アマゾンジャパン(Amazon)のインターン選考(ES・webテスト・GD・グループ面接)対策|合格者ES付き
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最終更新日:2024年11月15日
本記事では、アマゾンジャパン(Amazon)のインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。
アマゾンジャパン(Amazon)とは
アマゾン(Amazon)は、米国ワシントン州シアトル市を本拠地とする「フォーチュン500」の中の一企業であり、設立は1995年となっています。
アマゾン(Amazon)のCEOは、世界的に有名な経営者"ジェフ・ベゾス(Jeffrey P. Bezos)"です。
日本でのサービス開始は「2000年11月」であり、本社を「東京都目黒区下目黒 」に置いています。
そんなアマゾン(Amazon)の日本拠点とも言えるアマゾンジャパン(Amazon)は、以下のサービスを行っています。
【引用】アマゾン(Amazon)HP:会社概要
最近では、贈り物や支払い手段としての「Amazonギフト券」、有料会員制サービスである「Amazonプライム」など、その事業領域をさらに拡大させています。
アマゾン(Amazon)の企業理念は"地球上で最もお客様を大切にする企業"です。
この企業理念の元、"現状に満足することなく、常に今よりも上を目指す”ことで、「eコマースにおける世界的なリーディングカンパニー」まで上り積めました。
GAFAの一角を担い、世界を代表する企業アマゾン(Amazon)の日本拠点であるのが、今回紹介するアマゾンジャパン(Amazon)になります。
アマゾンジャパン(Amazon)のインターン内容について
ここでは、アマゾンジャパン(Amazon)の21卒向けサマーインターン内容について具体的に紹介します。
アマゾンジャパン(Amazon)の21卒向けサマーインターンは、"①コンシューマー・②ソリューションアーキテクト・③クラウドサポートエンジニア"の3部門で募集を行っていますが、今回はBusinessコースである「コンシューマー」の内容を紹介します。
今回は20卒向けサマーインターンの詳細を例に取ります。以下、詳細です。(実施期間・応募締切は21卒インターンの情報になります。)
2019年8、9月(日程未定)
●実施期間
3days
●会場
アマゾンジャパン(Amazon)本社
●応募締切
7月10日(水)21:00
●募集人数
4,50人程度
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アマゾンジャパン(Amazon) の求める人物像
ここでは、アマゾンジャパン(Amazon)の 求める人物像について紹介します。
アマゾンジャパン(Amazon)は採用HP上で、求める人物像を明記しています。以下、その内容になります。
Amazonには世界で共通の「Our Leadership Principles」という14項目からなる信条があります。 それは、チームを持つマネージャーであるかどうかにかかわらず、Amazonでは、全員がリーダーであるという考え方のもとで、社員一人ひとりが、全ての日々の活動において、常にこの「Our Leadership Principles」に従って行動するよう心がけています。
【引用】アマゾン(Amazon)HP:求める人物像
また、この求める人物像の中で記載してある「Our Leadership Principles」は以下の通りとなっています。
リーダーはお客様を起点に考え行動します。お客様から信頼を獲得し、維持していくために全力を尽くします。リーダーは競合にも注意は払いますが、何よりもお客様を中心に考えることにこだわります。
Ownership
リーダーにはオーナーシップが必要です。リーダーは長期的視点で考え、短期的な結果のために、長期的な価値を犠牲にしません。リーダーは自分のチームだけでなく、会社全体のために行動します。リーダーは「それは私の仕事ではありません」とは決して口にしません。
Invent and Simplify
リーダーはチームにイノベーション(革新)とインベンション(創造)を求め、同時に常にシンプルな方法を模索します。リーダーは状況の変化に注意を払い、あらゆる場から新しいアイデアを探しだします。それは、自分たちが生み出したものだけに限りません。私たちは新しいアイデアを実行に移す時、長期間にわたり外部に誤解される可能性があることも受け入れます。
Are Right, A Lot
リーダーは多くの場合、正しい判断を行います。 優れた判断力と、経験に裏打ちされた直感を備えています。 リーダーは多様な考え方を追求し、自らの考えを反証することもいといません。
Learn and Be Curious
リーダーは常に学び、自分自身を向上させ続けます。新たな可能性に好奇心を持ち、探求します。
Hire and Develop the Best
