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損保ジャパン日本興亜の事業・選考・社風・内定者の自己PRと志望動機解説【unistyle企業研究】

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掲載開始日:2017年01月04日
最終更新日:2017年01月04日
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損保ジャパン日本興亜はいわゆる3メガ損保の一角として数多くの就活生が受ける人気企業です。サマーインターンでも毎年800人規模という受け入れ人数の多さもあり、志望度の差こそあれ、同社のことを身近に感じている就活生も多いのではないでしょうか。今回は、「東京海上日動・三井住友海上・損保ジャパン日本興亜の事業・社風・選考内容比較【unistyle業界研究】」を参考にしつつ、損保ジャパン日本興亜の事業や社風、また選考についても掘り下げていきたいと思います。

 

損保ジャパン日本興亜の事業規模及び海外売上  

 

単位:億円

経常利益

対前期増減率

2015年度

2,169

4.10%

2014年度

2,083

85.30%

 

平成28年度3月期および27年度3月期決算資料を参照すると、平成27年に85.3%と急成長を遂げていますが、これは前年9月の日本興亜損害保険と合併の影響によるものだと考えられます。その後、平成28年では4.1%の増益で、本年度も中間決算の段階で増益と合併以来順調な成長を遂げていると言えます。 

単位:億円

海外収入保険料

対前年増減額

2016年度(予測)

3,400

457

2015年度

2,943

28

 

次に、海外保険事業に限定して収入保険料をみてみましょう。本年度は予測値対前年で457億円と大幅な増収が見込まれています。近年の海外事業へ積極的に進出して規模を拡大している点が特徴といえるでしょう。また、以下の記事にも近年の海外進出の事例が紹介されていますので参照してみてください。


損保ジャパン日本興亜の求める人材

では続いて、損保ジャパン日本興亜が求める人材について考察していきたいと思います。

荒川:当社はダイバーシティ推進に力を入れていますが、全体像やポイントをわかりやすく教えてください!
島津:ポイントは「多様な人材の活躍支援」と、そのための「多様な環境づくり」です。女性活躍支援ではさまざまな取組みがあり、後でもお話ししますが、育休・産休については2015年度、育児休業制度を1,447人、産前産後休暇を724人が取得しており、ママでも当たり前に働く会社を実現しています。また、居住地からの勤務が原則である総合系エリア職の配偶者が転勤した際に、配偶者に同行し転居先で継続して勤務ができる「キャリア・トランスファー制度」もあります。外国人や障がい者、LGBTの社員に関しても、活躍支援のための施策を展開しています。それらを支える環境づくりとして、「ワーク・ライフ・バランスの実現」に関しては、当社は早い時期から仕事と生活の両立支援に向けた制度を構築してきました。「働きやすさ」はすでに実現しており、現在は「働き方変革」へと進化しています。


参考:損害保険ジャパン日本興亜HP 新卒採用

 

求める人物像は?
■困難なことも諦めず、チャレンジできる方
■個性豊かで、自分で考え、発信し、行動できる方
■協調性があり、周囲の意見に素直に耳を傾けられる方
■相手の立場に立って考え、行動できる方
■人の話を聞くのが得意で、相手の意図を正しく理解できる方
■伝えたいことを、相手に応じて分かりやすく伝えられる方

参考:損害保険ジャパン日本興亜HP:入社を希望される皆さまへ

上記の損保ジャパン日本興亜のHP採用情報を参照してみましょう。まず、一つ目には、実際に損保ジャパン日本興亜で働いている人へのインタビューを通して、同社が積極的に取り組んでいるダイバシティーへの取り組みについて詳細に記述されています。なお、同社は経済産業省が毎年定めている「新・ダイバーシティ経営企業100選」にも選出されていることなどから、ある程度客観的な指標のもとでダイバシティーを尊重している企業だということもいえるでしょう。

このダイバーシティと2つ目の求める人物像の「協調性」・「相手の立場に立つ」という記述から、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」のうち「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」を人材を求めているといえるでしょう。「相手の意図を正しく理解する」ことは信頼構築のための重要な要素です。また、保険という目には見えない商材を扱ううえでは対話を通して適切に伝える能力が求められ、顧客の課題やニーズを引き出すことが必要になってきます。その対話をする上でも信頼関係の構築が前提となります。さらに、「自分で考え、発信し、行動」という記述は受け身ではない主体的な行動が求められているといえます。この点から、上記5つの強みのうち「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」人材にも対応すると考えられます。

 

損保ジャパン日本興亜の社風について

 

「考え過ぎず、考える」ことが重要だと思います。
私は、SE同士のコミュニケーションを通じて、システムを想像し、提案し、システム化していくのが仕事だと思っています。そのシステムを想像するには、よく「考える」ことが重要です。一方でスピード感も大事です。一人で悩んで時間を浪費してしまわないように、「考え過ぎない」ことも重要だと思っています。

参考:SOMPOホールディングス キャリアインタビュー

 

