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マッキンゼーのESから考えるマッキンゼーが求める人材

マッキンゼーのESから考えるマッキンゼーが求める人材

掲載開始日:2014年09月30日
最終更新日:2016年12月09日

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人材輩出企業として有名なマッキンゼー、外資系コンサルというハードルの高さから上位校の学生の間でも自分に自信のある学生しか受けないといった印象がある企業です。選考スケジュールも非常に早く、3年生の10月には本エントリーが開始される場合が多いです。
 
さてマッキンゼーについては、元採用担当者の伊賀泰代氏が「採用基準」という本を書いています。この本を読めば、マッキンゼーという会社だけでなく、特にトップ企業がどのような人材を採用したいと考えているのか、よくわかる内容になっていますのでぜひ読みましょう。
 
 

 
なお、マッキンゼーを含む外資系コンサルの内定者・通過者のエントリーシートは無料会員登録することで、お読みいただけます。マッキンゼーのエントリーシートはこちらから。
 
 
 

マッキンゼー設問

 
職歴の中で、特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入ください。(二つ記入)
マッキンゼーに入社後5年間のキャリア目標についてご記入ください。
長期のキャリア目標(10年程度先の将来において達成したいこと)についてご記入ください。
コンサルタントになりたいと思う理由についてご記入ください。
マッキンゼーに入りたいと思う理由についてご記入ください。
ご自身の強みについてご記入ください。
 
 

一つ目の設問

 
職歴の中で、特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入ください。(二つ記入)
 
採用基準にも書かれているが、マッキンゼーという会社では何よりも「リーダーシップ」というものが重視されて、採用活動が行われています。
 
今の時代、「これが正しい答えです」と書かれた紙(提案書)に多額のフィーを払う企業は存在しません。顧客の企業価値向上を実現するには、解決策を検討する段階から組織の中に入り込んで現場スタッフの信頼を獲得し、最終的な提案内容についても、さまざまな部署と調整しながら、組織のルーチンに落とし込んでいく必要があります。そしてどんな分野にせよ、既存のやり方を変えるには、協力なリーダーシップが必要とされます。現実に問題を解決するのは、問題解決スキルではなくリーダーシップなのです。
(採用基準P64より一部引用)
 
特に戦略コンサルティングの仕事では、部外者の立場から経営に関わる問題についてアドバイスする必要があるため、求められるクオリティは必然的に高くなります。また外部の立場から、実のある提案を行う上では、現場の担当者やスタッフと信頼してもらい、そこで得た生の情報から提案に落とし込むことが必要です。
 
総合商社においてもリーダーシップ経験についてはよく問われますが、総合商社でも外資系コンサルと同様に、投資先の企業に対して、出向者などの立場からこれまで関係の薄かった企業に対して問題解決の提案と実行を行うのがメインの仕事になりつつあります。20代後半、30代のうちから投資先企業の役職者として出向することも多く、そこで問われるのは強いリーダーシップであったりします。
 
学生時代の経験でも、部活動の新入社員が減ってしまった、新規に立ち上げたばかりのゼミでノウハウがないなどの中から手探りで、問題を解決してきた経験がある人がいると思います。そういった経験の中で重要なのは、綺麗な戦略を描いて提案書にまとめることよりも、成果をあげるための施策を他の人の協力を得ながら一つ一つ実施していくことにあるでしょう。
 
 

二つ目〜五つ目の設問

 

マッキンゼーに入社後5年間のキャリア目標についてご記入ください。
長期のキャリア目標(10年程度先の将来において達成したいこと)についてご記入ください。
コンサルタントになりたいと思う理由についてご記入ください。
マッキンゼーに入りたいと思う理由についてご記入ください。
 
二つ目〜五つ目の質問はいわゆる志望動機関連の設問です。外資系のコンサルティング会社では何十年も同じ会社にとどまる人は少なく、数年から10数年程度で多くの人がつとめた企業をやめ、ベンチャーキャピタルや大手企業へ転職したり、自分自身で起業するなど次のキャリアを歩むケースが多いと感じています。私の知り合いの外資系コンサル出身者は、起業が3名、総合商社への転職が2名といった感じです。
 