リーダーはすべての採用や昇進における、評価の基準を引き上げます。優れた才能を持つ人材を見極め、組織全体のために積極的に活用します。リーダー自身が他のリーダーを育成し、コーチングに真剣に取り組みます。私たちはすべての社員がさらに成長するための新しいメカニズムを創り出します。
Insist on the Highest Standards
リーダーは常に高い水準を追求することにこだわります。多くの人にとり、この水準は高すぎると感じられるかもしれません。リーダーは継続的に求める水準を引き上げ、チームがより品質の高い商品やサービス、プロセスを実現できるように推進します。リーダーは水準を満たさないものは実行せず、問題が起こった際は確実に解決し、再び同じ問題が起きないように改善策を講じます。
Think Big
狭い視野で思考すると、大きな結果を得ることはできません。リーダーは大胆な方針と方向性を示すことによって成果を出します。リーダーはお客様のために従来と異なる新しい視点を持ち、あらゆる可能性を模索します。
Bias for Action
ビジネスではスピードが重要です。多くの意思決定や行動はやり直すことができるため、大がかりな検討を必要としません。計算した上でリスクを取ることに価値があります。
Frugality
私たちはより少ないリソースでより多くのことを実現します。倹約の精神は創意工夫、自立心、発明を育む源になります。スタッフの人数、予算、固定費は多ければよいというものではありません。
Earn Trust
リーダーは注意深く耳を傾け、率直に話し、相手に対し敬意をもって接します。たとえ気まずい思いをすることがあっても間違いは素直に認め、自分やチームの間違いを正当化しません。リーダーは常に自らを最高水準と比較し、評価します。
Dive Deep
リーダーは常にすべての業務に気を配り、詳細な点についても把握します。頻繁に現状を確認し、指標と個別の事例が合致していないときには疑問を呈します。リーダーが関わるに値しない業務はありません。
Have Backbone; Disagree and Commit
リーダーは同意できない場合には、敬意をもって異議を唱えなければなりません。たとえそうすることが面倒で労力を要することであっても、例外はありません。リーダーは、信念を持ち、容易にあきらめません。安易に妥協して馴れ合うことはしません。しかし、いざ決定がなされたら、全面的にコミットして取り組みます。
Deliver Results
リーダーはビジネス上の重要なインプットにフォーカスし、適正な品質で迅速に実行します。たとえ困難なことがあっても、立ち向かい、決して妥協しません。
【引用】アマゾン(Amazon)HP:求める人物像
上述の通り、アマゾンジャパン(Amazon)では"リーダーシップ"を特に重視しています。
つまり上記の求める人物像に該当する人が、"アマゾンジャパン(Amazon)で働く上での価値観やスタンスにフィットする人物"と言えるでしょう。
また、unistyleの既存記事であるES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?を基に考えると、アマゾンジャパン(Amazon)の社員に求められる素養は以下の3点だと考えられます。
②リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる
③価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる
以下に、アマゾンジャパン(Amazon)の求める人物像の理解に役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。
アマゾンジャパン(Amazon)のインターン選考内容
ここではアマゾンジャパン(Amazon)の21卒向けサマーインターンの中から、Businessコースである「コンシューマー」の内容を紹介します。
今回は20卒向けサマーインターンの詳細を例に取ります。以下、詳細になります。
エントリーシート(以下、ESと明記)
※21卒向けサマーインターンの提出締切は7月10日(水)21:00
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webテスト
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グループディスカッション(以下、GDと明記)&グループ面接
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インターン参加
選考フローは「ES・webテスト・GD&グループ面接」ということで、それぞれについて詳しく確認していきます。
アマゾンジャパン(Amazon)のインターン選考:ES対策
ここではESの対策を紹介します。
21卒向けサマーインターンでは、以下の設問が課されます。
①アマゾンを志望する理由を教えてください。(500字以内)
②アマゾンにはCustomer Obsessionという考えがあります。なぜCustomer Obsessionが重要だと思うか、具体的な事例を交えて記述してください。
