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更新情報2014/11/20(Thu)内容を更新しました!

IBMのESと採用HPから考えるIBMの求めている人材

掲載開始日:2014年11月20日
最終更新日:2016年12月09日

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IBMはPCメーカーとしても有名でしたが、2000年代以後は企業向けソフトウェア開発に特化し、世界一のシェアを誇ったPC事業からは撤退しています。PC事業は中国や韓国など安い人件費で開発している企業に価格競争で勝つことができなくなることを見越して、企業向けのソフトウェアに特化することで成長を続けてきました。
 
IBM日本法人の採用では、戦略コンサルタント、営業、システムエンジニアなど業種によって分かれており、戦略コンサルタントが採用人数も少なく難関と言われています。戦略コンサルタントの働き方や求める人材については他企業についても同様なので、下記の企業を参考にしていただければと思います。
 
 
 
しかし、実際にコンサルティングの仕事を始めてみると、以前抱いたイメージとは異なる点も数々ありました。初めは医師のようだと想像していたコンサルタントですが、経験を積むに従い、医師とは違って簡単に薬を出したり治療法を示せたりするほど万能ではないことが分かりました。むしろ「お客様とともに悩み、一緒に治療法を探す役割」という方が近いかもしれません。もちろん、一緒に頭を抱えてしまっては仕事にならないので、お客様の一歩先で悩むよう心掛けていますが、その作業は案外泥臭いものでした。また、コンサルタントという仕事は、個人で価値を発揮するものだと思っていましたが、実際にはチームワークが極めて大事な仕事だと思うようになりました。プロジェクトという形で進められるコンサルティングの仕事は、まさにチームワークによって成り立っています。
 
数年前にトレーニングを担当した新入社員のメンバーに「コンサルタントに必要な要件は?」と聞くと、ほとんどが「ロジカルシンキング」、「顧客視点」といった回答を返してきました。確かにそれはコンサルタントの基本として必要ですし、入社時点でそれを認識していることは大変素晴らしいと思います。しかし、私はそれだけではないと感じています。現在の私であれば、「想像力」という要素を加えるでしょう。たとえば、プロジェクトの議事録をまとめる仕事一つをとってみても、目的や回覧される場所、誰が読むのかによって、内容は大きく変わります。さらに、お客様の発言の背景には、その上司や社長の意向があるかもしれません。このような「目に見えることの裏側にあるさまざまな状況」を想像できることが、ひいては質の高い仕事につながるのではないでしょうか。
 
IBM採用HPより一部引用)
 
上記で紹介したマッキンゼーやBCGの求める人材でも解説している通り、「ロジカルシンキング」や「顧客視点」というのはコンサルタントとして基本ではありますが、その基本をベースにさらにリーダーシップやチームの中で貢献する能力などが求められています。IBMの採用HPでも上記の通り、基本として求められるものに加えて「想像力」を必要な要件として挙げています。
 
プロジェクトとしてチームで顧客企業の課題を考え、顧客企業の人と一緒になって考える必要のあるコンサルタントとして求められている人材は下記のように考えられます。
 
①顧客の抱える課題を引き出し、解決の提案を行い、実際に顧客と解決まで実施できる人材
②顧客と時には顧客の現場担当者など価値観の異なるメンバーと協力して成果を上げることのできる人材
③顧客に対してよい変化を促し、顧客企業をよい方向に変えることのできる人材
④リーダーシップを持って顧客企業の抱える課題に対して取り組み、解決まで導ける人材
 
 

IBM設問

 
あなたがコンサルタントを志望する理由を記述してください。
 
あなたはIBMで何がしたいですか?ご自身の夢や目標を交えて、具体的に記述してください。
 
高校入学以降、複数人で何かに挑戦したことにより経験した困難や挫折について、それをどのように乗り越え、そこから何を学んだかを教えてください。
 
 

一つ目の設問

 
あなたがコンサルタントを志望する理由を記述してください。
 
IBMといった外資系のコンサルタントは離職率も高く、10年間も同じ企業にとどまることは非常にまれです。マッキンゼーの解説でも説明した通り、志望動機関連の質問については大枠から整理することが大事です。
 
