「外資メーカー内定」のためにTOEICは何点必要?求められる英語力を分かりやすく解説
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最終更新日:2022年05月18日
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外資メーカーの内定を獲得するためには高い英語力が必要なことは多くの方が理解していると思います。
故に、外資メーカーを志望する上で海外経験の無い方、いわゆる純ジャパの方にとっては英語に関してより不安に感じやすいと思います。
また、英語が得意な帰国子女をはじめとするの方々も、外資メーカーの選考においてどのレベルの英語力が求められるのかを明確に理解されている方は少ないのではないでしょうか。
本記事は、外資メーカーを志望されている読者の方々が気になるであろう「外資メーカーに内定するにはどれくらいの英語力が必要なの?」といった疑問にお答えする内容になっていますので、最後まで読んで頂けると幸いです。
外資メーカーの内定にはTOEICの点数は何点必要?
外資メーカーに内定するためにはTOEICの点数は何点必要で、点数保持は必須なのでしょうか?
結論から言うと、「外資メーカー内定のためにTOEICの点数は必須ではないが、高い点数を持つに越したことはない」という回答になります。
外資メーカーをはじめ、大概の企業では企業側が志願者の英語力をチェックするためにエントリーシートにTOEICの点数を記載する欄が設けてあります。TOEICの試験において、高い点数を獲得できれば、その欄を高い点数で埋めることができるので、他の就活生との差別化を図ることが可能になります。
ですが、TOEICの点数アップを第一優先にすることは本末転倒です。なぜなら、就職活動ではエントリーシート対策から面接対策までやるべきことが沢山あるからです。先ほど「高い点数を持つことに越したことはない」と述べたのは、この理由からです。
むしろ外資メーカーでは選考フローにおいて英語力をチェックされる場合が多いので、各選考フローを突破できるように対策を積んでいくことが有効だと思われます。
ただし、後述しますが、TOEICの点数をエントリー時の足切りの材料として活用している企業があることは認識しておいた方が良いです。つまり、「TOEICの点数は何点取ればいい?」という質問に対する回答は、「エントリー時の足切り以上の点数を獲得すれば最低限OK」ということになります。
TOEICの点数が無いとエントリーできないってホント?
上述したように、外資メーカーの中には一定以上のTOEIC並びに外部英語試験の点数取得をエントリー時の条件にしている企業が存在します。その企業の一例が、世界を代表する消費財メーカーのユニリーバです。
その点数は何点なのでしょうか。下記はユニリーバの採用ホームページに記載されているものです。
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上記のように、ユニリーバを志望されている方はいくら英語が得意だとしても、上記のTOEICの点数やその他試験において一定以上の点数を取得しなければなりません。
故に、自分の英語力を証明する試験の点数を保持されていない方は早めに受験し、準備するようにしましょう。また、TOEICをはじめとする英語試験の点数保持が必須かどうかは企業によって異なりますので、入念にチェックするようにしてください。
外資メーカーの選考フローで求められる英語力
外資メーカーでは、選考フローで英語を用いることが多々あり、その選考フローの中で応募者の英語力を確認されています。特にWebテストや面接において英語力がチェックされていることが多いです。まずWebテストを見ていきましょう。
Webテスト
内定者レポートによると多くの外資メーカーの選考フローでWebテストが設けられており、英語が出題されたとの報告を受けています。
unistyleに寄せられた本選考レポートを基にWebテストで英語を出題する企業をまとめてみました。
●対象企業:外資系メーカー
●対象のレポート:unistyle上にある本選考レポート(合計56枚)
●集計期間:2017年7月~2019年11月
出題企業一覧
上述企業のテストレベルはどの程度なのでしょうか。本記事ではP&Gを例に取り上げます。以下はP&G本選考レポートの抜粋です。
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面接
外資メーカーの面接では、面接が英語で行われることがあります。unistyleに寄せられた本選考・インターンレポートでは、日本ロレアルやP&Gにおいて英語面接が課されることが確認されています。
英語面接ではどのような基準が設けられているのでしょうか。以下はP&Gの採用ホームページに記載されているものです。
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上記の重要なポイントは、英語でコミュニケーションを取れるかどうかが重要視されているということです。
仮にTOEICで900点以上のスコアを取得していたとしても、話す、聞くといった英語の能力を保持していなければ、選考突破は難しいと思われます。
英語で「聞く」・「話す」といったコミュニケーションができるように対策をしましょう。
→こちらの記事では基本的な面接対策について網羅的に紹介しています。本記事とあわせて確認し、面接選考突破に活かしてもらえればと思います。
最後に
外資メーカーは日系企業とは異なり、入社後に仕事で英語を使う機会が多いため、選考フローにて英語力を判断しているのだと思われます。
外資メーカーに内定するためには、これまで述べてきたように、TOEICのスコア取得のための学習に留まらず、英語でコミュニケーションをとることができるような学習が望ましいと思われます。
また、英語のスキルは数ある評価指標の一つに過ぎず、高い英語力のみで内定を獲得出来るわけではないので、自己分析や企業研究をはじめとした対策を疎かにしないようにしましょう。
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