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グループディスカッション(GD)の対策とは?通過率を上げるコツを大公開
最終更新日:2019年11月18日
1.【まず始めにこれを読もう!】GDとは?基礎知識を解説
2.GDの対策方法・コツ
3.GD頻出テーマと業界別の過去に出題されたテーマ
4.GDのテーマごとの進め方
5.GDの役割別(司会・書記・タイムキーパー)の対策方法
6.一人でも複数人でも出来るGD練習方法(11選)
本記事ではグループディスカッション(GD)の具体的な対策について紹介します。
選考前に行っておくべき対策や、選考中に意識すべき対策方法を紹介しています。
本記事で紹介しているステップ順に対策を行えば、対策に関しては完璧な状態でグループディスカッション(GD)に臨めるようになります。
グループディスカッション(GD)が苦手だと感じている就活生や、初めてグループディスカッション(GD)の選考に参加するという就活生はぜひ参考にしてみてください。
- 本記事の構成
- グループディスカッション(GD)選考前の対策方法
グループディスカッション(GD)対策①評価基準を理解しておく
グループディスカッション(GD)対策②頻出のお題を押さえておく
グループディスカッション(GD)対策③テーマごとの進め方を理解する
グループディスカッション(GD)対策④事前準備として業界研究・企業研究を行う
グループディスカッション(GD)対策⑤本を読む
グループディスカッション(GD)対策⑥イベントに参加する - グループディスカッション(GD)選考中の対策方法
グループディスカッション(GD)対策⑦グループの人と始める前に話しておく
グループディスカッション(GD)対策⑧発言回数が少ない人に発言機会を与える
グループディスカッション(GD)対策⑨自分一人が長く話しすぎないように注意する - 最後に
グループディスカッション(GD)選考前の対策方法
グループディスカッション(GD)の選考は事前の対策が全てとなります。志望している企業のグループディスカッション(GD)の選考で落ちることがないようしっかりと対策をするようにしましょう。
以下でグループディスカッション(GD)の選考前にしておくべき対策を紹介します。
1、評価基準を理解する
2、頻出のテーマを知る
3、テーマごとの進め方を理解する
4、事前準備として業界研究・企業研究を行う
5、本を読む
6、イベントに参加する
グループディスカッション(GD)対策①評価基準を理解する
グループディスカッション(GD)に苦手意識を持っている就活生も少なくないと思います。そのように苦手意識を持ってしまうのはグループディスカッション(GD)の評価基準を理解していないということが原因の一つとして挙げられると思います。
しっかりとグループディスカッション(GD)の評価基準を理解しておけば、どのように臨めば良いか自然と見えてくるはずです。
以下の記事でグループディスカッション(GD)の評価基準について詳しく解説しているので、評価基準について知りたい就活生はぜひ読んでみてください。
グループディスカッション(GD)対策②頻出のテーマを知る
グループディスカッション(GD)で出題されるテーマは企業や業界によって異なり、同様に出題されるテーマによって議論の進め方も変わってきます。
そのためグループディスカッション(GD)本番で「どう進めればいいの?」とならないよう、事前に各テーマごとの進め方を知っておくことが重要となります。
以下の記事で過去に実際に出題されたテーマを89例紹介しています。また、業界ごとの頻出テーマも記載しているので自分の志望している業界ではどのようなテーマが出題されているのかチェックしてみてください。
グループディスカッション(GD)対策③テーマごとの進め方を理解する
グループディスカッション(GD)はテーマによって、基本的な進め方が異なります。
例えば、「理系女子を増やすためには?」というテーマが出題されたら、「
①前提確認・目的の明確化②現状分析③解決策の立案④解決策の評価」という流れで議論を進めていきます。もっと詳しくグループディスカッション(GD)の進め方について知りたい就活生は、以下の記事でより具体的に解説しているので、参考にしてみてください。
グループディスカッション(GD)対策④事前準備として業界研究・企業研究を行う
グループディスカッション(GD)のテーマは業界によって一定の傾向があると言えるため、業界研究や企業研究をしておくと間接的にグループディスカッション(GD)の対策にもなります。
具体的には、日系大手企業で出題されるグループディスカッション(GD)のテーマは自社の強みを活かした新規事業の立案求められることが多くなっています。
例えば三井物産では下記のようなテーマが過去に出題されました。
参考:三井物産 本選考レポート(担当職)
そのため、このようなテーマの対策としてその業界・企業のビジネスモデルについて理解しておくと良いでしょう。
以下の記事で業界研究・企業研究について詳しく記載しているので参考にしてみてください。
グループディスカッション(GD)対策⑤本を読む
本を読むことで1人でグループディスカッション(GD)の対策をすることができます。
以下で「グループディスカッション(GD)の基本を身につけたい人」に読んでほしい本を紹介します。
また、外資系の企業やコンサル系の企業を受ける就活生はケース面接の対策をする必要があります。そのため下記でケース面接対策用の本も併せて紹介していきます。
グループディスカッション(GD)の基本が身につく本
ロジカル・プレゼンテーション就活 面接・グループディスカッション対策 2021年度版
この本は、思考力を付けたいという就活生に読んでほしい本です。
上記の本では「仮説思考・課題解決型思考」の議論方法が紹介されています。グループディスカッション(GD)では、"思考力"が非常に重要となってくるので、この本を読むことでグループディスカッション(GD)で求められている"思考力"について学ぶことができます。