採用基準の中でも、「将来のリーダーを採用したい」ということが書かれており、マッキンゼーという組織を卒業した後、次の組織で活躍するリーダーを採用したいと書いてあります。
 
上記のような志望動機を整理する上では、大枠から整理していくと説得力のある内容になるでしょう。なお、志望動機の書き方については、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
 
 
①一番大きな枠
 
長期のキャリア目標(10年程度先の将来において達成したいこと)についてご記入ください。
 
ここではマッキンゼーという会社の枠にとらわれず、リーダーとして社会の中でどのようなことを成し遂げたいのかを書きましょう。内定者や通過者もかなり自由に、「新しい教育モデルを確立したい」などコンサルティングという業務にとらわれずに自分自身が解決したい課題について書いています。
 
 
 
②二番目に大きな枠
 
コンサルタントになりたいと思う理由についてご記入ください。
 
ここについては上記であげた長期のキャリア目標を達成する上で、なぜコンサルタントという仕事なのかについて書きましょう。例えば、上記のような「新しい教育モデルを確立したい」という思いがあるのであれば、それこそベネッセや塾産業といった教育関連の企業への就職でも達成できるでしょう。そこを敢えて外資系コンサルに就職したいのはどうしてか、他の業界と比較して何に惹かれたのか説明できるようにしておきましょう。
 
 
③三番目に大きな枠
 
マッキンゼーに入りたいと思う理由についてご記入ください。
 
ここについては、②で説明したコンサルティング会社の中でもなぜマッキンゼーという会社に入りたいのか、同業他社の中でもなぜこの会社を志望するのかという点を書きましょう。この設問を難しく考えすぎてしまう人が多くいますが、基本的には、「業界内の特別なポジションから説明する」か「社風・企業理念から説明する」か「働く人から説明する」かの三つのアプローチが基本になります。この点については、下記のコラムに詳しく書いていますので、参考にしてください。
 
 
 
④四番目に大きな枠
 
マッキンゼーに入社後5年間のキャリア目標についてご記入ください。
 
ここでは、①で答えた10数年後のキャリア目標に繋がるように、入社後5年間でどのようなことを行うのかを書きましょう。しっかりとコンサルティングという仕事内容を理解した上で、長期のキャリア目標に繋がるキャリアプランを示すことが大事になります。なお、通過者・内定者の回答を見ていると、5年間で既に転職を示すキャリアパスを示している人もいるため、必ずしも5年間はつとめる前提で書く必要があるわけではないと思われます。
 
 

六つ目の設問

 
ご自身の強みについてご記入ください。
 
ここでは、リーダーシップをどのように発揮しているのかがわかるような書き方をすると相手にも伝わりやすいように思います。リーダーシップとはいってもその発揮の仕方は様々で、とにかく人に好かれて応援してもらえるタイプのリーダーもいれば、誰よりも努力することで信頼関係を構築するタイプのリーダーもいれば、一人一人の意見を集約して調整するタイプのが得意なタイプのリーダーもいるでしょう。自分自身がどのように組織と関わり、どのようにリーダーシップを発揮しているのかという点について書いてみるといいのではないでしょうか。
 
 

最後に

 
いかがでしたでしょうか。シンプルなエントリーシートの設問になっていますが、その裏には業務内容に基づいた欲しい人材の定義があり、その定義に基づいてエントリーシートの設問が作られているのがよくわかると思います。特に今回紹介した「採用基準」については、外資・日系含めたトップ企業の総合職を目指す学生にとって示唆に富んだ内容になっています。普段の生活においても、リーダーシップを意識する機会になると思いますので、ぜひ手に取って読んでみてください。
 
 

 

【参考】マッキンゼー内定者の回答(5年間のキャリア目標)

マッキンゼーに入社後5年間のキャリア目標についてご記入ください。(100字)

問題解決力、プレゼン能力等の「スキル」だけでなく、成果に対する貪欲な姿勢等といった「マインドセット」をしっかり身に着け、チーム及び顧客に技術、意識の両方から価値を提供するコンサルタントを目指します。


credit: !/_PeacePlusOne via FindCC

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