それぞれの設問についても詳しく紹介していきます。
アマゾンを志望する理由を教えてください。
この設問では、いわゆる「志望動機」を聞かれています。
企業が志望動機を質問する目的としては、①自社への志望度を知りたい・②入社の際のモチベーションを知りたいという2つが主に挙げられます。
そのため上記2つの目的を網羅する論理的な志望動機を伝え、志望している理由を、選考官に納得してもらう必要があります。
また、今回の設問は「インターン参加への志望動機」となります。
そのため、"このインターンで何を学びたいのか・このインターンに参加することによってどのような姿になりたいのか"等を書けると、高い評価を得ることができます。
以下に「志望動機に関するES作成」に役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。
以下、20卒向けサマーインターン参加者のESになります。
貴社を志望する理由は大きく二つある。
一つは、「何よりもカスタマーを中心に考える」という貴社の企業理念に共感しているからである。私は企業情報データベースを作成するスタートアップIT企業でのアルバイト経験で、ユーザー視点に立ってサービスの向上に努めることがいかに重要であるかを学んだ。ユーザーの使いやすさを追及することで顧客の満足度が上がるだけでなく、その探求自体を通じて、やりがいや達成感を得られた。そのため、顧客の生活や生産活動の質の向上に携われる事業に関わりたいと考えている。だからこそ顧客を中心とする貴社の理念に魅力を感じており、インターンを通じて、貴社の風土を実感したいと考えている。
二つ目は、人々の日常生活にこれほどまで深く関われる巨大なグローバル企業は他にないと思うからである。私自身、普段の買い物や音楽・映画鑑賞など、他にないくらい貴社のサービスに依存している。通常大きな企業になれば、日常生活からは離れた存在のように感じてしまう企業が少なくないが、貴社はその逆で、日常生活に欠かせないものとなっている。そのため、貴社のサービス提供までの過程やその働き方などに非常に興味があり、志望した。
【合格者ES】インターンエントリーシート(コンシューマー部門):2020卒
アマゾンにはCustomer Obsessionという考えがあります。なぜCustomer Obsessionが重要だと思うか、具体的な事例を交えて記述してください。
「Customer Obsession」については求める人物像の紹介の際に記載しましたが、以下の内容となっています。
つまりこの設問では、"Customer Obesessionが重要だと考える理由を述べた上で、その理由を自身の体験談に紐づけて書けているか"という内容を問われています。
その上で、以下の2点のポイントを意識すると「高い評価」を得ることができるでしょう。
②Customer Obesessionと自身の事例との親和性
また、この設問は「自己PR」の要素も含まれています。"自身がアマゾンジャパン(Amazon)で活躍する素養がある"いうこともしっかりとアピールしましょう。
以下に20卒向けサマーインターン参加者のESを載せておきますの、こちらもあわせてご覧ください。
◆AmazonにはCustomer Obsessionという考えがあります。ご自身にとってのCustomerを定義し、なぜCustomer Obsessionが重要だと思うか、具体的な事例を交えて記述してください。(500字以内)
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アマゾンジャパン(Amazon)のインターン選考:webテスト対策
ここではwebテストの対策を紹介します。
21卒向けサマーインターンで同様の形式かは分かりませんが、20卒向けサマーインターンのwebテスト形式は以下の通りでした。
●形式:玉手箱
●科目:言語・計数・英語・性格検査
玉手箱とは
玉手箱は日本SHL社が作成している適性検査の一つです。SHL社は他にも「GAB・CAB」という適性検査も利用しており、玉手箱の問題の一部はGABと同じ形式となっています。
受験形式はwebテスト形式となっており、自宅等のPCで受験する形となっています。
科目は「言語・計数・英語・性格検査」で構成されています。
性格検査以外の3科目に関しては、「言語3種類・計数3種類・英語2種類」の計8種類のパターンがあり、以下の通りとなっています。
●論理的読解/GAB形式 (32問/15分または52問/25分)
●趣旨判定/IMAGES形式 (32問/10分)
●趣旨把握 (10問/12分)
【計数】
●四則逆算 (50問/9分)
●図表読取 (29問/15分または40問/35分)
●表推測 (20問/20分または35問/35分)
【英語】
●論理的読解/GAB形式 (24問/10分)
●長文読解/IMAGES形式 (24問/10分)
この中から企業ごとに「各科目1形式ずつ」選択され、出題される形式となっています。(英語は課されない場合もあります。)