「同じやり方で仕事をしない」ことを心がけています。
仕事には100%の正解はないと考えており、失敗したと思う場合はやり方を改善し、成功したと思う場合でも、より良くする対策を考え、次の仕事に生かすことが重要だと考えています。
当社にはとてもたくさんの種類の仕事があります。個人力が大事な仕事もあれば集団で仕上げる仕事もあり、プログラムをつくる仕事もあればハードを運用する仕事もあります。

参考:SOMPOホールディングス キャリアインタビュー 

上記の社員インタビューを参照すると、損保ジャパン日本興亜の社風は「大企業の枠にとらわれないスピード感」「柔軟かつ多様性を重視」の2点がキーワードとして特徴となっています。
1つ目では「考え過ぎず、考える」というトピックからどのような考え方をもって業務に励んでいるかについて紹介されています。合併後さらに企業規模を拡大した損保ジャパン日本興亜ですが、その中でも一般に動きが遅いとされる大企業の特徴に反するようなスピード感が重視されていることが読み取れます。
2つ目では「同じやり方で仕事をしない」というトピックからよりよい仕事をしていくための取り組み方について述べられています。こちらも一般に大企業では保守的で画一的な行動を取りやすいとされていますが、損保ジャパン日本興亜では一つのやり方にとらわれない柔軟性も重視されているということが読みとれるでしょう。さらに、前項目の「損保ジャパン日本興亜の求める人材」でも述べたように、同社では採用の段階でも「ダイバシティー」を重視しているということから、入社当初からあらゆる人材を受け入れてるというのも特徴的な社風の一つといえるでしょう。

 

書類通過者のES解説

ここまでは損保ジャパン日本興亜の事業内容と求める人材について紹介してきましたが。以下ではそれらを踏まえ、損保ジャパンのESで書くべき内容について書類通過者のESを参照にしながら考察していきたいと思います。

(1)学生時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げてください。(各50字以内)
(2)上記のうち、最も力を入れた取組(1つ)について、理由・活動期間・役割などイメージができるように具体的に教えてください。(その取組の中で発揮したあなた自身の強みや、認識した課題についても教えてください)
(3)損保ジャパン日本興亜で実現したいことについて、自由に入力してください。
   
参考:損保ジャパン日本興亜 本選考情報(6) 

 (1)・(2)でいわゆる学生時代頑張ったことについて問われています。学生時代の経験から導かれる自分の強みや学びが、損保ジャパン日本興亜の求める資質と合致しているかどうかが重要です。なお、今回は(2)で最も力を入れた取組1つのみに深掘りという形になっていますが、その他の2つの事項についても面接等で尋ねられる可能性ありますので、一度フレームワークに沿ったうえで文章化してみるといいでしょう。
(3)ではいわゆる志望動機について問われています。志望動機は成し遂げたいことが志望企業と合致しているか、また成し遂げたいことが自身の経験から導びかれていて納得感があるかがポイントになります。以下のコラムに多くの例が掲載されていますので参考にしてみてください。

それでは、上記3つの質問について、実際の書類選考通過者の回答をみながら解説していきます。
まずは(1)・(2)についてみてみましょう

(1)
・長期営業インターシップでの、テレホンアポイント獲得に向けてのチームのマネンジメントです。 
・フランス、ドイツでの海外ボランティアで、国籍や価値観の異なる仲間と村の自然環境整備の活動をしました。 
・学習塾での生徒サポートと授業運営のアシスタント業務を行うアルバイトメンバーをまとめました。

(2)
大学2年生の3月から1年間参加した、新卒採用支援会社での営業インターシップです。 
内容は、電話で新卒採用支援サービスを人事の方に紹介し、アポイントメントを取ることです。メンバー25名と月間100本のアポイントメント取得を目標に活動しました。しかし、月間80本前後の目標未達成の月が続き、メンバーの入れ替わりも激しくなりました。営業活動は個人単位のものですが、メンバー同士の情報共有が重要だと考えました。 
メンバーの1人1人の力を最大限に引き出し、全員で目標を達成したいと思い、アポイントメント取得率を上げるため、対応に困った質問を集め、それに対する切り返しトーク集を作成しました。この結果、目標を上回る120本のアポイントメントを取得し、目標を達成しました。 
「周りを見て現状を把握し、行動する」強みを生かし、皆と共に1つの目標に向かい、組織にとって最も良い課題解決策を考え実行することを学びました。

参考:損保ジャパン日本興亜 【内定】エントリーシート(38) 

【解説】
この通過者は長期インターンシップでの営業活動について、目標未達成という状況を乗り越えた経験から、「周りを見て現状を把握し、行動する」自身の強みについて述べています。個人単位で行う営業活動をチームの問題として焦点を当て、全員で1つの目標を共有して目標達成という成果をあげた点が、損保ジャパン日本興亜の「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」に合致しています。

さらにその他の通過者についても見てみましょう。

(1)
1.新入生だけでなく幽霊部員の復帰も同時に成し遂げ、サークル存続の危機を救った「新歓活動の統括」
2.所属学部長ゼミにおける5ヶ月間に渡る、「5人1組共同論文プロジェクト」 
3.20以上の会場で、200組以上の披露宴を、800名以上の人と恊働しやり遂げた「結婚披露宴の配膳アルバイト」

