【企業研究】自動車業界主要3社(トヨタ・ホンダ・日産)の強みや社風を比較

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最終更新日:2024年11月08日

本記事では、自動車業界の主要企業である「トヨタ・ホンダ・日産」の比較や特徴について解説していきます。

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自動車業界の主要企業3社のビジネスモデル

自動車業界の主要企業3社のビジネスモデルここでは、自動車業界の主要企業3社のビジネスモデルについて解説していきます。

自動車業界とは?構造・市場規模・職種・仕事内容を解説」でも解説しているように、トヨタ・ホンダ・日産はどれも自動車業界の中では、自動車(完成車)メーカーに分類されます。

したがって、以下では自動車(完成車)メーカーのビジネスモデルについて紹介します。

自動車(完成車)メーカーのビジネスモデル

自動車(完成車)メーカーは、自動車を開発・設計して、必要なパーツを部品(素材含む)メーカーに発注、調達もしくは一部自社で製造し、自社の組み立て工場、もしくは系列の車体・組み立て会社で完成車とし、完成車を自動車ディーラーに供給(卸売り)することによって収益を上げています。

基本的な収益源は新車の販売ですが、完成車メーカーの企業ごとに独自の自動車関連事業またはその他の事業を行うことによって収益を得ています。

例えば、ホンダでは「ライフクリエーション事業」として、歩行型電動芝刈機の提供をはじめ、より使いやすく、静粛で環境にやさしい電動商品などを一般の消費者に対して提供することで収益を得ています。

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自動車業界の主要企業3社の業績比較

自動車業界の主要企業3社の業績比較ここでは、自動車業界の主要企業3社の業績比較について解説していきます。

トヨタ・ホンダ・日産の「売上高・営業利益」の2つの項目について、それぞれグラフ付きで紹介します。

※各社のIR情報を参考に作成しています。
トヨタ自動車
ホンダ(本田技研工業)
日産自動車
IR情報の読み解き方について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

参考:【IR情報(投資家情報)の読み解き方】就活生向けに分かりやすく解説

自動車業界の主要企業3社の売上高比較

トヨタ・ホンダ・日産の2019年度の売上高は以下の通りです。

トヨタ・ホンダ・日産の2019年度の売上高

上記のグラフからも示されているように、トヨタが約30兆円と圧倒的な売上高を誇っております。自動車業界だけでなく、日本企業全体の売上高でもトップです。

ホンダや日産もトヨタには劣るものの、10兆円規模の売上高となっており、日本企業全体ではどちらも上位10位以内にランクインしております。

このことからもわかるように、自動車業界の主要企業であるトヨタ・ホンダ・日産は日本を牽引するトップ企業であることがわかります。

参考:日本経済新聞:売上高ランキング
※なお、上述した売上高ランキングは現時点(2020年9月8日時点)での結果となっています。ランキングは随時更新されていきますので、参考程度にご覧ください。

また、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大に伴う市場の低迷により、各社の売上高は減少傾向にあります。今後も新型コロナウイルスの収束時期や市場動向、経済動向などは依然として不透明であり、さらなる減少の可能性もあると考えられます。

自動車業界の主要企業3社の営業利益比較

トヨタ・ホンダ・日産の2019年度の営業利益は以下の通りです。

トヨタ・ホンダ・日産の2019年度の営業利益

上記のグラフからも示されているように、企業本来の営業活動の成果を表す「営業利益」でも、トヨタは約2.5兆円とホンダ・日産を圧倒しております。

売上高に対する営業利益の割合である「営業利益率」では、トヨタが8.2%、ホンダが4.2%、日産が-0.4%となっておいます。製造業における営業利益率は5%〜6%あれば、効率よく儲けている優良企業と判断されますので、この点でもトヨタは優れた企業であることが示されているでしょう。

ホンダは前年の2018年度にくらべ927億円の減益ですが、為替、一過性、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴う影響を除くと、コストダウン効果や販売費及び一般管理費の減少などにより実質では1,008億円の増益となっています。

一方で、日産は2015年度には営業利益が7933億円だったのが、年々減少傾向になり、2019年度にはマイナス利益となっています。

アメリカなどグローバル市場における販売の低迷や、規制対応に向けた投資がかさんだこと、自動運転技術の開発費など、様々な要因が挙げられます。いずれにせよ、迅速な立て直しが必要だと考えられます。

トヨタ自動車の特徴(強み・社風)

トヨタ(トヨタ自動車)の特徴ここでは、トヨタの特徴について解説します。

トヨタは「世界のトヨタ」と呼ばれるほど、世界的にも有名な企業です。

世界販売台数では、2019年にはトヨタグループとして過去最高の販売台数を記録したものの、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)には及ばず2位でしたが、2020年上半期(1-6月期)ではVWを抜きトップに立ちました。

そんなトヨタの特徴は以下の通りです。

トヨタ(トヨタ自動車)の特徴強み:トヨタ生産方式
社風:より良いクルマづくりに一丸で取り組む

以下では、強みや社風について詳しく紹介します。

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ホンダ(本田技研工業)の特徴(強み・社風)

ホンダ(本田技研工業)の特徴ここでは、ホンダの特徴について解説します。

「世界中のお客様や社会と喜びと感動を分かちあうことで、『存在を期待される企業』」を目指すホンダですが、もともと自転車補助エンジンを作る会社として設立されました。

その後1963年に四輪車の製造を開始し、その後はF1への参戦や世界初のカーナビ販売を行うなど成長を遂げてきました。

トヨタには及ばないものの国内自動車売上2位を獲得しており、日本を代表する自動車メーカーの1つであるホンダ。

そんなホンダの特徴は以下の通りです。

ホンダ(本田技研工業)の特徴強み:多角的な事業展開
社風:モビリティを通して社会貢献、フラットな組織

以下では、強みや社風について詳しく紹介します。

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日産自動車の特徴(強み・社風)

日産(日産自動車)の特徴ここでは、日産の特徴について解説します。

1933年、日本で最初の自動車会社として誕生した日産自動車。

社名には「日本全体の産業」を活性化させたいという創業者の決意が込められています。

そんな日産の特徴は以下の通りです。

日産(日産自動車)の特徴強み:高い技術力
社風:ダイバーシティ&インクルージョン

以下では、強みや社風について詳しく紹介します。

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最後に

最後に本記事では、自動車業界の主要企業である「トヨタ・ホンダ・日産」の比較や特徴などを紹介してきました。

各社の特徴や違いについて少しは知ることができたでしょうか?

自動車業界の主要企業の違いについて理解することで、各企業への志望度を確かめることができます。

本記事を参考に、自動車業界への理解を深めましょう。

トヨタ自動車の企業研究はこちらから
ホンダ(本田技研工業)の企業研究はこちらから
日産自動車の企業研究はこちらから

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