そのため、各科目ごとに1つの形式の問題が最後まで続いて出題されることになります。
例えば、計数で最初に表推測の問題が出題されたのであれば、最後まで表推測の問題しか出題されないということになります。
また、対策に関して最も重要となることは"素早く正確に解く"ことです。選考前に問題集を1冊買っておき、しっかりと練習をしておきましょう。
アマゾンジャパン(Amazon)のインターン選考:GD対策
ここではGD対策を紹介します。
21卒向けサマーインターンの選考において同様のテーマが課されるかは不明ですが、20卒向けサマーインターンでは以下のようなテーマ・形式で出題されました。
新たな家電製品・サービスを企画する
1つのグループあたりの人数
4~6人程度
所要時間
30分程度
その他情報
「自己紹介→ディスカッション→代表者が発表」という流れ
GDが終わった後にそのままグループ面接へと移る
GDでは"①議論に臨む基本姿勢・②議論のテーマや流れへの理解力・③自身の意見の主張力・④議論を統率するリーダーシップ”の4点が主な評価ポイントとなります。
また、GDでは企業ごとに様々なテーマが課され、それぞれ議論の詳細は変わってくるものの、大まかな議論の進め方は共通しています。
具体的には、"①アウトライン作成→②立場・目的の明確化→③全体像の把握→④課題の特定→⑤打ち手の立案"という順序で進めると、スムーズに質の高い議論が展開できます。
そしてアマゾンジャパン(Amazon)のお題は、「正解なし、ポジションを決めて主張する」系のテーマに該当します。
このテーマであれば、事前に立場と目的を明確にし、不用意なアイデアの発散を防いだ上で議論を進めていくことが重要なポイントとなります。
また、この手のテーマは明確な正解がないため、"アウトプットの根拠にどれだけ納得感があるか"が重要な判断基準となります。
実際にGDに取り組む際には、「アマゾンジャパン(Amazon)が求める人物像」を意識した上で取り組みましょう。
GDについてより詳しい対策方法を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
以下にGDに役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。
アマゾンジャパン(Amazon)のインターン選考:面接対策
最後に面接の対策を紹介します。
20卒向けインターンの面接選考参加者によると、以下のような面接形式だったようです。
20~30分
●面接官と学生の人数
1人:4~6人のグループ面接
また、以下のような質問がされたようです。 (一部抜粋)
→かなり深掘りをされる(モチベーションの源泉・どうして取り組もうと思ったのかなど)
●その他個別の質問
面接の質問は「学生時代に力を入れたこと」 、いわゆる"ガクチカ"の深掘りが中心となるようです。
企業側が「ガクチカの設問」を課す意図としては"経験自体のレベル・スペックの把握"、"自社に合う・マッチする人材か知るため"の大きく2つが挙げられます。
また、その上で評価基準として以下の3つが用いられます。
②書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか
③企業で活かせる学びを得ているか
つまり、上記の2つの意図に沿い、その上で3つの評価基準を満たすことが「高く評価されるガクチカ」となります。
そしてアマゾンジャパン(Amazon)の面接では、ガクチカに関してかなり深掘りされます。
深掘りされるということは、単純に「学生時代に力を入れたことの活動内容と成果」を述べるだけでは高い評価を得ることはできません。
しっかりと"その行動を取った背景・成果を上げることができた要因"を自分の中に落とし込むことで、面接対策をしていただければと思います。
以下に面接に役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。
最後に
今回は「GAFA」の一角で担い、世界中で最も先進的な企業と言っても過言ではない"アマゾン(アマゾンジャパン/Amazon)"のインターン内容と選考対策を紹介しました。
元々は「インターネット専門の小売店」として創業したアマゾン(アマゾンジャパン/Amazon)ですが、今や私たちの生活になくてはならないほど、そのサービス内容は多岐に渡ります。
そんなアマゾンジャパン(Amazon)のサマーインターンは、例年「外資系・IT系」企業志望者から絶大な人気を集めており、インターン参加に向けては熾烈な競争が待ち受けていることが予想されます。
本記事を通してアマゾンジャパン(Amazon)のインターン内容についての理解を深めていただき、それぞれの選考フローの対策を入念に行った上で選考に臨んでいただければと思います。
最後にアマゾンジャパン(Amazon)の企業研究、IT業界の業界研究に役立つunistyleの記事を記載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。
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