社でも2留で入社した人がかなり多くいました。日本の金融機関などは3留以上の留年経験者は採用しないといった噂もあります。一方で私がアドバイスをしていた学生では+4でも大手メーカーに内定しており、その学生は最後まで+4についてはそこまで触れられなかったと話をしていました。
また2ちゃんねるなどの噂では「(浪人+留年)であれば2留よりも不利は小さい」なんて話がありますが、真相はこれも企業によってまちまちであり、確かめるすべがありません。
多留の学生をどのように見るかは企業によってまちまちであり、ネットにある情報もあくまで噂レベルのものであるため、出してみるまではわからないというのが実態のようです。但し、多留の就職活動が不利であることは間違いのない事実であり、この不利を払拭するように多数の企業を受けてリスクヘッジすることが重要になります。

4.説得力のある留年理由を語れるかがカギ

「なぜ留年したのか」という理由を説得力を持って面接官に答えることができるかは留年者の就職活動における大きなポイントになります。ここで説得力のある回答ができ、面接官の共感を引き出すことができれば、留年を好意的に捉えてくれる面接官もいるでしょう。面接官自身が留年経験者である可能性は十二分にありますので、正直に話をしても伝わる可能性は高いです。まずは正直に留年理由を話すことを心がけて、その理由が面接官に響くものであるかどうかは適宜、OB訪問などで社会人の目でチェックしてもらうようにしましょう。

5.なぜ就職留年したのか冷静な分析はできているのか?

私が会ってきた学生の中にも、自分の志望する企業に入れなかったからと冷静さを欠いて就職留年をした結果、二回目の就職活動においても内定先が決まらずに相談に来るという学生が多数いました。そういった学生の多くが冷静になぜ就職留年したのかという理由を考えずに、もう一度受ければ受かるかもしれないという安易な考えで就職留年をしているように感じます。なぜ就職留年をしたのか冷静に考え、前回の就職活動とは明らかにやり方を変えなければ結果が劇的に変わることはありません。
多くの学生の就職活動における問題点は「受け方が悪い」か「伝える能力が低い」のいずれかに集約されます。「受け方が悪い」というのは大手企業ばかり受けて中小企業に見向きもしない、特定の業界しか見ないなどです。「伝える能力が低い」というのは、エントリーシートの添削なんて一度も受けない、面接の練習なんてしたこともないことから面接官にどうすれば伝わるのかがわからないといったことです。
この二つの問題点に真摯に向き合い、行動を変えてきた人が就職留年でも結果を残せる人たちです。就職留年してこのサイトを見ている方は是非とも冷静に自分が就職留年した理由を分析するようにしてください。

今回のまとめ

・就職留年にはメリットもデメリットもある、冷静に分析すべし
・前年受けた企業への再チャレンジは可能だが内定を得るハードルは高い
・就職留年した理由を冷静に分析すべし

photo by John Catbagan

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