思考力の他にも、グループディスカッション(GD)突破のためのノウハウも載っているので、幅広く学びたい人にオススメです。
1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術
この本は、自分の意見を伝えるのが苦手だと感じている就活生に読んでほしい本です。
上記の本ではソフトバンクの孫社長から認められるほどの技術の持ち主である"伊藤羊一"が伝わる伝え方の「型」の部分だけでなく、「結論の決め方」、「言い切れない」というメンタルの部分の話から、1分で記憶に残す方法など、誰でもできる方法を紹介しています。
グループディスカッション(GD)では自分の意見を相手にわかりやすく伝えることが必要となります。自分の意見があったとしても相手に伝わっていなければ全く意味がありません。
グループディスカッション(GD)に限らず、伝える技術はどんな場面でも必要な能力だと思うので、身につけておきましょう。
ファシリテーションの教科書: 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ
この本は、議論を円滑に進める力を身に着けたい就活生に読んでほしい本です。
上記の本では、大手企業やビジネススクールで数多くのファシリテーションを行い、ファシリテーターの「プロ」育成も手掛けた著者が書いた本であり、ファシリテーターの頭の中、所謂思考プロセスをどう作っていくかについてなどが記載されています。
グループディスカッション(GD)において思考力はもちろんですが、議論を円滑に進める力も必要不可欠となります。
この本はすぐに実践できるノウハウが満載であり、就活生が読んですぐ選考に活かすことができる本となっているので、ぜひ読んでみてください。
ケース面接対策の本
外資系の企業やコンサル系の企業では一般的なグループディスカッション(GD)ではなくケース面接が行われます。
ケース面接では議論の中でフェルミ推定がよく活用されており、その対策は一般的なグループディスカッション(GD)の対策とは異なるため、専用の対策をする必要があります。
ケース面接の対策本については以下の記事で詳しく紹介しているので、興味のある就活生は以下の記事を参考にしてみてください。
グループディスカッション(GD)対策⑥イベントに参加する
対策をするには、実際にグループディスカッション(GD)を体験できるイベントに参加するのが一番効果的だと思います。
現在では様々な企業が頻繁にグループディスカッションセミナーを実施しており、無料で参加できるセミナーもたくさんあるので、気軽に参加することができます。
イベントに参加することで「本番に近い環境を体験できる」「自分の現在の実力を把握できる」「目線の高い友人を作ることができる」というメリットがあります。就活は団体戦と言われているくらい情報収集は大切になってくるので、そういった環境で対策も兼ね目線の高い友人を作っておくのも一つの手段であると言えます。
グループディスカッション(GD)選考中の対策方法
グループディスカッション(GD)では選考前の対策だけではなく、選考中の対策も行う必要があります。
グループディスカッション(GD)の選考中では、unistyleの【進め方のリンクをはる】で紹介している進め方を意識して議論を進めるのはもちろんのこと、それに併せて意識すべき3つのコツを紹介します。
1、グループの人と始まる前に話す
2、発言回数が少ない人に発言機会を与える
3、自分一人が長く話しすぎないように注意する
グループディスカッション(GD)対策⑦グループの人と始まる前に話す
グループの人とディスカッションを始める前に話しておくことも大切です。
発言するのが苦手という人はなおさら、始まる前に話しておくと良いでしょう。始まる前に話しておくことによって、グループ内の空気が打ち解け、ディスカッション中でも発言しやすくなるはずです。
グループディスカッション(GD)は誰でも緊張します。そのため、議論の前に軽く話しておくことで緊張をほぐし、全員が話しやすい空気を作ることでより良い議論にしましょう。
グループディスカッション(GD)対策⑧発言回数が少ない人に発言機会を与える
グループディスカッション(GD)をやっていると、グループに1人は全く発言しない人がいると思います。
そのような人がいたら、ぜひ「〇〇さんはどう思いますか?」などと、発言機会を与えてあげましょう。
そのような対応ができると、選考官に「この人は他人に気を配ることができる」「協調性がある」などと良い印象を与えることができるはずです。
仕事をしていく上で配慮する力や協調性は必ず必要な力だと言えるので、ぜひ意識してみてください。
グループディスカッション(GD)対策⑨自分一人が長く話しすぎないように注意する
先程も述べましたが、グループディスカッション(GD)では他人に配慮する力も必要とされています。そのため、自分だけが長々と話していても、個人としての能力はあるが対人能力が欠けていると評価され、良いイメージを持たれない可能性もあります。
そのため自分の意見もしっかり伝えつつ、「周りの意見を受け入れる」「発言していない人に発言機会を与える」など、協調性をアピールするのも忘れないようにしてください。
最後に
本記事ではグループディスカッション(GD)の選考前と選考中の対策・コツについて紹介しました。グループディスカッション(GD)選考に通過するためにはしっかりと対策をすることが大切です。
グループディスカッション(GD)の対策・コツについて理解できたら、次はグループディスカッション(GD)のテーマについて理解しましょう。
以下の記事からグループディスカッション(GD)のテーマについて学ぶことができます。
1.【まず始めにこれを読もう!】GDとは?基礎知識を解説
2.GDの対策方法・コツ
3.GD頻出テーマと業界別の過去に出題されたテーマ
4.GDのテーマごとの進め方
5.GDの役割別(司会・書記・タイムキーパー)の対策方法
6.一人でも複数人でも出来るGD練習方法(11選)
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