①仕事を通じて成し遂げたいこと、やりたいこと
②きっかけとなる経験
③企業選びの軸と合致する業界
④複数ある業界の中でもなぜコンサルタントか
⑤コンサルタントの中でもIBMの理由
 
 
次に説明する二つ目の設問で、①が聞かれているので、ここでは②〜④について整理して話すことができればよいでしょう。下記の内定者のエントリーシートは学生時代のフットサルのチーム運営を通じて「技術やアイデアはあるがそれを生かしきれてない企業の可能性を共に引き出す事が出来るコンサルタントを志望しています」と繋げています。②のきっかけとなる経験を、学生時代の主体的な経験と結びつけて語るのは非常に重要なことです。
 
 
 

二つ目の設問

 
あなたはIBMで何がしたいですか?ご自身の夢や目標を交えて、具体的に記述してください。
 
ここでは一つ目の設問で紹介した①仕事を通じて成し遂げたいこと、やりたいことおよび⑤コンサルタントの中でもIBMの理由を語ることができれば、上記の一つ目の設問と合わせて志望動機で語らなくてはいけない全ての要素を話すことができるでしょう。業界の中でもなぜその会社かというには基本的には三つのアプローチしかなく、①業界内の特別なポジションから語る、②社風・企業理念から語る、③働く人で語るの三つから語るのがよいでしょう。詳細は下記コラムを参考にしてください。
 
 
 

三つ目の設問

 
高校入学以降、複数人で何かに挑戦したことにより経験した困難や挫折について、それをどのように乗り越え、そこから何を学んだかを教えてください。
 
上記の働き方で解説されていた通り、コンサルタントというと個人で進める仕事のような気がしますが、実際は多くの自社内のチームメンバーや顧客先企業とともにプロジェクトを組成する必要があります。そのため個人として成果を上げることは大前提として、いかにチームに貢献することができるかやリーダーシップをどのように発揮する人材かが大きく問われています。上記で紹介したIBMが求める人材を理解した上で、どの学生時代のエピソードを選べば高く評価されるのか考えてみてください。
 
①顧客の抱える課題を引き出し、解決の提案を行い、実際に顧客と解決まで実施できる人材
②顧客と時には顧客の現場担当者など価値観の異なるメンバーと協力して成果を上げることのできる人材
③顧客に対してよい変化を促し、顧客企業をよい方向に変えることのできる人材
④リーダーシップを持って顧客企業の抱える課題に対して取り組み、解決まで導ける人材
 
 

最後に

 
多くの学生が、「試験のために勉強をした」、「レギュラーを取るために必死に練習した」といった個人で努力した経験員フォーカスをあてて話をしてしまいがちです。一方で企業側が求めている能力は、個人で成果を挙げられるのは当然として、その上でチームにどのように貢献できるのかという部分で。下記のコラムは人気企業の内定者に共通する自己PRの内容をパターン化したものを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
 
 
また、IBMに関する記事などは「IBM企業研究」にまとめてあるのでこちらもご覧いただければと思います。
 
 

credit: Patrick H~ via FindCC

【参考】IBMの内定者の回答(志望理由)

 

あなたがIBMを志望する理由は何ですか。IBMのビジネス内容に触れ、具体的に記述してください。 (全角 500 文字以内)

    私が御社を志望する理由は2つあります。1つ目はIT業界の大手である御社の成長ノウハウを勉強し、自己成長に繋げたいからです。「凡人は経験に学び、賢人は歴史に学ぶ。」という言葉がある様に、御社がこれまで成長してきたプロセスやノウハウを学ぶ事で私自身の成長に繋がると考えます。2つ目はお客様が抱えている億単位の課題に対するソリューションを提案できる機会が多いと考えたからです。私は御社がお客様に提供している商品であれば、これが実現可能だと私は考えました。私がこの様に考えたのは、高校時代のアメフト部の主将を務めた経験が関係しています。責任ある立場でチームメイトを動かし、試合に勝つ。「私自身の役割を全うし、プロセスを経て、結果を出す」という一連の流れに私は非常に快感を覚えています。この一連の流れをビジネスというフィールドで経験できる機会に恵まれているのが御社だと考えます。以上2点が私が御社を志望する理由になります。


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