(2)
新歓活動の代表として【サークル存続の危機】を救った事だ。1年の12月の段階で練習に来る同期が5名を下回る状態に危機感を感じた私は、4ヶ月間の新歓活動を通して「幽霊部員8名の復帰」、「前年比1.5倍の新入生の獲得」を達成すべく自ら活動の指揮を執った。まず人手と資金の確保が急務だった。闇雲に協力を呼びかけ失敗を繰り返す中で、「信頼を得るには期待以上の提案をする必要がある」と考えた。そこで前例のない仕組みとして【幽霊部員に新歓活動を委任する制度】を導入した。主要メンバーからの反発に挫けそうにもなったが、持ち前の「情熱と論理」で説得し、幽霊部員と活動をやり遂げた。結果、従来に無い柔軟な考え方を活動に反映させる事が出来、前年比1.8倍の新入生の獲得、8名中7名の幽霊部員の組織復帰を実現、サークル存続に貢献した。そして私はこの経験から【多様な人を理解し、同じビジョンに向かって巻き込む力】を培った。

参考:損保ジャパン日本興亜 エントリーシート(43) 

この通過者は、新歓代表という立場から幽霊部員に働きかけることでサークル存続の危機を回避した経験について述べられています。幽霊部員と新歓代表という同じサークルの中でもまったく立場の異なった人から信頼を獲得した点や、人手と資金の確保という課題設定をした点、その問題を周囲の協力を得ながら自ら実行したという点が、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」に合致しています。また、「期待以上の提案をする」という実現のための方法論にまで述べられている点がより評価できます。

最後に、(3)について見てみましょう。

(3)損保ジャパン日本興亜で実現したいことについて、自由に入力してください。 (全角200字以内)
幅広い産業に関わり、企業に寄り添い彼らの挑戦を支えたい。留学を経て日本の存在感低下を実感したことで、日本が世界で張り合う土俵を整えて企業の挑戦を後押しできる損害保険業界に興味を持った。貴社ではニーズ把握力と周囲を巻き込む力を発揮して企業に保険商品を販売、彼らの声を次の商品に活かす営業の仕事をしたい。インターンで相手を大切にする風土と社員の方々の魅力を実感したからこそ、貴社で前述の目標を達成したい。

参考:損保ジャパン日本興亜 【内定】エントリーシート(28)(総合コース) 

【解説】
自身の経験から日本の存在感を海外に向けて発信したいという内容ですが、この点が海外事業に積極進出している損保ジャパン日本興亜での志望動機として整合性があるといえます。また、インターンでの経験から保険業界のなかでもなぜ損保ジャパン日本興亜かということについても述べられているという点も評価できる内容です。

選考について


最後に、損保ジャパン日本興亜の選考方法についてみていきましょう。

-選考プロセス-
エントリーシート,筆記試験(締切の2週間後にメールにて結果連絡)⇒一次面接(面接の1週間後に電話にて最終面接の案内)⇒最終面接(当日に電話にて内内定の連絡)

・本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点について教えてください。
 
基本的に,人物面が一番評価されたと思います.さまざまな質問を用意してくださっていて,どんな性格を持っていて,どんな考えで今まで生きてきたのか,これからどんなことをして,どのような大人になりたいのかという展望などを推し量ろうとしていました.ほかに評価されたこととして,損保ジャパンがどんな人材がほしいのかというのをしっかり調査をし,その人物像を満たすようなアピールを面接時にしたのでマッチングという点で評価されたように思います.
 
参考:損保ジャパン日本興亜 本選考情報

 

損保業界は仕事が、身体的にも精神的にもハードとobから聞いていた。そのためどの選考においても「精神的タフさ」「くじけない強さ」を重視して見ていたように思う。部活や留学についてのエピソードでも、困難だったことや辛かったことを重点的に深堀された。 
一方、志望動機はほとんどきかれなかった。聞かれても、何も深堀りはされない。それほど人物重視なのだと感じた。評価されたと感じたポイントは、留学などを通して、コミュニケーション力が上がったというエピソード。
 
参考:損保ジャパン日本興亜 本選考情報(2) 

損保ジャパン日本興亜の採用は総合グローバルと総合エリアに採用が分かれています。先程のESでオーソドックスな設問だったように、面接の段階でも学生時代頑張ったことを中心としたES記載事項の深掘りが中心のようです。また、上記2つの選考情報にも共通して述べられているように、損保ジャパンの選考は「人物本位」であり、きちんとした求める人材の理解とそれに見合った自身の強みや人柄をアピールできるようにしていくことが求められるでしょう。しっかりとした自己分析をしておくことがその前提となります。


最後に

いかがだったでしょうか。金融業界の1つとして多くのなかなかその実態やイメージを掴むのが難しいという就活生も多いかと思われます。そのうえで、この記事が損保ジャパン日本興亜を志望するみなさんの就職活動に役立てば幸いです。

photo by sakura Ishihara

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